<あらすじ>
江戸時代後期、江戸城“大奥”の支配をもくろむ巨悪の腐敗に迫るため、毒々しくも華やかな大奥に身ひとつで潜入することとなったヒロイン、縫(ぬい)。お墨付きを巡る抗争、策略に満ちたし烈な争い。点と点がつながったその時、明かされる真実…。果たしてお世継ぎはどうなるのか!?
養父を突然の死で失った縫(米倉涼子)。思いを寄せる従兄弟の島田新之助(山本耕史)は刀を捨て医学を学ぶという。後見人である脇坂安薫(竹中直人)に見送られ、2人は別々の道を歩むことに。
5年後、十一代将軍・徳川家斉(津川雅彦)は晩年もなお実権を握っていた。側室・お美代の方(中村優子)の後ろ盾である中野石翁(國村隼)は次の将軍を定めるお墨付きを家斉に書かせるべく策を弄していた。
一方、お登美と名乗って大奥へ潜入していた縫はお美代の方に気に入られ昇進。やがて縫は感応寺の僧侶たちと佐島(高畑淳子)ら中臈たちの密通を突き止める。縫が危険を顧みずに潜入捜査を引き受けたのは新之助のため。政権が正され、また侍として表舞台に出て欲しい…。現在の新之助は闇医者となって富本節の師匠・豊春(夏川結衣)という女性の元に身を寄せていた。
ある日、家斉が倒れ、それを利用した中野石翁はお墨付きを手に入れる。そこには次期将軍は前田犬千代と記されていた。後継者争いはこれで決着がついてしまうのか!?縫、新之助、豊春、3人の恋の行方は…?
(公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……。
時は江戸時代後期、徳川家斉の治世。
武家の娘・縫は幼くして父親を失うこととなった。
縫の父が家斉の腹心にして時の権力者であった中野石翁に抵抗した為である。
父を亡くした縫は親しかった旗本・島田家に引き取られ、嫡男・新之助と共に育つことになった。
何時しか縫は新之助に恋心を抱くように。
それから十数年……だが、悲劇は止まらない。
島田家もまた石翁に反発し改易の憂き目にあったのである。
こうして、縫と新之助は反石翁の急先鋒・脇坂安薫のもとに身を寄せることとなった。
失意の新之助は医学を志し長崎へ。
残された縫は新之助の為に島田家復興を目指し、脇坂の指示のもと登美を名乗り大奥へと上がる。
大奥では家斉の正妻・寔子と愛妾・お美代の方の対立が激化していた。
このお美代の方こそ石翁派の重鎮であり、彼の力の一端だったのだ。
脇坂は大奥とお美代の方の腐敗を暴くことで石翁にダメージを与えようと目論んでいたのである。
さらに数年が経過した。
大奥内の争いはさらに激化していた。
お美代の方よりも若いお多喜の方が台頭していたのだ。
しかも、お多喜の方は懐妊していた。
まさに我が世の春である。
これに対し、寔子とお多喜の方は苦い想いを抱きつつも手を出せずに居た。
そんなある日、句会が催されることとなった。
意気揚々とお多喜の方が参加する中、1人の腰元が差し出した踏み台に足を滑らせ転倒し流産してしまう。
この事件により、お多喜の方は家斉の寵愛を失った。
再び、お美代の方が優勢となったのだ。
これには裏があった。
腰元が用意した踏み台に蝋燭が塗られていたのだ。
もちろん、腰元が仕組んだことである。
そして、この腰元こそ縫であった。
お美代の方の懐に飛び込むべく、その敵であるお多喜の方を葬ったのだ。
お美代の方は縫を褒めそやし自身の派閥に迎える。
縫が仕えることとなったのは佐島と並んでお美代の方を支える大奥中臈・菊川であった。
だが、菊川には大きな秘密があった。
実は石翁の腹心・奥村大膳と関係し懐妊していたのだ。
この事実を知るのは宿下がりの折に診立てを許した町医者・良庵のみ。
そして、この良庵こそ医者になった新之助だったのである。
江戸へ戻って来た新之助は脇坂と連絡を取りながら、富本節の師匠で恋人でもある豊春と2人で暮らしていたのだ。
脇坂からこの事実を知らされた縫はショックを受けながらも、新之助が戻ったことを喜ぶ。
そんな中、縫が家斉の眼に止まり夜のお役目を申し付けられてしまう。
新之助のことを想いながら従う縫であったが、直前に家斉が倒れて有耶無耶に。
なんと、家斉は卒中を患ってしまったのである。
この事態に慌てたのは石翁一派だ。
彼らの権勢は家斉のもとに成り立っている。
庇護者である家斉を失えば彼らもタダでは済まない。
此処に石翁は家斉から後継者についてのお墨付きを得ようと目論む。
石翁は自身が影響力を奮える家斉の孫・前田犬千代を後継指名させようと考えたのである。
石翁の意を得た側近らにより、家斉はお墨付きを残すこととなった。
同じ頃、菊川は大膳との子供を産む為に石翁に助けを求める。
これに応じるかに見えた石翁であったが、大膳に命じ菊川を謀殺してしまった。
大膳自身も菊川を愛していなかったのだ。
このスキャンダルが致命傷になることを怖れた石翁は良庵殺害を命じる。
こうして新之助は石翁に捕らえられることに。
しかし、新之助は一枚上手であった。
密かに脱出すると、逆に石翁らがお墨付きを手に入れていることに気付き脇坂にこれを教える。
また、当事者となった新之助も脇坂に協力を約束する。
その頃、菊川付きから更なる出世を遂げていた縫は大奥内の噂から佐島が僧・日祥と深い仲であることを突き止めていた。
縫はこれを利用し石翁打倒に繋げようと目論む。
その数日後、殺害された菊川の遺体が発見された。
新之助と会うべく宿下がりしていた縫がこれを目撃し、新之助と共に豊春もこの事実を知ることに。
