2015年08月15日

「掟上今日子の備忘録」第1話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「掟上今日子の備忘録」第1話(西尾維新原作、浅見よう画、講談社刊「月刊少年マガジン 2015年9月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
掟上今日子:「最速探偵」にして「忘却探偵」の名を冠する少女。
隠館厄介:あらゆる事件に巻き込まれる男。
岐阜部:隠館の同僚。

<あらすじ>

あらゆる事件に巻き込まれ危機に陥ってしまう隠館厄介。
今日も今日とて職場である研究所で機密流出の疑いをかけられてしまった。
機密情報が入ったSDメモリが紛失し、その窃盗が疑われたのだ。

困り果てた隠館は旧知の名探偵・掟上今日子を招く。
今日子はどんな事件も1日で解決する「最速の探偵」であった。
それもその筈、記憶が1日ごとにリセットされる為に最速足らざるを得なかったのだ。
そう、今日子は「忘却探偵」だったのだ。

早速、今日子は研究所内の職員に犯人が居ること、SDメモリが所内にあることを突き止めた。
さらに、犯人の目星もついたようだが……。

直後に今日子は寝入ってしまう。
これにより、今日子は記憶がリセットされてしまった。
どうやら、犯人が今日子の特徴を知った上で一服盛ったらしい。

目覚めた今日子は隠館を見るや服を脱ぎ始めた。
慌てて目を覆う隠館。
だが、今日子は肌に直接書かれたメモを探していたのだ。
其処には「隠館は信頼出来る人物である」ことが記されていた。

これを目にした今日子は隠館に現状を問う。
隠館から依頼について改めて説明を受けた今日子は犯人の行動がアンフェアだと憤慨。
遂には「ソッチがその気なら……」と、ある方法を用いることを決断する。

隠館を始め関係者を集めた今日子はSDメモリが見つかったと述べる。
驚愕する面々、その中で1人だけが目を逸らした。
その視線の先には……。

この行動を今日子は見逃さなかった。
今日子はその人物を犯人と名指しする。
犯人は岐阜部であった。

そう、今日子は此の時点まで犯人どころかSDメモリの隠し場所さえ全く知らなかった。
其処で犯人を罠に嵌める為にSDメモリが見つかったと嘘を吐いたのだ。
これに引っかかったのが岐阜部だったのである。
つまり、岐阜部が犯人だったワケだ。
盗み出されたSDメモリは岐阜部の視線の先にあるに違いない。

視線の先には複数のSDメモリがあった。
木を隠すなら森の中である。
SDメモリを同じ型のメモリの中に隠したのだ。
だが、その中からは持ち出されたデータは見つからない。

これに今日子は岐阜部が囮用の別データを記録した上で必要なデータを消したのだと指摘する。
上書きしない限り、持ち出した後にデータ復元ソフトを用いれば誰にも見咎められることはない。

こうしてSDメモリは回収され、事件は解決した。
今日子は今回も「最速探偵」の名に相応しい仕事を果たしたのだ―――エンド。

<感想>

西尾維新先生原作『掟上今日子の備忘録』が浅見よう先生によりコミカライズされました。
連載が開始されたのは「月刊少年マガジン 2015年9月号」から。

その1話です。

記憶が保てない今日子、とはいえ基本情報があり其処に立ち戻ると言った形のようです。
それ以外のことは身体に記したメモにより情報を得ているのか。
つまりはメモを偽装することさえ出来れば今日子の行動を操ることも出来そうですが……。

なかなか興味深い設定ですね、次回にも期待!!

また『掟上今日子の備忘録』は日本テレビ系にて実写ドラマ化も決定。
こちらも期待!!

ちなみに、あらすじでは良さを伝え切れてません。
本作自体を読むべし!!

◆関連過去記事
西尾維新先生「傷物語」がアニメ映画化決定!!

「掟上今日子の備忘録」です!!
掟上今日子の備忘録





キンドル版「掟上今日子の備忘録」です!!
掟上今日子の備忘録





「掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)」です!!
掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)





キンドル版「掟上今日子の推薦文」です!!
掟上今日子の推薦文





「掟上今日子の挑戦状」です!!
掟上今日子の挑戦状





【関連する記事】
posted by 俺 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これって原作小説ありだったんですね
漫画原作として書かれた作品なのかと思っていました
自分の体のメモを探し始めて視点キャラの男性が慌てるところや犯人だけ違うところを見るシーンなど絵のある漫画に適したシーンが多かったですし、西尾維新先生は前に漫画原作を担当したことがあったという記憶でしたので

この探偵キャラはいわゆる前向性健忘という症状ですね
読んでいて、以前読んだことのある愛川晶先生の「六月六日生まれの天使」という小説を思い出しました
前向性健忘の男性と記憶喪失の女性の出てくるミステリだったことと読後感があまり良くなかったことしか覚えていませんけど……

上にも書いたように、漫画や映像にしてわかりやすい話でしたので、漫画の次回以降、及びドラマに期待したいと思います
Posted by パンプキン at 2015年08月15日 20:39
Re:パンプキンさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

『掟上今日子』は講談社刊『メフィスト』に掲載されているシリーズ作品ですね。

ご指摘を受けて漫画版を読み返してみたところ、確かに映像に適したシーンが多かった印象。ドラマ版もかなり期待出来そうな予感!!

愛川晶先生『六月六日の天使』は文藝春秋社の書籍なんですね。残念ながら未読の作品だったのですが、教えて頂いて公式HPを拝見したところなかなか気になる作品の様子。特に「(ミステリーマスターズ)シリーズ最大の問題作」との触れ込みには驚きました。ネット上では『イニシエーション・ラブ』と比較する評もあるようです。これは気になりますね……。

もちろん、『掟上今日子の備忘録』次回にも注目です!!
Posted by 俺 at 2015年08月19日 21:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。