<あらすじ>
いつものように待ち合わせをする石原明子(片平なぎさ)と、黒沢春彦(神田正輝)。遅刻してきた春彦に「申し訳ないと思うならおいしいものを食べに連れて行ってほしい」と明子が言うと、今夜は「男どうしの飲み会があるから」といつになくそっけない態度をとった。
そんな折、明子が社長を務める石原葬儀社に出社したところ、従業員の秋山(大村崑)と、良恵(山村紅葉)が何やら騒いでいる。聞いてみると近くに競合の葬儀社ができるのだという。危機感にとらわれた秋山は、新規開拓をするために飛び込み営業が必要だというのだ。明子と秋山は飛び込み営業をするため、老舗料亭にやってきたが、その店のおかみからは「縁起でもない!」と追い返されてしまう。
そのころ、春彦は友人の志村陽介(宮川一朗太)と、さきほど明子が営業で訪れて追い返された料亭「和楽」にやってきていた。おかみの田島沙織(渡辺梓)は、春彦に「先生、またいらしてくれてうれしいわ」と声をかけ、意味ありげに耳打ちする。
そんな折、沙織のもとへ1枚の写真が送られてきていた。5人の女性で撮った集合写真だが、そのうちの一人の顔は黒く塗りつぶされていた…。
そんな沙織が、ホテルの一室で殺された。その場に落ちていた1枚の男物のハンカチ…。
殺された沙織の葬儀を石原葬儀社で行うことになり、明子が沙織の夫・田島隆男(金尾哲夫)と葬儀の段取りを打ち合わせていたところ、隆男から「妻の不倫相手が葬儀にやってきたら追い返してくれ」と頼まれ、そして細かい段取りは彼女と話してほしいと、安藤杏子(杉田かおる)を紹介された。話を聞いてみると、杏子と沙織はもともと大学時代からの友人で、昔は大学の友人とともに和菓子の店を経営していたのだという。
沙織の葬儀会場で準備を進める明子と杏子たちのもとへ、弔問客の佐伯加奈子(南野陽子)、伊藤雪枝(山下裕子)がやってくる。そのとき、明子は杏子・加奈子・雪枝がそろいの黒真珠の指輪をしていることに気付く。葬儀の際は、結婚指輪以外の指輪をしないものだと話すと、杏子たちは、この指輪はどうしてもしておきたいのだという。
そこへなぜか春彦がやってきて驚く明子。春彦を見た「和楽」の従業員から「こいつがおかみの不倫相手だ!」と指されてさらに驚く。
おかみとの関係、どうして一緒にいたのか、をかたくなに話そうとしない春彦はついに容疑者にされてしまう…。思い悩む明子。事件の鍵を握るのは黒真珠の指輪を持つ4人の女性…。
(公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。
6年前、橋の欄干から女性が川へと転落死を遂げた。
その傍らには黒真珠のブレスレッドが沈んでいた……。
そして現在。
石原明子と黒沢春彦はフィアンセ同士だが、なかなか結婚にまで進展しない。
今日も今日とてデートで食事を……と考えた明子は春彦と誘う。
普段なら一も二も無く応じる春彦だが、この日に限っては違っていた。
「大事な用事がある」とこれを断ることに。
がっくりと肩を落とす明子に追い打ちが。
なんと、石原葬儀社の近くに大手の葬儀社が出来たのだ。
強力な商売敵の登場である。
これに秋山などは大わらわ。
明子の危機感を煽りつつ、営業活動に赴く。
その1つが老舗料亭「和楽」であった。
だが、「和楽」の女将・田島沙織に追い払われてしまう。
その夜、明子の約束を蹴った春彦は友人の志村陽介と当の「和楽」で食事していた。
其処に沙織がいそいそと現れた。
春彦と親しそうな沙織だが……。
そんな沙織のもとに1枚の写真が届いた。
写真には5名の女性が写っていたが、中の1人の顔は黒く塗りつぶされていた。
沙織は先程まで春彦に見せていた顔から一変、苦虫を噛み潰したように苦々しげな表情を浮かべる。
数日後、当の沙織はホテルの一室にて撲殺された。
その場には春彦のハンカチが落ちていた。
秋山の営業努力の甲斐あってか、この沙織の葬儀を石原葬儀社で執り行うことに。
しかし、1つ条件が付けられた。
それは、沙織の夫・田島隆男の申し出によるもの。
なんと、沙織は不倫しており相手がやって来たら追い返せとのことであった。
