2014年12月08日

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

食品加工工場で働きながら、知的障害を持つ弟の正夫とつつましく暮らしている桐子(堀北真希)。工場での仕事が終わると、同僚からの誘いも断り、スーパーで半額になるのを待って正夫が好きなイカリングを購入。弟が待つ自宅へと直行する。そんな桐子の前で、まるで幼児のように喜んでイカリングを頬張る正夫。桐子はいとおしげにそんな正夫の笑顔を見つめる。
翌日、正夫は、給料をもらい大喜び。帰り道、袋の中の札を数えていると、近くの家から若い男を見送る菊江に目を奪われる。なぜか菊江は正夫に対してバツが悪そうな笑みを浮かべると、「これで黙っとっててくれる?」と1万円札を正夫の給料袋に押し込む。菊江に手を取られ、胸元にあてがわれた正夫は動揺して何も言えず…。

菊江から1万円を受け取ったことを聞いた桐子は、正夫を諭す。他人から理由のない金など受け取ってはいけない。返しに行こうという桐子だったが、正夫は翌日一人で返しに行くと言う。

翌日、正夫は菊江の家を訪れる。昨日の菊江の行動を思い出し、思わず胸を高鳴らす正夫。しかし、菊江は何者かに殺害されており、正夫が容疑者として拘束されてしまう。

知らせを受けた桐子は「弟は普通の人とは違うんです!」と必死に訴えるが、警官は聴く耳を持たない。一方の正夫は取り調べに震えるだけで何も答えることが出来ず…。
このままでは正夫は殺人犯になってしまう…。思い詰めた桐子はニュースで見た大塚弁護士の活躍を思い出し、一人上京。大塚法律事務所の門を叩く。

多忙を極めていた大塚は疲れていた。大きな裁判を片づけ、愛人の径子と旅行に行く。桐子が訪ねてきたのは、そんな時だった。
「どうか弟を助けて頂けないでしょうか。お願いします!」
桐子の切実な訴えに心が動きそうになる大塚だったが、もう径子が迎えに来ている。遠隔地の事件は報酬も高くなる、と断ると「貧乏人は救われんのですね」と去っていく桐子。見送る大塚の胸に苦いものが込み上げて…。

帰郷した桐子は、正夫のために奔走するが、裁判では無期懲役の判決が。それでも助けようとしていた桐子だったが、正夫は獄中で熱中症のため死亡してしまう。監房の劣悪な環境が招いた死だった。
物言わぬ正夫の亡骸を前に涙も出ない桐子。その胸にある思いがふつふつと湧き上がるのを感じていた…。
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

北九州に住む柳田桐子は食品加工工場で働きながら、知的障害を抱える弟・正夫と慎ましく生活している。
桐子と正夫の両親は正夫が幼い時分に死亡しており、桐子は正夫の母親代わりであった。
2人はただ互いを労わり合いながら生きていたのだ。
今では正夫も成長し、仕事をこなして生活費を入れていた。

そんなある日、給料を貰った正夫が帰路についたところ、隣家の渡辺菊江の密会現場に遭遇する。
菊江はバイクに乗る若い男を見送っていた。

ふと正夫に気付いた菊江。
悪いところを見られたと思ったのか、菊江は照れ笑いを浮かべながら正夫の給料袋に1万円札をすべりこませた。
どうやら逢瀬の件を黙って居て欲しいようだ。

自宅に戻った正夫は給料袋を桐子に手渡す。
其処で桐子が給料が1万円ほど多いことに気付いた。
事情を聞いた桐子は菊江に1万円を返すよう正夫に言い聞かせる。

だが、これが仇となった。

その翌日、桐子の言葉に従い菊江宅に1万円を返却しに訪れた正夫。
ところが、其処で菊江の他殺死体を発見してしまう。
慌てて逃げ出す正夫だが、巡回中の警官に見つかり拘束されてしまう。

自身の無実を上手く訴えることが出来ない正夫は周囲に言い包められ犯人にされてしまう。
正夫の犯行はその境遇からセンセーショナルに報じられた。
誰もが正夫の犯行を疑わなかったのだ。

この状況下で正夫の無実を信じるのは、もはや桐子のみであった。
桐子はニュースで目にした有名弁護士・大塚を思い出し彼に助けを求めようと上京する。
大塚は「正義の弁護士」として大々的に報じられていた。
そんな大塚ならば救ってくれるに違いないと信じたのだ。

ところが、当時の大塚は売れっ子として多忙を極めており、また愛人でレストラン「水無瀬」のオーナーでもある径子と過ごす時間を欲していた。
桐子が訪ねたその日は午後から径子とゴルフの予定だったのだ。

