2015年02月01日

土曜ワイド劇場「再捜査刑事・片岡悠介 打ち上げ花火と同時に転落死!?脳指紋が暴く10年前のパティシエ殺人…真犯人はオクラ好き!?コンブが隠し味のケーキの謎」(1月31日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「再捜査刑事・片岡悠介 打ち上げ花火と同時に転落死!?脳指紋が暴く10年前のパティシエ殺人…真犯人はオクラ好き!?コンブが隠し味のケーキの謎」(1月31日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

片岡悠介(寺島進)は警視庁のお荷物部署“再捜査班”に追いやられた“鼻つまみ者”の刑事で、口うるさい母・美知恵(吉行和子)と2人暮らし中のバツイチだ。“カタブツ美女”奥村澪刑事(原沙知絵)、“どM”浅野直樹刑事(金子貴俊)の変わり者3人で、数々の未解決事件を解き明かしてきた再捜査班だが、そこに新たに“班長”として着任した姉川恵津子(あめくみちこ)も“定時退勤”をモットーに事なかれ主義を貫く、これまた変わり者だった。

そんな新生・再捜査班に、再捜査の依頼が舞い込む。パティシエの藤井未紗(前田亜季)が、父・真彦(渋谷哲平)の自殺について調べ直してほしいと頼みに来たのだ。パティシエだった真彦は10年前に有名スイーツメーカー“アフェール”が主催するパティシエコンテストで優勝したが、審査員を買収したとの黒い噂が流れた途端に、自らの不正を認める遺言を残し、花火大会の夜にビル屋上から飛び降り自殺した。
だが最近になって未紗は、父の真彦が死の直前までノートに新作スイーツのレシピやデザインを書き記していたことに気づき、自殺とは思えないと悠介たちに訴えかける。新任班長の恵津子は「かつての捜査担当者の顔に泥を塗るわけにはいかない」と、再捜査の必要性無しと判断。だが、「花火大会の夜」の一点に事件性の匂いを嗅ぎ取った悠介は、勝手に再捜査を開始する。

まず悠介たちは、今や“ミスタースイーツ”と若い女性たちにもてはやされているイケメンパティシエ・柏木達也(天宮良)の周辺を探る。柏木は真彦の元弟子で、師匠の死により、アフェールの社長・野々村尚美(野村真美)から同社の名誉パティシエに抜擢され、それを機に現在の地位を築いていた。しかも柏木には、師匠である真彦のレシピを盗んで使用しているとの噂もあった。悠介たちの追及に対し、師匠と弟子のスイーツが似るのは当然だと、余裕の表情で答える柏木。
ところがそんな矢先、柏木は何者かに殺害される。恵津子は、再捜査をはじめなければ柏木が殺されることはなかったと激怒。今後、勝手な行動は許さないと、悠介たちに釘を刺すが…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

片岡悠介は警視庁特命捜査対策室、通称・再捜査班に所属する刑事である。
片岡は、部下である奥村澪刑事と浅野直樹刑事と共に3人で数々の事件を解決している。

其処に「班長」として姉川恵津子がやって来た。
こうして、新生・再捜査班が結成。
だが、「事なかれ」を標榜する恵津子と片岡は度々衝突することに。

そんな中、片岡が再捜査を開始したのは、10年前に発生した藤井真彦の自殺について。
当時、真彦は有名スイーツメーカー「アフェール」主催のパティシエコンテストに参加し優勝していた。
ところがその数日後、審査員を買収していたとの黒い噂が流れた直後にビルの屋上から転落死を遂げていた。
罪を認めた上での自殺と思われていたのだが……。
現在になり、父と同じくパティシエとなった真彦の娘・未紗が「調べ直して欲しい」と片岡のもとに持ち込んだのだ。

美紗によれば柏木達也が怪しいらしい。
柏木は真彦の一番弟子。
真彦死後に「アフェール」の社長・野々村尚美から名誉パティシエの称号を与えられ「ミスタースイーツ」と呼ばれる売れっ子になっていた。

当時の真彦はレシピノートを記しており、これが死後に消えていた。
美紗は、柏木の躍進の影に真彦のレシピノートがあるのではないかと考えたのだ。

美紗の訴えを受けて、柏木を訪ねた片岡たち。
だが、柏木は「師弟だからケーキが似ていて当然」と疑惑を否定する。
柏木を熱烈に支援する記者・安西杏子もこれを支持し片岡たちを批判する。

しかし、片岡は挫けない。
片岡は真彦の死の真相を突き止めることこそが事件解決の近道と考える。
其処で目撃者に脳指紋検査を用い、真彦の死亡当日に現場付近に柏木が居たことを突き止めた。

矢先、当の柏木が何者かに殺害される。
さらに、柏木の遺留品から真彦のレシピノートが発見された。
やはり、柏木は真彦の作品を盗んでいたのである。

これにより、柏木が真彦を殺害したものと思われた。
結果、真彦の復讐の為に美紗が柏木を殺害したのでは……と疑惑が生じ困惑する片岡。

だが、片岡は悔やまない。
美紗を信じ、彼女の無実を証明しようと捜査を続行する。
そんな片岡の姿に、それまで対立していた恵津子が賛同を示し始めた。
実は、恵津子も片岡同様に熱い女性だったのだ。

真彦の妻・佳代が真彦死亡の半年前に事故死していたことが判明。
この犯人こそは尚美の秘書・筧正治であった。
事故当時の彼の名は岩原和利。
どうやら、事故後に名前を変えていたらしい。
さらに、この事故には佳代以外にもう1人男性が巻き込まれていたそうだが……。

