<あらすじ>
御茶ノ水署管内で郵便局員が刺殺される事件が発生。殺人事件は刑事課の担当で、生活安全課の斉木斉(船越英一郎)と梢田威(的場浩司)は本来なら用はないのだが、交通課から転属になった変わり者の女性警官・中園蝶子(友近)の協力を得て、いつものように現場に向かう。
現場は近所で有機野菜専門店を営む丸山直哉(大浦龍宇一)の自宅前。刑事課新課長、キャリアの仙道有紀子(安蘭けい)は被害者の身元を御茶ノ水中央郵便局に確認するように部下の門脇国之介(宇梶剛士)に指示するなど陣頭指揮を執っていた。また被害者が財布を所持していなかったことからモノとりの可能性もあると被疑者リストを生活安全課に要請しようとするが、どこからともなく現れた斉木にモノとりが犯人である可能性がほとんどないことを指摘される。
仙道と門脇が直哉と妻の千秋(村井美樹)から事情聴取をしていると、それを邪魔するかのように丸山家の中をウロウロ見て回る斉木と梢田。几帳面に片付いた部屋だったが、斉木は洗濯物がバラバラの向きで干されていること、台所の包丁が1つだけ逆向きに収納されていたことなどに気づく。斉木にその件を耳打ちされた門脇は鑑識を呼び戻すのだった。
斉木はこの後もっと不思議なことが起こると梢田に予言じみたことを言いながら、丸山夫妻が経営する有機野菜専門店を訪れる。事情聴取から解放された千秋が野菜を並べていると、そこに夫妻の息子・透(五十嵐空)を連れて笠井亮子(東ちづる)がやってくる。亮子は近所にあるイタリア料理店のオーナーシェフで、透の面倒を見ていたのだった。
捜査本部では仙道が早期解決をもって市民にアピールすることを訴えると、そのあいさつを新署長の銀林徳三(大和田伸也)が持ち上げていた。そこへ捜査員が、被害者は郵便局員ではなかったという情報を持ち込んでくる。ざわめく捜査本部に斉木と梢田がモノとりの被疑者リストを持ち現れる。捜査本部の混乱ぶりをちゃかすような斉木の言動に仙道はいら立つが、斉木は殺されたのはおそらく振り込め詐欺の受け子、ダマした相手から現金を受け取る役割の人間ではないかと語るのだった…。
(金曜プレステージ公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)。
御茶ノ水署生活安全課の斉木斉は傍目には傍若無人な人柄に見えるが、その実傍若無人な人物である。
とはいえ、その能力は高い。
もっとも、彼の気が向かなければソレは発揮されず、その癖、反骨精神は何かと発揮するのだ。
当然、上からは睨まれ、下からは疎まれる。
かくして、斉木は部下の梢田威と共にとうとう地下倉庫へと追いやられてしまった。
梢田はそんな斉木が煙たくて仕方がない。
梢田の夢は捜査一課で活躍すること、そんな彼にとっては斉木は目の上の瘤状態となっているのだ。
そして、梢田の不満のタネがもう1つ増えた。
それが地下へと追いやられた際に配属となった中園蝶子の存在である。
蝶子は一日中コンピューターへと向き合い、誰とも率先してコミュニケーションを持とうとしないのだ。
それもその筈、彼女は人間データベースだったからである。
その知識量は膨大で打てば響く異才なのだが、あまりに異才過ぎて誰にも受け入れられなかったのだ。
そんな彼女を斉木は温かく受け入れることに。
矢先、新署長として銀林徳三が赴任。
さらに、刑事課にも新課長としてキャリアの仙道有紀子が配属される。
斉木は早速、2人と衝突することに。
しかも、斉木と仙道有紀子の間には何かしらの因縁があるようで……。
その翌日、御茶ノ水署管内で有機野菜専門店を営む丸山直哉、千秋夫妻の自宅前にて男性の刺殺事件が発生する。
被害者はにわか雨の中、郵便局員の格好で倒れ込んで居た。
有紀子が捜査を開始する中、興味を抱いた斉木も事件解決に乗り出す。
ところが、此処でまたも衝突することに。
