登場人物一覧は本記事下部に移動しました。
<東京篇のあらすじ>
北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。
傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。
そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へと向かう。
一方、遂に大和と欽一、二郎が対決。
大和は欽一を破るも二郎に敗北する。
しかし、此処で欽一が錯乱し二郎と相討ちに。
残された大和は駆け付けた沢田により雄大が軍艦島に居ると知らされ長崎へ戻ることに。
だが、其処には泰成が!?
いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。
<177話あらすじ>
沢田が壮絶な死を遂げた。
衆人環視の中、愛を語りつつ土下座で絶命した沢田。
その姿に、その場に居た未来と真玉橋は息を呑む。
一方、長崎にある「YM進学塾」。
其処は夏美が通い、泰成が講師をしていた塾である。
その講師控室には、塾が誇る講師陣が詰めていた。
しかし、普段は冷静さを矜持とする彼らも今ばかりは一様に興奮している。
彼らは揃って東京からリアルタイムで放送される沢田の死を伝える中継に圧倒されていたのだ。
しかし、幸か不幸かテレビは砂嵐に覆われ急に映らなくなってしまう。
どうやら、調子が良くないようだ。
「くそっ、此処でかよ!!」
舌打ちする講師たち。
しかし、こればかりは如何ともしようがない。
用を為さなくなったテレビの前、彼らは急に思い出したように時計を見遣る。
時刻は始業を指していた。
はたと我に返った彼らは控室を後にすると各自の仕事に散って行く。
去り際、中の1人が呟いた。
「それにしてもあの犯人、何処かで見たような……」
彼らはそれが泰成であることを知らないのである……。
こうして、控室が静寂に包まれた。
暫くして、無人の控室に人影が現れた。
誰あろう大和である。
大和は室内が無人であることを確認するや、そっと忍び込む。
夏美から事前の情報は得ているらしく、するすると無人の室内を進む大和。
机上に置かれたDMの宛名から泰成の机を突き止めると、鍵のかかった引出を解錠する。
大和の狙い―――それは自身の無実を証明するUSBであった。
そして、それは其処に存在していたのである。
無事にUSBを回収し終えた大和、これで目標は既に達成済み。
しかし、関口兄弟との対決が大和を一回り成長させていた。
彼はより慎重かつ冷静になることを学んだのだ。
大和は泰成がUSBの他にも3億円事件に関係する所持品を有していることに気付いていた。
当の3億円が収納されていた袋がそれだ。
あのとき、大和たちは軍艦島で発見した袋詰めの3億円をキャリーケースに詰め替えた。
その袋が残されている筈だったのだ。
もしも、それを残しておけば……。
其処から世間に真相が広がることを怖れた大和はすべてを隠滅すべく、資料室に置かれたソレを回収する
袋が収納されていたボックスを開き、中を確認する大和。
やはり、あった。
杞憂に終わらなかったことに胸を撫で下ろしつつ、袋を持ち上げ……ふと首を傾げることに。
この袋は軍艦島で大和が発見した時から3億円を収めていたもの。
あの時こそ3億円に気を取られて気付かなかったが、今見れば何やら縫い目のような物が袋についている。
どうやら、隠しポケットになっているようだ。
此処で、事の発端となった直垂に縫い付けられていた血塗れの500円札を思い出した大和。
何かを感じ直感のままに縫い目を解くことに。
すると、中から出て来たのは1枚のMDであった―――。
同じ頃、大騒ぎとなった記者会見場を後にした未来と真玉橋。
真玉橋は未来に「沢田の死により、奴らが3億円事件の真相を隠蔽しようとするだろう」と述べる。
真玉橋はそれを止めようとしているらしい。
その為にも、未来が所持する雄大のペンダントが必要だと訴える。
真玉橋は既に事件の全貌を9割見抜いていた。
だが、残り1割の解明にペンダントに隠されていたメモが欠かせないそうだ。
沢田が居なくなった以上、事件は闇に葬られると危惧する真玉橋。
未来はそんな真玉橋を信頼すべきか悩み込む。
と、其処に島袋から真玉橋に宛てて電話が入った。
何やら緊急のようだ。
そんな島袋からもたらされたモノは、沢田の名前で高校生の男女が長崎へ向かったらしいとの情報であった。
男子は大和だろう。
だが、未来は此処に居る―――女子は誰だ!?
