2015年07月07日

「月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス 影の地帯 大学教授失踪!?森に消える白い家・幻の黒髪の美女は敵か味方か…湖に捨てられた木箱の謎?蛍の里山に渦巻く悲しき欲と業」(7月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス 影の地帯 大学教授失踪!?森に消える白い家・幻の黒髪の美女は敵か味方か…湖に捨てられた木箱の謎?蛍の里山に渦巻く悲しき欲と業」(7月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

田代圭介(谷原章介)は毎朝新聞地域情報部の記者。以前は社会部でスクープを連発する敏腕記者だったが、ある県警の裏金を扱った記事が問題となりこの部に異動してきた。そんな田代は同僚の木崎香織(岡本玲)が企画した「名水特集」の出張に付き合うことに。行き先は田代の故郷・来実村。湧水と蛍が有名な山間の村だ。
その来実村に週刊毎朝の名物記者・久野(上川隆也)が取材に訪れていた。久野は有能だが手段を選ばないゴシップ記者だ。田代の社会部時代の後輩・川島英子(青山倫子)を伴い、行方不明になった山川(渡辺憲吉)という大学教授の行方を精力的に取材しているという。
現地に着いた田代は山の中腹の川辺で写真を撮り始めた。すると、人の気配を感じるが周囲には誰もいない。見えない気配を追って獣道を奥に進むうち、田代は崖から滑り落ちてしまう。田代がいないことに気付いた香織は久野と英子に助けを求め3人で辺りを探す。しばらくして3人は荒地に倒れている田代を発見する。香織と英子は田代の身を案じるが、久野は田代のカメラを拾い操作する。田代のカメラは落下した拍子に動画撮影モードになっており、濃霧の中の白い小屋が映っていた。その小屋に、頭に袋を被せられたスーツの男が連行されていく・・・。久野はその特徴からスーツの男を山川教授と断定、田代は警察に連絡する。
警察署を訪れ筒井刑事(滝藤賢一)と面会した田代は撮影した動画を見せようとカメラを操作するが、メモリーカードが入っていない。久野に持ち去られたようだ。筒井は証拠がなければ捜査できないと突っぱね、田代がかつて書いた県警の裏金問題の記事を捏造と言い捨てる。釈然としない田代だが、義憤に駆られた香織に引きずられこの村で起こっていることを探り始める・・・。
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

田代圭介は毎朝新聞地域情報部の記者である。
以前は社会部でスクープを連発し将来を嘱望されるエリート記者だったのだが、故郷の裏金問題を扱ったことが原因で異動させられていた。

もともと、田代と故郷の来実村の間には大きな確執が続いていた。
田代は実父と喧嘩し絶縁状態、故郷を捨てるように都会へ出ていたのだ。
其処に、この問題である。
田代は来実村との関わりを完全に絶ってしまった。

そんな田代が来実村へと戻ることとなった。
後輩記者の木崎香織が企画した「名水特集」に来実村が取り上げられることになり、出身者である田代に同行者として白羽の矢が立ったのだ。

渋々、これを引き受けた田代。
そのときの田代にとって、それは意に沿わぬ帰省で終わる筈であった。
だが、田代は知らなかったのだ。
来実村は蛍と名水が有名な村であったのだが、今はある問題を抱えていることを。

一方、来実村には週刊毎朝の敏腕記者・久野が同僚の川島英子と共に訪れていた。
彼らの目的は行方不明になった山川教授を追うことであったが、それは遅々として進んでいなかった。

そんな中、村に到着した田代たちは久野たちと出会う。
実は田代は久野と顔見知り、しかも英子は田代の社会部時代の後輩であった。

旧交を温める田代たち。
何かあれば協力を約束し、その場は別れることに。

山中に分け入った田代は早速、取材を開始。
すると、山奥にも関わらず不似合いな軽装の女性を発見する。
田代は謎の女性に導かれるように獣道へと踏み入ってしまった。
視界の利かない道の中、田代は崖から滑落し意識を失ってしまう。
倒れ臥す田代、その傍らのカメラはビデオモードで録画を続けていた……。

田代が消えたことに気付いた香織は久野と英子に助けを求め、周辺を探し回る。
数十分後、場慣れした久野により気絶した田代が発見された。

田代のカメラに興味を抱いた久野は其処に写る不審な集団を発見する。
集団は山川教授を白い小屋に運び込んでいた。

これを聞いた田代は警察に通報するべく山を下りる。
対応に出て来たのは筒井刑事であった。
早速、例の映像を見せようとする田代。
だが、肝心のSDメモリが消えて居た。
スクープを欲した久野がSDメモリを抜いたのだ。