有紀子は物盗りの犯行と主張したが、斉木がこれを一蹴したのだ。
しかも、斉木は雨に濡れる洗濯物に注目。
それは几帳面な千秋にも関わらず、その日に限って洗濯物の干し方が雑であった。
さらに、台所の包丁が1本だけ刃を上にして収納されていたことに疑問を抱く。
ヒントと称して有紀子の部下・門脇にこれを教えた斉木。
調べたところ、その包丁こそが凶器であると判明する。
つまり、丸山直哉、千秋が何らかの形で事件に関与していることが明らかになったのだ。
意外な展開に驚く有紀子たち。
そんな有紀子たちに先んじて斉木は丸山夫妻の店を訪問。
其処で夫妻の息子で鍵っ子の透と、彼を預かっていたという近所のレストランオーナー・笠井亮子と出会う。
亮子によれば、丸山家とは家族ぐるみの付き合いだそうだ。
そんな中、さらに意外な事実が判明する。
殺害された被害者は郵便局員ではなかったのだ。
斉木は被害者が変装した振り込め詐欺の受け子に違いないと語るのだが……。
あくまで捜査一課に拘る梢田に、斉木は手柄をプレゼントしてやると約束。
おでん屋のオヤジを訪ねる。
それとなくオヤジの前科を口にし、情報提供を強要する斉木。
これに屈したオヤジは被害者についての情報を教えることに。
実はオヤジはその道では有名な情報屋だったのだ。
こうして明らかになった被害者の身許は嶋寛二であった。
どうやら、嶋寛二は還付金詐欺の受け子だったようである。
さらに、オヤジによれば探偵・日下部修が嶋の周辺を調べていたらしい。
日下部のもとを訪れた斉木。
すると、日下部は既に何者かに殺害されていた。
斉木は其処で千秋の浮気調査報告書を発見する。
どうやら、丸山直哉が依頼したらしい。
これをこっそりと持ち去ってしまう斉木。
日下部の死が発覚し、この捜査も有紀子たちが行うことに。
梢田は現場から丸山直哉の名刺を発見、この取調を行う。
だが、直哉は関与を否定する。
しかし、梢田たちに直哉の嘘を見抜く術は無い。
何しろ、肝心の報告書は斉木が持ち去ってしまったのだから。
翌日、斉木は亮子のレストランで梅パスタに舌鼓を打っていた。
なんでも、この梅だけは和歌山から特別に取り寄せた本場物らしい。
その夜、直哉の取調べに行き詰る梢田に斉木は報告書を渡すことに。
こうして漸く直哉の嘘が明らかに。
また、千秋と嶋が密会を繰り返していたことも判明する。
一方、蝶子から斉木に新情報が届けられる。
嶋寛二は和歌山出身で、その兄・嶋成一が10年前に謎の転落死を遂げていたのだ。
さらに、千秋もまた和歌山出身であった。
情報を求めて和歌山へと向かった斉木。
当時の担当刑事・米倉によれば成一の死は千秋の犯行ではないかとの説も根強かったそうだ。
何でも、千秋の両親である富樫夫妻が成一から借金の取り立てを受けており自殺に追い込まれたらしい。
それでも成一の取り立ては止まらず、千秋も追われていたようなのだ。
ちなみに、千秋は富樫夫妻の娘となっているが実際は養女だったらしい。
千秋の実の両親を探した斉木。
すると、吉川渚という女子高生が千秋の母であったことが分かる。
当時、渚の親友だった女性によると渚はある男性と恋に落ち妊娠。
しかし、男は逃げてしまい1人で出産することとなった。
ところが、生まれた千秋は里子に出されてしまったのだと言う。
これにショックを受けた渚は、以来ずっと行方を消しているのだそうだ。
東京に戻った斉木は有紀子の捜査が行き詰っていると聞き、ヒントを与える。
それは「あの日、にわか雨が降ったこと」にあるらしいが。
さらに「透が鍵っ子であること」にもあるらしい。
そんな中、「犯人は丸山夫妻では無い、私だ」とする投書が有紀子に届いた。
これを見た斉木は「マズイ」と呻く。
その数時間後、亮子が崖から海に飛び込もうとしていた。
其処に駆け付けた斉木はすべてを語り始める。
亮子の店で梅パスタ用の梅だけは和歌山産であった。
何故か!?
