2014年11月13日(木)に最終話が放送され、まるで映画のような映像と原作既読者でも予測のつかない展開で楽しませてくれました。
しかし、「楽しませてくれました」と過去形で語るにはまだ早かったのです……。
なんと、映画化されることが明らかになりました。
映画公開は2015年とのこと。
ちなみに映画版ですが……。
ドラマ版で大幅なアレンジを加えつつも原作の『百舌が叫ぶ夜』『幻の翼』の要素を上手く活かしていたこと。
ドラマの放送決定が公表されてから、原作『百舌が叫ぶ夜』『幻の翼』『砕かれた鍵』の装丁がキャスト3人の表紙に変更されていること。
……などから、映画版は『砕かれた鍵』の要素を活かしたものになる可能性が高いと思われます。
『砕かれた鍵』で起こったもっとも大きな出来事と言えば、アレ。
だとすれば、倉木に待っているのは……。
だからこそ、あの結末を迎えた「ダブルフェィス」のスタッフが再集結する必要があったのかもしれないなぁ……。
・「ダブルフェイス 潜入捜査編(TBS版) ヤクザの幹部VSエリート刑事…二人の真の姿は互いに“潜入”するスパイ…孤独な男達の運命は?そして愛の行方は?圧倒的スケールで描く大作」(10月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ダブルフェイス 偽装警察編 大反響御礼!傑作サスペンスを今夜特別版で地上波初放送エリート刑事VSヤクザの幹部…二人の正体は互いに潜入するスパイ 孤独な男の運命と愛の行方」(1月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「インファナル・アフェア」3部作ネタバレ批評(レビュー)
なお、原作では2014年11月時点での最新作『墓標なき街』が集英社刊『小説すばる』にて連載中。
現在、5話を数えます。
こちらは大杉と娘・めぐみが百舌を巡って奮闘中。
・『墓標なき街』第5話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
おそらく、シナジー効果を期待して映画公開と同時に単行本化を狙っている可能性が高いものと予測されます。
『墓標なき街』は2ヶ月に1回の連載ペース。
全10話くらいだとすると2015年秋頃完結の筈。
だとすると―――公開も同時期になるのでしょうか。
ただ、現状だと物語ペース的に全20話くらいになりそうなんだけどなぁ。
果たしてどうなる!?
◆関連過去記事
【原作関連記事】
・『墓標なき街』第1話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
・『墓標なき街』第2話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
・『墓標なき街』第3話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
・『墓標なき街』第4話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
・『墓標なき街』第5話(逢坂剛著、集英社刊『小説すばる』連載)ネタバレ書評(レビュー)
・『百舌シリーズ(百舌の叫ぶ夜、幻の翼)』(逢坂剛著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【ドラマ版】
・「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜 第1話 都心で起きた爆弾事件…妻を失った公安のエースVS記憶を失った殺し屋」(4月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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