必死に正夫を助けて欲しいと訴える桐子に対し、大塚は弁護士費用が高額になることを口実に断った。
事務所の去り際、桐子の大塚を見る目は憎悪に溢れていた。
大塚は胸中にちくりとした痛みを抱えつつ「どうせ勝てない裁判だ」と自身に言い聞かせ、径子との逢瀬を楽しんだ。

此の時点で、未だ桐子は大塚への弁護依頼を諦められずに居た。
あの人しか正夫を救うことは出来ない……実際に会ってみてその想いを新たにしていたのである。
再度、大塚のもとへ向かおうとする桐子だが大塚が径子と不倫中であることを知ってしまう。
桐子の中にあった大塚の「正義の弁護士像」が音を立てて崩れ去ったのはこの瞬間であった。
残されたのは、ただただ大塚への憎悪のみである。

そんな桐子と週刊誌記者・阿部啓一が出会ったのは何の因果であったのだろうか。
桐子は阿部に窮状を訴え、阿部もまた大塚の不倫を知ることに。
阿部は早速これを記事にしようとするが、当時の大塚は時代の寵児である。
編集長が阿部の記事を握りつぶしてしまう。
こうして大塚の地位が揺らぐことは無かった。

徒労感を抱きつつ、北九州へと帰郷した桐子。
国選弁護人となった佐々木弁護士と共に戦う決意を固める。
だが、佐々木は正夫の無罪を主張するよりも量刑を軽くすることに奔走。
結果、正夫は一審で有罪となり無期懲役の判決を受けてしまう。

これが原因で長く親しんだ勤め先まで解雇されてしまった。

悉く裏切られ続ける桐子はそれでも諦めない。
怯える正夫を励ましつつ、控訴の手続きを進めることに。

ところが、その間に当の正夫が獄中での過酷な環境が原因で熱中症となり死亡してしまう。
正夫を失った桐子の中で何かが壊れた。

一方、大塚は菊江殺害事件を気にかけていた。
正夫の死を知った大塚はこれを悼むが……径子は気に病む必要は無いとこれを一蹴する。
だが、それでも大塚は「濃い霧には音がある」と桐子を思い出しつつ感傷に浸る。

その頃、北九州で心に深い傷を負った桐子は故郷を捨て東京に出た。
何故、東京なのか……其処にどのような心理が働いているのかは分からない。
其処はあの大塚が居る地である。

桐子が勤務先に選んだのはキャバクラ「マーメイド」。
先輩である信子の相談に乗りつつ、日々を過ごしていた。

信子には杉浦なる恋人が居たのだ。
だが、杉浦は別の女性を愛していた。
その女性こそ径子だったのだ。
径子と杉浦は元恋人だったのである。
だが、径子が杉浦から大塚へと乗り換えたのだ。

そんな杉浦だが頭の上がらない相手が居る。
それが同じ北九州のボクシングジムに居た先輩の山上。
山上は「蛇と葡萄の模様のライター」を愛用していた。
そして、杉浦は山上に唆され径子を脅迫していた。

杉浦は大塚と径子の不倫について公表すると径子を脅していたのだ。
だが、杉浦の中では径子への執着も確かに存在しており、この脅迫は奏功していなかった。

そんなある日、桐子は信子に頼まれ杉浦を尾行することに。
これが桐子にとっての転機となった。

深夜、レストラン「水無瀬」に消えた杉浦。
桐子はずっと外で監視を続ける。
だが、杉浦が出て来る気配はない。

数時間後、其処に径子がタクシーで訪れた。
中へ消える径子。
少しして何やら中で悲鳴が聞こえた。

慌てて桐子がレストラン内へと飛び込むと……杉浦が殺害されていたのである。
どうやら、径子が第一発見者となったらしい。
桐子はそんな径子の発見者となったのだ。
慌てふためく径子は、駆け付けた桐子に無実の証人になって欲しいと頼むとその場を逃げ出してしまう。

残された桐子は杉浦の死体の傍に見覚えのある「蛇と葡萄のライター」を発見する。
それは山上のものであった。
そして桐子は―――。

数日後、杉浦殺害の容疑で径子が逮捕された。
だが、径子は桐子が無実の証人だと主張。
ところが、当の桐子はその時間そこには居なかったと証言。
これにより径子の立場は極めて不利に追い込まれた。

径子の弁護に大塚が立ち上がった。
だが、これが大塚への逆風となった。

編集長から阿部に以前の記事についてゴーサインが出た。
こうして、阿部の週刊誌を皮切りに反大塚のキャンペーンが持ち上がった。
正義の人・大塚の不倫はそれだけでスキャンダル。
さらに、その不倫相手が殺人容疑者となっていることがさらに火を大きくした。
その炎は大塚を焼き、大塚は社会的なダメージを受けた。

