<あらすじ>
神保智美(伊藤蘭)はイタリアの食材の輸入販売業者を営む経営者。元商社マンで現副社長の夫・神保公司(中村雅俊)と二人三脚で着実に事業を拡大している。ある夜、結婚25周年を迎えた二人を祝うパーティが催されていた。夫婦円満の秘訣を聞かれた公司は「信頼すること」、そして智美は「隠し事をしないこと」と答える。そんな二人に、そのパーティの会場であり、二人の会社の取引先であるリストランテ・ハナワのオーナー、花輪亜希子(東風万智子)が25年もののビンテージワインをプレゼントする。二人の会社「JKエンタープライズ」は商社時代に培った公司の商売センスと智美の機転の早さで、順調に業績を伸ばしていた。
ある日、会社に公司宛ての不気味な郵便物が届く。差出人の名前はない。中にはどこかの山地を撮った航空写真。智美は不思議に思うが、写真を目にした公司は何かを感じた様子だったが、たちの悪いいたずらだ、とごまかした。数日後、JKエンタープライズに、柄の悪い男・後藤研人(榊原利彦)が訪ねてくる。後藤は「折り入った話がある」と公司とともに個室で話し込む。それから、後藤はJKエンタープライズの取引先に押しかけたり、強引にマージンを取るなど嫌がらせを始める。それを甘んじて受け入れる公司。智美が公司に相談しても公司は「昔の知り合いだから…」と言葉を濁す。そして二人のもとにはまた不気味な茶封筒が届いていた。その封筒には一枚ずつ航空写真が入っており、組み合わせるととある峠の風景が浮かび上がった。最後の4通目の封筒が届いた夜、公司は姿を消した…。
懸命に公司を探す智美だが、公司からの連絡はない。送られてきた写真に写っていた峠の手がかりを探しに旅行会社の編集をしている後輩・岩田良(宇梶剛士)のもとを訪れる。場所は特定できたものの、写真の謎は解けないまま数日が経過したある日、街中で偶然目にしたのは、送られてきたものと同じ例の写真。その写真の下には白木貴志(野村宏伸)の名前があった。智美は岩田と共に白木に会いに行く。さらに智美は峠について調べ始める。そして、偶然にも、その峠で起こったとある殺人事件にたどり着く。殺されたのはあの、後藤だった。長い間連れ添った、愛する夫に対して初めて芽生えた疑いの気持ちと夫の無事を案ずる気持ちの狭間で揺れながら、智美は…
(金曜プレステージ公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……。
神保智美はイタリア食材の輸入販売業「JKエンタープライズ」の経営者である。
そして、元商社マンで夫の神保公司は副社長として智美を支えている。
社員たちも一致団結しており、1年前の経営危機を公司の機転で乗り越えてからは事業は順調。
全てにおいて順風満帆であった。
そんなある夜、智美と公司の結婚25周年がやって来た。
其処で社を上げて、2人を祝うパーティーが催されることに。
社の重要な取引先の1つであるリストランテ・ハナワのオーナーで花輪亜希子もお祝いに駆け付ける中、夫婦円満の秘訣を尋ねられた公司と智美。
公司は「信頼すること」、智美は「隠し事をしないこと」と答える。
まさに、智美にとって絶頂の日であった。
ところが、此処から波乱の影が忍び寄る。
ある日を境に公司宛てに不気味な郵便物が届くようになったのだ。
其処に差出人の名前はない。
中身はどこかの山地を撮った航空写真である。
困惑するだけの智美。
だが、写真を目にした公司は恐れ戦く。
その数日後、さらなる波乱が。
「JKエンタープライズ」に後藤研人が訪ねて来たのだ。
後藤は公司と何やら話し込むと、大笑いしながら傍若無人な態度を取り始める。
これを公司は咎め立てようともしない。
以来、後藤はたびたび「JKエンタープライズ」を訪れては問題行動を繰り返すようになった。
だが、公司はこれを黙認する。
社内で公司への不満が募って行く……。
