2015年10月09日

【新章開幕】「人形島殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【新章開幕】「人形島殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

「金田一少年の事件簿R」第8弾は「人形島殺人事件」!!
新たなる殺人事件に金田一少年が挑むことに!!


【「人形島殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

朱鷺田忍:不動高校の日本史教師。
ペルソナドール:まさに「覆面作家」の3人組。アンティークドール、日本人形、道化師人形の姿である。
星坂花梨:ミステリー雑誌の編集者。
雨野影近:金田一が出会った青年。
詩村瞳:金田一が出会った少女。

まことちゃん:金田一と美雪の幼馴染。

いつき陽介:ご存知、ルポライター。
剣持警部:金田一のもう1人のベストパートナー。

<あらすじ>

場所は不動高校、時間は日本史の授業中。
今日も今日とてお気楽な様子で授業を受けるのは金田一少年である。
これに呆れ返る美雪と思いきや、金田一少年はそもそも授業を受けていない。
それもその筈、堂々と居眠りを決め込んでいたのだ。

しか〜〜〜し、天網恢恢疎にして洩らさず。
そんな金田一少年の姿は教師である朱鷺田忍にしっかりと目撃されていた。

こうして呼び出しを受けた金田一。
すっかりお叱りを受けるものと覚悟していたが……どうも忍の様子がおかしい。
どうやら、忍は金田一の評判を聞き付けある依頼をしたいようだ。

忍によれば亡き祖母の遺品として預かった日本人形から奇妙な暗号文が出て来たのだそうだ。
それは奇妙な漢字とアルファベットが入り混じった9文字。
これを金田一に解読して欲しいらしい。

暗号文を一目見るなりあっさりと解読した金田一。
コツは縦と横の画数にあった。
それを「あいうえお50音表」に当て嵌めると出て来た言葉は「ひとがたじまにいけ」。
内容に従い金田一と忍は「火吐潟島」へと向かうことに。

「火吐潟島」と聞いた美雪は「島に住む幼馴染のまことちゃんに会いたい」と要望。
こうして、金田一と同行することとなった。

いよいよ島へ向かう当日のこと。
船着き場に先行した金田一と美雪は忍から「遅れることとなった」との報を受ける。
こうして、忍を欠きつつ船に乗り込む2人。

船はクルーザータイプのもの。
最大定員は10人といったところだろうか。

其処には奇妙な先客が居た。
それぞれアンティークドール、日本人形、道化師人形のコスプレをした3人組が居たのである。

ぎょっとする金田一に声をかける人物が。
その正体はいつきであった。

知人の顔を見つけて安堵する金田一に、いつきは3人組の正体を教える。
その正体は「ペルソナドール」なる売れっ子の覆面作家であった。
さらに、いつきの古い知り合いの雑誌編集者・星坂花梨も乗船して来た。
花梨は「ペルソナドール」に興味があるらしい。

此処で周囲を見回した金田一は「ペルソナドール」のインパクトに見落としていた別の乗客を目に留める。
若い男性・雨野影近と若い女性・詩村瞳である。

何やら影のある2人に訝しむ金田一。
その背中に聞き覚えのある陽気な声が届く。
振り返った先には剣持までもが居たのである。

こうして、金田一、美雪、剣持、いつきらは海路を「火吐潟島」へ向かうことに―――2話へ続く。

<感想&推理>

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
その第8弾は「人形島殺人事件」です!!

今回はその第1話でした。
設定紹介と言った雰囲気の回でしたね。
次回以降、本格化しそうかな。

それにしても「ペルソナドール」のインパクトと来たら……。
どうにもトリックに用いられそうなか・ほ・り。
何しろ、彼女(彼?)の存在で3人ほど正体不明の人物が生じることに。
そもそも性別も不詳だし。

当然、中身が確認出来ないので「1人2役」や「2人1役」もありそうだなぁ。
あるいは「椅子に座っているけど中身は居ない」=「空蝉の術」とかありそう。

他にも「ペルソナドール」の遺体が密室で発見されるも中身は「ペルソナドール」に扮した犯人であり、密室解除後に遺体と入替って脱出とかもありそう。

併せて、急に欠席した朱鷺田忍も気になるなぁ……。
シンプルに考えれば「ペルソナドール」の中に忍が居ても不思議ではない。

その場合、次のようなトリックが考えられる。

ペルソナドールに扮して島に上陸した忍は殺人を決行。
被害者の遺体発見後、島に到着したふりをしつつ現れる。
これにより、第一の殺人についてアリバイ完成。
その後も「ペルソナドール」と「朱鷺田忍」の1人2役を続けるとか。
この際に島外あるいは島内に事前に身代わりを用意出来ていれば「入島者数と島民の人口」に変動が出ないので尚良し。

どうだろ、あるかな!?

