2015年10月15日

「無痛 診える眼」2話「同じ能力を持つ男が天才に迫る」(10月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 診える眼」2話「同じ能力を持つ男が天才に迫る」(10月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<2話あらすじ>

為頼英介(西島秀俊)は、通り魔事件で負傷して白神メディカルセンターで治療を受けた義姉、井上和枝(浅田美代子)の退院を手伝いに行く。するとセンターの院長、白神陽児(伊藤英明)が為頼に院内を案内したいと伝えてきた。ためらう為頼だが和枝の勧めもあり、白神のもとへ。

白神は為頼を歓迎し、最新設備が整った施設を案内。為頼が驚いたのは診療を待つ患者が少ないことだ。白神は裕福な患者から医療保険外のオプションサービスで特別料金を取り、その分を医師の数を増やすことなどで質の高いサービスに務めると言う。為頼は、これからも自分の診療所では手に負えない患者に白神の病院を紹介すると告げた。
一方、早瀬順一郎刑事(伊藤淳史)は為頼の能力に高い関心を寄せ、ネットなどで調べていた。そんな時、管内で殺人事件が発生。被害者は山田輝久(有薗芳記)というアパートの住人で、自室で腹部を刺されて死んでいた。しばらくすると、工藤一尊(ジジ・ぶぅ)という男が挙動不審で逮捕される。工藤は自ら山田殺しを告白するが、取り調べた早瀬は何か腑に落ちない。早瀬は取り調べを同僚に任せて出かける。

早瀬が向かったのは、診断学の権威で為頼の恩師、久留米実(津嘉山正種)の家。早瀬は久留米から、為頼には殺人を犯す人間に顕れる犯因症が見えると教えられた。

果たして工藤は、本当に山田を殺したのか? 早瀬は為頼に、工藤の面通しを頼む。早瀬に従い、工藤を診た為頼は…。
(公式HPより)


<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
為頼英介:主人公、様々な病気を見抜く眼を持つ医師。
早瀬順一郎:熱血漢の刑事。
高島菜見子:臨床心理士。
白神陽児:クリニックの経営者。実は……。
イバラ:白神のもとで働く男。実は……。
南サトミ:菜見子の担当患者。
久留米実:元医師、為頼の師。
井上和枝:為頼の義姉。


医師の為頼英介は外観から患者の状態を診断する眼を持っている。
それは遂に、将来的に犯罪を犯すであろう「犯因症」を見抜くことまで可能にしていた。

この能力は為頼を他者と一線を画す存在としたが、同時に彼に限界を報せることにもなった。
皮肉なことに、為頼が幾ら相手の状態を見抜いたとしても治療法を現在の医療水準に頼る以上、治療法が確立されていない病気の場合に為す術がないのは他の医師と同じなのである。
むしろ、より正確に不可能を知るだけに虚無感に支配されていた。

ところが、そんな為頼にクリニックの経営者である白神院長が接触を図って来た。
実は白神もまた為頼と同じ眼を持っており、それ故に為頼の能力を認めていたのだ。
白神は患者に苦痛を与えない「無痛治療」を提唱し、為頼にスカウト話を持ちかける。
これに揺らぐ為頼であったが……。

矢先、知人の刑事・早瀬からある事件への捜査協力を求められる。
被害者は山田輝久なる男性、容疑者である工藤一尊はすぐに身柄を拘束され罪を認めていた。
だが、早瀬は工藤の様子から彼が偽証していると判断する。

其処で早瀬は為頼にアドバイスを求めたのだ。
工藤を一目見た為頼は彼の犯行ではないと確信。
さらに工藤にある病状を見出す。

為頼の助言を受けた早瀬は被害者である山田について調べ、彼が白神メディカルクリニックを受診したが費用を捻出出来ず門前払いを受けていたことを知る。

この事実を知った為頼は白神の理想に思わぬ罅が入っていることに気付く。
一方で、山田の遺体状況を確認し事件の真相を看破する。

山田には典型的な鬱症状が現れており自殺だったのだ。
工藤は重症筋無力症を患っており、この治療費に困り罪を認めて治療しようとしていたのだ。
こうして、真相は明らかとなった。

同じ頃、白神がイバラと密会していた。
手を負傷したイバラだが解くに痛みを訴える様子も無い。
それもその筈、彼にはある秘密が―――3話へ続く。

<感想>

ドラマ原作は久坂部羊先生による同名作品。
シリーズ続編として『第五番 無痛2』も存在している。
過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。

『無痛』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『第五番 無痛2』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトルにもなっている「無痛」の意味は登場人物の1人・イバラが「無痛症」を患っていることを示しています。

では、ドラマ版2話の感想を。

やはり全体のストーリーラインは原作に沿いつつ、各話の合間に為頼と早瀬が相棒としての絆を深めるような事件を挿入する感じのようです。
今回は山田の事件が完全にオリジナルでしたね。
もちろん、早瀬の犯因症も同じです。

その早瀬の犯因症ですが「罪を強く憎むが故に罪を犯しかねない」との二律背反が興味深いです。
此の点で大テーマである「無痛」と絡めることが出来ればかなり面白くなりそうな気がします。

また原作にもあった白神が為頼を誘うシーンにも震えました。
あのシーンを見事に再現出来ていたと思います。
この調子で原作の名シーンを上手く再現してくれれば!!

原作通りならば次回以降も事件は加速して行く筈、3話にも注目ですね!!

◆関連過去記事
【久坂部羊先生著作関連】
『無痛』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『第五番 無痛2』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

『破裂』(久坂部羊著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

【ドラマ関連】
「無痛 診える眼」1話「新ヒーロー誕生…!?病気を見抜く天才は、犯罪を見抜けるか?」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「破裂」1話「超高齢化をめぐる問題作、始動…エリート医師に国家的陰謀が迫る」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「無痛 (幻冬舎文庫)」です!!
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posted by 俺 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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