その頃、桐子はキャバクラ「マーメイド」を辞め、高級クラブへ鞍替えしていた。
此処に阿部が辿り着いた。

阿部は桐子の証言により径子が苦境に追いやられたことを突き止めていた。
阿部は問う「あの証言は本当か?」と。
しかし、桐子は薄く微笑むだけであった。
阿部は変わってしまった桐子に恐怖を覚える。

数日後、阿部のもとを大塚が訪れていた。
大塚はあの日の桐子のように、径子を救うとの覚悟を固め切り札となる桐子の消息を乞うたのだ。
「何故、正夫のときにその決意を見せてくれなかったか」
阿部は大塚の正義に疑義を唱えるものの、桐子の居場所を教えることに。

その夜、少しでも早く径子を救いたい大塚は桐子を訪ねた。
大塚は「正夫に罪を着せた真犯人が許せなくはないか」と桐子に持ちかける。
菊江殺しの真犯人を突き止める代わりに、径子の無実を証言するよう取引したのだ。
これに桐子は頷くのだが……。

それからの大塚は必死であった。

まず、径子の記憶を詳しく尋ね、現場に「蛇と葡萄の模様のライター」が落ちていたことを突き止めた。
だが、そのライターは証拠品からは消えていた。

続いて菊江殺害事件について調べ始め、菊江の交際関係から山上の存在を突き止めた。
菊江の遺体の状況から犯人は左利き。
山上も左利きであった。
大塚は山上が犯人であると睨む。

さらに、大塚は正夫のズボンの裾のへりにのみ血液が付着していたことに注目。
返り血ならば上半身に付着する筈である。
つまり、正夫は菊江の死後に現場にやって来たことになる。
やはり、正夫は無実だったのだ。

次いで、大塚はイメクラに勤務先を変えていた信子のもとを訪問。
杉浦と山上の関係を知り、これも山上の犯行であると結論付けた。

こうして、大塚は菊江殺害と杉浦殺害が共に山上の犯行であると桐子に伝えた。

山上は菊江を殺害し金を奪った。
さらに、杉浦を利用し金を吸い上げていたのだ。
ところが、杉浦に径子への未練が残っていた為に金策が上手く行かず、これに業を煮やした山上が杉浦を殺害したのだ。

此処まで分かっていながら大塚は径子の弁護人にはなれない。
利害関係者だからである。
だからこそ、大塚は桐子の証言を欲していた。

しかし、桐子は「正夫は死んだ、径子が生きているのが許せない」と告げ、証言を拒否し続けた。
大塚の希望は儚く散った。

その傍らで径子の裁判が進んでいた。
だが、旗色は悪くなる一方である。

これに径子は精神的に追い込まれて行った。
遂には獄中から大塚の責任を追及し始める。
大塚もまた疲労して行く。

そんな中、大塚は妻からも離婚を言い渡された。
もちろん、多額の慰謝料を請求されてである。

もはや、大塚にとっては桐子の証言がすべてとなった。
さらに、大塚は気付いていた。
桐子が証拠のライターを持ち去ったことに。

桐子に拘る大塚。
そんな大塚に桐子は強かに酒を飲ませる。

その夜、泥酔した大塚は「径子を愛しているんだ助けてくれ」と叫ぶ。
これに桐子は「愛とはそんな軽々しいものではない」と切って捨てる。

追い込まれた大塚は雨の中で土下座して謝罪する。
そんな大塚の姿を目にした桐子は大塚を自宅に誘う。

桐子の生活は高級クラブで勤務しながらも北九州時代と同じく質素であった。
桐子は「正夫こそが私の恋人だった」と語ると「正夫の代わりになってくれ」と大塚に迫る。
そして、大塚は桐子と関係を持った―――。

翌朝、桐子は証拠品となるライターを匿名で警察に送付した。
これが決め手となり、山上が逮捕された。

桐子は高級クラブを辞め、北九州へと帰った。
だが、1つ置き土産を残していた。

大塚にストーカーされた挙句、暴行されたと訴えたのだ。
径子の無実を証明すべく桐子のもとへ日参していた大塚にこの疑惑を晴らす術は無かった。
大塚はこのスキャンダルによりすべてを失った。

代わりに径子は無実が証明され釈放された。
だが、径子が大塚のもとに戻ることは無かったと言う―――エンド。

<感想>

原作は松本清張先生『霧の旗』(新潮社刊)。
原作である『霧の旗』は過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
また、日本テレビ版「霧の旗」についてもネタバレ批評(レビュー)してますね。

