登場人物一覧は本記事下部に移動しました。
<東京篇のあらすじ>
北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。
傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。
そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へと向かう。
一方、遂に大和と欽一、二郎が対決。
大和は欽一を破るも二郎に敗北する。
しかし、此処で欽一が錯乱し二郎と相討ちに。
残された大和は駆け付けた沢田により雄大が軍艦島に居ると知らされ長崎へ戻ることに。
だが、其処には泰成が!?
いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。
<175話あらすじ>
ビルの外では、蝉がけたたましく鳴いていた。
それは生命の鼓動である。
そして、それはビルの内側でも……。
その部屋では張り詰めた緊張感の中、多くの人々が蠢いている。
それは息の詰まるような人いきれ……そして、ざわめき。
此処は沢田の記者会見会場。
間もなく行われるであろう時の人の記者会見を前に、室内は多くの報道陣でごった返していた。
彼らの興味はただひとつ―――果たして沢田が何を語るのか!?
彼らは互いに憶測を交えつつ、あらゆるケースへの対応を語り合う。
一方、そんな彼らを黒服のSPが取り囲み、壁の隅には警備員たちが立ち並ぶ。
彼らは無言で中央を静止している。
その中に、未来と真玉橋の姿があった。
沢田の記者会見が行われることを知った未来が真玉橋に依頼し参加を許されたのだ。
その少し離れた場所には、眼鏡の警備員が静かに佇んでいた……。
不意にざわめきが途絶えた。
遂に時が来たのだ。
前方に設えた壇上に立つ沢田の表情は何かを決意していた。
それに威圧されるかのように静まり返る室内。
生放送用の照明とストロボの光が集中する中、沢田は目の前の記者では無く彼らを通じて全国民に語り出した。
議員辞職する―――と。
記者の間からどよめきが湧き上がる。
しかし、これはほんの序章に過ぎなかった。
次いで沢田の口から発せられた言葉はさらに彼らを戸惑わせることに。
沢田は三億円事件の犯人が自分であると告げたのだ。
しかも、その動機が過激派をローラー作戦で壊滅する為だった、と。
さらに、一部の上層部はこれを了承しており、この手柄をもって自身の出世の皮切りとしたことも認めたのだ。
「なんだよ、ソレ……」
唐突なあまりにも唐突な沢田の言葉に記者は言葉を失う。
それはテレビ越しに会見を眺めている国民も同じであった。
しかし、沢田は止まらない。
北海道の別荘での事件について自身は関与していないが、やはり三億円事件が起因していること。
三億円事件それ自体は既に時効だが、関連する事件について責任を追及される用意があることも明かした。
沢田の言葉に淀みは無い。
さらに沢田は続ける。
それもこれも秩序の為である。
何者かがこの秩序に責任を持たねばならないこと。
その為には清濁併せのむ必要があり、その為に自身はこれを行った。
もちろん、自身にこれを恥じる気持ちは無い。
次々と発せられる沢田の発言に、我を取り戻した記者から批判の声が飛ぶ。
それはすなわち、視聴者の反応でもあった。
これまで沢田を支持して来た人々から失望の溜息と共に悲鳴が上がり始めた。
だが、沢田は怯まない。
それこそが必要なことであったと述べると、誰かがこの役割を負わなければならなかったのだと締め括ったのだ。
「開き直りだ」
「なんだ、その態度は」
「反省してるのか」
会場内に怒号、批判、批難の声が舞う。
記者たちはここぞとばかりに沢田の態度を攻撃し始めた。
しかし、沢田にその声は届かない。
(主張すべきことはすべてし終えた)
沢田は雄大に刺された傷口の痛みを感じつつ、自身の責務を果たし終えたと自嘲の笑いを浮かべる。
この瞬間、沢田は自身の役回りを勤め終えたと実感していた。
だが、未だ舞台の幕は下りておらず、彼には最後の役回りが残されていたのである。
記者たちが叫ぶ中、不意に警備員の1人が壇上に駆け寄ったのだ。
混乱の為に、誰もその人物に気を止める者は居なかった。
そう、SPでさえも。
眼鏡をかけた警備員は足首に忍ばせていた一丁の銃を取り出すと、その銃口を沢田に向けた。
そして、連続で引き金を引く。
都合、3発。
沢田の身体に鉛玉が呑み込まれて行く。
以前と異なり防弾チョッキは無い。
血飛沫が舞い上がった。
同時に悲鳴。
そんな中、未来は見た。
壇上の沢田を撃った眼鏡の人物こそ、あの鈴木泰成だったのだ。
泰成は顔を歪ませて笑っていた。
ビルの外では、鳴き終えた蝉が力尽きたようにアスファルトに転がっていた。
それは生気のない抜け殻である―――176話に続く。
<感想>
泰成、強襲!!
