2014年07月28日

『マスカレード・ホテル』に続編登場!!東野圭吾先生『マスカレード・イブ』(集英社刊)に注目せよ!!

『マスカレード・ホテル』と言えば―――東野圭吾先生の長編作品にして次のような物語。

刑事の新田が捜査の為にホテルに従業員として潜入。
其処で指導役のフロントクラーク・山岸と出会う。
当初こそ互いの仕事の矜持で衝突する2人。
だが、やがて理解し合い、最終的には事件解決に至るとの物語。
過去にはネタバレ書評(レビュー)してますね。

『マスカレード・ホテル』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

さらに『マスカレード・ホテル』は『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表』(講談社刊)にて5位に選ばれた人気作でもあります。

『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表』(東野圭吾作家生活25周年祭り実行委員会編、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

ちなみに、作中の舞台とされたホテル名「ホテルコルテシア東京」。
実はモデルがあるそうで、そのモデルが日本橋にある「ロイヤルパークホテル」さん。
この「ロイヤルパークホテル」さんでは『マスカレード・ホテル』の世界をリアルに体験できるイベントが行われたりもしました。

東野圭吾先生『マスカレード・ホテル』の世界を体験!?リアル謎解きイベントが登場!!

このように、そのタイトル「マスク」に相応しく虚構と現実が入り乱れ虚虚実実の世界を織り成している点も本作の魅力の1つでもあるワケですが、そんな本作がシリーズ化されることが明らかになりました。
すなわち、続編の登場です。

その続編タイトルは『マスカレード・イブ』!!
気になるあらすじは次の通り。

<あらすじ>

ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク山岸尚美と、警視庁捜査一課の新田浩介。『マスカレード・ホテル』で二人が出会う前、大学教授殺人事件の真相とは!? 新シリーズ第2弾!!
(集英社公式HPより)


ちょっと、あらすじだと分かりにくいかもしれませんが、集英社さんの特設サイトを確認したところ『マスカレード・イブ』は短編集の様子。
また、『マスカレード・ホテル』それ自体が『小説すばる』誌上での連載作品だったのですが、『マスカレード・イブ』もこれまでに同誌で掲載された読切作品を1冊にまとめたものになるようです。

確認出来る収録作は次の3作品。

『それぞれの仮面』(『小説すばる』2013年2月号掲載)
『ルーキー登場』(『小説すばる』2013年7月号掲載)
『仮面と覆面』(『小説すばる』2014年2月号掲載)

このうち、『ルーキー登場』と『仮面と覆面』は過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
『ルーキー登場』は新田の過去エピソード、『仮面と覆面』は山岸の過去エピソードとなっています。

『ルーキー登場』(東野圭吾著、集英社刊『小説すばる 2013年7月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『仮面と覆面』(東野圭吾著、集英社刊『小説すばる 2014年2月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

気になるのは、これに書下ろしが加わるのか否か。
そして、未読の『それぞれの仮面』の内容。

さらに、特設サイトによると『マスカレード・ホテル』と『マスカレード・イブ』の2冊を読むことで仕掛けが分かる『マスカレード』シリーズ応募キャンペーンも実施中とか。
どうやら、暗号を解くと全6文字が浮かび上がるらしい。
これを応募すると豪華賞品ゲットのチャンスが!!
ちなみに『マスカレード・ホテル』の1文字目は「か」だそうです。
これは……もしかすると「かめん」なのかな。
だとすると6文字は「かめんのよる」とか、ありそうだなぁ……。
予想通りかどうか確認しなければ!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおお。
その為にも『マスカレード・イブ』読みたいぞ!!

そんな『マスカレード・イブ』。
発売予定は2014年8月21日とのこと、見逃すな!!

ちなみに東野圭吾先生と言えばその著作『白銀ジャック』のドラマが2014年8月2日(土)にテレビ朝日さんで放送。

『白銀ジャック』(東野圭吾著、実業之日本社刊)ネタバレ書評(レビュー)

さらに『天空の蜂』も2015年に映画公開予定とのこと。
こちらも見逃すな!!

『天空の蜂』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

東野圭吾先生『天空の蜂』(講談社刊)が映画化されるとのこと!!

2014年9月3日追記

『マスカレード・イブ』ネタバレ書評(レビュー)を追加しました。
また『マスカレード・イブ』の『マスカレード』シリーズ応募キャンペーンの暗号も解読完了です。
詳細は当該記事となる下記リンクよりどうぞ!!

『マスカレード・イブ』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

追記終わり


◆関連過去記事
【東野圭吾先生原作ドラマ関連】
金曜プレステージ「東野圭吾3週連続スペシャル 11文字の殺人 あの日恋人はなぜ殺されたのか?無人島より殺意を込めて…11文字に込められた悲しき殺意!クルーズツアーで何が起きたのか?」(6月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「東野圭吾・3週連続スペシャル第二弾!“ブルータスの心臓” 完全犯罪殺人リレー バトンは死体!大阪〜名古屋〜東京をつなぐトリックと殺意!悪女に翻弄されるエリート研究者の運命は!?」(6月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「東野圭吾・3週連続スペシャル第三弾!“回廊亭殺人事件” 最愛の恋人を殺され復讐の鬼と化した女…整形で顔を変え巨額遺産をめぐり欲望渦巻く一族に潜入!愛を奪った犯人は誰なのか?」(6月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ 東野圭吾スペシャル 探偵倶楽部「大ヒット原作ドラマ化!名探偵最強コンビ誕生!大物社長突然の失踪に隠されたセレブ一族の醜い骨肉の争い…消える死体…驚愕密室トリックを暴け!」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「流星の絆」(TBS系、2008年)