沙織の不倫相手については板前の加藤が目撃しており判別出来るのだそうだ。
一も二も無くこれに応じた明子。
「和楽」の仲居で沙織とも友人だった安藤杏子と共に葬儀の準備を行う。
杏子によれば、沙織とは大学時代の友人。
他に藍沢里香、佐伯加奈子、伊藤雪枝の3人を加えた5人が特に親しいらしい。
大学卒業後は里香主導で創作和菓子の店を経営していたこともあるらしい。
だが、当の里香は6年前に殺されていた。
以降、杏子は店を閉じ沙織のもとで働いているのだそうだ。
そして葬儀当日、勢い込む加藤が参列客を睨みつける中で明子は杏子の手に黒真珠の指輪を目撃する。
真珠のネックレスならば「涙」を意味するので差支えないが、指輪は結婚指輪以外は不適である。
ところが、杏子以外にやって来た加奈子と雪枝も同様のものを身に着けていたのだ。
ネックレスではなく指輪を身に着けた彼女たちは一様に「これを外すことは出来ない」と主張する。
なんでも、沙織も同じ指輪を所持しており4人の絆らしい。
と、加藤が動き出した。
彼の向かった先を見た明子は驚く、春彦が居たのだ。
加藤は春彦を指差すなり「こいつが女将の不倫相手だ!!」と叫ぶ。
同行していた志村が執成すのだが、加藤は退かない。
そうこうしているうちに春彦は狩矢警部から任意で呼び出されてしまう。
どうやら、春彦が容疑者となっているようだ。
春彦を助け出したい明子。
そんな明子に杏子は「過去に大切な人を信じ切ることが出来ず失った」と打ち明ける。
だからこそ「春彦を信じるように」と明子に告げる杏子。
明子はこれに大きく励まされた。
同じ頃、社員の良恵経由で仕事が飛び込んで来た。
藍沢久美という1人暮らしの女性の葬儀である。
久美は福祉課の世話になっており、この担当者こそ志村であった。
また、久美の娘こそ杏子たちの友人・里香だったのである。
真珠のネックレスを胸に故人を悼む杏子。
その意外な繋がりに驚く明子。
そんな中、明子は沙織が金属アレルギーだと知り疑問を抱く。
実は生前の沙織も黒真珠の指輪を肌身離さず身に着けていたのである。
明子は沙織が不本意ながらも指輪を身に着けざるを得なかったのでは……と考える。
一方、春彦が帰宅を許された。
とはいえ、疑いが晴れたワケではない。
春彦を気遣う明子。
そんな明子に春彦は沙織との関係が医者と患者の親のソレだと明かす。
なんでも、沙織の娘は不妊に悩んでおり、その治療法について相談に乗っていたのだそうだ。
ハンカチはその際に落とした物らしい。
明子は春彦を信じることに。
春彦はと言えば、ある人物を疑っていた。
志村である。
こうして、志村を問い質すことにした春彦は彼の自宅を訪ねた。
時間にして午後4時頃である。
ところが、志村は留守。
春彦はしぶしぶ出直す。
その夜、明子と共に志村宅を訪れた春彦は其処に杏子、加奈子、雪枝の3人が揃っていることに驚いた。
杏子たちは志村の様子が気にかかり訪ねて来たところ、ガス臭いと訴える。
杏子の指示でブレーカーを落とす春彦。
次いで、杏子は備えられていた消火器で志村宅の窓を叩き割る。
少しして玄関から突入したところ、室内には刺殺された志村が倒れていた。
こうして事件が発生。
狩矢が駆け付け捜査が開始された。
狩矢の捜査により、志村こそが沙織の不倫相手だったことが分かった。
さらに、事件当日の志村宅エアコンの設定温度が暖房26度になっていたらしい。
これにより死亡推定時刻に変化が生じ、午前10時から12時頃と考えられているようだ。
だが、この時間帯には明子、春彦、杏子、加奈子、雪枝全員にアリバイがあった。
翌朝、どうしても黒真珠の指輪が気になった明子は6年前の里香殺害事件について調べ始めた。
犯人とされたのは出入りしていた業者の大野智久、里香殺害現場から発見されたライターが決め手となったらしい。
結果、大野は無実を訴えつつ自殺していた。
明子は大野の主張が正しく、他に犯人が居たのではないかと考え始めた。
疑わしいのは杏子、沙織、加奈子、雪枝だが、彼女たちにはアリバイが。
里香殺害時刻には杏子が電話応対をしており、その杏子が「沙織たちと居た」と証言したのだ。
これに明子は疑惑を抱いた。
