2016年02月22日

『黒い樹海』(松本清張著、講談社刊)

『黒い樹海』(松本清張著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

<あらすじ>

仙台へ旅立った筈の姉が、意外や浜松のバス事故で急死!身分証明書が不明のため知らせが遅れ、笠原祥子は事故現場へとんだが手がかりは無い。新聞社へ勤めた彼女は、姉の交友関係の男たちを追求中同僚の婦人記者と、事件の鍵を握る女性の相次ぐ殺人事件に――。マスコミに潜む人間悪を抉る推理の傑作。
(講談社公式HPより)


<感想>

姉の死の謎を追う祥子の姿を描いた作品。
タイトル『黒い樹海』は真相を覆う黒い闇を彷徨う祥子を示したものか。
さらに容疑者候補となる医師、評論家、画家、華道家を通じてそれぞれの業界の闇にも触れています。
この闇が祥子の行く手を阻むことに。
しかし、そんな祥子には吉井と言う道標が居た。

本作のラストですが、祥子と吉井が交際を始め結婚することを匂わせているのでしょう。
つまり、信子は愛に殉じ裏切られて死亡したが、その犠牲は妹・祥子と吉井の出会いに昇華されたこととなります。
信子の想いはその仇を討った祥子に引き継がれたワケです。

いや、信子の想いだけではない。
本作ではもう1人恋に生きつつも報われない女性が居ました。
祥子はその女性の想いも継いでいるのかもしれません。

ちなみにネタバレあらすじはかなり改変しています。
興味のある方は本作それ自体を読むべし。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
笠原祥子:姉・信子の死の真相を追う主人公。
笠原信子:信子の姉、バス事故で急死を遂げた。
吉井:祥子に協力する記者。
町田知枝:信子の同僚記者。
西脇:高名な医師。
妹尾:高名な評論家。
鶴巻:高名な画家。
佐敷:高名な華道家。
パウエル:妹尾の飲み仲間。
斎藤常子:バス事故現場近くの食堂の女中。
大家:信子宅の大家。


笠原祥子は姉・信子が浜松のバス事故で急死したと聞き驚いていた。
信子は祥子に「仙台へ行く」と言い残していたのだ。
仙台へ向かった筈の信子がどうして浜松に!?

謎が謎を呼ぶ中で浜松へ向かった祥子は姉に同行者の男性が居たらしいことを掴む。
しかも、姉は身許を示す品をすべて持ち去られていたのだ。
身許が分かった理由は事故現場付近の食堂に勤務する斎藤常子が信子のバッグを拾ったと届け出たからであった。
ところが、当の常子も姿を消してしまっていた。

祥子は信子が恋人とバスで移動中に事故に遭い身許を示す物を処分された上で見殺しにされたと考える。
おそらく相手とは秘する恋だったのだろう。
だからこそ、信子は行先を偽った。
それにしても……これに常子の失踪も関係しているのだろうか。

信子の死の真相を追うべく彼女の職場に勤務し記者となった祥子。
そんな祥子に同僚記者の吉井と町田知枝が力添えを約束してくれた。

祥子が信子の恋人候補と考えたのは次の4人だ。
高名な医師・西脇、高名な評論家・妹尾、高名な画家・鶴巻、高名な華道家・佐敷である。

妹尾と出会った祥子は彼から他の3人が共に遊び人であることを知らされる。
一方、西脇はそんな妹尾こそ油断がならないと敵視する様子を見せていた。

矢先、知枝が謎の死を遂げてしまった。
その死に信子の死が関連していると考えた祥子は信子の大家のもとへ。
大家は何やら祥子の様子を観察しつつ、何かあれば教えると約束した。

続いて、祥子は吉井の提案で常子を探すことに。
ところが、常子が他殺体で発見されてしまう。
さらに、大家までもが何者かに轢き逃げされ殺されてしまった。

やはり、信子の死が関与しているに違いない。
そして知枝、常子、大家の死も同一犯によるものなのだろう。

祥子は知枝殺害犯を追うことにした。
先の4人にその殺害が可能か調べたところ、全員にアリバイがあった。
特に、妹尾は同時刻に飲み仲間のパウエルと共にバーに居たそうだ。
しかし、パウエルと直接会った祥子はある事実に気付く。

祥子はさらにある人物に疑惑を抱いた。
吉井も知枝の死を調べ、殺害当日にある人物と密会していた事実を突き止めた。

互いに疑いを抱いた人物を同じ場所へ呼び出した祥子と吉井。
呼び出されたのは西脇と妹尾であった。
これまでの事件は2人の共犯だったのだ。

引合された2人は罠に嵌められたと悟り、互いに互いの犯行を言い募る。
これを録音されていた為に、2人は逮捕されることとなった。

真相は次の通りであった。

信子と交際していたのは西脇であった。
あの日、西脇は信子とバスに乗り事故に遭遇した。
信子との密会が露見することを怖れた西脇は彼女を捨てて逃げた。
この際、偶然にも妹尾も乗り合わせており西脇に協力した。
表向きは不仲に見えた西脇と妹尾だが、裏では親しくしていたのだ。

しかし、逃げた後で西脇は信子が人知れず葬られることを悔いた。
其処で妹尾に命じ、信子の身許を示すバッグを常子を介して提出させた。
だが、これが後に仇となった。

一方、妹尾は知枝と密かに交際していた。
とはいえ、妹尾にとって知枝は交際相手の1人に過ぎなかった。
妹尾は別の相手と結婚を考えており、知枝に別れを切り出した。

ところが、知枝は妹尾を脅迫し始めたのだ。
知枝は大きな勘違いをしていた。
あの日、妹尾が信子と同じバスに乗っていたことを突き止めたのだが、信子の相手が妹尾だと思い違いしたのだ。
この件で妹尾が信子を見殺しにしたと脅し始めたのだ。

信子の交際相手は妹尾ではない。
だが、その事実を明かすことは西脇への裏切りになる。
其処で、妹尾は知枝殺害を決意した。

飲み仲間のパウエルと共にバーに入った妹尾だが混雑に乗じて抜け出していたのである。
そして、知枝殺害を成し遂げたのだ。
この際、パウエルの車を黙って拝借し死体を運んだのである。

常子殺害も妹尾の犯行であった。
妹尾は常子に顔を見られており、祥子が常子と接触することを怖れた。
其処で口封じしたのだ。

大家殺害も妹尾の犯行である。
大家は妹尾に買収され祥子の情報を彼に流していたのだ。
しかし、これまた危機感を募らせた妹尾に口封じされたのであった。

西脇は妹尾の犯行を知りつつも、これに協力していたのである。

こうして真相が明らかになり、事件は終わった。
だが、祥子と吉井には後日談がある。
それはごくごく私的な物語であるので、ここでは割愛させて頂くとしよう―――エンド。

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【その他】
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【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

「黒い樹海 (講談社文庫)」です!!
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