2015年10月18日

「実は私は」第132話「真実を知ろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第132話「真実を知ろう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・前回はこちら。
「実は私は」第131話「海に行こう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

海水浴場にて雰囲気に飲まれた葉子は朝陽を吸血してしまう。
驚く朝陽と葉子の前に現れた茜は、朝陽に「葉子の写真」を突き付け「これは何か?」と問うことに。

その問いの意味は明らかであった。
葉子の本能を身を以て体験した朝陽に「葉子を葉子として見られるか、あるいは吸血鬼と見るか」と迫ったのだ。

「葉子さんです」
これに少し悩みつつも、あっさりと答えた朝陽。

彼の真っ直ぐな視線に喜んだ茜は、2人を校長室へ招くと葉子の吸血にはキス以外の意味があるとその真の意味を語り出した。
吸血が意味するところ……それは「男女の肉体関係」であると。

絶句する朝陽と葉子。
少しして顔を真っ赤に染めることに。

つまり、茜は「欲情した葉子が本能に従い朝陽を押し倒した」と言っているのである。
もはや、互いに目を合わせられない朝陽たち。
からかわれていると感じ居た堪れなくなった葉子は1人で帰路に就く。

残されたのは茜と朝陽。
だが、茜の目は笑っていない。
それこそが葉子の吸血鬼としての本性なのだそうだ。
そして、先の吸血により本性が目覚めつつあるらしい。
さらに、吸血の意味するところはそれだけではないとのことだが……。

吸血鬼の本性こそが何より恐ろしいと語る茜。
過去に源二郎が本性に立ち返ったところ、半分程度の力だったにも関わらず茜、華恋、桐子の3人でも太刀打ち出来なかったらしい。

それだけではないと語る茜。
吸血鬼の本性はもちろん、これに対する存在も危険なのだそうだ。

その名はヴァンパイアハンター。
そして、その職業を受け継ぐ一族が朝陽も良く知る凛の実家・黄龍院だったのである。

その頃、朝陽への吸血を思い出し照れながら歩く葉子の前に剣を手にした人影が立ち塞がる。

「凛ちゃん?」
「凛……という人物は知らないな」

異質な気配を醸し出す相手に警戒しつつ尋ねた葉子に相手は冷たく応じる。
さらに人影は自身の名を宣言する。
その名は「閃」、そう「黄龍院閃」と―――133話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻、9巻、10巻、11巻、12巻、13巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、14巻も発売予定。
そして、本作かなり面白い!!

2015年7月にはアニメ化も果たしており、シーズン2製作の報が待たれます。

【第EXTRA話】アニメ版「実は私は」スタッフさんとキャストさんの一部を明らかにされよう!

その132話。
サブタイは「真実を知ろう!」。

再びサブタイは「!」シリーズに。

朝陽と葉子の種族の壁こそが最大の障壁となるかと思われましたが、朝陽の愛を以てクリアすることに。
とはいえ、茜によればその問題は根の深いものの様子。
今後も問題視されることとなりそう……と言った傍から天敵となるヴァンパイアハンターが登場。

その正体は凛の一族でもある黄龍院家。
だが、凛の名を知らない「閃」!!
おそらく、結香や鳴と同級生のあの「閃」でしょう。

その出で立ちから凛の関係者と予想してはいましたが……。
それにしても、どうして「閃」は凛を知らないと語るのか?
凛が偽名なのか、いや凛を良く知る結香もその名を呼んでいたしなぁ。
「パラレルワールドでの凛が閃である」との仮説も、凛と閃の両者を知る結香の存在により否定されるし謎は深まるばかり。
いや、結香がパラレルワールドを乗り越えることが可能な存在なら別だけど。

この謎も気になりますが、吸血鬼の本質の謎も気になる。
描写によれば茜たちでも異形と化した源二郎を止められなかったとのこと。
それにより、源二郎の正体が露見したと言ったことなのかなぁ……。
とはいえ其処は「実は私は」のこと、吸血鬼化の弊害が巨大化だけだった……なんてこともあり得る。
「茜が源二郎に敵わなかったのは力ではなく身長のこと」である可能性も残されてるしなぁ。
それを茜が朝陽と葉子の愛を試す為に大袈裟に語っているのかも。
かと言って、こればかりは緩急をつける為に「本当の大問題」の可能性もある。

こうなると「箱入り娘」の正体が余計に気になる。
姿を見せられないと言うことはその容姿があまりに特徴的であると言うこと。
もしかして……彼女こそ朝陽と葉子の子孫なのでは!?
顔を見せると牙で正体が分かるとか。
だから、箱で顔を隠しているとか。
「朝陽の傍に葉子が居ない」のも「過去の葉子のこと」を指して居る可能性もあるし。

ああ〜〜〜余計に気になって来たぞ!!

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス14巻も発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛、7巻の明里さんに続き、8巻が銀華恋、9巻が渚とみかんのコンビ、10巻が1周回って葉子、11巻は獅穂と凛コンビ、12巻は緑苑坂弓と桐子の夫婦コンビ。
そして、13巻は桃地結香!!
となれば、14巻は登場順で水奈川咲かな?

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
「実は私は」第1話から第130話まで(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「実は私は」第131話「海に行こう!!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「外道クイーン(オレンジ)」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。124話にてフルネームが「嶋田結太」と判明。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。
手崎:文字通り茜の手先な料理教室のシェフ。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。92話で高校に進学。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

緑苑坂弓:朝陽たちの副担任、実は源二郎。92話から登場。
桃地結香:忍者少女、92話(実際は105話)から登場。ある秘密が……。
黄龍院閃:鳴、結香のクラスメートの男子。瓶底眼鏡に腰の日本刀がトレードマーク。132話で苗字が判明。
水奈川咲:結香、閃、鳴のクラスメート。109話から登場。ある秘密が……。
箱入り娘:114話終盤に登場した謎の人物!?

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posted by 俺 at 12:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも今晩は。何故か先の展開の一節を割と当ててしまう私でございます。今回はまあ、あっさりと朝陽が吸血鬼モードの葉子さんを受け入れてしまったってことでして。

ところで閃が凛を知らないのは仕方ないことなのではなかですか? だって学年違うし。桃地ちゃんも知り合いだからって未来の事なんですからベラベラ喋れないし。
とは言え、個人的に気になったのはこの閃って男の子。黄龍院ってことは、仮に凛が血筋的にみかんの孫だとするなら、みかんの将来の旦那がついに登場ってことになる訳ですよね? いったいどんな紆余曲折があってみかんと閃は結ばれたのか。凛ちゃんがここに乱入してきて閃をおじいちゃんと呼ぶかどうか。箱娘の前に黄龍院家に纏わるストーリーが結構楽しみな私でございます。んまあ、個人的には紫狼×みかんじゃなくなりそうな今後なのでちょっと残念なのではございますが。
Posted by らいらっく at 2015年10月18日 22:38
Re:らいらっくさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

確かに、ピタリと当てて来てましたね。
以前のコメントを拝見していただけに132話を読んで朝陽が葉子を認めたときには「おおっ!!」と驚きました。

そして、言われて初めて「閃が現代人である可能性」に気付いたり。
そうか、その可能性があった!!

凛と格好が同じ、結香と親しい様子から、てっきり「凛や結香と同じ未来人だ」と思い込んでいましたが……そうなんですよね、閃が現代人ならば問題はない。

結果、なるほど思い込みとはかくも恐ろしいものであったかと実感することになりました(泣)。

こうなると、気になるのは仰る通り閃の素性。
果たして、凛の彼への態度は如何に!?
Posted by 俺 at 2015年10月23日 01:48
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