第三者にアリバイが確認されているのは杏子しかいない。
もしも、杏子が沙織たちのアリバイを偽証したとしたら。
しかも、大野に交際相手が居たことも判明。
さらに、明子は志村殺害にも関連性がある筈と考え、アリバイ崩しに動いた。
此処で暖房ではなく冷房だったのでは……と仮説を立てた。
冷房ならば志村殺害時刻は午後4時になるのだ。
しかし、これにより肝心の春彦のアリバイが崩壊。
またも、春彦に容疑が向かうことに。
焦る明子は「葬儀の際に着用する真珠は故人を悼む涙」であることを思い出し、犯人を絞り込んだ。
狩矢たちの前で杏子、加奈子、雪枝を呼び出した明子は6年前の事件に言及。
杏子が沙織たちのアリバイを偽証したと指摘する。
杏子は沙織たちに頼まれ、友達として信頼していた為にこれに応じたのだ。
すなわち、里香殺害は杏子を除く沙織、加奈子、雪枝3人の犯行となる。
否定する加奈子だが、里香殺害現場から見つかった黒真珠のブレスレッドが沙織の所持品と指摘されるや黙り込む。
さらに、雪枝が「あんたたちが悪い」と沙織と加奈子を告発した。
里香殺害の犯人は正確には加奈子と沙織だったのだ。
大野のライターももちろん、沙織たちの仕業だ。
そして、明子はそんな沙織を殺害したのは杏子だと断定する。
杏子は沙織の葬儀の際は真珠のネックレスを着用していなかった。
だが、久美の際には着用していた。
杏子は久美の死は悼んだが、沙織の死は悲しんでいなかったのだ。
里香の殺害現場付近に沙織のブレスレッドがあったことを知った杏子は里香殺害犯に疑惑を抱いた。
其処で自身で黒真珠の指輪を他の3人に匿名で送り付け、様子を窺ったのだ。
すると、送り主は杏子であるにも関わらず、加奈子たちは沙織のプレゼントだと言い張った。
このとき、杏子は沙織たちに騙されていたことを確信した。
そして、杏子は沙織に真相を明かすよう詰め寄ったのだ。
6年前、里香が中心となって創作和菓子の店は大成功を収めた。
ところが、沙織たちは里香に嫉妬し金をせびった。
里香は彼女たちの嫉妬に気付かず、相談に乗ろうとした。
其処で嫉妬の感情を爆発させた沙織たちは里香を殺害したのだ。
とんでもない動機である。
だが、沙織はこの動機を正当化すべく杏子も里香に嫉妬していた筈だと言い募った。
追い詰められた杏子は沙織を殺害してしまったのだ。
しかし、この現場を志村に目撃されてしまっていた。
志村は杏子に現金を要求し、杏子を馬鹿にした。
逆上した杏子は志村を殺害したのである。
その後、アリバイ工作を施した。
ブレーカーを落としたのはクーラーを止める為。
窓ガラスを割ったのは冷気を逃がす為。
その後、現場に踏み込んだ際に冷房を暖房に変えたのだ。
これは春彦を救う為であった。
杏子が志村を殺害したちょうどそのとき、春彦がやって来たのだ。
工作を施さなければ春彦に容疑が向かう。
其処で杏子はトリックを仕掛けた。
杏子は明子に同情していた。
何故なら、大野の恋人こそ杏子だったのだ。
だが、6年前に大野を信じることが出来ず、失ってしまったのである。
「里香と大野君を裏切ってしまった」
「いいえ、あなたは友達を信じただけです。信じなかったのは加奈子さんたち」
自身を責める杏子に、明子は久美の家にあった里香のレシピを取り出す。
其処には里香渾身の新作和菓子「結」が描かれていた。
「結」とは里香、杏子、沙織、加奈子、雪枝の5人を結ぶ友情を示したお菓子だったのだ。
これを目にした加奈子たちは罪を認め連行された。
そして、杏子の番だ。
「もっと早く知り合っていれば……」
「私たちはもう友達よ!!」
後悔する杏子に力強く応ずる明子。
そんな明子の言葉に励まされつつ、杏子も連行された。
こうして事件は解決した。
無実が証明された春彦は改めて明子の大切さに気付いた。
だが、結婚はまだまだ先のようである―――エンド。
<感想>
「赤い霊柩車」シリーズ第35弾。
前作は2014年10月24日に放送されています。
ほぼ8ヶ月ぶりのシリーズ新作となります。
過去作についてはネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事をどうぞ!!