この間にも、例の差出人不明の郵便は届き続けた。
郵便には1枚ずつ写真が同封されており、組み合わせると峠の風景が浮かび上がる。
そして、最後の4通目の封筒が届いた夜、公司は姿を消してしまう。
消えた公司を懸命に探す智美。
しかし、公司は見つからない。
困り果てた智美は、後輩で旅行会社の編集をしている岩田良に協力を求める。
例の写真の場所を突き止めようとしたのだ。
すると、その場所が富山と長野の県境にある「うずまき峠」だと判明する。
しかし、それで捜索が進展するワケでもない……。
そんな中、智美は偶然にも街中で送り付けられた写真と寸分違わぬ「うずまき峠」の写真を目撃する。
それは写真家の白木貴志による物。
智美は岩田と共に白木に会いに行くことに。
しかし、白木には特に覚えはないらしい。
そんな中、あの後藤が「うずまき峠」で死体となって発見される。
両手両足を拘束され、猿轡まで噛まされた状態で崖の上から投げ捨てられたようだ。
不安を覚える智美のもとへ、長野県警の片岡刑事と中島刑事がやって来る。
彼らは公司が後藤に脅迫されていたらしいと知り、公司の犯行を疑っていた。
しかし、智美は公司を信じようと決める。
居ても立っても居られなくなった智美は岩田と共に「うずまき峠」へ。
すると、その場所で芝原洋三なる老人の遺体が9月半ばに発見されたことを知ることに。
どうやら、芝原老人は8月27日に殺害され埋められたようである。
地元では同じ日に通報があった「血塗れ男」の目撃談と共に怯えられていた。
その8月27日、公司もまた木曽路にある「うずまき峠」付近の信州ワイナリー見学に出向いていた。
しかも、リストランテ・ハナワのオーナーである亜希子と共にだ。
さらに「JKエンタープライズ」の部下から新事実が発覚する。
1年前の経営危機を乗り切った公司の秘策、これこそ何処からともなく入手した3000万円だったのだが、これが亜希子の出資だったことが分かったのだ。
どうやら、公司と亜希子は普通の関係では無かったらしい。
亜希子に事実を問い詰めようとする智美。
ところが、当の亜希子も3日前から消息不明になっていた。
その翌日、後藤と同じように亜希子もが両手両足拘束、猿轡の状態で谷底から死体で発見されることに。
後藤と亜希子は何者かに殺害されたに違いない。
だとすれば、公司もまた……。
智美は片岡刑事たちにこれまで調べた情報を伝える。
すると、やはり亜希子のもとにも公司と同じ郵便物が届いていたことが判明する。
その夜、帰宅する智美は覆面男の襲撃を受ける。
なんとか逃げることに成功する智美。
其処へ遅れて岩田が駆け付ける。
岩田は「犯人の顔を見ましたか?」と智美に尋ねるが、覆面越しでは分かる筈もない。
再度、「うずまき峠」への訪問を決める智美。
これに岩田は同行を約束するのだが……翌日から姿を消してしまう。
矢先、岩田までもが8月27日に木曽路を取材で訪れていたことが判明する。
此処に智美は岩田へ疑惑の目を向ける。
もしかして、昨晩の覆面男こそ岩田では無かったか。
犯人の顔を見たか尋ねたのは、岩田と気付いたか確認する為では無かったか。
岩田を信じて良いものか判断が着かなくなった智美は1人で木曽路へ向かうことに。
岩田の取材先を調べて回る智美。
すると、地元のコンビニが8月27日に目出し帽を被った強盗に襲われていたことが明らかになる。
そんな中、岩田までもが殺害されてしまうことに。
亜希子や後藤同様の方法であった。
しかも、岩田の所持品からも例の写真が発見されたのだ。
どうやら、岩田も何者かに脅迫されていたようである。
直後、智美は宿泊した旅館の主人から意外な情報を耳にする。
8月27日、白木もまた木曽路に滞在していたらしい。
しかも、その1週間後に負傷し血塗れの白木が保護されていたのだ。
白木は峠の沢に滑落したと語っていたようだが……。