新章「軍艦島編」第2回です。
サブタイトルは「蝉声」。
意味は文字通り「蝉の声」でもあり、また「苦しげな声」のこと。
蝉の生死と沢田の生死が同期していたことから「蝉の声」はすなわち「沢田の声」。
同時に「沢田の苦しげな声」とも言えるでしょう。
蝉が一夏に鳴き続けてその生を終えるように、沢田もまた自身の主張をし終えて生を終えることになったと言えそうです。
その沢田に止めを刺したのが、横溝の息子・泰成だったのは皮肉としか言いようがありません。
それにしても……泰成そこに居たのかよ!!
てっきり、長崎の学習塾に居るとばかり思い込んでいたので驚いてしまいました。
確かに、大和は学習塾前を訪れましたが中に泰成が居るかどうかは描かれてはいませんでしたね。
泰成はずっと東京に居たのか……。
それとも、大和から沢田について話を聞かされ、再度東京に赴いたのか。
そして、警備員に紛れ込んでいた泰成。
そう言えば泰成は北海道の別荘を調べる際に「慎流会事務所」に警備員姿で紛れ込んでいたし、今回も同様の方法で紛れていたのでしょう。
恐るべし。
ちなみに、父(横溝)の復讐に生きて来た泰成にとって、その大義を当の仇(と信じていた沢田)に否定されたことは許し難く、認め難いことだったんだろうなぁ。
だからこそ、真偽はともかく初志貫徹することにした……と言ったところでしょうか。
こうなると、逆恨みの域かなぁ……。
とはいえ、問題はこの後だ。
泰成としては目的を達成した筈なのですが、逮捕されるつもりなのか。
それとも、自殺するつもりなのか。
あるいは、いずれでもなくSPに射殺されるのか。
此の点が気になりますね。
父の復讐という観点からすれば、生きて沢田の非を打ち鳴らす必要があるとは思うのですが。
そう言えば、泰成が奪った三億円はどうなったんだろう。
と同時に、この惨劇の場に居合わせた未来、真玉橋の意味も気になる。
生中継に乗じて、彼らが知る事実を公開するのか。
それとも、この機に大和に何かを訴えかけるのか。
あるいは、何もせず傍観者に徹するのか。
そして、当の大和は……軍艦島なのかなぁ。
だとすると、雄大と直接対決か。
さて、此処で登場人物たちの現状をまとめておきましょう。
沢田:雄大との間は決着。三億円事件について記者会見を行うも泰成に射殺される。
雄大:沢田との間は決着。軍艦島へ!?瀕死の状態。
大和:長崎へ帰還。雄大と対決か!?
欽一:大和と対決するも完敗。錯乱し夏美を盾にするも二郎により死す。
二郎:決戦の場へ到着。大和を追い込むも夏美を人質に取られ二郎と対峙。欽一から夏美を守り死亡。
夏美:決戦の場へ到着。欽一に人質に取られる。関口兄弟の終焉を看取ることに……。
未来:テレビ局から事件の真実を訴えようとするも、放送事故として処理され倒れてしまう。真玉橋と合流。
真玉橋:東海林の行動を追い、雄大のもとへ迫る……が先に未来と合流。沢田の最期を目撃。
武雄&葉子:島袋に保護され、沖縄へ?