『霧の旗』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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ちなみに『霧の旗』ですが、過去には山口百恵さんと三浦友和さんが共演したり、山田洋次監督が手掛けられたりもしてます。

では、ドラマの感想を。

原作から幾つかアレンジが加えられていましたね。
その最たるものが冤罪により獄中死するのが兄から弟に変更されたこと。
これにより、桐子の立場が「兄に庇護されていた妹」から「弟を庇護していた姉」に変更。
どちらかと言えば、後の径子を守ろうとした大塚に近い立場になりました。

此の点、日本テレビ版(2010年)とも異なっていましたね。
そう言えば、日本テレビ版(2010年)では結末の径子の選択も異なっていました。
あちらでは径子は大塚と共に生きることを選び、ある種の救いが大塚に与えられていました。
本作ではより大塚に厳しい結論となったと言えそうです。

そんな本作を簡単にまとめると。

大塚が桐子の依頼を断ったのは単なるサボりでした。
ですが、責任ある者のサボりは大きな影響を与える。
結果、正夫が命を落とすことに。

とはいえ、この悲劇は大塚1人の責任ではない。
正夫を捜査した者、起訴した者、実際に弁護をした者……そして、何より犯人である山上など多くの人々が関与しているのだ。

にも関わらず桐子の恨みは大塚に集中した。
其処には桐子が大塚に抱いた「正義の人」との憧れが働いていたのかもしれない。
桐子は自身で大塚に対しての幻想を抱き、これに当て嵌めようとした。
だが、実際の大塚がこれに沿わない人物だったことで彼に対し恨みを抱いたのだ。

確かにまるっきり根拠のない恨みでもない。
とはいえ、限りなく「江戸の仇を長崎で」とでも言うべき逆恨みの類である。
これならば同様に、あの日菊江のもとに正夫を向かわせた桐子にも同様の責任が生じる筈だ。

しかし、桐子にとって其処は必要ではない。
ある意味、これは正夫の復讐ではなく、桐子自身が裏切られたことへの報復だったのだ。

本作は正夫の悲劇であると同時に大塚の悲劇なのである。
そして、大塚が完全なる悪人ではなく、むしろ桐子の依頼を断ったことに罪悪感を抱くような一般的な人物であることがこの悲劇に拍車をかける。
なんとも切ないですね……。

ちなみに、径子が接点のない桐子の名前を出せたこと自体が径子の証言の信憑性を立証しているような気がしないでもない。

それと、事の発端となった給料袋の件だけど正夫の設定から考えれば手渡しよりも振込みにしそうな気もするなぁ……。

とはいえ、テレビ朝日版「霧の旗」もなかなかに印象深いドラマでした。

<キャスト>

柳田 桐子(やなぎだ・きりこ):堀北 真希 
とある地方都市で、知的障害のある弟と二人、身を寄せ合うように生活してきた。が、弟が殺人の罪を着せられ、東京の高名な弁護士に弁護を依頼するが、高額な費用が払えず断念。その後、弟が獄死したことで、弁護士への復讐を誓う。

大塚 欽三(おおつか・きんぞう)  
有能で高名なカリスマ弁護士。人権派として知られ、若いころは手弁当で貧しい被告の弁護をしていたことも。現在は地位も、名誉も、美しい愛人・径子も手に入れ、優雅に暮らしている。多忙な上、径子との時間を優先させたいと、桐子の依頼を断ってしまう。

阿部 啓一(あべ・けいいち) 
週刊誌記者。ひょんなことから桐子の弟の事件を追いかけることに。桐子に同情し、なんとか力になろうと接近するが…。

河野 径子(こうの・みちこ)  
大塚の愛人。高級レストラン「水無瀬(みなせ)」オーナー。美しく、知的な女性。不倫ではあるが、大塚には真実の愛を注いでいる。

柳田正夫(やなぎだ・まさお)  
桐子の弟。知的障害があるが、性格は朗らかで実直。工場で働き収入を得ている。姉・桐子の愛情を一身に受け、自らも姉を心から慕っている。イカリングが好物。身に覚えのない殺人罪で告訴され、一審で有罪が確定。その後、獄中で死亡する。

田岡 衛(たおか・まもる)
大塚欽三法律事務所所員。長年、大塚の右腕として活躍。径子の存在も知っており、常に大塚の味方となって仕事をサポートする。

杉浦 健二(すぎうら・けんじ)  
レストラン「水無瀬(みなせ)」の副マネージャー。かつての径子の恋人。径子が大塚に心奪われ、捨てられた今も径子を忘れることができない。 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

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