2015年05月01日

「実は私は」第109話「誇りを取り戻そう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第109話「誇りを取り戻そう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

実は新1年生に結香や閃以外にもう1人だけ秘密を抱えた少女が居ることをご存知だろうか。
その名は水奈川咲、蝙蝠の耳を持つ少女だ。
その正体は……なんとサキュバスの末裔であった。

だが、カリスマ痴女の登場により彼女の種族は衰退を迎えていた。
もはや過日の栄光はない。

そんな一族の誇りを取り戻そうと考えた咲。
其処で学園に居るというカリスマ痴女の娘と対決すべく入学したのだ。

しかし、この咲は純真であった。
そして初心であった。
閃が持ち込んでいた過激な本を目にしては狼狽える始末である。
これでは到底カリスマ痴女の娘にも勝てる筈がない。

咲を送り出した周囲もそれは重々承知であった。
ただ1人、咲本人だけが勝利を確信していたのだ。

咲は早々に目的を達すべくカリスマ痴女の娘を探し校内を彷徨う。
そんな咲が出会ったのは……カリスマ痴女の娘こと獅穂ではなく葉子であった。

クールビューティーを目指すべくセクシーポーズを練習していた葉子。
これを目撃した咲は「この痴女力は……」と畏怖する。

いやいや、葉子にそれだけの痴女力は無い。
むしろ、それが葉子の魅力である。
つまるところ、咲は痴女力の何たるかを理解していないのである。

こうして、咲は葉子こそがカリスマ痴女の娘と勘違い。
勝手にセクシーポーズ対決を挑む。
挑みかかられた葉子はと言えば、これまた咲を強敵と認め対決することに。

一進一退の攻防が続く。
2人の痴女力はほぼ同程度であった。
やがて、2人は互いに互いをこれ以上ない好敵手と認め合うように。

この間、通りがかった凛は特に何をするでもなくぼんやりと2人を眺めている。
と、不意に凛が強大な痴女力を感じ戦闘態勢に入った。
不穏な気配を感じ取ったのは葉子と咲も同様だ。

そんな3人の前に現れたのは……股に朝陽の顔を挟んだ獅穂である。
どうやら、今日も今日とて特訓を積んでいたらしい。

獅穂の股に挟まれた朝陽は鼻血を吹き出し絶息している。
かなり危険な状態だ。

これを目にした葉子と凛が激怒する。
それに「ごめん、ごめん」と応ずる獅穂。

咲はと言えば刺激が強過ぎたのか凍り付いてしまうのであった。
どうやら、当分の間リベンジは難しそうである―――110話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、11巻も発売。
そして、本作かなり面白い!!

ちなみに遂に「実は私は」がアニメ化されるとのこと。
これについては制作会社や監督さん、キャストなどが少しだけ判明。
登場人物に黄龍院凛らの名前が無いことを見ると、序盤をアニメ化する予定なのかな。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

その109話。
サブタイは「誇りを取り戻そう!」。

よもやの新キャラ登場!!
その正体はサキュバスの末裔・水奈川咲。
とはいえ、咲は耳年増ながらも初心な様子。
此の意外なギャップが読者にサプライズを与えましたね。

また、これで1年生カルテットが結成。
鳴、結香、閃、咲の4人が繰り広げる騒動により世界観を広げた形に!!

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス11巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子。
そして11巻は―――獅穂と凛がコンビで表紙に!!
緑苑坂弓は選ばれませんでした……源二郎涙。
今後はヒロイン2人のコンビで表紙になるのかな!?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

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登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。

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