2015年10月25日

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(16)〜鹿児島県指宿の天然砂蒸し温泉!7年熟成された鰹節でとる究極の出汁20年間の恩讐を秘めた薩摩切子!?殺人事件に翻弄された美人若女将の跡継奮闘記〜」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(16)〜鹿児島県指宿の天然砂蒸し温泉!7年熟成された鰹節でとる究極の出汁20年間の恩讐を秘めた薩摩切子!?殺人事件に翻弄された美人若女将の跡継奮闘記〜」(10月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

温泉宿の仕掛け人として全国を飛び回る星野さつき(森口瑤子)たち城ノ内コンサルティングの今回のクライアントは、鹿児島県指宿にある温泉旅館『白水館』。社長の泉康太郎(林与一)は、温泉旅館そのものが日本の美を伝える芸術品であるべきという考えを持ち、収集した美術品を館内に展示するなど、おもてなしの一環として広く宿泊客に提供している。しかし、次期社長候補の娘の華(小沢真珠)はまったくの正反対。海外生活が長かったせいか“おもてなし”や“わびさび”などは非合理的だと理解を示さず、人員整理やコスト削減を独善的に進めるため従業員から不信を買っていた。さつきの任務は、その華の社長教育だ。
次期社長候補はもう一人。支配人の新田修司(阿南健治)は長年、社長の右腕として働き従業員からも信頼を置かれている。そんな二人が、植木職人の織部茂(林和義)の処遇をめぐって激しく対立する。華は、酒飲みで遅刻が絶えない織部を一存で解雇。新田は、「白水館の暗い過去を暴いて潰してやる!」と息巻く織部が何をしてくるかわからないと、恨みを買うような華の行いを厳しくたしなめるが…。
翌朝、その織部が剪定ばさみで胸を一突きにされた遺体で発見される。織部の捨て台詞「白水館の暗い過去」が気になったさつきは、事件の詳細とともに言葉の意味を調べるよう岩田幸平(村田雄浩)に依頼する。
一方、島慎之介(東幹久)は、客から繰り返し要望が寄せられている、20年前に白水館で出されていた椀物の再現に取り組む。食材を求めてかつお節工場を訪ねた慎之介は、7年物のかつお節を扱うラーメン屋の向山茜(菜葉菜)と出会う。
その頃、華宛に心当たりのない人物から薩摩切子の贈り物が届く。送り主は東野咲子(中村ひろみ)。切子は『竜宮伝説』をモチーフにした高価な代物だった。それを目にした康太郎、新田、そして喫茶コーナーのママ、田村瑞穂(萩尾みどり)までが顔色を変える。狼狽を懸命に隠しつつ、康太郎は華とさつきに口止めを指示するが…。
その夜、白水館は華が始めた格安のツアー客であふれかえる。コスト削減を掲げる華の方針で、常に人員不足の状態にある調理場やフロントは大わらわ。命じるだけの華に対して、テキパキと実務をこなす新田への従業員からの信頼はますますアップする。そんな中、板長が怪我をし、包丁が握れなくなってしまう。調理場スタッフは過剰労働が原因だと考え、集団ストを画策。華の社長候補辞退を要求する。さすがの華も、これには気持ちがふさぐ。さつきはそんな華と華の行きつけのラーメン店に出かける。向山五郎(綿引勝彦)が作る味わい深いスープになぜか懐かしさを感じるという華。そこに偶然、慎之介がやってくる。五郎は慎之介が昼間出会った茜の父だったのだ。五郎の味を口にした慎之介は…。
その頃、白水館で竜宮伝説の切子盗難と康太郎襲撃事件が発生する?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

経理担当・星野さつき、調査担当・岩田幸平、料理担当・島慎之介、接客マナー担当・森田梢は城ノ内愛子が経営する「城ノ内コンサルティング」の社員である。
彼らは経営が傾いたホテルの立て直しを主な仕事としている。
これまでに彼らにより救われたホテルの数は3ケタを下らないだろう。
それほどの凄腕である。

そんな「城ノ内コンサルティング」の今回のクライアントは鹿児島県指宿にある「白水館」。
「白水館」社長・泉康太郎は「温泉旅館が日本の美を伝える芸術品」との考えのもと、収集した美術品を館内で展示するなどの取り組みを行い宿泊客から高い評価を得ていた。
しかし、後継者問題で頭を悩ませていた。

「白水館」の後継者候補は2人、康太郎の娘である華と支配人の新田修司だ。

華は海外生活が長く康太郎の考え方よりも具体的な人員整理やコスト削減を主張している。
新田は長きに渡り康太郎の右腕として活躍し強い信頼を勝ち取っていた。
結果、新田が有利な状況にあった。

