2015年11月05日

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」7話「公開捜査」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」7話「公開捜査」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<7話あらすじ>

近森優子(安達祐実)は、ネットを通じてノゾミの情報提供を呼びかけようとしていた。配信差し止めを命ぜられた速水(黒木メイサ)だが、これを許してしまう。問題視する与那国(松下由樹)に、沈黙を続ける犯人へのメッセージになるはずと速水は答える。やがて、誘拐事件の話題で世の中は騒然となり、警察は公開捜査に踏み切る。一方、皆本医師(細田善彦)からノゾミの居場所を聞き出した山原(斉藤由貴)は、病院から姿を消す。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
速水悠里:妊娠中の刑事。夫・浩介との間には彼の連れ子・雄介が居る。
日村健吾:悠里の上司。
近森優子:新、望の母親。
近森新:優子の長男。
近森望:優子の長女、誘拐被害者。
岸田裕也:トモの夫。
岸田トモ:岸田の妻。優子の赤ん坊を誘拐した。
崎山典彦:優子の担当医。不妊治療に新たな手法を持ち込もうとしている。
須佐見誠二郎:城南大学病院産婦人科の教授、崎山とは対立している様子。
皆本順:城南大学病院産婦人科講師。トータルケアプロジェクトのメンバー。
柊奈留:城南大学附属病院医師。須佐見を尊敬している。
山原あけみ:胚培養室の担当者。
峠緑郎:城南大学病院院長。
峠則孝:峠院長の息子。製薬会社勤務。
有吉久美:城南大学病院院長秘書。

〜〜〜前回のあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

近森優子が出産したばかりの娘・望が岸田夫妻に誘拐された。
岸田夫妻は長年の間、不妊治療を続けようやく子宝を授かっていた。
ところが、須佐見医師が担当した直後に流産していた。
これに対し感情的な行き違いから、岸田夫妻は望を誘拐したのである。

この捜査に妊娠中の速水悠里刑事が加わることに。
何やら病院側の様子を不審に思いながらも捜査を続ける悠里であったが、追い詰められた岸田夫妻は優子に身代金を要求する。

結局、岸田の妻・トモが逮捕され望は保護されることとなったが別の赤ん坊であった。
本物の望はと言えば、峠院長の息子・則孝の手にあったのである。
則孝は峠院長に身代金を要求するが、受渡しに失敗。
追い詰められた則孝は桟橋から望を遺棄したと偽装し久美にこれを託す。

則孝が逮捕され、1人となった久美は崎山を頼る。
崎山の指示に従った久美だが望はまたも何者かの手に。
当の崎山も謎の転落により重傷を負うことに。

「デザイナーベイビー〜速水刑事、産休前の難事件〜」6話「救世主」(10月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

望の生存を知った優子は公開捜査を要求。
だが、これが拒否されたと知るやインターネットを用いて自身で事件を公表してしまう。
誘拐事件が明らかになったことで世間は騒然となる。

また、望が新を救うべく意図的に創造された「救世主兄妹」と判明したが、これを実行すると望が耐えられないことも明らかに。

あくまで、新を救う為の道具として望を必要とする優子。
一方、これに対し夫の近森は反発し始める。
近森もまた新を救いたいと考えていたがあくまで臍帯血での治療を望んでおり、望を犠牲にしてまでの治療は望んでいなかったのである。

そんな中、容体が回復しつつあった崎山が死亡してしまう。

さらに、山原あけみが城南大学病院から姿を消した。
彼女の行方を追う悠里たち、追われる山原あけみの手には望が―――最終話へ続く。

<感想>

ドラマ原作は岡井崇先生による同名作品。
過去にネタバレ書評(レビュー)していますね。
とはいえ、ドラマ版はほぼオリジナル展開を見せています。

『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトルにもなっている「デザイナーベイビー」の意味は「生まれて来る前に遺伝子に調整を施し両親が望む子供を手に入れる方法」のこと。
此処での調整は「健康」であったり「身体能力の向上」であったりします。
この方法ならば両親が望む子供が得られることに。

この手法は既にSF世界やアニメなどでは一般的となっており、例えば森岡浩之先生「星界シリーズ」(早川書房刊)に登場するアーヴや「機動戦士ガンダムSEED」のコーディネーターなどが挙げられます。

「機動戦士ガンダムSEED」(2002年、日本)

ディスティニープラン発動!!

ちなみに出産を取り扱ったサスペンス系ドラマでは同じNHK系火曜22時枠にて海堂尊先生原作ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」も放送されています。

『マドンナ・ヴェルデ』(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

では、ドラマ版7話の感想を。

え〜〜〜既にお分かりのことと思われますが、今回は完全に飛び飛びの視聴となっています。
なので、あらすじはかなりあやふやです。
正直、欠番も考えたのですが思い切って分かる範囲であらすじにまとめてみました。
言わば、最終話へ向けて状況をまとめた管理人のメモとお捉え下さい。

いよいよ次回は最終回、果たして望はどうなる!?
悠里は事件を解決出来るのか!?
最終話にも注目ですね!!

◆関連過去記事
『デザイナーベイビー』(岡井崇著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

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