白木について調べ始めた智美。
すると、白木がカメラを捨てていたことが分かる。
白木は保護された時点で左目を失明していた。
両目が揃わなければ遠近感が失われる。
これにより写真家生命を奪われていたのである。
何かを悟った智美はうずまき峠に足を運ぶ。
すると……其処に白木は居た。
白木はすべての真相を明かし始める。
8月27日、秘境写真を撮影した帰り道、白木は道に迷ってしまった。
何とか人里まで降りたところ、コンビニ強盗を終えたばかりの後藤と出くわしてしまう。
後藤は白木に素顔を見られたことから、これを殺害しようとする。
後藤から暴行を受け、うずまき峠に運ばれた白木。
後藤は白木を殺害する場所を探す為に、一旦その場を外した。
白木は必死に逃げようと足を動かした。
しかし、距離は稼げない。
其処に1台の車がやって来た。
必死に助けを求める白木。
だが、運転手は白木を見るや逃げ出してしまった。
この運転手こそが岩田だったのだ。
これにより逃げ切れなかった白木は後藤に捕まり、崖から突き落とされた。
すると、崖下には先客が横たわっていた。
芝原だ。
虫の息の芝原は必死に起こった出来事を白木に伝える。
どうやら、自然保護区に立ち入った公司と亜希子を注意したところ、2人に突き落とされたらしい。
白木の目の前で芝原は息を引き取ってしまう。
芝原の無念を察した白木。
彼にとって、芝原の死は他人事では無かった。
今まさにある危機だったのだ。
白木は芝原の無念を晴らすことを約束し、生き抜くべく必死に歩いた。
そして、旅館の主人に救われるまで戦ったのだ。
左目を失明した白木は写真家生命を断たれた。
さらに、芝原の復讐もせねばならない。
其処で、白木は復讐対象を調べ始めた。
まず、後藤は運転していた軽トラのナンバーを覚えており、これを特定。
さらに、芝原の遺したカメラに公司と亜希子の姿があり、これも特定。
岩田は智美と共に展覧会を訪れたことで特定出来たのだそうだ。
そして、1人ずつ復讐して行った。
智美を襲撃したのも真相を暴露されることを怖れた白木の犯行であった。
さらに、白木によれば、公司には1番最初に復讐したらしい。
すべてを智美に伝えた白木は自らの身体にナイフを突き立て死亡する。
其処に片岡刑事らがやって来る。
彼らはある情報を抱えていた。
公司は谷底に突き落とされながらも生きていたのだ。
今は保護され病院に居ると言う。
病院で横たわる公司のもとに智美が駆け付ける。
意識を無くし無言で眠り続ける公司は、智美宛に手紙を残していた。
其処には事の真相が公司の視点で綴られていた。
亜希子に誘われた公司は立入禁止区域に足を踏み入れた。
ところが、これを芝原に目撃されてしまう。
芝原は立入禁止区域に侵入した公司と亜希子を批難した。
さらに、その場で2人の写真を撮影し通報すると主張したのだ。
これに亜希子が激怒した。
亜希子は芝原と揉み合った末に、彼を谷底に突き落としてしまう。
助けを呼ぼうと提案する公司だが亜希子は反対する。
最終的に、亜希子が3000万円を支払うことで黙認することになったのである。
しかし、後藤にこの現場を目撃されていた。
これにより、後藤から脅迫されることとなったのである。
公司は「君に隠し事をした、すまない」と何度も詫びの言葉を綴っていた。
これを目にして泣きじゃくる智美。
その目の前で、まるで自身のメッセージが智美に伝わったことを確認したかのように公司は息を引き取るのであった。
数ヶ月後、事件の舞台となった「うずまき峠」に花束を抱えた智美の姿があった。
彼女が愛した夫はもう居ない―――エンド。
<感想>
ドラマ原作は森村誠一先生『流氷の夜会』(徳間書店刊)。
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では、ドラマ版の感想を!!
