ネタバレあります、注意!!
<5話あらすじ>
カラ(菜々緒)とホテルのエレベーターで接近しているところを猪熊(木村佳乃)に目撃された里見(松坂桃李)。 カラが2人を罠にはめるために送ったメールにおびき寄せられた猪熊に、カラとの関係を誤解された里見は何とか話をしようとするが、露骨に避ける猪熊。2人の間に、明らかな溝ができ始める。 翌朝、安藤(船越英一郎)に呼ばれた猪熊は、本庁捜査一課への異動を命じられるが、「どちらかが捜査一課へ行ったら結婚しよう」と里見と約束していたことが頭をよぎり、ちゅうちょしてしまう。前日の一件で、里見が何か隠し事をしていると確信した猪熊は返事を保留。 千歳(山口紗弥加)のアドバイスもあり、里見のことをもっとよく知ろうと、巡査になりたての里見が担当した過去の未解決事件について調べ始める。 一方、猪熊栄転のウワサを聞きつけた速水(北山宏光)は、猪熊が活躍するきっかけになったのはカラだとあたりをつけて、密かにカラに接触して…。 その頃、自分一人でカラと対峙することに限界を感じた里見は、アイ(佐野ひなこ)とレナ(入山杏奈)に協力を依頼していた。アイが会員制クラブの関係者からカラの住所を聞き出し、家の侵入に成功した里見。そこで、カラの過去を暴く思わぬものを発見する!
(公式HPより)
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
里見偲:男性。警視庁機動捜査隊所属。相棒の猪熊と恋人同士。
猪熊夕貴:女性。警視庁機動捜査隊所属。相棒の里見と恋人同士。
橘カラ:女性マネージャー急性アルコール中毒死(実は他殺)の犯人。猪熊に興味を持つ。
渡公平:猪熊の寮の向かいに住む。カラを家に置くこととなった。
月本圭:美容整形外科医。実は秘密会員制クラブ「フルムーン」のオーナー。
乃花:カラの元同僚。不倫の恋に生きていたがカラに殺害される。
千歳:生活安全課所属の刑事。
レナ:里見が潜入捜査を行った「フルムーン」の関係者。
アイ:里見が潜入捜査を行った「フルムーン」の関係者。
田沢麻弥:月本のもとへ出入りしていた少女。カラの犯行を目撃し襲われるも一命を取り留めた。
カラが犯罪者だと睨む里見は彼女に宣戦布告。
ところが、その現場を目撃した猪熊から「里見がカラに言い寄っている」と誤解されてしまう。
すべてはカラに仕組まれた罠だったのだ。
もはや、猪熊は里見が何を言っても耳を貸そうとしない……。
その翌日、猪熊は本庁捜査一課への異動について内々に打診を受ける。
捜査一課を望んでいた猪熊にすれば願い通りだ。
だが、猪熊は「捜査一課へ異動したから結婚しよう」との里見の約束を思い出し、異動を躊躇してしまう。
猪熊は里見についてももっと知るべく、彼が過去に携わり未解決事件となっている8年前の酒屋の息子殺害事件を調べ始めた。
一方、里見はこれ以上の事態悪化を阻止するべく対カラに向けてレナとアイに協力を要請。
此処に「チーム里見」を結成する。
「チーム里見」は発足直後から機能し始める。
なんと、カラの住所(カラが渡宅に移る前の住家のこと)を突き止めることに成功したのだ。
カラ宅へ侵入した里見は其処で犯罪捜査に関する書籍、警棒や手錠を発見することに。
さらに未解決事件となっている8年前の酒屋の息子殺人事件の被害者がカラと交際していたことも明らかに。
里見はカラが恋人殺害犯を捕まえられないことを恨んでいるのではないかと推測するが……。
同じ頃、猪熊も同じ事件を追い被害者がカラの恋人であることを突き止めた。
だが、猪熊は里見と反対にカラに深く同情を示す。
この差は如実に現れた。
その晩、和解すべく話し合いの場を設けた里見と猪熊。
だが、カラを巡って意見が対立し、さらに深刻な状況になってしまう。
この状況はカラに筒抜けであった。
カラは事前に里見に盗聴器を仕掛けていたのである。
里見と猪熊の離間策に成功し、ほくそ笑むカラ。
しかし、8年前の事件を嗅ぎ付けられたことは彼女にとって痛手であった。
其処にはある理由が横たわっていて―――6話へ続く。
<感想>
ドラマ原作は『週刊モーニング』(講談社刊)にて連載された山崎紗也夏先生による同名コミック。
過去記事にネタバレ批評(レビュー)がありますね。
・「サイレーン」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ
実は原作は管理人が連載当初から追っていた作品でして、かなり思い入れがあります。
それだけに気になるドラマ版ですが、その感想を!!
今回は原作の第41話「亀裂」の中盤から第47話「証拠」までがドラマ化されました。
・「サイレーン」第47話「証拠」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)
猪熊がカラが関わった8年前の事件を調べる経緯が原作と異なっていましたね。
原作だと「猪熊が捜査一課に異動し其処で未解決事件として出会う」流れでした。
此処がドラマ版だと「里見のことをもっと深く知る為に、彼が過去に手掛けた事件を調べる」に変っていましたね。
それと原作だと「5年前に起こった薬局の息子殺害」だった事件が「8年前に起こった酒屋の息子殺害」へ変更されています。
これにも何かある!?
どんどん猪熊との距離を縮めて行くカラ。
そんなカラを疑うことなく、むしろ信頼を深めて行く猪熊。
一方、猪熊に比例するようにカラへの警戒心を強めて行く里見。
猪熊と里見カップルの対照的な想いは、やがて2人を窮地へと追いやる様に……。
そして、次回はいよいよ渡の暴走が開始。
注目せよ!!
カラはその名の通り「空」。
自身に欠けている点を他者に求め、これを殺害することでその特徴を取り込むと彼女自身が信じている。
実は里見が1話で語った8年前の酒屋の息子殺人事件にも意外な関連が!?
里見と猪熊は如何にしてカラに対抗するのか……ドラマ版も注目です!!
そう言えば、事前情報によるとラストが原作と異なるのだそうです。
如何なるラストを迎えるのか……こちらも注目です!!
◆関連過去記事
【原作】
・「サイレーン」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)まとめ
【ドラマ版】
・「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」1話「衝撃サスペンス初回2時間SPで今夜開幕 相棒刑事は恋人…猟奇殺人現場に現れた完全悪女が僕の彼女を獲物にした…謎を追え!」(10月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」2話「刑事VS美しき女殺人鬼!殺人事件と繋がる整形外科医…黒幕か!?謎を追え」(10月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」3話「女殺人鬼、次の犯行」(11月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」4話「反撃開始!正体暴け」(11月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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