とはいえ、康太郎も娘が可愛い。
其処でさつきたちに華を教育して欲しいと依頼して来たのだ。
こうして、さつきたちは「白水館」へ。

ところが、早速騒動に巻き込まれる。

華と新田が早くも対立したのだ。
争点は植木職人の織部茂への対処だ。
華は怠慢著しい織部の解雇を主張、新田は逆にこれを庇った。
そんな華と新田に対し、織部は「白水館の暗い過去を暴いてやる!!」と叫ぶ。
困惑する華だが、新田は何やら覚えがある様子で……。

翌朝、当の織部が何者かに殺害されてしまう。
織部の言葉に意味があると考えたさつきは岩田に調査を依頼する。

その岩田は指宿温泉を楽しむ中で間島吉純と出会う。
共に温泉を愛する者として意気投合することに。

同じ頃、島は20年前に白水館で供されていた幻の料理の再現に挑もうとしていた。
この過程で島はラーメン店を経営する向山五郎、茜親娘に出会う、
実は向山こそが20年前の幻の料理の考案者であった。
こうして、島は向山の協力を得て再現に成功する。

一方、華に東野咲子なる相手から青い薩摩切子が届く。
それは20年前に「白水館」から盗み出された品で「竜宮伝説」をモチーフにした物であった。

まったく覚えのない華に対し、康太郎や新田、さらに喫茶コーナーの田村瑞穂らが激しく動揺する。
どうやら、何か秘密があるようだが……。

その夜、白水館で康太郎が何者かに襲撃され青い薩摩切子が盗まれる事件が発生する。
犯人は近頃世間を騒がせる「温泉怪盗」なる人物かと思われた。

そんな中、今度は新田が何者かに殺害される。
新田が誰かから脅迫メールを受けていたことも判明。

この容疑者として華が拘束されたことから、白水館は大ピンチに!!
どうやら新田は白水館の乗っ取りを図っており、これを察した華と揉めた直後の事件だったようだ。

事件の陰に「薩摩切子・竜宮伝説」が関わっていると考えたさつきたちは差出人の東野咲子について調べ、彼女が20年前に薩摩切子を盗んだ犯人とされていたことを知る。
しかも、咲子は直後に謎の死を遂げていた。

康太郎によれば咲子は幼い娘を抱えており生活に困って盗んだと思われていたらしい。
だが、咲子は窃盗を否定した。
しかし、咲子は「青い薩摩切子」と対になる「赤い乙姫の薩摩切子」を所持していた為に解雇されたのだそうだ。
咲子の死はこれを苦にした自殺とされていた。

一方、岩田は「温泉怪盗」の正体が間島であると突き止め逮捕に協力していた。
捕まった間島は青い薩摩切子を所持しており窃盗は認めたが、康太郎襲撃は否定する。
その犯人は新田だったのだそうだ。

実は20年前の窃盗犯は新田だったのだ。
その罪を着せるべく「赤い乙姫の薩摩切子」を咲子の所持品に紛れ込ませたらしい。

さつきは新田がこの口封じに咲子を殺害したと考え、咲子に子供が居たことを思い出す。
さらに新田の恋人の正体を知るや驚愕する。

さつきは向山と茜を呼び出した。
実は新田の恋人は茜だったのだ、そして茜は咲子の娘でもあったのだ。

20年前、向山と咲子は交際していた。
向山は咲子の解雇に連座し白水館を辞めた。
向山まで巻き込んだことを後悔した咲子は新田に罪を着せられたことが全ての原因と考え、これを問い詰めた。
その結果、殺害されてしまった。
向山は残された茜を引き取り自身の娘として育てた。

20年後、茜は仇と知らず出会った向山と恋人となった。
其処で青い薩摩切子を見つけ、彼こそが仇だと悟ったのだ。

まず、脅迫メールを送り付けたのだが新田は織部が犯人だと思い殺してしまった。

次いで、新田から青い薩摩切子を盗み出し華へ送り付けた。
ところが、新田は康太郎を襲撃してしまう。

困った茜は直接新田と交渉に及び、彼に殺害されそうになってしまう。
これを見ていた瑞穂から連絡を受けた向山が茜を守るべく新田を殺害したのであった。

向山は逮捕されることとなった。
今回の事件を通じて華は経営者としての自覚を身に着けた。
そして、次なる城ノ内コンサルティングのクライアントは香川県だ―――エンド。

<感想>

「温泉(秘)大作戦」シリーズ16作目。
これまでのネタバレ批評(レビュー)は過去記事がありますね。
興味のある方はどうぞ!!

さて、今回の感想は。

野際陽子さん出演されませんでしたね、お身体の具合があまり宜しくないとの報があるだけに気になります。
次回には元気なお姿を拝見したいところです。

内容に戻ると前回に引き続き、今回もとっ散らかっていた印象。
簡単にまとめると「20年前の被害者の恋人と娘が意図せず犯人に復讐した」とのものなのですが、完全に時間を持て余した感じで振り返ってみると「雑多だなぁ……」との感想しかありません。

それと、何と言っても幼少時から大人になってまでの茜の行動が全て裏目に出た点が恐ろしい。
また、茜と薩摩切子が揃うと悲劇が起こるのではないでしょうか。
この2つは揃えてはいけない気がします。

とはいえ、「温泉怪盗」は今回限りでは勿体ないほど良いキャラでした。
いっそのこと、彼をメインにしてしまって「城ノ内コンサルティングVS温泉怪盗」だけでも良かったぐらい。
ある種、番外編と割り切って薩摩切子を巡る攻防戦を描いた方が面白かったかもしれません。

今回も個人的にはあまり評価は高くありません。
その分、次回に期待です!!

