2016年04月21日

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」最終話(第5話)「指」(5月16日、5月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」最終話(第5話)「指」(5月16日、5月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

記者クラブとの報道協定を守るため、三上(ピエール瀧)は、松岡(柴田恭兵)が指揮する捜査車輌に乗り込んでいた。三上は再び、被害者の父が身代金を運ぶ車を追うことになる。新たな誘拐犯が父・目崎(尾美としのり)に指示する受け渡しルートは、14年前のロクヨンと全く同じだった。一方、松岡は美那子(木村佳乃)にも捜査への協力を依頼していた。そして、美那子が現場で目撃したものは‥。さらに、三上の娘のゆくえは‥
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

・前回はこちらから。
土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第4話「顔」(5月9日、5月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

14年前の「64事件」を模倣したような誘拐事件が発生、被害者は目崎の娘・歌澄である。
「サトウ」を名乗る誘拐犯の要求により、目崎は犯人の要求に従い身代金受渡しを行うこととなった。
三上は指揮車に同乗して目崎を追跡することに。

誘拐犯人はこれまた当時と同じようなコースを目崎に走らせる。
ところが、目崎は犯人の指示を無視し別のルートを選択する。
驚く三上であったが、そのルートこそ指定された場所へ向かう最短距離であった。

指定された河原に辿り着いた目崎は犯人の指示に従い身代金を燃やす。
さらに、近くに置かれた犯人のメモで冷蔵庫の中を見るよう促され絶望の叫びを上げるのだが。

同じ頃、捜査本部では歌澄の無事が確認されていた。
歌澄は単に遊び呆けていただけであった。
それを誘拐犯が誘拐だと言い張っていただけだったのだ。

これを知らされた目崎。
慌てて冷蔵庫の中を確認するとメモの半分を切り取り食べてしまった。
証拠隠滅だ。

実は其処には「64事件」が目崎の犯行であると示唆する内容が記載されていた。
そう、目崎こそが「64事件」の犯人だったのだ。

そして、今回の誘拐事件の犯人こそ、当時の被害者である雨宮とこれに共感した幸田であった。
松岡は彼らの逮捕を指示すると共に目崎の取調べを行う。
「64事件」は未だ時効にはなっていないのだ。

こうして、事件は解決し報道協定が解除された。

帰宅した三上は雨宮が目崎に辿り着いた方法に思い至る。
それこそ、あの無言電話であった。

一ヶ月前に松岡と三上と三船、三週間前に村越と電話があった。
すなわち、マ行だ。
マの松岡からミの三上、ムの村越と無言電話は続いていた。

雨宮は14年前の犯人の声を覚えており、電話帳に従ってアイウエオ順に無言電話を架けることで電話口に出た相手の声を確かめていたのだ。
そして、十日前に忘れようもない目崎の声に辿り着いた。
其処から今回の事件が始まったのだ。

三上は雨宮の執念と共に、それだけ亡き娘へ強い愛情を抱いていたことを知り感慨に耽る。
何しろ、三上にとっても他人事ではない。
消えた娘・あゆみの行方である。

それから数日、うららかな午後のことである。
三上家に一本の電話が入った。
電話に出た三上だが、相手は無言であった。
しかし、三上にはそれが誰かすぐに分かった。
それこそ掛け替えのない家族だったのだから。

その日、新聞には「64(ロクヨン)事件の犯人、捕まる」との見出しが躍っていた―――「64(ロクヨン)」エンド。

<感想>

ドラマ原作は横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)。
ドラマ版は全5回放送、その最終話。

『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

放送からかなり日時が経過しましたが、ようやくの記事となりました。
記事自体は完成していたのですが、タイミングを逸した形になっていたのが理由です。

そんな最終話「指」では「雨宮と幸田による犯人の告発」すなわち「指摘」が行われました。
また、犯人に辿り着く為に費やされた「雨宮の努力と時間」すなわち「雨宮の指」も大きい。
その指が電話帳をめくり、電話機のボタンを押し続け、遂に犯人に辿り着いた。
そうして彼らが指差した相手は目崎、それに松岡が応えた。

ちなみに同じ原作に基づく映画「64」は前篇が2016年5月7日に公開予定。
こちらも注目です!!

横山秀夫先生『64』(文藝春秋社刊)が続々実写化!!まずは2015年4月に連続ドラマ化、次いで2016年に映画化とのこと!!

◆関連過去記事
【横山秀夫先生著作記事】
『陰の季節』(横山秀夫著、文藝春秋社刊『陰の季節』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『黒い線』(横山秀夫著、文藝春秋社刊『陰の季節』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『64』(横山秀夫著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ関連】
土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第1話「窓」(4月18日、4月24日)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第2話「声」(4月25日、5月1日)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第3話「首」(5月2日、5月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ドラマ「64(ロクヨン)」第4話「顔」(5月9日、5月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「横山秀夫特別企画 永遠の時効 謎の数列29、41、51は無意識の自白調書!2つの完全犯罪とオンナの嘘を暴く逆転の取り調べ!」(6月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

日曜洋画劇場「特別企画 臨場 劇場版 話題作!!テレビ初放送 大ヒットドラマ遂に映画化!!型破り検視官倉石が挑む最大の事件」(6月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
横山秀夫先生、前橋でのトークショーにて小説観を語る!!

横山秀夫先生7年ぶりの新作『64』、文藝春秋社より2012年10月27日発売決定!!

【速報】横山秀夫先生『臨場』が映画化決定!!キャストはドラマ版と同じ!!

「横山秀夫サスペンス」DVD-BOX、2010年10月27日発売!!

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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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