ドラマの原作は山村美紗先生『死体はクーラーが好き』(文藝春秋社刊)。
<あらすじ>
古銭コレクターが密室で殺され貴重な小判が消えた。表題作など斬新なトリックが光る短篇集。「殺意の河」「血の鎖」「歪んだ相似形」「憎しみの回路」「ストリーカーが死んだ」他一篇収録。
(文藝春秋社公式HPより)
では早速、ドラマ版の感想を。
テーマとしては「付き合う友達は選ぼう」との教訓でしょうか。
その点、明子は恵まれてるのかもしれないなぁ。
婚約者は誠実な明彦、部下には口うるさいが先代から信頼のおける秋山、お調子者だが義理堅い良恵が居るし。
ちなみに、里香殺害と志村殺害でそれぞれ気になる点が。
まず、志村殺害のトリックについて2点。
1点目、何と言っても最も気になったのは「冷気って暖気に比べて重いよなぁ」ということ。
ただし、「都市ガスは空気より軽い」。
だとすると、あんな高所の窓を割ってしまうとガスだけ抜けて冷気は部屋に残ることにならないのだろうか。
外気に比べて冷気は冷たいから部屋に残り、ガスは外気よりも軽いから流れ出るのではなかろうか。
それとも混ざり合ったらそうでもないのだろうか、どうなんだろうなぁ……。
そう言えば、いずれにしても窓を割った際に明子があの位置に居たら「少しひんやり」しそうなものだが。
2点目、あのトリックは杏子が春彦の為に咄嗟に考え出した工作らしいが、その発想が咄嗟に出るものかなぁ。
暖房で死亡推定時刻が進んで、冷房で死亡推定時刻が遅くなる……これは常識的な知識と言えるのか。
もしかして、杏子も「2時間サスペンス」ファンだったのだろうか。
続いて、里香殺害についても2点。
1点目、加奈子たちによると「あの場での里香の応対で嫉妬に駆られて殺害」との流れのようですが、大野のライターを用意していた時点で完全に計画犯行だよなぁ。
初めから里香を殺す気だったとしか思えない。現に沙織は杏子に問い質されてソレを認めてるし。
その割にはアリバイ工作が事後で、杏子頼みなのは何故なのだろうか……。
杏子にアリバイが無ければどうしていたのだろうか。
計画性があるのか、ないのか分からないよ!!
2点目、現場に残された大野のライターを重視するなら、同様にブレスレッドの出処も注視すべきだと思うけどなぁ……。久美の言で里香の所持品の可能性があったとしても其処は確認すべきだったような気がするが。
とはいえ、全体的にシリーズのテイストは活かされていました。
冒頭の秋山と良恵による「樹木葬」コントも奮ってたし。
シリーズ次回にも注目!!