実は菊川は豊春の生き別れの妹であった。
復讐を誓った豊春も新之助たちの仲間に加わることに。
豊春はおこんを名乗り、石翁に女中として近付く。
一方、 縫を不測の事態が襲う。
なんと、情報を得るべく近付いた日祥に言い寄られてしまったのだ。
これを利用した縫は佐島の恋文を要求する。
同じ頃、豊春は石翁からお墨付きの隠し場所を教えられる。
深夜、密かに盗み出そうとする豊春だが全て石翁の罠であった。
豊春は石翁の右目を刺して逃げ出すことに。
しかし、追っ手となった大膳とその部下に囲まれてしまう。
だが、駆け付けた新之助により追っ手は全滅。
さらに、大膳自身は妹の仇として豊春に殺害されることとなった。
結果、お墨付きの入手に失敗した脇坂は縫側に期待を寄せる。
当の縫は日祥から佐島の恋文を手に入れることに成功。
しかし、佐島に日祥に近付いたことを知られてしまう。
数日後、江戸を去る豊春の姿があった。
新之助の立身出世を願った豊春は足手まといにならぬよう後を縫に託したのだ。
だが、当の縫はこれ以上ない窮地にあった。
嫉妬に駆られた佐島が縫を乗り物部屋に押し込め、数人がかりで襲っていたのである。
数刻後、静まり返った乗り物部屋から遺体が発見されることとなった……。
さらに数日後、事態は急変する。
容態が急変した家斉が此の世を去ったのだ。
こうなると重要視されるのはお墨付きである。
縫が命懸けで手に入れた佐島の恋文ももはや意味がなくなっていた。
この事態に、脇坂と共に反石翁派を率いる水野忠邦は焦りを募らせていた。
そんな水野に新之助がある献策を行う。
それには、縫が見聞きした大奥の内情が大きく関与していた。
翌日、石翁派が一斉にお役御免とされた。
なんと、お墨付きが偽物とされたのだ。
正妻である寔子が水野と手を結び、お墨付きを否定したのである。
これにより、お墨付きは効力を失ってしまった。
それどころか「偽のお墨付きにより権力を手にしようとした」と罪を問われたのである。
お美代の方も追われるように大奥を去ることとなった。
1年後、石翁は病死を遂げることとなる。
こうして水野忠邦が次なる時代を担うこととなった。
新之助も島田家復興を成し遂げた。
しかし、新之助の心には冷たい風が吹いていた。
其処には縫が居ないからである。
だが、新之助は1つだけ大きな思い違いをしていた。
ある日、新之助の前に1人の女性が現れる―――縫だ。
縫は生きていたのである。
乗り物部屋で死亡したのは佐島であった。
縫は死亡した演技でやり過ごすと脇坂に匿われていたのだ。
新之助は縫と共に新時代を生きることを誓う―――エンド。
<感想>
原作は松本清張先生『かげろう絵図』(文藝春秋社刊)。
原作『かげろう絵図』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
・『かげろう絵図』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
タイトル『かげろう絵図』の意味ですが「権勢も一時の幻に過ぎぬ」とのもの。
ドラマ版だと「石翁一派の権勢」に限定されていましたが、原作だと次の3つを対象としたものでした。
1.新之助たちの活躍以外のところで決着がついてしまったことの無為を示したもの。
2.あれほど隆盛を誇った石翁たちの権勢が幻のようにあっさりと潰えたこと。
3.同じく権勢を引き継いだ水野忠邦もまたあっさりとその座を追われることになったこと。
此の点、ドラマ版だと「勧善懲悪」のカラーを強めて、縫や新之助たちを活躍させる為に「敵役の石翁一派」にのみ適用された気がします。
それにしてもサプライズは縫の生存か。
これは本当に意外でした。
かなり大幅なアレンジだと言えそうです。
また、脇坂も生存することに。
つまり、主人公サイドの登場人物が誰1人として死亡していません。
これも「勧善懲悪」もののアレンジだったからこそかもしれません。
他にも大筋こそ原作からであるものの、人物が置き換えられていたシーンなどが多かったですね。
新之助と良庵を1つのキャラにまとめたり、石翁が片目を奪われる役になっていたり。
とはいえ、上下巻に渡る長編を上手く翻案していたように思います。
さて、次週(2016年4月15日)ですが、同じフジテレビ系にて『一年半待て』が放送予定。
こちらは長編である『かげろう絵図』とは逆に短編のドラマ化となっています。
果たしてどうアレンジされるのか、注目すべし!!
・『一年半待て』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)
<キャスト>
米倉涼子
山本耕史
夏川結衣
國村隼
竹中直人
津川雅彦
白石加代子
高畑淳子
木下ほうか
中村優子
富永沙織
木村祐一
宇梶剛士
金子昇
西田健
石橋保 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)
◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