泰成:復讐が無為だったと諭され傷心するも、記者会見場の衆人環視の中で沢田を射殺。3億円は彼が保管している筈だが……。
でもって、此処でこれまでの事実に基づく雄大についての仮説を。
但し、相当妄想が入っているので怪しいことをご了承頂きたい。
特に「?」がある箇所は、完全に未確認なので注意。
<<管理人が考える仮説(2014年3月24日時点)>>
過去、軍艦島に生活していた雄大と沢田。
2人は故郷である島を愛しており、其処で一生を終えるつもりであった。
しかし、何か事件が勃発(時の政府主導で閉山とそれに伴う住民の強制的な追い出しが行われた?この際、雄大や沢田の家族に死人が出た?)。
雄大と沢田は、離島前に65号棟にて想い出の写真を撮影。
彼らにとって、この経験は復讐すべき記憶となり決して忘れないと誓う?
数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田は復讐の為に須黒を利用していた。
当然、同志として雄大にも声をかける。
しかし、当時の雄大は和子と幸せな家庭を築こうとしており復讐心を忘れつつあった。
ところが、和子が事故死。
またも、愛する者が奪われたことで、1人残された赤子(武雄)を胸に雄大は復讐心を思い起こす(復讐対象は理不尽を強いた当時の世間!?)。
3億円事件決行。
その目的は、これを承認した関係者の弱味を握り沢田に権力を与えること?
最終的には沢田を最高権力者とすることで、自分たちのような悲劇が2度と起こらないような社会作りを目的としていた(だからこそ、当の3億円それ自体は持ち出されず軍艦島に秘蔵されていた)?
しかし、此処で利用されていた筈の須黒が暴走―――雄大と竜に牙を剥く。
竜瀕死の重傷、雄大は沢田に助けられる。
その後、雄大が対須黒の行動を起こすが、竜が先に報復を果たしてしまう。
竜、須黒死亡。
雄大は権力の座に足をかけた沢田を見届け、自身は身を退く。
竜を巻き込んだことを悔い、鉄也となって響子を見守る。
誰かとの間に、大和を作る?
しかし、此処で沢田が雄大の理想を裏切り、単に権力のみを追求し始めた。
一方で、沢田配下の関口兄弟が暗躍。
背景を知る横溝保が口封じに殺害される?
これにより東海林が再捜査に動き出した。
関口兄弟は東海林はもちろん雄大の命をも狙い始める。
これを察した雄大は偽装死を演出。
大和を巻き込まない為に、身代わりを使って死を偽装する。
鉄也(実は別人)の死体が発見される。
一方、東海林は真相へ。
ところが、二郎に口封じされる(1話での出来事)。
<<仮説終わり>>
こんな感じだろうか?
ただ、問題は此処からだ。
この仮説には謎が幾つか残る。
大きなものだと「鉄也は自身の死を偽装し、雄大に戻ってから何をしていたのか」とか。
沢田と良好な関係ならば「何故、旧紙幣を隠し持っていたのか」とか。
そもそも「雄大と沢田の関係はどうなっているのか」とか。
特に「雄大と沢田の関係」がポイントだ。
おそらく2人自身は「友好関係にあった」のだが、周囲がそれを許さなかったのか。
例えば、沢田が須黒から雄大たちを逃がしたような描写もあるし、武雄と葉子の結婚も許している。
軍艦島の経験が雄大と沢田の絆にもなっているようだし、雄大と沢田は友好関係にあるように見える。
だが一方で、雄大が響子の安全を確認する必要に迫られても居る。
これは沢田が仲間ならば必要のない筈の出来事だ。
また、二郎が小田切家を監視していた。
監視自体は関口兄弟の一存であるが、この理由が旧500円札らしいことは明らかであり、つまり、雄大は沢田相手に保険を取っていたことになる。
これまた雄大と沢田が友好関係にあれば本来必要のない措置なのだが……。
さらにもう1つのポイントが、どうやら東海林に再捜査を行わさせた契機である横溝の死か。
泰成を復讐鬼に変えたこの事件、154話だと沢田は関知していないと語っていましたが何やら裏がある!?