筒井は田代を追い返すことに。

久野の行動を知り「あの人らしい」と苦笑する田代は香織に連れられ、久しぶりの故郷を味わう。
まず滑落による負傷を治療すべく病院へ赴いた田代は河井院長と出会う。
河井は来実村の実力者で村人から尊敬を集めている名士である。

治療を終えた田代は動画に残されていた白い小屋の映像を思い出し、付近の調査団体NROを訪れる。
NROでは土壌調査の為に山中に白い小屋を建てていたのだ。
だが、NRO代表によれば白い小屋は既に解体してしまっていると言う。
どうやら、何者かがカモフラージュの為に白い小屋を利用したようだ。

その頃、久野と英子は別行動を取り例の白い小屋を探していた。
小屋を見つけられない久野だったが、英子からのメールに目を見張る。
なんと、英子は白い小屋を発見していたのだ。
喜んだ久野は急ぎ電話連絡を入れることに。

山中で呼び出し音に驚きつつ電話を受けた英子。
その目の前には例の白い小屋があった。
ところが、呼び出し音に気付かれ白い小屋に出入りしていた人間に捕まってしまう。

一方、田代たちも再び山中へと足を踏み入れようとしていた。
と、その途中でボート上から湖に何かを捨てる人影を目撃する。
カメラ越しに相手を確認した田代は、それが動画に残されていた人物と同じ格好であることに気付く。
どうやら、白い小屋に出入りしていた人間のようである。

咄嗟にシャッターを切る田代。
其処に着信音が響き渡った。

ボート上の男は田代に気付くと慌てたように逃げ出してしまう。
タイミングの悪い着信に悔しがる田代だが、電話の内容は驚くべきものだった。
なんと、英子が転落死を遂げたと言うのだ。
現場に駆け付けた田代は久野たちが白い小屋を探していたことを聞かされ、英子の死が他殺だと考えるように。

意気消沈し村へと戻った田代は知人を頼って村の状況を調べ始めた。
すると、ゴミ処理場建設で騒動となっていることを知る。
なんでも、青木代議士が宇治原建設と共に来実村にゴミ処理場を作ろうと動いているらしい。
蛍と名水で成り立っていた村ではこれに反対運動を繰り広げていたのだ。

故郷が抱える思わぬ問題に驚く田代は、またもあの謎の女性を見かける。
「あなたは関わらない方が良い」と告げる謎の女性だが。

その夜、田代は20年ぶりに実家を頼ることに。
ギクシャクする田代だが、両親は変わらず彼を迎え入れてくれた。

其処で田代は英子との想い出を振り返る。
田代が異動する契機となった裏金についての記事は内部告発による真実であった。
だが、周囲の圧力で捏造記事にされてしまったのだ。
これにより田代は地域情報部へ異動、協力していた英子も週刊毎朝へと異動となっていた。
田代は英子に借りがあったのだ。

田代は英子の敵討ちに乗り出した。
英子を死に追いやった犯人たちを突き止めようと決意したのだ。

手掛かりを求めて村の名士である河井を訪ねた田代。
そんな田代を冷たくあしらう河井だが、田代は河井宅から出て来る犯人グループを目撃する。

田代は彼らを追跡することに。
すると、山へと分け入った彼らは白い小屋を解体するではないか!!
しかも、壁の内側にはべったりと血痕が残されていた。
中で何が行われていたかは一目瞭然である。

ところが、田代が見張っていたところをグループの1人に目撃されてしまう。

「あんた、前に気絶してた……。ああっ、もう終わったんだ。早く逃げろ!!」
英子同様に命の危機を感じた田代だが、不思議なことに相手は逃げるように促した。
だが、他のメンバーが田代を追う。

必死に山中を逃げ惑う田代。
すると、遠くに久野の姿が。
助かった……思わず、久野を呼ぶ田代。

田代に気付いた久野は手を振る。
しかし、その背後にマスク姿の不審な男が近付いていた。
その手には鉄パイプが握り締められており……。

「危な〜〜〜い」
叫ぶ田代の目の前で、鉄パイプが久野に振り下ろされた。
久野の姿が田代の前から消えた。

目の前の凶行に絶望した田代はその場を駆け出す。
何時しか、周囲には闇の帳が下りていた。

彼方に見える明かりを頼りに歩いた田代はまたも謎の女性と出くわす。
「この村を出て下さい。これは警告です」
女性はそう告げると田代を見逃すのだが。

這う這うの体で麓へと辿り着いた田代は再び筒井刑事を頼った。
田代の言葉に批判的な筒井だが、その真剣な表情に重い腰を上げることに。

田代は白い小屋の跡地からセメント片を拾う。
これを調べたところ、セメント片に鉛などの重金属が含まれていることが判明する。
田代は「犯行グループが人為的に環境汚染を起こす為に重金属を埋めていた」と考える。

