2016年01月29日

『挑戦者たち 4』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2016年2月号』掲載)

『挑戦者たち 4』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2016年2月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

――襲い来る「読者への挑戦」。恐れるな、必要な情報は示されている
(新潮社公式HPより)


<感想>

「読者への挑戦」により成立している短編、その第4弾です。

『挑戦者たち』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2014年5月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『挑戦者たち 2』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2015年1月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『挑戦者たち 3』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2015年9月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

「読者への挑戦」とは「手掛かりは既に示されている。読者諸氏に置かれては犯人を的中されんことを!!」のアレのことですね。
これを、レイモン・クノー(レーモン・クノー)の『文体練習』に基づいて、複数の「読者への挑戦」単体で短編として成立させたのが本作。
流石は『ノックス・マシン』の著者と言うべき仕上がりになっています。

その「読者への挑戦」がバラエティに富んでいて凄い。
まさにありとあらゆる「読者への挑戦」が存在することに。

その第4弾。
今回の管理人のお気に入りは次の3つ。

まずは「十戒」風「読者への挑戦」。
内容は『そして誰もいなくなった』だったり。

続いては「ゲームブック」風「読者への挑戦」。
その名の通り「ゲームブックテイストな読者への挑戦」になっています。

さらに「モニター募集」風「読者への挑戦」。
これまた「モニター募集広告」を模したものに。

他にも東洋風などとにかくパロがスゴイ!!
これが単行本化されたときのことを思うと……胸が高鳴るな。

そう、本作は単行本化が予定されています。注目です。

ちなみに、これの犯人は「作者」であり「読者」になるのでしょうか。
読むべし!!

◆関連過去記事
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『挑戦者たち』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2014年5月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『挑戦者たち 2』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2015年1月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『挑戦者たち 3』(法月綸太郎著、新潮社刊『小説新潮 2015年9月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

『挑戦者たち 4』が掲載された「小説新潮 2016年 02 月号 [雑誌]」です!!
小説新潮 2016年 02 月号 [雑誌]



『挑戦者たち 3』が掲載された「小説新潮 2015年 09 月号 [雑誌]」です!!
小説新潮 2015年 09 月号 [雑誌]





『挑戦者たち 2』が掲載された「小説新潮 2015年 01月号 [雑誌]」です!!
小説新潮 2015年 01月号 [雑誌]





「挑戦者たち」が掲載された「小説新潮 2014年 05月号 [雑誌]」です!!
小説新潮 2014年 05月号 [雑誌]





『赤い部屋異聞』が掲載された「小説 野性時代 第142号 (新野性時代)」です!!
小説 野性時代 第142号 (新野性時代)





『ノックス・マシン』です!!
ノックス・マシン





『都市伝説パズル』が収録された「法月綸太郎の功績 (講談社文庫)」です!!
法月綸太郎の功績 (講談社文庫)





コミック版もあります。
「都市伝説パズル―法月綸太郎の事件簿 (SUSPERIA MYSTERY COMICS)」です!!
都市伝説パズル―法月綸太郎の事件簿 (SUSPERIA MYSTERY COMICS)





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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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