2014年10月31日

2014年の今もポアロシリーズ続編が刊行されていた!?その名も『モノグラム殺人事件』(早川書房刊)に注目せよ!!

「名探偵ポアロ(ポワロ)」シリーズと言えば、誰もが知る「ミステリーの女王」ことアガサ・クリスティーによる名作シリーズのこと。
当然、アガサ亡き2014年の今となっては「ポアロが活躍する新作を読むことは不可能」と思われていましたが……。

これが不可能ではないことが判明しました。
なんと、ポアロシリーズの最新作が2014年10月下旬から発売中です!!
その名は『モノグラム殺人事件』(早川書房刊)。

これは一体、どうしたことか!?
以前にもあったように未発表のアガサ・クリスティーの遺稿が発見されたのか!?
それとも、クローン化技術により秘密裏にアガサ・クリスティーのクローンが作られ新作を発表したのか!?
あるいは「神の手」こと「ゼロ」が美術分野から文藝分野に進出を果たしたのか!?

まさに謎、まさにミステリー。
これこそトリックの香りがしますが、其処には意外な真実が隠されていました。

なんと、公式から「ポアロシリーズ」を続けることを認められた作家さんが書かれた作品なのだそうです。
それがソフィー・ハナさん。
本『モノグラム殺人事件』はそのソフィー・ハナさんによる作品です。

意外と言えば意外なものの、意外と普通の結論!?
とはいえ、その作品自体は意外性抜群の作品の様子。
『モノグラム殺人事件』のあらすじは次の通り。

<あらすじ>

〈名探偵ポアロ・シリーズ〉「私は近々殺される」ポアロの静かな夕食は、若い女の突然の告白によって妨げられた。さらに女は懇願する。「正義の為に、決して捜査はしないで」と。シリーズ正統最新作

名探偵エルキュール・ポアロは、お気に入りの珈琲館で夕べのひとときを過ごしていた。灰色の脳細胞の束の間の休息。そこへ、一人の半狂乱の女が駆け込んできた。どうやら誰かに追われているようだ。ポアロが事情を尋ねると、女の口からは意外な言葉が。彼女は「殺される予定」だというのだ。しかも、その女ジェニーは、それは当然の報いであり、殺されたとしても決して捜査はしないでと懇願し、夜の街へと姿を消した。同じ頃、ロンドンの一流ホテルで三人の人間が殺害された。すべての死体は口にモノグラム(イニシャルの図案)付きのカフスボタンが入れられていた。ジェニーは被害者ではなかったが、関連を嗅ぎ取ったポアロは、友人の刑事キャッチプールとともに捜査に乗り出すのだった。
名探偵ポアロが帰ってきた! 
イギリスの実力派作家が描く、世界でもっとも有名な探偵の新たな挑戦!
解説:数藤康雄
(早川書房公式HPより)


さぁ、ポアロが帰って来たぞ!!
公式にシリーズとして認められた作品を見逃すなかれ!!

繰り返す、要注目の作品の名は『モノグラム殺人事件』だ。
ファンはチェックせよ!!

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【映画化関連情報】
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「モノグラム殺人事件 (〈名探偵ポアロ〉シリーズ)」です!!
モノグラム殺人事件 (〈名探偵ポアロ〉シリーズ)





これを読めばあなたもアガサ・クリスティー通!!
「アガサ・クリスティー完全攻略」です!!
アガサ・クリスティー完全攻略





こちらもアガサ通必読の書!!
「アガサ・クリスティ大事典」です!!
アガサ・クリスティ大事典





こちらは「名探偵ポワロ 全巻DVD-SET」です!!
名探偵ポワロ 全巻DVD-SET





アガサ・クリスティを語るには下記の3作は必須!!
是非、この機会に一読を!!

「そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)





「アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)





「オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
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