2015年06月13日

「ドS刑事」第10話「え、マヤがお見合い!?ついに最終章へ・連続殺人の魔の手が代官山家に!」(6月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ドS刑事」第10話「え、マヤがお見合い!?ついに最終章へ・連続殺人の魔の手が代官山家に!」(6月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

マヤ(多部未華子)がお見合いをすることになった。付き添いの啓子(岸本加世子)や、野次馬の代官山(大倉忠義)が見守る中、ガチガチに緊張していたマヤの仮面が剥がれそうになった瞬間、無銭飲食の客・富樫(松浦祐也)が店から飛び出した! マヤと代官山はとっさに追いかけようとするが、突然現れた赤沢(小林且弥)ら5人の好青年が富樫を捕まえ、その場を穏便に収めてしまう。赤沢たちは川崎市内のトラブルを無償で解決してくれると最近話題の「川崎デイジーフラッグス」という自警団だった。
そんな騒動の翌日、富樫が遺体で発見される。4年前に無差別傷害事件を起こした富樫は、服役を終えて出所したばかり。店への聞き込みで富樫が最初から無銭飲食するつもりだったことを知ったマヤは、赤沢たちの元へ。彼らが“偶然”5人揃ってその店の近くを通りかかり、出所したての富樫と遭遇したことに疑問を抱く。
そして無差別傷害事件で服役していた男が殺される事件が再び発生。マヤは次も同じように無差別傷害事件を起こして出所したばかりの者が狙われるのではないかと睨むが、そんな中、代官山が父親のように慕っていた交番勤務の巡査部長・本間(佐戸井けん太)が殺される。代官山はショックと怒りで我を失いそうになるが…!!
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

その日、朝から代官山家は大騒ぎであった。
偶然、遊びに立ち寄った本間巡査部長も戸惑いがちだ。
ちなみに、本間は代官山の父の親友で、代官山からも「本間のおじさん」として慕われている存在だ。

そんな本間よりも大事な用件とは何か?
それはマヤのお見合いであった。

マヤの父から依頼され啓子がその立会い人をすることとなったのだ。
当然、興味津々の代官山もこっそりと見守ることに。

その舞台となったのはとあるホテルのラウンジ。

普段と異なり猫を被ったマヤ。
そのお見合い相手は外科医の西岡だ。
大人しいマヤに西岡は好感を抱いた様子。

……と、其処に事件が!!

同じホテルで食事を摂っていた客が逃げ出したのだ。
食い逃げである。

男の名は富樫、無差別傷害事件で逮捕されており刑期を終えた直後の犯行であった。

これを追跡するマヤ。
ところが、それに先んじて富樫を捕まえる5人組の姿が。

彼らは「川崎デイジーフラッグス」。
リーダーである赤沢を中心に、海堂らがメンバーとなって形成された自警組織であった。
こうして、富樫は「川崎デイジーフラッグス」に引き渡されるのだが……。

翌朝、富樫が刺殺体で発見された。
当然、マヤは「川崎デイジーフラッグス」に疑惑を抱くことに。

通常ならば独自捜査を旨とするマヤだが、先頃は不二子たちとも多少打ち解けつつあった。
目的を不二子に伝え許可を取った上で捜査を開始する。

「川崎デイジーフラッグス」を訪れたマヤ。
だが、赤沢は富樫とはすぐに別れたと主張する。

そんな中、富樫と同じく無差別傷害事件を起こしていた山上が刺殺体で発見された。
同一犯の犯行を疑ったマヤは、犯人が「無差別傷害事件の犯人」を狙っていると考える。

矢先、今度は本間が同様の手口で殺害されてしまう。
本間周辺を調べたマヤは彼に逮捕された「無差別傷害事件」の犯人・高橋に注目する。

高橋を取調べたところ、彼が何者かに襲われたところを本間が助けた為に身代わりとなってしまったらしい。
代官山は犯人に強い怒りを抱くことに。

此処で由良がマヤに情報を持ち込む。
どうやら、赤沢は司法試験を目指していたが家庭の事情で諦めたらしい。

マヤと代官山はグルグルに挑む。
果たして、マヤが導き出した結論とは……。

直後、高橋が「川崎デイリーフラッグス」に拘束されてしまう。

「川崎デイリーフラッグス」本部に乗り込んだマヤたち。
赤沢不在の中、海堂たち4人が高橋を殺害しようとしていた。
どうやら、行き過ぎた私的制裁を行っていたようだ。

富樫、山上、本間を殺害したのも彼らだったのだ。
海堂たちは自身の正義を証明すべく、3人を殺害したのだ。

マヤの舌が海堂たちの心をヘシ折り、マヤの鞭が彼らを投降させた。
こうして、海堂たちが逮捕され赤沢の罪も暴かれるかと思われたのだが……。

赤沢は海堂たちに殺害を示唆しつつも、直接的な犯行には関与していなかったのである。
さらに、榊玲子警視正によりその身柄を奪われてしまう。
どうやら、赤沢の背後には何かあるようだ。

これに苛立つマヤと不二子―――最終話に続く。

<感想>

原作は七尾与志先生「ドS刑事シリーズ」。
2015年4月時点でのシリーズは既刊4冊、それぞれ第1弾『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』、第2弾『ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件』、第3弾『ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件』、第4弾『ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件』となっている。
過去には第1弾『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』をネタバレ書評(レビュー)してますね。

『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』(七尾与志著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

そのドラマ版。

まさかの前後編で最終話に突入です。
どうやら、榊警視正か彼女に命令を下すことが出来る立場の人間が赤沢に標的となる人物の情報を教え、殺害させたと見るべきか。
これには赤沢が司法試験に挑んでいたことも関与しているのでしょうか。
また、標的となった人物の共通項から考えると「無差別傷害事件」を憎む人物が黒幕なのか?

気になるのはマヤの家庭環境が未だ描かれていないことだが……これはコロンボの「うちのカミさん」と同じ要素なのか、それとも最終話の切り札となる為に伏せられているのか?
注目です!!

ちなみに、赤沢は苗字に「赤」という色がつくだけに「黒」井マヤや「白」金不二子と対抗するキャラだったのかなぁ……。
となると赤沢の黒幕も色が苗字につくキャラなのか!?

でもって、不二子を認めたマヤは報告を上げるように。
此の点、良かったですね。

さらに、マヤが梅干し好きなことを知っている啓子。
マヤ父と元恋人の関係だけなのか……それとももう一波乱あるのかも気になりますね。

今後のマヤと代官山はどうなるのか!?
最終話も注目です!!

◆「七尾与史先生」関連過去記事
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シリーズ第4弾「ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件」です!!
ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件





シリーズ第1弾「ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫)





シリーズ第2弾「ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件 (幻冬舎文庫)





シリーズ第3弾「ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)」です!!
ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件 (幻冬舎文庫)





キンドル版「ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件 (幻冬舎単行本)」です!!
ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件 (幻冬舎単行本)





シリーズ既刊3冊がセットになったキンドル版「ドS刑事 シリーズ3冊セット【電子版限定】」です!!
ドS刑事 シリーズ3冊セット【電子版限定】





「死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」です!!
死亡フラグが立ちました! ~カレーde人類滅亡!? 殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)





「死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)」です!!
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)



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