なんとなく古き良き2サスを思い起こさせる作りでしたね。
「火曜サスペンス劇場」はこんな感じでした。
それにしても、全ては白木の無理心中だったのかなぁ。
なんとなくそんな気がする。
どう考えても復讐対象は後藤ぐらいだし。
これは車のナンバーまで覚えていたから白木が告発することも出来た。
ただ、白木の立場としてはコンビニ強盗と殺人未遂の罪では許せないだろうから復讐も頷けるだろう。
それだけ、後藤は極悪過ぎた。
しかし、芝原の件は写真との動かぬ証拠もあるし告発出来た筈。
むしろ、白木がカメラを持ち去ってしまったことで、その間の公司と亜希子は罪を逃れていたワケだし。
これに関しては告発すれば亜希子の殺人は明らかで、社会的地位もある公司たちにはこちらの方がより制裁になった筈なのになぁ。
さらに、岩田は殺されるほどかと言うと……。
確かに、彼が見捨てたことで白木は後藤に捕まった。
恨む気持ちも自然だ。
とはいえ、夜中に道路の真ん中からふらふらと血塗れの男が出て来たら怖いのは事実。
最初は「助けよう」と思うだろうが、すぐに「待てよ」と考えるのも自然。
なにしろ、乗車させた途端に相手がカージャックに豹変する恐れもあるし。
加えて、岩田は直後に「血塗れ男」について通報しているワケだからなぁ……。
岩田に非があるとすれば、白木を置いてその場を逃げたことか。
車から動かず、後藤を牽制しつつあの場で通報すれば良かったのか。
いや、それが後藤相手に可能かなぁ……。
白木と一緒に谷底へ転がされそうな気がする。
確かに白木の立場では恨むだろうけど、岩田の立場では無理からんことなんだよなぁ。
だからこそ、白木も岩田が自分を憶えているかどうか試したのだろうか。
憶えていて謝罪すれば許すつもりだったのだろうか。
こればかりは難しいなぁ……。
岩田が智美を助けようとした勇気を、あの時点で発揮していれば……。
いや、智美にあれだけ親身になったのも白木を置き去りにしたことの反省があったからなのかもしれない。
やっぱり、白木の無理心中のような印象。
写真家生命を断たれた白木にとって、生きながらにして死亡したも同じ。
其処で芝原と自身の怨念を増幅させて復讐したのかもしれない。
ちなみに、岩田は純粋に公司の心配をしていたことが判明。
たぶん、岩田が8月27日に怯えていたのは死亡した芝原を白木と勘違いしたからだと思う。
でないと、あそこまで岩田が怯える必要が生じなくなる。
逃げたから芝原が殺された―――岩田的にはそう考えていたのではないだろうか。
だから、白木を見ても気付かなかった。
何しろ、岩田にとってあの時見捨てた人間は既に死んでいると思い込んでいれば、目の前の白木が当人だとは思うまい。
それ故に、罪の意識を感じていたのかもしれない。
そして、気になったのは谷底に突き落とされた公司がどうやって拘束を解いたのか。
他の3人(後藤、亜希子、岩田)は拘束を解けなかったのに。
何か理由があるのだろうか。
そう言えば、ラストで入院していた公司は何故、緊急治療室ではなく2人部屋に居たのか。
もう諦められていたのだろうか。
それと、終盤は良かったけど、序盤から中盤にかけてシリアス展開に反して剽軽な音楽が合致してなかったのも気にかかった。
此処で総評。
冒頭でも述べたけど、全体的に古き良き2サスを思い起こさせる作品でした。
これはこれでなかなかだと思います。
<キャスト>
伊藤蘭
中村雅俊
宇梶剛士
野村宏伸
東風万智子 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)
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・「アタミステリー紀行2010」結果が発表される
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・アタミステリーへの誘い……
(アタミステリー紀行2009について触れた過去記事です)
【その他】
・知ってましたか?森村誠一先生『人間の証明』が韓流ドラマに!!その名も『ロイヤルファミリー』!!
・森村誠一先生「義仲・巴ネットワークフォーラム・イン・富山」にて講演
・クリスマス(12月24日)の森村誠一さん!!
(「森村誠一 謎の奥の細道をたどる」についての過去記事です)
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