2015年07月22日

【2015年】第2回「新潮ミステリー大賞」最終候補作発表さる!!

2015年7月22日、第2回「新潮ミステリー大賞」の最終候補作が発表されました。

「新潮ミステリー大賞」は「日本推理サスペンス大賞、新潮ミステリー倶楽部賞、ホラーサスペンス大賞の遺伝子を受け継ぐ新たなる文学賞!」(公式HPより)とのことで、ミステリを対象とする公募の賞。
また、最終候補に残った作品には映像化のチャンスがあるとされており、この2014年には第1回受賞作発表、さらに2015年3月末に第2回締切を迎えたばかりの「熱い賞」でもあります。
社名を冠することからも今後も重要視されていきそうな賞となっています。

そんな「新潮ミステリー大賞」、第2回の最終候補作となったのは次の4作。

<最終候補作>

『レプリカたちの夜』一條
『卵の中』九頭竜正志
『宇宙の果てのフォークロア』黒澤主計
『歌姫の罪と罰』中村哲也
『僕らの時代とタイムカプセルアンサンブル』森下淳士
(新潮社公式HPより)


ちなみに、候補作に選ばれた方について調べてみました。
すると錚々たるメンバーであることが判明。
しかも、最終候補5名のうち2人は第1回最終候補者であることが明らかに。
ただし、あくまでネット情報源を対象に簡単に調べただけなので同姓同名の別人の場合もありますので注意。

まず、一條さんはメンバー中で唯一ネット上で情報が見受けられませんでした。
謎の方です、気になります。

続いて、黒澤主計さん。
なんと言っても「松本清張賞」最終候補、「このミス大賞」最終候補、「日本ホラー小説大賞」最終候補と最終候補を何度となく経験された実力者。
「第2回新潮ミステリー大賞」でも最終候補に!!

さらに、九頭竜正志さんは「第1回新潮ミステリー大賞」の最終候補経験者。
他にもこれまでに「第21回鮎川哲也賞」1次選考通過や、第10回「このミス大賞」にて福井健太先生が「次回作に期待」と太鼓判を押していらっしゃっり、こちらもかなりの実力者。

そして、中村哲也さんは同姓同名の漫画家、イラストレーターの方を発見。
そう言えば、第1回の受賞者・彩藤アザミ先生(受賞時は手羽崎ささみ名義)も同様でしたね。

最後に、森下淳士さんも「第1回新潮ミステリー大賞」の最終候補経験者。
さらに『書きたくなる論作文講座』の著者で元読売新聞の記者さんだそうです。

そう、九頭竜正志さんと森下淳士さんが第1回最終候補に続き第2回も最終候補に名を連ねられています。
果たして、この5作からどの作品が栄冠に輝くのか注目です!!

第2回「新潮ミステリー大賞」受賞作決定!!栄冠は一條先生『レプリカたちの夜』に!!

◆関連過去記事
『サナキの森』(彩藤アザミ著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

第1回「新潮ミステリー大賞」受賞作決定!!栄冠は手羽崎ささみ先生『サナキの森』に!!

第1回「新潮ミステリー大賞」最終候補作発表さる!!

第2回「新潮ミステリー大賞」受賞作決定!!栄冠は一條先生『レプリカたちの夜』に!!

「サナキの森」です!!
サナキの森



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posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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