沢田の台詞が正しければ横溝殺害に第3者の影がちらつく。
個人的には沢田が関知していないだけで暴走した関口兄弟が口封じしたと思うが……もしかすると別の人物の関与も有り得るのか?
うむむ、謎が謎を呼ぶ展開だ……。
また、これに関連して次の点も気に留めておきたい。
むしろ、これこそが本作最大の謎となるかもしれない。
そう……大和の母は誰か?
同じ雄大の息子と思われる武雄と比しても大和は雄大に瓜二つ。
癖や思考法までほぼ同じだし、母親が正体不明な点も含めて気にかかる……。
さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。
・【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!
フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年7月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2014年冬以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!
変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?
@大和(夏美と合流?)
A泰成
B沢田一派
C雄大
D未来、真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
実にそれぞれの思惑が乱立。
関口兄弟が172話で共に斃れたことで争いは6つ巴から5つ巴に。
こうなると泰成の去就が案じられるか。
更なる激化は間違いないか?
とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
176話に期待です!!
ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第16巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!
◆関連過去記事
・「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第170話までネタバレ批評(レビュー)まとめ
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第171話「兄弟」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第172話「啼泣」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第173話「境涯」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第174話「濫觴」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
◆登場人物一覧
【現代】
鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中
鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。
土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。
響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。
ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。
関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。172話で壮絶な死を遂げる。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。
沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。175話で泰成の手で射殺される。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。
桜井:沢田の部下で黒子の多さが特徴的な男。167話より登場するも171話で命を落とす。
美佐子:沢田の初恋の人で「四季荘」の女将。
松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。
朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。
小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。
真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。
森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
石井:162話で登場。テレビ局のプロデューサー。
【三億円事件当時】
川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?
健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。
須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。
ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。
全巻セットはこちら。
「代紋TAKE2 全62巻完結(ヤングマガジンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]」です!!
代紋TAKE2 全62巻完結(ヤングマガジンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
「代紋TAKE2 全62巻完結(ヤングマガジンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]」です!!
代紋TAKE2 全62巻完結(ヤングマガジンコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
◆渡辺潤先生の作品はこちら。
【関連する記事】
- 『スーサイド・パラベラム』第9話(道満晴明作、講談社刊『メフィスト 2016vo..
- 「実は私は」第1話から第160話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオ..
- 「ダジャレ禁止令」(志水アキ画、講談社刊「週刊少年マガジン」掲載)ネタバレ批評(..
- 「実は私は」第160話「藍澤渚と藍澤渚E」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」最終話(第35話)「事件の先に」..
- 「実は私は」第159話「藍澤渚と藍澤渚D」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第107話「いつかの文学全集」(加藤元浩作..
- 「黒霊ホテル殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連..
- 「兄妹〜少女探偵と幽霊警官の怪奇事件簿〜」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チ..
- 「実は私は」第158話「藍澤渚と藍澤渚C」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第34話「真犯人」(作画・星野泰..
- 「実は私は」第157話「藍澤渚と藍澤渚B」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第106話「動く岩」(加藤元浩作、講談社刊..
- 「実は私は」第156話「藍澤渚と藍澤渚A」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第33話「真相」(作画・星野泰視..
- 「実は私は」第155話「藍澤渚と藍澤渚@」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 「実は私は」第154話「勘違いしよう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャ..
- 【エピソード最終話】「黒霊ホテル殺人事件」最終話、第6話(「金田一少年の事件簿R..
- 「ABC殺人事件 名探偵・英玖保嘉門の推理手帖」第32話「二重人格」(作画・星野..
- 「ビーストコンプレックス」最終話(第4話)「カンガルーとクロヒョウ」(板垣巴留作..