2014年12月13日

「実は私は」第92話「3年生になろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第92話「3年生になろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

遂に新学期が始まった!!

桜舞う学校の中では様々な人々が集っていた。
朝陽と共に笑い合う新入生の少女(黒峰鳴)。
大きな手裏剣を腰に背負った忍者風の少女。
そして、何処か葉子を思わせるロングヘアーの女性である。

これを見ていた茜。
「ほう、あれが源二郎の切り札か……」と呟くが。

一方、そんなこととは露知らぬ朝陽たちはクラス分けの結果に驚いていた。
いつもの面子が同じクラスに固まっていたのだ。

朝陽、葉子、渚、獅穂、岡、嶋、サクラ。
そして、今度はみかんも同じクラスだ。

みかんと葉子は早速、新型ロシアンシュー開発に余念が無い。
サイコクリームを搭載した「ロシアンシューUC」にチャレンジするようだ。
それは止めて欲しいと心から願う朝陽。

他にも見知った顔がクラスに存在している。

ざっと見回しただけで凛も……って、凛は学年が違う。
どうやら、新しいクラスに馴染めずに飛び出してしまったらしい。
みかんが付き添いクラスへと戻ることに。

他には茜も……って、コレも違う。
丁重にお引き取り願うように。

その他には華恋も……って、コレもちが。
いや、これは正しいな。
但し、朝陽たちも彼女が同級生であることに抵抗があるようだが。
何しろ、親世代の人物なのだから。

とはいえ、こうして新しいクラスが出来た。
葉子は朝陽と同じクラスになれて嬉しいと告げ、朝陽を喜ばせる。

さて、残るは担任と副担任だ。

ところが、これも去年と同じ明里であった。
だが、副担任が異なっていた。

現れたのは「緑苑坂 弓」を名乗るロングヘアーの大人の女性。
冒頭の3人のうちの1人だ。

その表情や様子からクールビューティーを想起させる彼女。
まるで、正体を知る前の葉子のようだ。
好感を抱く朝陽。
だが、何故か弓は挨拶中も朝陽に敵意を向ける。

こうして、クラスのお披露目が終わった。
早速、嶋は弓に興味津々のようだ。

そんな中、なんとか一日を終え下校の時刻となった。
葉子と連れ添って帰宅の途に就く朝陽。

と、進路調査票を教室に忘れたことに気付く。
マズイ……提出は明日までなのだ。
もしも、忘れれば明里に殺されてしまう。

泡を喰った朝陽は慌てて教室へと戻る。

教室の前に辿り着いた朝陽だが、其処で「はて!?」と何か既視感を覚える。
この光景、何処かで見たような……。

そして思い出した。
ああ、アレだ。
葉子さんの秘密を知ったときとソックリなんだ、と。

あの時は中で葉子さんが羽根を伸ばしてて……と思い出しつつ扉に手をかける朝陽。
勢いよく扉を開けると、中に居た人物と目が合った。

弓である。
ところが、弓は先とは全く異なりリラックスし切った表情で伸びをしている。

朝陽は思った。
やっぱり、あの時と同じだ、と。

それもその筈、伸びをする弓の背中には葉子と同じく羽根が生えていたのだ。

朝陽の姿を確認した弓は「しまった」とばかりに渋面を浮かべる。

そんな弓に朝陽は尋ねる。
「もしかして、吸血鬼!?」
朝陽の声は震えていた―――93話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、9巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

その92話。

サブタイは「3年生になろう!」。

遂に新章開幕です。
その舞台は3年生。

当然、朝陽たち以外にも新入生などの新キャラが!!

まずは黒峰鳴、朝陽の妹です。
本編では1コマのみの登場でしたが、今後に期待!!
おそらくみかん寄りの彼女の立場からすれば、朝陽と葉子の恋路を存分に掻き乱してくれるでしょう。
それにしても、みかんは凛といい鳴といい年下から人気があるなぁ。
たくさんの弟たちも居るようだし、それだけ面倒見が良いのだろう。

続いて謎の忍者少女。
腰に大きな手裏剣を抱えています。
彼女は後程登場でしょう。
武器持参なところから、剣持参の凛と仲良くなりそうな予感。

そして、おそらく茜が口にしていた源二郎の切り札・緑苑坂弓。
どうやら、葉子と同じ吸血鬼のようです。
もしかして、親戚なのか!?
それと、茜だけでなく華恋とも知り合いのようですが……。
とはいえ、源二郎の系譜なので恐らく葉子と似たり寄ったりのタイプでしょう。
次回、密命を帯びて朝陽と葉子の仲を裂く筈が、逆に当の相手に秘密を握られたとして煩悶する姿が目に浮かびます。
当然、朝陽は葉子同様に弓も庇うのでしょう。
これに弓が朝陽に惹かれることも予想できる。
ということは……朝陽を巡る三角関係もあり得るのか!?

新たに登場したキャラ3人(鳴は本格参戦)により、物語の展開の幅も広がった。
今後も楽しませてくれそうですね。

そして、サイコフレームならぬサイコクリーム搭載の「ロシアンシューUC」には笑った。
遂に「ユニコーン」が登場。
UC(宇宙世紀)世代はこれで完全制覇か。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス9巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋。
うむ、此処までは予想通り。
そして9巻は渚とみかんのコンビが登場。
表紙はヒロインとの法則は守られました。
しか〜〜〜し、そのうち朝陽と葉子の表紙も有り得るのだろうか……。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第90話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第91話「お花見をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は吸血鬼。92話から登場。
忍者少女:92話から登場、詳細不明。

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