そんな中、久野の宿泊先から犯人グループの1人の写真が発見された。
どうやら、久野はある程度の目星をつけていたようだ。

久野が身許を突き止めたのは湖に何かを投げ込んでいた男である。
それは宇治原建設の従業員・高橋であった。
久野のメモによれば、河井の斡旋で就職したらしい。

田代は河井のもとへ赴くと、調べた事実を突き付ける。
白い小屋を利用し重金属を埋めたのは人為的に環境汚染を引き起こしゴミ処理場建設を有利に進める為。
当然、主導しているのは宇治原建設である。
従業員の高橋たちは、これを山川教授に知られた為に殺害したに違いない。
あの白い小屋が犯行現場となったのだ。
そして、高橋を宇治原建設に斡旋したのが河井である以上、河井も関与している筈なのだ。

しかし、河井は田代の告発を「証拠が無い」と一蹴する。

だが、この行動は田代を窮地に追いやった。
村人たちが田代に敵意を向け始めたのである。

しかも、河井宅の帰路に田代は犯行グループに襲撃されてしまった。
香織が駆け付けたことで、事無きを得た田代は其処に河井が身に着けていたバッチを発見する。

動かぬ証拠を手に入れたと河井宅へ乗り込む田代。
ところが、河井は自殺未遂を図っていた。
発見が早かったこともあって河井は一命を取り留めることに。
その傍には遺書があり、山川や英子らの殺害を認めていたが……。

田代は河井が何かを隠していると確信し、例のセメント片付近を掘り返してみた。
すると、田代の仮説通りならば出て来る筈の重金属が見つからない。
此処に、田代は「犯人グループが何かを埋めていた」のではなく、逆に「掘り起こしていた」のではないかと気付く。

さらに、田代は実家で過去の自身が撮影した写真を振り返るうちに犯行グループの1人を発見する。
しかも、その写真の背景にはNROの風見鶏が写っていた。
これは一体!?

そして気付いた。
来実村の土壌は汚染されつつあるのではない。
既に土壌は汚染されていたのだ。
さらに、謎の女の正体はNROの職員・木村礼子だった。
田代は礼子のもとへ赴くと、協力を求める。

翌日、未だ意識の無い河井の病室の前で田代は筒井を待っていた。
現れた筒井は田代を殺害しようとするが……。

其処に久野、香織、礼子が現れた。
久野は礼子により助けられていたのだ。

田代は筒井刑事の罪を告発する。
山川教授と英子を殺害したのも筒井刑事であった。
筒井は河井の手助けで移植手術を受け命を救われており、その恩に報いようと働いていたらしい。

当初、宇治原建設と河井が共謀し汚染物質を埋めていたと考えていた田代。
だが、逆だった。

河井の父は意図せず汚染物質を埋めてしまっていた。
それに、NROで働いていた礼子が気付いた。
これを聞いた河井は村の為に隠蔽工作を行うことに。
河井の父が誤って埋めた場所を密かに掘り返し重金属を回収するのだ。
これに白い小屋を利用した。
そして、白い小屋に居た面々は全員が河井恩顧の人々であった。

一方、礼子はNROに残り水質に問題はないとの結論を出し続けた。
ところが、このからくりに気付いた人物が居た。山川教授である。

山川教授は河井を脅迫した。
其処で、大恩ある河井の危機を知った筒井が山川を殺害したのだ。
英子については殺すつもりはなく、メモリーカードを回収しようとして誤って殺害してしまったらしい。

「汚染を公表していれば、こんなことにはならなかった」
後悔する礼子だが、田代は首を横に振る。
なんと、この隠蔽工作は村人全員が知っている事実であった。
村ぐるみで隠蔽していたのだ。
だからこそ、田代に対する風当たりが強かったのだ。

田代は村を捨てたからではなく、村を愛するからこそ事実を告発すると主張。
結果、筒井刑事を始め、高橋らも逮捕された。

田代はそれが村に止めを刺すことになることを知りつつ、来実村の罪を問う記事を書いた。
それから数日、方法こそ間違えていたが村人たちの努力が実ったのか蛍が再び姿を現していた―――エンド。