それは亮子が故郷との繋がりを求めていたから。
そう、亮子こそが行方不明の千秋の母・渚だったのだ。
笠井亮子の名は渚の当時の親友から勝手に拝借したらしい。
これを斉木は和歌山で確認したのだ。
亮子は千秋と引き離された後、東京へ出た。
遠くから見守っていたところ、千秋の里親である富樫夫妻が自殺してしまったことを知る。
さらに、残された千秋は嶋成一に追い詰められているらしい。
こうして、千秋を救う為に10年前の亮子は嶋成一を殺害したのである。
ところが、10年経過した現在になって嶋寛二が千秋の前に現れた。
寛二は成一殺害が千秋によるものと思い込み、これを脅迫していたのだ。
度々の密会もこれが原因である。
千秋は透の将来の為に寛二の脅迫に応じていたのだ。
これを知った亮子は寛二に危機感を抱く。
あの日、亮子はにわか雨が降り出したことで預かっていた透から鍵を借りて洗濯物を取り込んだ。
すると其処に、寛二が還付金詐欺の受け子の途中で立ち寄った。
亮子は脅しつけるつもりで包丁を手に応対。
揉み合う内に、刺殺してしまったのだ。
斉木は洗濯物の雑な干し方で、亮子の犯行に気付いていたらしい。
亮子は自身の関与を隠す為に、慌てて洗濯物を干し直したのだ。
亮子は千秋を守る為に早々に出頭するつもりであった。
だが、透が亮子を庇ったのだ。
だからこそ、亮子は出頭出来なかったらしい。
これを聞いた斉木は亮子が自殺したところで何も解決しないと断言。
出頭するよう促すのであった。
此処に千秋も駆け付けた。
亮子と千秋は母娘の名乗りを上げる。
亮子は出頭することに。
さて、こちらの事件は梢田の手柄にはならなかった。
しかし、もう1つ事件が発生していたことを忘れてはならない。
そう、探偵・日下部修殺害だ。
斉木はおでん屋のオヤジの情報を梢田に教える。
日下部は寛二を調べるうちに羽振りの良い郵便局員の噂から還付金詐欺グループに辿り着いていたらしい。
その為に口封じに殺害されたのだ。
この情報で還付金詐欺グループを突き止めた梢田は一斉検挙に踏み切る。
こうして、グループのリーダーにして日下部殺害の真犯人である桜庭芳樹らが逮捕された。
数日後、この手柄で捜査一課に……と上機嫌の梢田だが。
銀林に呼び出された梢田は「生活安全課でより一層励むように」と命令されてしまう。
そう、梢田の手柄は殺害犯の逮捕では無く、詐欺グループの検挙とされていたのだ。
これならば生活安全課の職掌である。
「ちくしょ〜〜〜斉木め図ったな!!」叫ぶ梢田。
その隣では銀林が斉木の名を聞き、何やら考え込んでいた―――エンド。
<感想>
「所轄刑事」シリーズ9作目です。
前作(8作目)は2013年1月18日に放送されているので、実に7ヶ月ぶりの新作となります。
シリーズについてはネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は感想下部をどうぞ!!
原作は「百舌シリーズ」などで知られる逢坂剛先生でした。
・『百舌シリーズ(百舌の叫ぶ夜、幻の翼)』(逢坂剛著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『墓標なき街』第3話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
では、ドラマ感想を。
毎回、何らかの事件が発端として設定されている本作。
第5弾が振り込め詐欺、第6弾が車上ドロ、第7弾が貧困ビジネス、第8弾は管理売春となっており、第9弾はレギュラー総入れ替えに伴う一旦リセットということで第5弾同様に振り込め詐欺に。
とはいえ、正確には還付金詐欺なのでちょっと違う。
それにしても、よもやの斉木、梢田を除くレギュラー総入れ替えでしたね。
これにより、便利キャラが2人も追加。
まずは、人間データベースこと蝶子。
半ば反則気味に情報提供を行うキャラに。
そして、おでん屋のオヤジ。
明らかに過去に殺人の罪を問われた様子の彼。
彼もまた驚くべき情報収集能力を誇るキャラに。
これにより、新事実が幾らでも提示可能になりましたね。
これに伴いストーリーも新事実により縦横無尽に紡ぐことが出来るワケで。
これは話の幅が広がった反面、後出しも増えることに。
この点では良かったのか、それとも……。
それにしても赤坂さん演じる辻村のキャラが良かっただけに、勿体ないなぁ。
特に辻村と斉木の掛け合いは本作の特徴とも言える点だっただけに……。
そう言えば、今回は斉木の「踊る大捜査線」の着信メロディが無かったなぁ。
でもって、有紀子の登場とその立ち位置から「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ」の焼き直しを思い浮かべたり。
有紀子と言えば、結局、斉木は自分で事件解決しちゃうし有紀子へのヒントが全く意味がないような。
さらに「あそこまで言うなら全部言えよ」的なツッコミが。
だって、あれだけじゃ、逆に嫌味でしょう。
そもそも斉木が場をかき乱さなければ、もっと早期に事件解決していたのではないかとの疑問も。
証拠品は持ち去っちゃうし、寛二の受け子設定は特に事件の根幹とは関係ないし。
とはいえ、有紀子自身もいろいろと難がある。
事件解決のスピードを主張しながら、全速力で見当違いの方向へ疾走するから傷口が深くなるだけだし……。
折角の新キャラだけに、もうちょっと活躍して欲しかったなぁ。
なんか、蝶子とおでん屋のオヤジの割を食ったかのようだ。
でもって、今回のゲストである亮子がなかなか凄い。
半ば事故だったとはいえ、まさか千秋宅で犯行に及び凶器の包丁を隠すことも無く現場に戻した上に、洗濯物は干し直すとは……。
あの凶器の包丁の所為で、千秋たちに容疑が向かったワケだしなぁ。
さらに、もしも千秋があの包丁を凶器と気付かず何かを調理していたら……と思うと空恐ろしい。
しかも、出頭するつもりだった割には洗濯物を干し直して存在を隠蔽しているし。
どこまで悪なのだ亮子!!