【赤い霊柩車シリーズ】
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車26最新作!「黒い同窓会〜25年の憎悪が女達を狂わせる次々殺される同級生…嘘で塗られた青春時代卒業旅行で何が?死体が握る百人一首の謎」(10月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車27最新作!「魔女の囁き〜嫉妬と嘘が交錯する悪女達の恐怖の愛憎劇!富豪の死の裏に3年前の火災 悲劇の令嬢、執念の母、氷の美女…犯人は誰」(4月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車28 最新作!漆黒の記憶〜死人の女が働く宿で見た怨念籠もる復讐劇!憎しみ合う姉妹と男達の変死葬られた記憶の最後で顔を歪ませていた悪魔は誰だ?」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車29 慟哭の再会〜霊柩車史上最大の驚愕!恩師との晩餐が血の惨劇に次々殺される美人姉妹仏像は見た…羅刹の家に潜む底なしの憎悪」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「赤い霊柩車・20周年第30作!!2週連続SP龍野武者行列殺人事件前編 山村美紗未完の遺作×西村京太郎共作幻の原作映像化!封印された町の女帝が隠す血の秘密…二大巨匠の悲劇の連続殺人開幕(放送開始20周年記念 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車30前編)」(9月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス赤い霊柩車31 追憶の彼岸花 鬼母と呼ばれた女…我が子を殺し消えた母と無実を信じる悲劇の少女!彼女が描く一枚の画が女たちの殺意を暴く」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車32 羅刹の三姉妹 茶道家元一族に潜む鬼女!茶会で弟子毒殺…茶碗に浮かび上がる文字が示す真犯人!?明子襲う史上最大のピンチ!」(11月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車33 卒都婆小町が死んだ 能楽堂に舞う般若の死体!一人の男を巡る女達の嫉妬が殺意へ?ストーカーへと堕ちた大女優が企てた恐怖のシナリオ」(4月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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<キャスト>
石原明子:片平なぎさ
黒沢春彦:神田正輝
狩矢警部:若林豪
秋山隆男:大村崑
内田良恵:山村紅葉
安藤杏子:杉田かおる
佐伯加奈子:南野陽子 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)
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【小京都連続殺人事件シリーズ】
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 4週連続スペシャル 第1弾 小京都連続殺人事件〜スパイスは復讐の味〜広島尾道竹原で起きた連続殺人に潜む怨念!美人料理記者と草食系編集者が追う凶器に秘められた衝撃真実…」(5月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 小京都連続殺人事件2〜佐野足利・七草に秘められた叫び〜惨殺トリックの鍵は七草にあり!!佐野足利郷土料理〜渡良瀬橋に戦ぐススキの怪!?冤罪か完全犯罪か…女料理記者が解く殺人連鎖」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 小京都連続殺人事件×外科医 鳩村周五郎 最強人気サスペンス浅野温子と船越英一郎の強力タッグ!因縁を持つ2家族が奇怪な殺人事件を起こす…死体についた葉の意味は」(10月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【女検視官・江夏冬子シリーズ】
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 4週連続スペシャル 第2弾 女検視官・江夏冬子〜血だまりの滴〜密室の母殺し!犯人は息子?物言えぬ少女が見た惨劇!その愛は禁断…謎の絵が語る黒い怨念!女達の恐怖の愛憎劇VS最強京都府警軍団!」(5月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 女検視官・江夏冬子2 復讐の血脈 孤独な女の焼死体が導く連続殺人の記憶!17年前の一家惨殺…死人の女が描いた積年の復讐劇!ラスト3分の大転覆」(5月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【推理作家・池加代子シリーズ】
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 4週連続スペシャル 第3弾 推理作家・池加代子〜殺しのシナリオ〜主演女優が撮影中に毒殺!私の書いた台本で人が死ぬ…華やかな女優の世界に潜む嘘と殺意を徳島の渦潮が見た!」(5月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 推理作家・池加代子2〜殺しの文学賞〜受賞作に隠された黒い疑惑…新人女性作家の死体と血文字の謎!密室トリックに母娘探偵が挑む 京都神戸連続殺人!」(7月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【看護師戸田鮎子の推理カルテシリーズ】
・水曜ミステリー9「山村美紗サスペンス 看護師戸田鮎子の推理カルテ 京都・奥嵯峨保津川渓谷殺人事件!不倫と殺意の秘密を隠す多重トリックの罠(京都奥嵯峨に救命のナースコール)」(7月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「山村美紗サスペンス 看護師・戸田鮎子の推理カルテ2 京都・代理母出産の死角 京都嵯峨野緊急搬送の女優の秘密は!?伊勢参り特急列車空白の98分間を暴け 二週連続山村美紗SP」(10月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【イベント】
・「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展、ふたたび!!