そして、「ペルソナドール」の1人「道化師人形」が気になる。
そう言えば過去には「道化人形」なる犯人が居たなぁ……。
あの時は確か高遠が関与していた筈、今回はどうなのだろうか。
あの暗号文自体がどうもきな臭いだけに彼の関与は充分に考え得るが。

暗号文と言えば、あの内容だと金田一の解法だけではない気がするが……。
別の意味があるような気もする。

そう言えば「蟻地獄壕殺人事件」でも高遠はいつきを利用して金田一を呼び出していた。
そのいつきが今回も登場している点が気になる。
他にも「道化師」が出てるし、同じく「蟻地獄壕殺人事件」にて高遠のパーソナルカラーとされていた「赤」=「朱鷺田先生」をイメージさせる点も気になるか。
何より、メタ的にはアニメ版で放送中の「金田一少年の決死行」に高遠が登場しているから原作も足並みを揃える可能性があるのではないか。

・「金田一少年の事件簿R」より「蟻地獄壕殺人事件」のまとめはこちら。
「蟻地獄壕殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

もしも、高遠が関与しているとなれば「火吐潟島」に彼のルーツが眠っているのか!?
ただ一方で「カフェふくろうのマスターが高遠と連動している説」を唱えている立場からすると、カフェふくろうのマスターが登場しなかった以上、高遠も登場しないのではないかとも思うのだが……。

「カフェふくろうのマスターが高遠と連動している説」とは次の通り。

高遠とカフェふくろうのマスターに何らかの関係があるのではないかとの謎。
新シリーズ「金田一少年の事件簿R」になって以来、カフェふくろうのマスターが登場するエピソードには高遠も必ず登場している(「亡霊校舎の殺人」「蟻地獄壕殺人事件」)。
例として挙げるには2作と些か心許なくはあるが、これは新シリーズになってからの高遠の登場自体が上記2作に限られている為。
つまり、今のところ100%となっている。
どうも、この登場には何か意味があるのではなかろうか。
マスター自身が高遠の変装なのか……それとも高遠のルーツがマスターに関わって来るのか。
今後もこの法則が守られるのかどうかに注目したい。

果たして、この法則は守られるのか!?

さて、既にご存知のことと思われますが2015年10月よりアニメ「金田一少年の事件簿R」が日本テレビ系にて放送中。
現在のエピソードは「金田一少年の決死行」。
また、「血溜之間殺人事件」もアニメ化されるとのこと。
ちなみに「金田一少年の決死行」はドラマ化もされていますね。

「金田一少年の事件簿N」第6話「12年分の憎悪と愛…犯人はお前だ!決死行壮絶完結編(金田一少年の決死行 後編)」(8月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【2015年10月】アニメ「金田一少年の事件簿R」が「RETURNS」の名の通り帰還を果たす!!さらに「魍邪ノ館殺人事件」とは!?

そう言えば『小説 野性時代』(角川書店刊)でも樹林伸先生『ドクター・ホワイト』が2014年11月号から連載開始されています。
こちらも注目すべし!!

綾辻行人先生「Another」シリーズ続編『Another 2001』が『小説野性時代132号(11月号)』にて連載開始!?

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿R」より「なぜ暖炉は燃えていたか?」のまとめはこちら。
「なぜ暖炉は燃えていたか?」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「吸血桜殺人事件」のまとめはこちら。
「吸血桜殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「蟻地獄壕殺人事件」のまとめはこちら。
「蟻地獄壕殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「学生明智健吾の事件簿」のまとめはこちら。
「学生明智健吾の事件簿」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「狐火流し殺人事件」のまとめはこちら。
「狐火流し殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「亡霊校舎の殺人」のまとめはこちら。
「亡霊校舎の殺人」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ

・「金田一少年の事件簿R」より「雪鬼伝説殺人事件」のまとめはこちら。
「雪鬼伝説殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

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・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

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「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ版】
ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿N」(日本テレビ系、2014年)まとめ

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