実際問題、寛二と千秋には成一事件を通じて明確な接点があったワケで。
包丁の件が無くとも、遠からず千秋に疑惑が向かうワケで。
本来、隠蔽するなら寛二の遺体それ自体の隠蔽だろうになぁ。
亮子の行動は悉く千秋を追い込んでるなぁ……。
本当に千秋を愛しているのなら、彼女の為にも成一殺害時点で出頭し疑惑を晴らしてあげるべきではなかったか。
成一殺害後の千秋の肩身の狭さを思うと……だからこそ、本来は応じる必要のない寛二の脅迫に応じちゃったんだろうなぁ。
なんだろ、亮子は千秋がそんなに憎かったのかだろうかレベル。
怖いほどの傍迷惑だなぁ……。
しかも、亮子が自殺したところで問題は解決しないよなぁ……。
千秋たちの不和は残っちゃうし。
きちんと事情のすべてを明かさないといけないのに。
その点は斉木の言葉が真に正しい。
なんとなくだけど、今回は新キャラ登場に伴いストーリーに皺寄せが及んだ印象。
今回単独だと評価は辛めになるかな。
ただ、斉木と亮子の因縁や、銀林の謎の挙動もあるし、これらはシリーズ次回に続くと言ったところでしょうか。
なので、次回以降も含めて評価すべきなのかもしれないですね。
◆関連過去記事
・金曜プレステージ「所轄刑事8−覚悟の女剣士 信州・安曇野〜白骨温泉−売春組織に迫る復讐の剣 出会い系売春組織の背後に迫る連続殺人!事件の鍵は哀愁の信州安曇野〜吹雪舞う白骨温泉に閉じ込められた真実の涙と復讐の刃」(1月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「所轄刑事7〜能登・金沢 ストーカー連続殺人事件の闇〜哀愁の能登で白骨遺体発見!狙われた美人保母。貧困ビジネスをはらむ凶悪事件に所轄デカが挑む!(悪しき貧困ビジネス)」(7月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「所轄刑事6〜欺かれた生活安全課〜シリーズ史上最も凶悪な連続殺人発生!犯罪組織に立ち向かう下町人事の所轄刑事。事件に潜む悲しい真実にまさかの結末が!」(10月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「所轄刑事5 走れ!生活安全課〜振込め詐欺の出し子を探せ〜」(1月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
<キャスト>
斉木斉:船越英一郎
梢田威:的場浩司
仙道有紀子:安蘭けい
門脇国之介:宇梶剛士
中園蝶子:友近
丸山千秋:村井美樹
丸山直哉:大浦龍宇一
笠井亮子:東ちづる
銀林徳三:大和田伸也 ほか
(金曜プレステージ公式HPより)
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金曜8時のドラマ「ラストドクター」を見て、続けてこの2時間ドラマを見たので、どちらも東ちづるさんが犯人役で混乱しました。
途中で東さんが犯人だろうと予想できたのですけど、前の時間の芸者姿の東さんがちらつき、さらには温泉おかみの東さんまで頭にちらつき、混乱!
1日にドラマは1つにすべきですね。どちらかが(あるいは両方)かすんでしまう…。
金曜8時はまた吉永刑事のシリーズに戻るようですね。個人的にはマルホの女も良かったですが。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
ああ、まさにこれこそ「2時間ドラマあるある」!!
同じ週で同じ役者さんが複数のドラマに出ていると「あれ、この人が犯人じゃなかったっけ?」とか「あれ、この人被害者だった筈なのに」といったことがありますね。
これがさらに、連続ドラマと2時間ドラマで続けて……となると拍車がかかるのも納得です。
視聴する際はその点も踏まえる必要があるのかも……。
10月からは「新吉永誠一」が放送されるそうです。これで他のシリーズにも続編製作の可能性があることも分かりました。「マルホの女」も面白かったので続編を期待したいところ。