2015年04月07日

「実は私は」第106話「物騒娘に絡まれよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第106話「物騒娘に絡まれよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

未だに渚とは微妙な関係が続く朝陽。
どうにも素直に顔を見られない。
そして、それは今日も続いていて……と思いきや、今日は些か勝手が異なるようである。

朝陽が必死に逃げているのだ。
それを渚が追走している。
とはいえ、朝陽は渚から逃げているワケではない。
原因は渚の背後にあった。

其処には猛スピードで朝陽を追う結香が居たのだ。
105話にてワケも分からずフラれた朝陽だが、何故か今も結香に追われていた。

「実は私は」第105話「恋をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

その理由は……岡へ送った手紙の返事を聞きたいとのものだった。
ちなみに岡が返事を寄越さない理由は、結香が採用した矢文という方法に問題があったからであった。
そして、結香はその理由に全く気付いていない。

そんな結香の姿に朝陽は凛を想い出す。
そう言えば露骨に武器を携帯していること、髪飾りが同じであること、そして共にスパッツを着用していること……共通点は多い。
不思議に思う朝陽だが。

一方、朝陽の目前にて遭遇した渚と結香。
互いに対立するかと思いきや、彼女たちは対朝陽に向け競い合うように。
渚はともかく、岡に恋している筈の結香が何故!?

渚はその胸に燻る朝陽への想いが、結香は恋に恋する乙女ゆえの業か。
何故か、2人で朝陽を追い回すこととなった。
しかも、2人は互いに互いを意識してか行動が少しずつ派手になって行く。

「あなたに届け、私の熱い想い」とばかりに結香が「火遁の術」を用いれば、渚は「ハートを射抜く」と「対戦車砲」で朝陽に狙いを定める。

2人に追われる朝陽は命の危険に曝されることに。
朝陽は現在の自身の状況を必死に2人に伝えるのだが……。

此処で2人がはたと止まった。
やっと理解してくれたかとほっとする朝陽。
しかし……。

「あっ、先輩ゴメンナサイ。私にはやっぱり岡先輩が……だからお付き合い出来ません」
「ゴメンナサイ、君には葉子君が居るじゃないか、だからお付き合いなんて出来ない」
2人は揃って朝陽に断りを入れる。
その気が無かった朝陽、にも関わらず一方的にフラれてしまうことに。

其処で始業のベルが。
結香は渚に挨拶すると忍者らしく姿を消す。

此処でふと渚が気付いた。
何故、結香は渚の名前を知っていたのだろう……。

その翌日、冷静になった渚が朝陽に謝罪する姿があったとさ―――107話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、11巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

ちなみに遂に「実は私は」がアニメ化されるとのこと。
これについては制作会社や監督さん、キャストなどが少しだけ判明。
登場人物に黄龍院凛らの名前が無いことを見ると、序盤をアニメ化する予定なのかな。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

その106話。
サブタイは「物騒娘に絡まれよう!」。

105話に続き、桃地結香回。

「実は私は」第105話「恋をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

朝陽の指摘により凛との共通性が強調されましたね。
さらに結香が渚のことを知っていたこと。
他にもあらすじでは省略しましたが「火遁の術」や「変わり身の術」を修行すれば渚でも出来ると口にしたこと。
渚を目にし「痴女力」との言葉を呟いたこと。

確定ですね、結香は凛と同じく時間移動者のようです。
ただし、前回予想では過去からとしていましたが凛と同じく未来からの様子。
さらに渚と親しい様子を見ると渚の関係者の可能性も高そうだ。
もしかして……未来の渚の後輩なのか!?
そして結香が未来人となれば、同様のスタイル(腰に帯刀している)を誇る閃も未来人の可能性が高い。

凛に続き現れた未来人。
これが何を意味するのか……注目ですね。
もしかすると凛とは異なる並行世界からの来訪者の可能性もあるかも。

そう言えば気になるのは結香が渚を目にして「痴女力」について触れたこと。
もしかして「カリスマ痴女2世」は獅穂ではなく渚なのか?
これも気になります。

葉子の吸血鬼としての本能が目覚めつつある中、結香たちが如何なる立場にあるのか……今後も見逃せそうにありません。

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス11巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子。
そして11巻は―――獅穂と凛がコンビで表紙に!!
緑苑坂弓は選ばれませんでした……源二郎涙。
今後はヒロイン2人のコンビで表紙になるのかな!?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第100話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

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「実は私は」第105話「恋をしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。

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