ネタバレあります、注意!!
<1話あらすじ>
山瀬和子(森川葵)は、熱海で暮らす23歳のフリーター。この日、ようやく決まったバイトでクマの着ぐるみを着ていた和子は、別れたばかりの元彼のデート現場を目撃。やけになって八つ当たりをしていたのが見つかり、あっけなくクビを言い渡された。その帰り道、街で見かけたクマの編みぐるみに心ひかれた和子は、そのクマを手に入れる。
クマを手に家に帰った和子は、母親の厚子(峯村リエ)から生活費を請求される。払えるはずもなく動揺する和子は、仕事をクビになったことを察した厚子から板前修業をちらつかされてとっさに翌日支払う約束をする。
翌朝、クマを抱いて寝ていた和子は、鏡に映った自分と強面の男(哀川翔)が抱き合っている姿に悲鳴をあげる。厚子に助けを求めるが、どうやら厚子には男の姿は見えず声も聞こえないようだ。気味が悪いとクマを捨てようとする和子に、天野康雄と名乗ったクマは、へそくりを渡すことを条件に“人探し”を頼む。背に腹は代えられぬと渋々引き受けることにした和子は、康雄に言われるがまま古びたビルにある学習塾「高井塾」に向かうが、そこでとんでもないことが発覚する!!
(公式HPより)
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
山瀬和子:主人公。
山瀬厚子:和子の母。
天野康雄:熊ぐるみの中に住む殉職刑事。
大橋正:高井塾の講師、国語担当。
吉住浩介:高井塾の講師、英語担当。
古谷正則:高井塾の講師、数学担当。
高井陸:謎の死を遂げた高井夫妻の一子。
とある夜のこと、マリーナにて1人の男性が転落死を遂げた。
その傍らにはくしゃくしゃのハンカチと共に熊の編みぐるみが……。
3ヶ月が経過。
山瀬和子は23歳のフリーター。
家に生活費を入れるべくバイト生活に明け暮れていたが、元カレを見かけたことがきっかけで折角のバイトをフイにしてしまう。
その帰路、街で見かけた射的の景品の熊の編みぐるみに何故か心惹かれる和子。
思い切って挑戦したところ、見事に手に入れることに成功する。
こうして、自宅で熊の編みぐるみを愛でていた和子。
ところが、母・厚子から生活費を入れるよう迫られてしまった。
意気消沈した和子は熊ぐるみを抱いて不貞寝してしまう……。
翌朝、熊ぐるみを手に鏡の前に立ったところ、見知らぬ男性を鏡の中に見出すことに。
慌てて厚子を呼ぶが、厚子には男の姿は見えない様子。
混乱する和子は熊ぐるみを捨てようとするのだが、当の熊ぐるみは「天野康雄」と名乗るや「バイト代が欲しくないか?」と誘う。
恐怖心よりも生活費への執着が勝った和子はコレに乗ることに。
向かった先は学習塾「高井塾」。
天野を名乗る熊ぐるみによれば其処に彼が所持する50万円があるらしい。
意気揚々と乗り込む和子。
其処には「高井塾」が誇る講師陣が控えていた。
まず、気の良さそうな国語担当の大橋正。
そして、人当たりの良い英語担当の吉住浩介。
何処かとっつきにくい数学担当の古谷正則たちだ。
だが、どうもおかしい。
天野の話と全く異なるのだ。
「高井塾」には天野なる講師は存在しない。
それどころか、謎の死を遂げた塾長夫妻を捜査していた刑事の名が天野だと言う。
しかも、当の天野はマリーナで転落死を遂げたらしい。
さらに、和子が手に入れた熊ぐるみは塾長夫妻の一子・高井陸の所持品だったそうだ。
あまりの急展開に呆然とする和子は天野が口にした「天野刑事の死は殺人だ」との言葉を喋ってしまった。
その言葉に凍り付く講師陣。
此処で和子は天野に嵌められたことに気付いた。
天野は高井夫妻と天野自身の死を調べる為に和子を利用したのだ。
慌ててその場を逃げ出した和子は今度こそ天野が宿る熊ぐるみを処分しようとする。
ところが、これに天野が反発。
天野によれば彼の死には和子も関わっているらしい。
実は天野が無防備に転落死を遂げたことには理由があった。
突然、飛んで来たぐしょぐしょのハンカチに視界を塞がれたのだ。
その隙を突かれたらしい。
そして、そのハンカチこそ同夜に別れ話を持ち出され泣いていた和子の所持品だったのだ。
さらに天野は「お前はもう逃げられない。何しろ、犯人の前で殺人を匂わせてしまったのだから」と宣言する。
「嘘だと言って〜〜〜」
捜査を余儀なくされた和子は思わぬ展開に叫ぶ―――2話に続く。
<感想>
ドラマ原作は加藤実秋先生「テディシリーズ」の1作『アー・ユー・テディ?』(PHP研究所刊)。
あらすじは次の通り。
<あらすじ>
手にしたあみぐるみの中に殉職刑事の魂が!?
「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた!事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す!珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンターテインメント。
(PHP研究所公式HPより)
原作シリーズには他に第2弾『テディー・ゴー』、第3弾『マイ・フェア・テディ』、第4弾『クマ刑事』がある。
では、ドラマ版の感想を。
個人的にかなり楽しめました。
何より、ポップな展開と気安さが良いですね。
内容自体は重いのですが、それをキャラやテンポが上手くフォローしています。好印象。
2話では天野の後輩刑事・冬野唯志も登場とのこと。
ちなみに、管理人は原作未読なので結末を知りません。
此の状態だと「高井夫妻殺害」と「天野殺害」は別件のような気もしますが……。
ただ、2話のあらすじを目にしたところ「高井夫妻殺害」は大橋正が怪しいかも!?
さぁ、思わぬ展開から巻き込まれた和子は見事に犯人を突き止めることが出来るのか!!
純粋に楽しめそうです、次回にも期待ですね!!
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