ネタバレあります、注意!!
<2話あらすじ>
山瀬和子(森川葵)は、クマの姿をした天野康雄(哀川翔)に巧みに誘導されて不本意ながら高井夫妻殺人事件の捜査に足を踏み入れてしまった。そんな中、康雄の部下だった刑事の冬野唯志(平岡祐太)は、高井夫妻の息子である陸(五十嵐陽向)のクマを持っている和子に声をかけた。和子が事情を話すと、信用はしたものの自分には康雄の声が聞こえないことをやたらと悔しがる。
和子と冬野は、クマを手に陸が入院している病院を訪ねるが、入院患者の白石沙樹(MOMOKO)から陸は事件以来、何も話さず笑うこともなくなったと聞く。帰り道、2人は陸のお見舞いに来た高井塾講師の大橋正(松尾諭)とばったり会う。大橋はためらいながらも同じく塾講師の古谷政則(六角慎司)が多額の借金をしていることを話す。
古谷を見張って喫茶店にいた和子と冬野。やがて冬野は電話で呼び出されて出て行ってしまう。引き続き古谷を見張っていた和子に、冬野から高井塾が裏口入学の斡旋をしていたとの情報が入る。その矢先、古谷が柄の悪い2人組に連れていかれる。康雄の指示で追いかける和子だが…!
(公式HPより)
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
山瀬和子:主人公。
山瀬厚子:和子の母。
天野康雄:熊ぐるみの中に住む殉職刑事。
冬野唯志:天野の後輩刑事。
大橋正:高井塾の講師、国語担当。
吉住浩介:高井塾の講師、英語担当。
古谷正則:高井塾の講師、数学担当。
高井陸:謎の死を遂げた高井夫妻の一子。
白石沙樹:陸の知人。
天野杏:天野の1人娘。
熊のヌイグルミに宿った元刑事・天野康雄。
そんな天野の死に間接的に関わったことで半ば強引に捜査をするよう巻き込まれることとなった山瀬和子。
こうして和子は高井塾塾長夫妻の死について調べざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
矢先、何者かの視線を感じる和子たち。
まさか、犯人が……と思いきや、現れたのは天野の後輩刑事・冬野唯志であった。
冬野は和子が手にした熊ぐるみに見覚えがあったのだ。
何しろ、その熊ぐるみは残された塾長夫妻の幼い息子・高井陸の所持品だったのだから。
冬野に声をかけられた和子は熊ぐるみに天野の魂が宿っていることを教え、彼に熊ぐるみを託そうとするが冬野には天野の声が届かない。
こうして、やっぱり拘束されることとなった和子は冬野に連れられ入院中の陸のもとへ。
ところが、陸は両親を失って以来すっかり笑顔を忘れてしまっていた。
そんな陸の姿にショックを受ける和子。
その帰路、陸の見舞いに訪れた高井塾講師・大橋正に出会う。
何故か大橋は同僚の古谷正則に多額の借金があることを打ち明ける。
実は高井塾には裏口入学の噂があった。
古谷の素行に不審な点があると知り、和子は冬野と共に彼を監視することに。
此の間、冬野から天野のプライベートを聞く和子。
天野には杏という名の娘がおり、不器用ながらも愛していたらしい。
何やら新情報を掴んだ冬野がその場を外し、1人で監視を続ける和子。
すると、古谷が怪しい2人組に連れて行かれるではないか!!
慌てて追跡した和子だが古谷たちの向かった先はアダルトな空間。
周囲はピンク色の空気で覆われていた。
当然、うら若き乙女が1人で入る場所では無い。
和子は「いやだぁ〜〜〜」と追跡を放棄し逃げ出してしまう。
これが契機となったのか和子は天野への協力も拒否。
冬野に熊ぐるみを預けてしまった。
その夜、冬野は熊ぐるみを前に不敵な笑みを浮かべるが……。
翌日、天野から解放された和子だが何処か浮かない。
そんな中、杏と出会い天野を失ったことを後悔していると知らされる。
どうやら、親子揃って素直になれなかったらしい。
これに笑顔を失った陸を思い出した和子は冬野のもとへ。
冬野は裏口入学の情報が記録されたUSBメモリの行方を追っていると語り、改めて和子へ協力を求める。
冬野の真摯な表情を前に「杏、陸の為にも犯人を突き止めねば」と考えた和子は協力を約束する。
そんな和子に冬野は「君を守ってみせる」と宣言、和子は頬を染める。
冬野から陸のもとへ渡っていた熊ぐるみ。
和子は陸に「犯人を必ず捕まえる」と約束し、熊ぐるみを借り受ける。
こうして、和子と熊ぐるみ(天野)の変則バディが誕生したのだ!!
和子は早速、USBの件を天野に伝え次の行動を相談する。
と、其処へ駆け付けた冬野を見た天野は「あいつは普通じゃない!!」と怯えだした。
そんな天野の声が聞こえない冬野。
ニコニコと笑いながらお札を差し出した。
これで身を守れと言っているらしい。
「あいつは、あいつはオカルトオタクだったんだ!!」
叫ぶ天野。
冬野に預けられた夜、彼は熊ぐるみを前に一晩に渡り魔術を試していたのだ。
天野によれば「それはそれは恐ろしい体験をした」と言う。
「そんなぁ〜〜〜」
和子は冬野への恋心が崩壊する音を耳にした―――3話に続く。
<感想>
ドラマ原作は加藤実秋先生「テディシリーズ」の1作『アー・ユー・テディ?』(PHP研究所刊)。
あらすじは次の通り。
<あらすじ>
手にしたあみぐるみの中に殉職刑事の魂が!?
「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた!事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す!珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンターテインメント。
(PHP研究所公式HPより)
原作シリーズには他に第2弾『テディー・ゴー』、第3弾『マイ・フェア・テディ』、第4弾『クマ刑事』がある。
では、ドラマ版の感想を。
2話目も面白かったですね〜〜〜。
何より、ポップな展開と気安さが良い!!
内容自体は重いのですが、それをキャラやテンポが上手くフォローしています。引き続き好印象。
ちなみに、管理人は原作未読なので結末を知りません。
今のところ「高井夫妻殺害」は古谷へ誘導しようとした大橋が怪しいかなぁ。
陸をお見舞いしているのもUSBメモリの行方を調べる為ではないでしょうか。
でもって「そのUSBは当の熊ぐるみの中」だと推測しています、灯台下暗し的な感じ。
だからこそ、天野が熊ぐるみの中に宿ったのでは!?
さぁ、思わぬ展開から巻き込まれた和子は見事に犯人を突き止めることが出来るのか!!
純粋に楽しめそうです、次回にも期待ですね!!
◆関連過去記事
・「テディ・ゴー!」1話「クマに謎のオヤジ」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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