2014年10月24日

「実は私は」第84話「励まそう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第84話「励まそう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

葉子に誤解されたことにショックを受け自失してしまった朝陽。
そんな朝陽の隣では、岡、嶋、さくら、みかん、獅穂、茜が正座させられていた。
その目の前には憤怒の形相の明里が仁王立ちしている。

朝陽がこうなった原因が岡たちの悪ふざけにあると説教していたのだ。
これに対し、特に反省した様子の無い面々。

反省の言葉を口にしつつも満面の笑顔でその場を去るみかん。
特に理由もなくその場を逃げ出す獅穂。
ワケもないどころか、さらにからかおうとして明里に血祭に挙げられる茜。
そして、逃げ遅れた岡、嶋、さくら。
寧ろ、殆ど関係ない凛がもっとも心を痛めるありさまであった。

とはいえ、この状況を放置することも出来ない。
残った……いや、逃げ遅れた岡、嶋、さくらたち相手に、何とか朝陽を励ますよう迫る明里。

此処に、明里の剣幕に命乞いする嶋が朝陽を励ますことに。
だが、嶋はやはり嶋であった。

励ますつもりが嫉妬から「お前ばかりモテすぎだったんだよ、ざまぁ〜〜〜みろ!!」に発展するのはすぐのことであった。

これに慌てて嶋を取り押さえる明里。
もう、お前らには任せてられないとばかりに、自身の恋愛経験から朝陽に助言しようとするのだが……。

ない。
過去の経験を探るが、そもそもそんな経験が無い。
さらに朝陽の方が経験を積んでいるぐらいであるから有効な言葉がない。
悔しさのあまり血の涙を流し始める明里は理性で朝陽への罵声を踏み止まる。

彼らが励まそうとしていることに気付いた朝陽。
そんな朝陽に岡たちは「昔のように当たって砕けろ」とアドバイスする。
「フラれること前提〜〜〜!?」と驚愕しつつも彼らの後押しを受けた朝陽は葉子へと向き直ることを決意する―――85話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、8巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

その84話。

72話「励まそう!」に「!」が1つ増えた「励まそう!!」がサブタイの84話。
72話の励まされる対象はみかんでしたが、84話の対象は朝陽に。

「実は私は」第72話「励まそう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

茶化されつつも仲間の後押しを受けて葉子へ真っ直ぐにぶつかることを決めた朝陽。
熱いです!!
そして、果たしてどうなるのか!?

ちなみに、これをいつも通りに「恋愛三国志」に当て嵌めると……(いや、そもそも当て嵌める必要が無いとのツッコミは禁止で)。

まずは前提から。

朝陽の心という「天の時」を得た「魏」の葉子。
幼馴染ポジションという「地の利」を得た「呉」のみかん。
茜の協力をスイーツで取り付け「人の和」を得た「蜀」の渚。

この「三国志」となっています。

奇しくも修学旅行が「赤壁大戦」となったか。
「呉」のみかんと同盟した「蜀」の渚が覇権(朝陽)に向けて一大アプローチを敢行。
これにより「魏」の葉子が半ば自滅の形で撤退を強いられた状況。
「赤壁大戦」での「魏」の敗因は「火攻め」以外にも「風土病による撤退」説も根強いとのことですが、葉子の場合もソレか。

魏が慣れない南方での戦闘に風土病を患ったように。
葉子もまた慣れない恋のフィールドで疑心暗鬼の病を患ったのでしょう。

そして「赤壁大戦」の後は「荊州争奪戦」が控えている筈。
となると、まずは「蜀」こと渚の大躍進になるのか……。
だが、当の朝陽の心はブレそうにはない。
さぁ、これからどう動くのか。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス8巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、銀華恋。
うむ、此処までは予想通り。
こうなると9巻は、9巻は……誰だ!?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第80話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第81話「止めよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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「実は私は」第83話「誤解を解こう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

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posted by 俺 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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