土曜ドラマスペシャル「使命と魂のリミット(前編) 病院に届く謎の脅迫状…犯人の狙いは?」(11月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマスペシャル「使命と魂のリミット(後編) 極限状況の大手術!結末に待つものは?」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

日曜洋画劇場「特別企画 ミステリースペシャル さまよう刃 地上波初!娘を奪われた父の復讐 電話が告げる真犯人!衝撃の結末」(8月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」(フジテレビ系、2012年)まとめ

【東野圭吾先生著作ネタバレ書評(レビュー)】
「探偵倶楽部」(東野圭吾著、角川書店刊)

「白夜行」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「幻夜」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「殺意取扱説明書(毒笑小説より)」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「夜明けの街で」(東野圭吾著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

「11文字の殺人」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「ブルータスの心臓」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「回廊亭殺人事件」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「ゲームの名は誘拐」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『秘密』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『犯人のいない殺人の夜』(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『使命と魂のリミット』(東野圭吾著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『分身』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『プラチナデータ』(東野圭吾著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『怪しい人びと』(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『あの頃の誰か』(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『さまよう刃』(東野圭吾著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

『白銀ジャック』(東野圭吾著、実業之日本社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『天空の蜂』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表』(東野圭吾作家生活25周年祭り実行委員会編、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【マスカレード・ホテルシリーズ】
『マスカレード・ホテル』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『マスカレード・イブ』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【探偵ガリレオシリーズ】
容疑者Xの献身(文春文庫版)&映画版

『聖女の救済』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「真夏の方程式」(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『虚像の道化師 ガリレオ7』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『禁断の魔術 ガリレオ8』(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

2夜連続ガリレオSP「ドラマレジェンド ガリレオエピソードΦ」(12月28日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

「ガリレオ」(フジテレビ系、2013年)まとめ

土曜プレミアム「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ 殺人犯移送の裏に隠された危険な罠と連続殺人!シリーズ出演者が豪華総登場の完全新作SP」(6月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【加賀恭一郎シリーズ】関連過去記事
・シリーズ2作目「眠りの森」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『眠りの森』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ7作目「赤い指」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「赤い指」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ8作目「新参者」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「新参者」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ9作目「麒麟の翼」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
「麒麟の翼」(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・シリーズ10作目「祈りの幕が下りる時」ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
『祈りの幕が下りる時』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

・ドラマ版「新参者」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「新参者」(TBS、2010年)

・ドラマ版「赤い指」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画「赤い指 シリーズ人気No.1ドラマ化最愛の人が殺人を犯したら!?加賀が解く涙の連鎖・家族の絆とは “新参者”加賀恭一郎再び!」(1月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

・ドラマ版「眠りの森」ネタバレ批評(レビュー)はこちら。
新春ドラマスペシャル「眠りの森 人気No.1熊川哲也Kバレエ監修 加賀VS美しきダンサー シリーズで初めて加賀が女性に惑わされる!!容疑者はバレエ団全員 涙の真実と哀しき愛」(1月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
米国版「容疑者Xの献身」発売される!!タイトルは「The Devotion of Suspect X」!!

韓国版『白夜行』遂に上陸!!2012年1月7日(土)日本公開!!

東野圭吾先生「人気作品ランキング」中間結果発表!!

東野圭吾先生が中国でブームに!?

東野圭吾先生「容疑者Xの献身」が上海で舞台化!!

東野圭吾先生原作『浪花少年探偵団シリーズ』(講談社刊)がTBS系月曜20時枠にてドラマ化決定!!

「エドガー賞 最優秀小説(作品)賞」受賞作発表、モー・ヘイダー『Gone(ゴーン)』に!!

東野圭吾先生原作の映画版『麒麟の翼』『夜明けの街で』『さまよう刃』が台湾にて2012年4月20日より公開!!

東野圭吾先生『容疑者Xの献身』がエドガー賞候補に!!気になる結果は2012年4月26日!!でも、何故2012年の今なのか、知りたいと思いませんか!?

東野圭吾先生『プラチナデータ』(幻冬舎刊)が映画化!!公開は2013年を予定!!

フジテレビ系列木曜劇場にて東野圭吾先生原作作品を続々ドラマ化!!その名も「東野圭吾ミステリーズ」!!

東野圭吾先生『○笑小説』シリーズから3本の短編が実写ドラマ化!!

シネマトゥデイさんが“東野圭吾”先生の秘密に迫りました!!

映画「秘密」に海外版があった!?その名は「秘密 THE SECRET」

『ガリレオ』再度ドラマ化!!2013年4月期より月9ドラマに!!

韓国版『容疑者Xの献身』こと『容疑者X 天才数学者のアリバイ』が2013年4月20日より日本公開とのこと!!

東野圭吾先生『さまよう刃』が韓国にて映画化!!

『ガリレオ』スピンオフドラマ制作決定!!その名は『タガーリン(仮)』!!

東野圭吾先生、加賀シリーズ最新作(第10弾)発売決定!!タイトルは『祈りの幕が下りる時』とのこと!!

『新参者』『赤い指』『麒麟の翼』に続くTBS版第4の「加賀シリーズ」実写ドラマ化判明!!2014年1月放送予定は『眠りの森』か!?

東野圭吾先生『白銀ジャック』(実業之日本社刊)がドラマ化されるとのこと!!

2014年8月21日発売予定「マスカレード・イブ (集英社文庫)」です!!
マスカレード・イブ (集英社文庫)





『それぞれの仮面』が収録された「小説すばる 2013年 02月号 [雑誌]」です!!
小説すばる 2013年 02月号 [雑誌]





「マスカレード・ホテル (集英社文庫)」です!!
マスカレード・ホテル (集英社文庫)



【関連する記事】
posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック