2015年09月05日

金曜プレミアム「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ52 神苦楽島 淡路島を舞台に最大スケールで送る最新作 国生みの神話とそれを食い物に金儲けを企む自然保護団体…相次ぐ死の原因は古き因習か それとも人の欲望か」(9月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレミアム「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ52 神苦楽島 淡路島を舞台に最大スケールで送る最新作 国生みの神話とそれを食い物に金儲けを企む自然保護団体…相次ぐ死の原因は古き因習か それとも人の欲望か」(9月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

「旅と歴史」ルポライター浅見光彦(中村俊介)は、以前に担当した豪華客船・飛鳥のルポが好評で再度世界一周旅行の取材をしてほしい、と編集長の藤田克夫(小倉久寛)に頼まれて、旅の身支度をするためにショッピングモールを訪れていた。すると、1人の女性が浅見の目の前で倒れ込み、浅見の胸の中で「モスケ」とつぶやき息絶えてしまう。
警察署まで同行した浅見は、知り合いの刑事課長・長谷川幸一(佐戸井けん太)から、女性が中田悠理(上野なつひ)というOLで本籍地は淡路島、死因は毒物であると聞く。事件に興味を覚えるも明後日から海外に行くので関わらない、と自分に言い聞かせて立ち去ろうとする浅見だったが、被害者と最後に通話した国土交通省職員の三浦延之(山崎銀之丞)の任意での事情聴取に立ち会う。「携帯は昨晩紛失した」という三浦の証言に「うそっぽいうそほど真実ということも…」とつぶやく浅見。その後、三浦も被害者と同じ淡路島出身と知った浅見は“モスケ”という言葉について聞くも「知らない」と返される。
打ち合わせに遅刻して現れた浅見は編集長に謝罪。ところが逆に「海外取材はなくなって淡路島に行ってほしい」と頼まれてしまう。
早速、淡路島に渡り取材を始めた浅見だったが、取材中に偶然にも男性死体を発見。しかも、ちょうど取材に来ていたCATVのディレクター松雪真弓(安達祐実)らにその現場を撮影されてしまう…。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

浅見光彦は雑誌『旅と歴史』のルポライターの1人。
しかして、彼にはもう1つの姿があった。
現役の刑事局長である浅見陽一郎を兄に持ち、数々の事件を解決して来た名探偵なのである。

そんな浅見だが、今回は世界旅行に胸を膨らませていた。
以前に浅見が担当した豪華客船・飛鳥のルポ(第50作「貴賓室の怪人」のこと)が好評を博し、その第2弾が企画されたのだ。
もちろん、全ての旅費は編集長である藤田克夫もちである。

金曜プレステージ「浅見光彦50回特別企画 内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ50 貴賓室の怪人 超豪華大型客船で巻き起こる密室殺人!死体消失と仮面の怪人の謎を追え 山形〜ロシア股に掛け浅見史上最大の事件に挑む!」(4月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

いそいそと準備に勤しむ浅見。
ショッピングセンターで身支度を整えていたところ、1人の女性が浅見に近寄り絶命してしまう。
女性は「モスケ」と謎の言葉を遺していた……。

浅見とも顔見知りの刑事課長・長谷川幸一が捜査に乗り出し、女性の身許が中田悠理であると判明する。
悠理は淡路島出身者で遅効性の「ダイシノイド」により毒殺されたらしい。

さらに、長谷川は容疑者として悠理と最後に電話で言葉を交わしていた国土交通省職員の三浦延之に注目する。
ところが、三浦は「携帯は昨晩に失くした」と主張していた。
三浦の言葉が事実ならば、何者かが三浦の携帯を利用して悠理と接触したことになる。

しかも、三浦も悠理と同じく淡路島出身だったのである。
ところが、三浦は「モスケ」について何も知らないと供述していた。

此処で普段の浅見ならば調査に乗り出すところだが世界一周が控えている。
好奇心をグッと堪えて世界一周へ向かうのだが……。

なんと「世界一周旅行自体が立ち消えになった」と藤田から告げられることに。
浅見は代わりに淡路島へ足を運ぶよう藤田に依頼される。

奇しくも悠理と三浦の出身地である淡路である。
何かを感じて淡路島へ向かった浅見。
其処で「モスケ」が「獅子舞の踊り手」を示すことを知る。
どうやら、地元では常識らしい。
「何も知らない」とした三浦の供述は嘘だったのだ。

一方で、浅見は男性の遺体を発見してしまう。
しかも、その被害者こそ三浦だったのだ。

驚く浅見だが、現場を淡路センターテレビのディレクター・松雪真弓に目撃、犯人として通報され身柄を拘束されてしまうことに。
もちろん、すぐに素性が明らかとなり釈放されたのは言うまでもない。

そんな中、浅見を訪ねる人物が。
藤田の甥で神戸新報淡路支局に勤務する記者・藤田次夫だ。
次夫は何かを取材している様子で浅見に協力を申し出る。
どうやら、浅見の世界一周旅行が中止になったのは藤田が浅見に甥の協力をさせる為だったようだ。

ところが、その晩のこと。
次夫は洲本城で何者かの襲撃を受け、重傷を負う。
どうやら、次夫は地元で環境保護活動を行う「陽修会」に纏わる土地開発疑惑を調べていたようである。
しかも、次夫を呼び出した電話も三浦の物であった。
事件は1つに繋がっているのだ。

そんな中、浅見は淡路センターテレビ制作部長の山本に取材協力を依頼。
彼の計らいで真弓と再会すると共に、プロデューサーの相島雅一と出会う。
真弓は報道志望らしく、現状に不満を抱いている様子だが……。

真弓と共に島内を巡る浅見。
其処で浅見は三浦が「拝み屋」と呼ばれる一族出身であったことを知る。

そして、環境保護を訴える筈の「陽修会」が開発支持を表明していることに驚く。
何でも、反対運動参加者が次々と病気や事故に遭ったことが原因で何時の間にやら開発支持に回ったらしい。
普通は開発を進める側が祟られるのではないか……と疑問を抱く浅見。
どうやら、新宮日出夫が「陽修会」の会長になってからこの流れが始まったのだそうだ。

悠理の実家を訪問した浅見は、真弓が悠理の幼馴染であることを知らされる。
また、悠理が幼少時に女人禁制とされる岩上神社に足を踏み入れていたことも明らかに。
真弓が止めたのだが、悠理は敷地内へ侵入したらしい。
さらに、悠理と三浦、相島が顔見知りであったことも判明する。

翌日、浅見は「陽修会」について調査を開始する。
すると、新宮の前任者である加藤代表が謎の不審死を遂げていたことが分かる。
この第一発見者が三浦であった。

矢先、浅見は意外な事実に行き当たる。
北緯34.32上に並ぶ太陽神信仰の遺跡、それを「太陽の道」と呼んでいるのだが、土地開発予定現場が「太陽の道」を分断していたのである。
新宮は「太陽の道を讃える開発」と称しているようだが。
浅見は「新宮が開発に根拠を与えており、何等かの利益を得ている」と指摘する。

そんな折、相島が皆に黙って伊勢へ向かってしまった。
其処は「太陽の道」の終着点だ。
しかも、山本により悠理の死亡日である11月11日に相島が東京出張に出ていたことも判明し、彼に悠理殺害の嫌疑がかかる。
相島を追った浅見は陽修会本部を其処に見出すことに。

直後、相島が大鳴門橋にて死体で発見される。
相島は遺書らしき物を残しており、悠理と三浦殺害、藤田次夫殺害未遂を其処で告白していた。
相島は自殺したのか!?

これを疑った浅見はさらに過去の「陽修の会」について調べ始めた。
すると、前加藤代表時代に「陽修の会」で集団食中毒事件が発生していた。
ところが、当時治療にあたっていた医師によれば「ダイシノイド」による毒殺未遂事件だったことが判明。
どうやら、これと加藤代表の不審死が「先の開発に反対していた者たちの事故」らしい。

これを相島が調べていたことが分かり、浅見は相島は自殺に偽装された他殺と考える。
浅見の考えを知った真弓は相島の仇討をすべく真犯人探しに協力を宣言する。

15年前、相島が「陽修の会」に参加していたことも明らかに。
しかも、相島は三浦の5年後輩であった。

続いて、次のような事実が判明する。

15年前、三浦は土地開発に反対しており反対の講演を行っていた。
このとき、相島も聴衆として参加していた。
その帰路の事、三浦と相島は陽修会の加藤前代表が何者かに連れ去られる現場を目撃したのだ。

どうやら、加藤の死は人為的な他殺のようだ。
三浦は加藤が殺害されたことを察し、第一発見者となったようである。

ダイシノイド混入事件も加藤代表殺害も悠理殺害も三浦殺害も次夫殺害未遂も相島殺害も、すべて新宮日出夫に優位に動いている。
このことから、浅見は新宮の仕業と考える。
どうやら、新宮は陽修会を手に入れるとディベートを受け取り開発側に便宜を図っていたようだ。

おそらく、三浦はこのカラクリに気付き証拠を悠理に預けた。
ところが、この動きを新宮たちに察知され殺害されたのだろう。
次夫が襲われ、相島が殺害されたのも理由は其処にあるに違いない。

一方、浅見は三浦が幼少時から迫害を受けていたことを気に掛ける。
三浦の過去を調べたところ、ある人物と彼が幼馴染であり深い親交にあったことを突き止めた。
しかも、「モスケ」が踊り手ではなくお面を指すこともあると知る。

悠理の実家を訪れた浅見はお面に貼られたSDメモリを発見。
その中身は新宮と黒崎代議士、建設業者の吉岡の写真であった。
明らかな癒着の証拠である。

浅見は山本や真弓と図って新宮の悪事を暴く為に講演会を取材することに。
ところが、スタッフの様子がおかしい。
どうやら、新宮に対し講演会の中止を迫る脅迫電話があったそうなのだ。

そんな中、新宮の講演会が開始。
しかし、浅見はこれを聞くことなく聴衆の面前で新宮と対峙する。

新宮の罪を告発する浅見。
さらに、新宮に代わって聴衆に向け正義を訴える。

続けて浅見は新宮の手足として悠理と三浦らを殺害した人物の名を挙げる。
実行犯として告発したのは山本であった。

全ては浅見の罠であった。
浅見は山本のデスクから三浦のスマホを発見し、これを同タイプの別の物に入替えた。
それを知らずに、山本はそのスマホで新宮に脅迫電話を入れたのだ。
浅見の狙いを知り新宮を護るべく、脅迫電話の形で講演中止を訴えたようだ。

さらに浅見は相島にアリバイがあることを突き止めていた。
相島が東京出張したとされる11月11日には伊勢に居たのだ。
山本は日付を改竄し、相島に容疑が向かうように仕向けたのであった。

しかも、三浦の幼馴染こそ山本だったのだ。
幼い時分から三浦に敵愾心を抱いていた山本は都会に出た三浦に「差を付けられた」と恨みを抱いていた。
そして15年前、山本は新宮と出会いその忠実な部下となったのである。
新宮は山本が三浦にコンプレックスを抱いていること察すると「三浦に勝たせてやる」と約束した。

これに応じ、山本はダイシノイドで中毒事件を起こす。
しかも、加藤を殺害したのも彼だ。

ところが、最近になって事もあろうに三浦から「開発反対に協力して欲しい」と申し出があった。
山本は味方をすると見せかけて悠理を毒殺。
続いて三浦を殺害し、次夫を襲撃、その罪を着せるべく相島を殺害したのであった。

すべてを打ち明けた山本。
しかし、新宮は「あんた何言ってんの?」と彼を切り捨てた。
これに逆上した山本は新宮に襲い掛かる。
周囲を蹴散らし壇上へと駆け上がった山本は新宮に天誅を加えようとするのだが……。
必殺の一撃も、浅見が身を挺して止めたことで失敗に終わった。

その後、新宮から山本へ向けた悠理と三浦殺害命令が音声データとして残されていたことで、新宮も逮捕された。
建設業者の吉岡も黒崎代議士も逮捕されることに。

事件が解決し、浅見は真弓と共に京都へ。
其処で何が行われたかは2人のみが知る……と言いたいところだが。
浅見は母・雪江と彼の地で出会うのである―――エンド。

<感想>

内田康夫先生原作フジテレビ版「浅見光彦シリーズ」第51弾です。
過去作についてはネタバレ批評(レビュー)してますね。
興味のある方は過去記事リンクをどうぞ!!

ドラマ原作は内田康夫先生『神苦楽島』(文藝春秋社刊)。

<あらすじ>

秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦は、出張先の淡路にて日本神話、民俗、古くからの習慣が絡み合う、不可解な殺人事件に巻き込まれる。やがて政治家の陰謀まで見え隠れし、事件の背後にある組織に光彦は戦慄するのだった――。

古事記に描かれた「国産み」神話、伊勢や奈良の遺跡、淡路の「拝み屋」の呪詛、民間信仰などが登場する一方、官僚や政治家と大企業の癒着、怪しい団体まで描かれる傑作長編ミステリー、待望の合本!
(文藝春秋社公式HPより)


では、ドラマの感想を。
かなりごった煮的なドラマでしたね。
2時間には収まり切らない程、いろいろな伝統や習俗などが盛り込まれていました。

そんな中でもメインと思われるテーマは「それぞれの故郷への想い」を描いたものか。
例えば、三浦は故郷を出たものの、都会から故郷を想い続け護ろうとした。
これは悠理も同様。
真弓は当初こそ故郷に執着しなかったが、悠理の志を継ぎ護ることを決意。
山本は故郷に残ったことにコンプレックスを抱き、新宮に協力することに。

それにしても、21時12分時点で既に悠理と三浦が殺害されたときには驚いた。
このペースでラストまでに2桁を超える被害者が出るのではないか……と思ってしまったほど。

でもって、浅見は主人公でなければ犯人しかあり得ないほどの関わりぶり。
恐るべし。

そして今回は藤田の甥・次夫も登場。
次夫は藤田役の小倉久寛さんに似てらっしゃいましたね。
そんな藤田次夫役を演じられたのは隈部洋平さんでした。

此処からはイロイロ気になった点を。

まず、ラストで浅見が山本へ仕掛けた罠だけど、既にSDメモリ、三浦のスマホ、さらに音声データまで押さえていたのにあの罠は必要だったのだろうか……。
まぁ、音声データは山本が罪を認めることで新宮を追い込むことに役立つ類の物なので「山本→新宮」の順に罪を立証する必要があったんだろうとは思うけど。
とはいえ、あれは吊し上げだったなぁ。

まぁ、山本は加藤、悠理、三浦、相島の4人を殺害。
他に次夫を殺害未遂に「陽修の会」メンバーの毒殺未遂もやってるからかなりの凶悪犯です。
動機も物凄く自己本位な物だし、此の点で考えれば因果応報とも言えるけど。

そう言えば、山本は三浦のスマホを使うなら脅迫電話ではなく、きちんと新宮に事情を説明すれば良かったのにねぇ。
音声データから分かるように山本と新宮の間にはホットラインがあった筈なのに、どうして脅迫電話なのだろうか、謎だ……。

他にも、悠理が女人禁制の神社に足を踏み入れたことは習俗に縛られない開明的な女性であることを示すエピソードだったのだろうか?
とはいえ、今回のドラマ版ではそれほど影響のないエピソードだった気がする。

一方、浅見光彦シリーズについてですが、遂に「最後の事件」が!!
とはいえ、これにはある秘密が……こちらの動向も注目です。

内田康夫先生、浅見光彦最後の事件を手がける―――その名は『遺譜 浅見光彦最後の事件』(角川書店刊)!!

内田康夫先生から浅見光彦シリーズ完結宣言が!!「最後の事件」は2012年に!!

<キャスト>

中村俊介
安達祐実
野際陽子
榎木孝明
小倉久寛
木下ほうか
山崎銀之丞
モト冬樹
佐戸井けん太
島かおり
堀内正美
菊池均也
隈部洋平
篠田光亮
津川雅彦 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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