直後、今度は筧が殺害された。
美紗にとっては母の仇である。
またも、美紗に容疑が向かうことに。

焦る片岡に恵津子が助言する。
佳代だけではなく、もう1人の筧の事故の被害者を調べてみてはどうかと言うのだ。
これに従った片岡は巻き込まれたとされた男性が当時の有名スイーツメーカー「プラトロワ」の最高顧問・馬場であると知る。

当時、馬場は「アフェール」を傘下に加えるべく買収工作を行っていたらしい。
ところが、馬場の死後「プラトロワ」は「アフェール」に吸収合併されていた。
馬場の死により「アフェール」は危機を乗り越え大逆転を果たしたのだ。

片岡は佳代の事故に馬場が巻き込まれたのではなく、馬場の事故に佳代が巻き込まれたと推測。
おそらく、尚美の命を受けた筧が意図的にこれを狙ったに違いない。
それにしても、馬場は何故、その時その場所に居たのか?

調べたところ、馬場が安西家の墓参りに赴く途中であったことが判明。
安西家の墓に眠っていたのは安西聡子。
そう、安西杏子の母である。
安西杏子は馬場の隠し子だったのだ。

突如、捜査線上に浮上した安西杏子。
さらに、筧殺害当日の周辺の防犯カメラ映像から杏子の姿が確認された。
杏子は黙秘を貫くが……。

柏木の遺留品から「焼き増しプリント代」のレシートを発見した片岡。
レシートの店舗を訪れたところ、真彦の転落死当日に撮影したと思われるネガを柏木が焼き増していたことが明らかとなる。
どうやら、柏木が殺害されたのは其処に写っていたものが原因だったようである。

さらに、真彦の死亡当夜に花火が上がっていたと聞いた片岡は「あれほど綺麗なものだから、必ず誰かが花火を撮影しているに違いない」と主張。
だとすれば、真彦の転落死についても記録されている可能性があると当時の関係者を巡ることに。
だが、雲を掴むようなものでなかなか成果は上がらない。

これを見かねた恵津子が動いた。
恵津子の活躍により、遂に花火を映像に収めていた人物を見つけることに。
花火の映像にはバッチリ事件の様子も残されていた。
其処に写ったのは真彦と……尚美であった。

矢先、杏子が尚美を襲撃する。
だが、片岡が現場に駆け付け杏子を止める。
此処に真相が明かされることに。

10年前、真彦は佳代の事故の真相を調べていた。
そしてあの夜、真彦は尚美に事故の真相を突き付け出頭するよう詰め寄った。
尚美は罪を償うと飛び降りを示唆。
これを止めようとした真彦と揉み合う内に彼を転落死させてしまう。
ところが、この一部始終を柏木に撮影されていた。

そして現在。
真彦のレシピを使い切りつつあった柏木は危機感を募らせていた。
彼の地位は真彦のレシピによるものだったからである。
柏木は尚美を脅迫し地位の保障を求めた。
これに尚美は筧に命じ柏木を殺害させることで応えた。

ところが、此処で尚美は筧に注目した。
正直、筧は知り過ぎた。
これを危険だと判断した尚美は筧を殺害したのである。

杏子が柏木に近付いたのは馬場の死を調べる為であった。
其処で尚美の旧悪について聞かされたのだ。
だが、杏子は尚美を怖れ身を守ろうとすることに精一杯であった。

そんな中、美紗が片岡に再捜査を依頼した。
その姿に杏子は怯えていた自身を恥じた。
杏子は美紗の為にも復讐をしようと決意し筧を狙った。
しかし、尚美に先を越されてしまったのだ。

「だからこそ、今度は復讐を達成する」と叫ぶ杏子。
これを片岡が押し留める。
正直に生きるよう諭された杏子は復讐を思い留まる。

尚美はと言えば、柏木の殺人教唆と筧の殺人の罪で逮捕された。

再捜査班に恵津子という心強いメンバーが加わった。
片岡は仲間たちと共に今後も彼の信念を貫くことを誓うのであった―――エンド。

<感想>

「再捜査刑事・片岡悠介」の第7弾、オリジナルシリーズなので原作はありません。
前作は2014年4月26日に放送されているので、実に9ヶ月ぶりの続編となります。
これまでのシリーズについてはネタバレ批評(レビュー)がありますね。
興味のある方は、過去記事リンクよりどうぞ!!

では、第7弾の感想を。
香織離脱後の第1作目となりました。
同時に、新キャラで班長でもある姉川恵津子参戦の第1弾でもあります。
それにしても、恵津子が実は片岡と似た者同士だったとの結末は凄かった。

他にも本作はインパクトのあるシーンが多かったですね。
例えば、天宮良さんの「ボンジュール・ハニー」も凄かった。
他にも片岡が再三口にしていた「恋の下雪(アイスクリーム)」もインパクトのある映像でした。

それにしても、尚美が語った10年前の真相はどうにも胡散臭いですね。
あの時点で罪を悔いて自殺を考えた人間が、その後に柏木殺害教唆と筧殺害は行わないでしょう。
あれはきっと率先して突き落としたのだろうとしか思えないけどなぁ。

いろいろありますが、恵津子参戦はかなりのインパクト。
第8弾はどうなるのか……次回にも期待!!

◆関連過去記事
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<キャスト>

片岡悠介:寺島 進
奥村 澪:原 沙知絵
浅野直樹:金子貴俊
姉川恵津子:あめくみちこ
一二三祐希:吉田 羊
片岡美知恵:吉行和子
藤井未紗:前田亜季
安西杏子:国生さゆり
野々村尚美:野村真美
柏木達也:天宮 良 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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