真玉橋たちの遣り取りを聞いていた未来は女子の正体を夏美と推測。
自身も長崎へ向かうことを決意する。
その決意を示すようにグッと握り込んだ拳。
すると、ふと胸元のポケットに何やら違和感が。
覗き込んでみると、見知らぬ封筒が入っていた。
そう言えば……記者会見場で泰成が近くに居たような。
まさか泰成が!?
慌てて封筒の中身を覗き込んだ未来の目に飛び込んで来たのは血塗れの旧500円札、メモ、鍵の3点であった。
果たしてこれが意味するところは何か!?
その数時間後、大和は懐かしい小田切家に居た。
彼は部屋で機器を用いてMDを再生している。
何やら音声が流れ出した途端、顔色を曇らせる大和。
それは再生が続くに連れてどんどんと深刻になって行く。
MDの中身には一体何が録音されていたのか!?
東京と長崎、遠く離れた地で奇しくもそれぞれキーアイテムを手に入れた大和と未来。
それは分かたれた2人の道を再び縫い合わせる細いながらも強靭な糸であった。
1つの事件によって再び巡り合う運命を背負った2人。
再会の時は近い―――178話に続く。
<感想>
キーアイテム登場!?
新章「軍艦島編」第4回です。
サブタイトルは「縫目」。
これは大和が「YM進学塾」資料室で発見した袋の隠しポケットのこと。
と同時に、分かたれた大和と未来2人の道を再び縫い合わせる縫目のことでしょう。
2人は東京と長崎、遠く離れた地にありながら精神的には隣り合わせの位置に居るのです。
おそらく再会のときは近い―――そして、そのときこそ事件の真相が明らかになる筈。
ちなみに、大和と未来が入手したキーアイテムについて検討して行きましょう。
まず、未来が手に入れた旧500円札、メモ、鍵。
メモは泰成が沖縄で奪取した3億円を隠したレンタルコンテナの所在。
鍵はその鍵となるのでしょう。
これにより、未来は軍艦島にあった3億円の中身を手に入れることに。
そして、これまた泰成が大和から奪った旧500円札。
あれは対沢田用の切り札かと思っていたのですが、もしかすると別の意味もある?
それこそが真玉橋が口にした「事件を隠滅しようとする奴ら」に関わる何かなのか?
だとすると、泰成は未来に事後を託したと言えるようです。
続いて、大和。
彼が入手したのは3億円を収納していた袋。
そして其処に隠されていたMD、これは3億円を軍艦島に隠した人物が残した品でしょう。
すなわち、大和の父・雄大の仕掛け。
その中身は音声データの様子。
ちなみに、MDは1992年に登場した品。
3億円事件は1968年に発生しているので当時の音声を記録したものではない。
つまり、中の音声は1992年以降に録音された物。
しかも、中身を聞いた大和が顔色を変える物。
そして、沢田が雄大に利用されていたとなると……。
もしかして、3億円事件には沢田意外の黒幕が居り、その意を受けて雄大が実行した可能性も出て来たか。
そして、それを雄大に打ち明けられるまで沢田は知らなかった?
一方、慎重な雄大のこと、その黒幕との1992年以降の接触をMDに残しておいたとか?
その黒幕こそが「事件を隠滅しようとする奴ら」だとすれば……大和と未来がそれぞれの品をもとに沢田の裏に居る黒幕を追い詰める展開も有り得る?
この場合、黒幕は沢田のローラー作戦を承認したことで、さらなる出世を果たした人々になるのだろう。
ひょっとすると、此処で大和の母が関わっている可能性もある。
もっとも、これはまだ早計かもしれない。
真玉橋の語った「奴ら」は確かにローラー作戦で利益を得た人々だが黒幕とまで言えないのかもしれない。
雄大が沢田を利用したのも、個人的な目的の為に利用したことを指すのかもしれない。
だとすれば、MDの中身は雄大自身の動機や罪の告白が残されていたことになるだろう。
うむむ……謎はさらに深まるばかりだ。
さて、176話により横溝の死の謎は解明。
こうなると残る謎は次の通りかな。
・雄大が三億円事件を起こした動機(何故、沢田に協力したか)。
・雄大が須黒からどうやって逃れたか。
・大和の母は誰か?
・武雄の出生の秘密(雄大と和子の息子?)。
・雄大と大和の結末。
・夏美はどうなる?
