8月21日、つまり明日ですね……。
って、明日ぅ!?
というワケで急ぎお伝えするのは上にもある通り、新版『海外ミステリ・ハンドブック』発売の報。
同時に『海外SFハンドブック』も14年ぶりの新版が発売とのこと。
とは言え、いきなり言われても何が何やらだと思うので順を追って説明を。
もともと、早川書房さんから『ミステリ・ハンドブック』という書籍が発売されておりました。
これは、その名の通りミステリマニア向けのガイド本で発売されたのが1991年9月のこと。
「流石に24年も経過したので、その新版を作ろう」との試みが行われて出来たのが新版のようです。
詳しくは『ミステリマガジン 2015年5月号』に掲載された「特集:新ミステリ・ハンドブックを作ろう!」を読まれたし。
そんな新版では10のカテゴリにて100冊を紹介。
気になる内容は次の通り。
<あらすじ>
10のカテゴリーに分け、100冊のミステリをナビゲート。10のカテゴリーは――「キャラ立ちミステリ」「クラシック・ミステリ」「ヒーロー or アンチ・ヒーロー・ミステリ」「〈楽しい殺人〉のミステリ」「相棒物ミステリ」「北欧ミステリ」「英米圏以外のミステリ」「エンタメ・スリラー」「イヤミス好きに薦めるミステリ」「新世代ミステリ」――あなたにぴったりの海外ミステリ「最初の一冊」をお薦めいたします!
(公式HPより)
海外ミステリにこれから挑む方には必携の書となるか!?
でもって同じく14年ぶりの新版となった『海外SFハンドブック』。
こちらは過去に2回ほど発行されており、第1弾が1990年7月、第2弾が2001年4月に発売されていました。
そんな今回はSF作家20人の代表作を紹介するとのことで、アーサー・C・クラークやアイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインライン、チャイナ・ミエヴィル、グレッグ・イーガンなどが取り上げられるそうです。
気になる内容は次の通り。
<あらすじ>
クラーク、ディックからイーガン、チャン、『火星の人』、SF文庫2000番『ソラリス』まで。主要作家必読書ガイド、年代別SF史、SF文庫総作品リストなど、一冊で海外SFのすべてがわかるガイドブック最新版
(公式HPより)
これまたSFファン必携の書となりそう!?
ちなみに情報によると新版『海外ミステリ・ハンドブック』は旧版に比べてビギナー向けだそう。
海外ミステリに疎い管理人もこれで楽しく勉強出来る……かも!?
そして、ガイドと言えば『世界ミステリ作家事典』(国書刊行会刊)の充実ぶりもかなり凄い!!
何しろ「日本推理作家協会賞 評論その他部門」を受賞してます。
興味のある方はこちらもチェックされると面白いかも!!
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