<感想>

原作は松本清張先生『影の地帯』(新潮社刊)。
原作『影の地帯』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『影の地帯』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマの感想を。

最初に言っておくと、これは原作から登場人物の名前を借りただけの全くの別物です。
特に久野が原作と異なっているし、これなら原案レベルだよなぁ……。

とはいえ、オリジナルドラマとしては面白かったと思う。
それだけに、何でオリジナルドラマとしなかったのかが不明だ。
勿体ないなぁ……。

そんな本作ですが、最初の30分は「マナーモードの重要性を訴えるドラマ」でしたね。
崖から滑落し気絶した田代の携帯に着信があり、この音に白い小屋の犯行グループが気付いたり。
筒井が英子に気付いたのも、久野からの着信音だし。
湖で田代に高橋が気付いたのも、着信音だし。
もしかするとマナーモードだったら、英子は助かったのかもしれないなぁ。

そして、あの結末。
来実村へのゴミ処理場建設が捗りそうだなぁ。
さらに村人が引き払うことこそが蛍復活の近道なのだろうか。
物凄く皮肉な印象でした。

それと、ドラマ版だと「何故、川島の遺体を山川教授と同じように隠蔽しなかったのか?」の方が「白い小屋が消えた」よりも大きな謎だなぁ……。

そう言えば、山川教授を白い小屋で殺害する理由も弱いよなぁ。
言わば村人全員が共犯者だったワケだし、小屋に拘らずとも人の少ない山中ならば安全だったような……。
むしろ、小屋に拘ったが為に不審を抱かれたような気がする。
それこそ、先程とは逆に「何故、山川教授の遺体を川島と同じように事故に偽装しなかったのか?」も疑問だ。
筒井が仲間に居る時点で山川教授の死についての結果は幾らでも操作出来そうだし。

それと途中で田代が高橋をボートで追跡していたけど流石に目立ち過ぎな気がするけどなぁ。

いろいろ気になるところがありましたが、テーマ性もあったし展開にも惹き付けられるところがあったのでオリジナルドラマとしてならばアリだと思います。

<キャスト>

田代圭介(毎朝新聞地域情報部記者):谷原章介

筒井孝則(刑事):滝藤賢一
木村礼子(謎の女):矢田亜希子

木崎香織(毎朝新聞地域情報部記者):岡本 玲
川島英子(雑誌「週刊毎朝」記者):青山倫子

河井憲三(地元の名士):北見敏之

田代静江(圭介の母):岩本多代
田代昭三(圭介の父):山本 圭

久野正一(雑誌「週刊毎朝」記者):上川隆也 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

「影の地帯 (新潮文庫)」です!!
影の地帯 (新潮文庫)





こちらはキンドル版「影の地帯」です!!
影の地帯





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この記事へのコメント
何だか悪役を一人に押し付けて、他に純粋な悪は一人もいなかったという結末に無理矢理持っていった感が否めません。
この前の赤い霊柩車でも少し書きましたが、今回の話でもその悪役が、その職業に付いていながら、そういう行動を取らなければならない動機や必然性というのが皆無でした。

どうして大学教授の役職にある者がリスクの大きい犯罪を実行に移すのか、そこまでに至る経緯や動機が全く書かれず、最後の犯人の告白シーンになって唐突に山川教授が強請ってきただけでは納得が出来ません。
それなりの肩書きや役職を持つ人間が犯罪を犯すなら、それなりの納得の出来る動機をきちんと見せてもらいたい物です。

何故ここまで書くのかというと、管理人様の原作レビューを拝見した所原作では山川は別の役柄で、しかも脅迫者なんていないと解ったからです。
わざわざ原作に存在する人物を存在しない職業に変更しておきながら、この結末は何なのか?と。
悪役を彼一人に押し付けて殺させる為だけに脅迫者にしただけなのではないか?と。

松本清張の原作はその古さ故に原作をアレンジするのも止む無し、という点は確かにありますがこの原作は管理人様のレビューを見た所現代風に改変しなければ不味い点は特に無いように見受けられました。
Posted by 翔丸 at 2015年07月07日 05:10
Re:翔丸さん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

原作がある作品は如何にその原作を活かすかがポイントとなりそうですね。
そんな中、本作は原作作品よりもオリジナル作品としていた方がもっと評価を得られたような気がしています。

そして、確かに動機や行動の必然性も重要ですね。この説得力も問われる気がします。
Posted by 俺 at 2015年07月07日 23:46
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