・未来たちの去就。
何と言っても、本作最大の謎は「大和の母は誰か?」。
同じ雄大の息子と思われる武雄と比しても大和は雄大に瓜二つ。
癖や思考法までほぼ同じだし、母親が正体不明な点も含めて気にかかる……。
果たしてどうなる!?
此処で登場人物たちの現状をまとめておきましょう。
沢田:雄大との間は決着。三億円事件について記者会見を行うも泰成に射殺される。
雄大:沢田との間は決着。軍艦島へ!?瀕死の状態。
大和:長崎へ帰還。雄大と対決か!?
欽一:大和と対決するも完敗。錯乱し夏美を盾にするも二郎により死す。
二郎:決戦の場へ到着。大和を追い込むも夏美を人質に取られ二郎と対峙。欽一から夏美を守り死亡。
夏美:決戦の場へ到着。欽一に人質に取られる。関口兄弟の終焉を看取ることに……。
未来:テレビ局から事件の真実を訴えようとするも、放送事故として処理され倒れてしまう。真玉橋と合流。
真玉橋:東海林の行動を追い、雄大のもとへ迫る……が先に未来と合流。沢田の最期を目撃。
武雄&葉子:島袋に保護され、沖縄へ?
泰成:復讐が無為だったと諭され傷心するも、記者会見場の衆人環視の中で沢田を射殺。3億円は彼が保管している筈だが……。
でもって、仮説に代わりこれまでの「作中の出来事」をまとめておきます。
良ければ参考までに。
<<作中の出来事まとめ>>
1960年、雄大と沢田は軍艦島に生活。
ところが美佐子が正当防衛の殺人を犯す。
これにより、沢田は世の中に秩序が必要と考える。
数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田、須黒と手を組み過激派の一掃を画策。
雄大、和子と出会う。
和子が妊娠するが、事故死。
子供は無事出産(おそらく武雄のこと)。
雄大、沢田に協力し竜、響子、横溝と共に3億円事件を起こす。
その目的はこの捜査を口実にローラー作戦を行う為。
ところが、須黒が雄大と竜の口封じを図る?
この際、どうやって須黒の魔の手から逃れたかは不明。
竜が瀕死の重傷を負い、須黒を道連れに死亡。
直後、雄大は整形し鳴海鉄也となる。
同じ頃、武雄が施設へ。後に関口弘美が出産した沢田の娘・葉子も施設へ。
雄大、沖縄で鉄也として響子を見守る。
此処から雄大の不明期間が続く。
誰かとの間に大和を作る?
一方、沢田は関口兄弟と出会い彼らを引き取る。
雄大、長崎へ。
目的は息子・武雄が居る小田切家に近付く為。
横溝、鈴木により資金難に陥る。
雄大に分け前を要求するも断られ事故死する。
この死が発端となり、東海林が再捜査を開始。
並行して関口兄弟が雄大を危険視し排除に動く。
沢田と雄大密会するも、雄大偽装死。
同時に鉄也から雄大に戻る。
一方、東海林は真相に迫り二郎に口封じされる(1話での出来事)。
<<終わり>>
こんな感じだろうか?
さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。
・【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!
フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年7月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2014年冬以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!
変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?
@大和
A雄大
B未来、真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
C夏美
実にそれぞれの思惑が乱立。
関口兄弟が172話で共に斃れ、176話で沢田と泰成が消えた。
これにより、争いはほぼ大和VS雄大の親子対決に絞られた。
気になるのは夏美の去就もだが……。
とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
178話に期待です!!
ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第17巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!
◆関連過去記事
・「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第170話までネタバレ批評(レビュー)まとめ
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第171話「兄弟」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第172話「啼泣」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第173話「境涯」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第174話「濫觴」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第175話「蝉声」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第176話「遺言」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
◆登場人物一覧
【現代】
鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中
鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。
土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。
響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。
ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。
関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。172話で壮絶な死を遂げる。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。
沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。176話で泰成により命を落とす。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。172話で落命。
桜井:沢田の部下で黒子の多さが特徴的な男。167話より登場するも171話で命を落とす。
美佐子:沢田の初恋の人で「四季荘」の女将。
松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。
朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。
小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。
真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。
森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
石井:162話で登場。テレビ局のプロデューサー。
【三億円事件当時】
川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?
健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。
須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。
ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。
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◆渡辺潤先生の作品はこちら。
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