(2010年11月28日まで開催)
・娘・紅葉さんプロデュース!!「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展4月24日土曜より開催!!(すでに終了)
・山村美紗原作「京都花灯路 恋の耀き」公演中!!
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◆山村美紗先生の作品はこちら。
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久美は心不全で亡くなったので殺人事件とは一切関係ありませんし、志村も思わせぶりな態度を取っておきながら結局ただの脅迫犯でしかなかった訳です。久美が一人暮らしの老人でも、志村が福祉課のケースワーカーではなくても何の問題もなく物語は進行したと思います。
そもそも原作は1981年の短編ですから生活保護が話に出ていたとは思えませんし、オリジナル要素でしょう。
その結果がCWを悪役にする(しかも何の伏線もなく)というのは、現実の心象を悪くして風評被害を与えただけなのでは?と思いました。
何しろ、別にどうしてもCWでなければいけない悪役でもないのですから。結局はそこです。
何故こんなに長文書いているかというと、自分の姉の夫、つまり義兄さんも区役所の福祉課でケースワーカーを勤めていて、CWの苦労や生活保護者の悲喜こもごもを自分は聞いて知っているからです。
感情論になってしまいますけど、いくらドラマとはいえ実態の上辺だけ掬って確固とした意図も無いのに悪者にはしてほしくないですね…。
やはり杉田かおるさんが、重要な人物だったんですね笑。
「温泉に行こう」の仲居さん役、山下裕子さんも久しぶりにみました。
2時間ドラマには欠かせない、迫力ある充実したメンバーで、再放送を楽しみに待ちます。
最近、特に最初の寸劇が楽しみ、「男はつらいよ」のOPのようになっちゃってますよね。
「杏子も2時間サスペンスのファンだったのか」に笑っちゃいました。確かに私も、最近相棒とか見てて「こっ、これは「犯人しか知り得ない情報」!」とか思っちゃいます(笑)
管理人の“俺”です(^O^)/!!
Re:翔丸さん
確かに、作中にて余り良くないイメージで取り上げられた物事が、現実で身近な方と関わっているとなると気になりますよね。
ただ、今回については安心されても良いと思いますよ。
少なくとも管理人は本作から特定の職業を攻撃する意図を感じませんでしたから。
あくまで、あれは志村に限ってのもの。
きっと、多くの視聴者の方も理解されていると思います。
例として相応しくないかもしれませんが、同じ2時間サスペンスを視聴してて犯人と同じ名前だったりするとドキッとしたりしますよね。
此の場合、作中の誰それが犯人役なのであって同じ苗字の方が悪評を受ける謂れは一切ありません。
今回もそれと同じなのではないでしょうか。
とはいえ、心情的には納得しづらいですよね。
此の点、難しいですね……。
Re:わたこさん
お役に立てたなら嬉しいです(^O^)/!!
本作ですが、流石は「2時間サスペンス」の中でも伝統あるシリーズだけに見応えがありましたよ。
これは感想にも自然と表れているかも。
また、仰る通り出演者の方々が豪華メンバーでしたね〜〜〜。
レギュラー陣に加えて、宮川一朗太さん、杉田かおるさん、南野陽子さん、渡辺梓さん、山下裕子さんが登場。
誰が犯人なのか最後まで油断出来ない作りに。
そして、冒頭の秋山と良恵のコントはますます円熟味を増して行く。アレが無いとこのシリーズを視た気がしないほどです!!
Re:かおりさん
再放送、管理人も視たい!!
特に、初期の頃の作品(第1弾から第10弾くらい)を1ヶ月に渡って毎週地上波で放送してくれたら欠かさず視る自信があります。
そして「相棒」を視聴して思い浮かべられたソレこそ、まさに「2時間サスペンス」の経験値を反映したもの。
管理人も同様なのですが、ふと気付けば……いや、既に「ミステリマニア」になってしまっているのかも!!
こうなると「青春ドラマ」や「時代劇」、「海外ドラマ」を視ていてもついつい「ミステリマニア」の視線で見てしまい、「あの人物の行動は怪しい……」とか「これを何故、あの人が知っている!?」とか本筋そっちのけで気にかけてしまうように。
でも、これが堪らなく楽しい(^O^)/!!
この「ミステリマニア道」、その「道」は奥深く険しいですが何時か究めたいものです。