ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
警察庁長官視察の前日。ロクヨンに酷似した少女誘拐事件が発生。三上(ピエール瀧)は、記者クラブとの報道協定締結を目指すが、刑事部は頑として情報提供を拒む。少女とその家族の名前が匿名のままであることに、記者クラブは大きく反発。三上は、捜査一課長の松岡(柴田恭兵)に会うため、最前線に乗り込む。そして、誘拐犯から、身代金運搬の指令が入る。最初の現場は、喫茶あおい。またしても、ロクヨンと同じ手順だった。
(公式HPより)
では、続きから……(一部、重複アリ)。
・前回はこちらから。
土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第3話「首」(5月2日、5月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)
記者クラブとの信頼関係を取り戻した三上。
だが、一方で新たな火種が迫っていた。
「64(ロクヨン)」を模した誘拐事件が発生したのだ。
被害者は目崎正人の長女・歌澄。
そして、誘拐犯人は不敵にも当時と同じ「サトウ」を名乗り宣戦布告する。
模倣犯か!?
それとも、同一犯が長い時を経て再び動き出したのか!?
被害者について情報提供を求める記者クラブ。
だが、被害者については匿名を貫くようにとの指示が出ていた。
これにより、三上と記者クラブの間に再び亀裂が!!
紆余曲折ある中で、再び信頼を損ねるべきではないと判断した三上は公開しないことを条件に被害者の名前を明かした。
さらに、此の上で報道協定を結ぶことに。
これにより、三上は記者クラブの信頼を繋ぎ止めることに成功した。
一方で、事件は「64(ロクヨン)」をなぞるかのように展開。
遂に身代金受け渡しが行われることに―――最終回(第5話)に続く。
<感想>
ドラマ原作は横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)。
ドラマ版は全5回放送予定。
・『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
「土曜ワイド劇場」と放送時間が被るということで視聴を泣く泣く諦めていた本作ですが、コメントにて再放送についての情報を教えて頂き視聴することが叶いました。
というワケで、5月15日24時10分からの再放送を視聴しての感想です。
そんな第4話「顔」では「顔の見えない犯人」が描かれました。
同時に広報の「顔」となった三上の活躍も描かれることに。
そして、「顔」と「顔」を突き合わせての対峙が幾度となく行われることに。
他にも、サブタイ「顔」には複数の意味が込められていますね。
三上とプライベートで悩みを抱える原因となった娘・あゆみの「顔」。
そして、「64(ロクヨン)」犯人の表の「顔」と裏の「顔」。
それは同時に現在に甦った「64(ロクヨン)」犯人の「顔」にも繋がります。
いよいよ、次回は最終回。
そんなサブタイは「指」とのこと、雨宮のアレを示しているのか。
意外な結末を見逃すなかれ!!
ちなみに『64』は2016年に映画化も予定されています。
こちらも注目です!!
・横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ドラマ化、次いで2016年に映画化とのこと!!
◆関連過去記事
【横山秀夫先生著作記事】
・『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【ドラマ関連】
・土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第1話「窓」(4月18日、4月24日)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第2話「声」(4月25日、5月1日)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第3話「首」(5月2日、5月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「横山秀夫特別企画 永遠の時効 謎の数列29、41、51は無意識の自白調書!2つの完全犯罪とオンナの嘘を暴く逆転の取り調べ!」(6月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・日曜洋画劇場「特別企画 臨場 劇場版 話題作!!テレビ初放送 大ヒットドラマ遂に映画化!!型破り検視官倉石が挑む最大の事件」(6月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【その他】
・横山秀夫先生、前橋でのトークショーにて小説観を語る!!
・横山秀夫先生7年ぶりの新作『64』、文藝春秋社より2012年10月27日発売決定!!
・【速報】横山秀夫先生『臨場』が映画化決定!!キャストはドラマ版と同じ!!
・「横山秀夫サスペンス」DVD-BOX、2010年10月27日発売!!
・横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ドラマ化、次いで2016年に映画化とのこと!!
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