2014年12月06日

「実は私は」第91話「お花見をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第91話「お花見をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

季節は春、春と言えば「お花見」である。
朝陽は岡や凛、みかんたち主催の「お花見」に葉子を誘うことに。
葉子にとって「お花見」は「参加したくとも出来なかった夢のイベント」、おそるおそる参加を決める。

「お花見」当日、会場には主催者たるみかん、岡、凛たちに加え渚や獅穂らが参加していた。
葉子が緊張する中、和気藹々と「お花見」が始まるのだが……。

開始早々、みかんがぶっ飛ばした。
なんと葉子に酒を勧めたのだ。

流石にソレは……と戸惑う朝陽。
みかんはあくまで「酒」ではなく獅穂も認めた「痴女ジュース」と主張。
その前で葉子はそのジュースを飲み干してしまう。

結果、案の定、出来上がってしまった。
酔っ払った葉子は「朝陽く〜〜〜ん」と大胆に朝陽に絡み出す。

これを見ていたみかんと渚。
やってらんねぇとばかりに「同じジュース」を飲み出したからさぁ、大変。

こうして立派な酔っ払いが3人も出来上がってしまった。
葉子と渚は正体を隠すことを忘れ、思い思いに寛ぎ始めてしまう。

岡たちに正体を知られてしまうと慌てる朝陽。
ところが、当の岡たちもそれどころでは無かった。

みかんが団子に偽装していた最新型ロシアンシュー「ステルスシュー」の被害に遭い、理性を失っていたのだ。
しかも、隙を突き苦しむ岡たちにみかんが「例のジュース」を飲ませてしまう。

こうして次々と増えて行く被害者たち。
彼らはゾンビのように増殖し、奇妙なダンスを踊り始める。
もはや、そこにルールは無い。
誰か、この無法の地を収めるヒーローは居ないのか!?

「だ、誰か、誰か来てくれぇ〜〜〜」
朝陽は助けを求める声を上げる。
そして、その呼び声に「あの人」が応えた。

「中年少女 まじかる☆あかりん、参上にゃん!!」
声と共に現れたのは、すなわち紅本明里教諭である。
明里は何を思ったかバッチリとコスプレ衣装に身を包んでいた。
おそらく、既に出来上がっているのだろう。

普段の姿を想像もさせないその格好。
そして口から発する「きゅぴ〜〜〜ん、きゅるる〜〜〜ん」との擬音の数々。

これを目にしたみかんたちの熱が一気に冷めた。
そして皆が皆、正気に戻った様子で明里から目を逸らす。

そう、此処にルールは取り戻されたのだ。

彼らは口々に呟いた。
「ありがとう、反面教師」と―――92話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、9巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

その91話。

サブタイは「お花見をしよう!」。

教師は教師でも「反面教師」とは……まさに「他人の振り見て我が振り直せ」的な回でしたね。
みかんたちは明里の姿を「鏡」として反省しました。
身を以て生徒を導く明里―――まさに、教師の「鑑」と言えるでしょう。
とはいえ、きっと1人でお花見に来て酒を飲まずには居られなかったんだろうねぇ……。
ただ、88話によればサクラはそんな明里に好意を抱いているようです。

「実は私は」第88話「生徒会長の仕事に密着しよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

そして、出た「ロシアンシュー」。
最新作は「ステルスシュー」とのこと。
遂にガンダム以外からネーミングとなったか。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス9巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋。
うむ、此処までは予想通り。
そして9巻は渚とみかんのコンビが登場。
表紙はヒロインとの法則は守られました。
しか〜〜〜し、そのうち朝陽と葉子の表紙も有り得るのだろうか……。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第90話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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