ちなみに次週2015年10月31日の土曜ワイド劇場は「司法教官・穂高美子」第4弾。
放送時間が21時15分からなので注意されたし!!

また2015年11月14日の土曜ワイド劇場は「ゴーストライターの殺人取材」第2弾を予定とのこと。
こちらも注目です!!

「2015年11月14日」の「土曜ワイド劇場」は「ゴーストライターの殺人取材2」が放送予定とのこと!!

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<キャスト>

星野さつき:森口瑤子
島 慎之介:東 幹久
森田 梢:高樹マリア
泉 華:小沢真珠
泉 康太郎:林 与一
新田修司:阿南健治
間島吉純:ベンガル
向山 茜:菜葉菜
田村瑞穂:萩尾みどり
向山五郎:綿引勝彦
岩田幸平:村田雄浩 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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この記事へのコメント
野際さん、今回は登場がなかったので、他のお仕事でお忙しいのかな、スケジュール合わなくてシナリオが変わったのかな、何て呑気に考えていたのですが、お加減良くないんですか……心配ですね。昔から大好きな女優さんですし、頼もしい女社長役がよく似合っておられるのに……。
今回の舞台になった指宿の白水館は、遙か昔に高校の修学旅行で宿泊した旅館でして、その豪華な変貌ぶりにただただびっくり!! 塩湯で髪を洗って大失敗した級友が結構いたり、売店でお土産の南男猿の根付を幾つも買ったら一つずつ包装して貰えて妙に嬉しかったり、客室からお庭越しに見える海が夕方からの風雨で荒れる眺めも印象的だったり……。
そんな個人的な現実の記憶をドラマの設定と混ぜこぜにして「つまり、我々が泊まった頃には、まだ綿引さんは厨房では新人で伝説の料理も誕生する前で、成年さんも社長になる前で先代社長は経営方針も違ってたから、修学旅行生が泊まれたんやなぁ……」何て、変な納得&楽しみ方をしてしまいました (^_^;)
このシリーズは、温泉仕掛人それぞれが専門分野の役割を巧みに果たす中、そこで発生する事件との絡みで、各地の温泉の魅力が、旅館のサービス(料理・温泉・接客)と名所・名物の数々を盛り込んで紹介されつつ、事件も解決して行く――という感じで、気軽に見られて気に入っています (^o^)
温泉怪盗、逮捕されてしまいましたけど、ほんと、何らかの形(釈放? 脱獄?)で準レギュラーとして復活して欲しいですね。村田さんは退職刑事だし、ベンガルさんとは「妙な相棒兼面白いライバル」のような存在になれそうに思います。二人して温泉でのニアミスやいがみ合いを繰り返すうちに、結果として事件の解決に一役買う形になって、好むと好まざるに関わらず城ノ内オフィス(あ、オフィス、だと思い込んでたら、城ノ内コンサルティング、なんですね (^_^;))の不可思議な味方になってくれそうな……そんな感じにならないかなぁ、と思います。
Posted by 星沢美保子 at 2015年10月31日 20:52
Re:星沢美保子さん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

野際さんについては正確なところは不明なのですが、ツイッター上でお身体を心配される声が多く上がっていますね。
また、出演作での様子もこれに繋がっているようです。
様々なドラマで活躍されている名女優だけに、次回作では元気なお姿を拝見したいですね。

指宿の白水館を利用された経験がおありなんですね。
かなり変化していたとのことですが、やはり自分の知っている土地や関連の深い場所が舞台となると思い入れが出て来ますよね。
特に本作は1つの場所を舞台とするだけに、それがより強く感じられるように思います。

そして、泉康太郎社長時代ということは「温泉旅館そのものが日本の美を伝えるもの」との社風時代ですね。「もしかすると当時の向山とすれ違ったかも、そう言えばそんな雰囲気の人が……」と想像するのもかなり面白そう。

これも現実に存在する場所を舞台とする作品だからこそ。「2時間サスペンス」の醍醐味と言えるのかもしれませんね。

温泉怪盗、良いキャラクターだっただけに次回以降も登場して欲しかったり。岩田との掛け合いは本作でも屈指の名シーンだと思います。
その際は、ご指摘の通り「付かず離れずで、さつきたちにヒントを与えつつ、最後に美味しいところを持って行く役どころ」だとなお嬉しいのだけどなぁ……。
Posted by 俺 at 2015年11月06日 00:07
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