・「霧の旗」(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「書道教授」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「球形の荒野」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『寒流』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『波の塔 上下』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『危険な斜面』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『疑惑』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ批評(レビュー)
・『十万分の一の偶然』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『事故』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『留守宅の事件』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『黒い福音』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『小説 3億円事件 「米国保険会社内調査報告書」』(松本清張著、新潮社刊『水の肌』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『密宗律仙教』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『時間の習俗』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『強き蟻』(松本清張著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『坂道の家』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『草』(松本清張著、新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『影の地帯』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『共犯者』(松本清張著、新潮社刊『共犯者』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『地方紙を買う女』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『黒い樹海』(松本清張著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『喪失の儀礼』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『一年半待て』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『かげろう絵図』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『声』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・松本清張先生原作「砂の器」が5回目のテレビドラマ化決定。テレビ朝日制作、主演は玉木宏さん!!&「砂の器」ネタバレあらすじ
【ドラマ】
・月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年スペシャル「中央流沙」(12月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン特別企画 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ『火と汐』(12月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・松本清張ドラマスペシャル「顔」(12月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「フジテレビ開局55周年特別番組 松本清張スペシャル『顔』 清張作品の原点 傑作がドラマで甦る!大女優へのぼり詰めた女には“殺人”という秘密の過去があった。顔がスクリーンに映し出される前に過去を消さなければ」(10月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「松本清張ドラマスペシャル 山峡の章」(1月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・生誕100年記念作 松本清張ドラマスペシャル〜霧の旗「歌舞伎界のプリンスが現代劇初主演!原作と異なる衝撃のラスト!魔性の女3人に振り回される傲慢敏腕弁護士誰もが陥る心の闇と罠の先に待つ真実の幸せとは?真犯人は誰?」(3月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 文化庁芸術祭参加作品 松本清張2夜連続SP球形の荒野・前編「連続殺人の裏に隠された昭和史の光と影〜奈良古寺に残る亡霊の筆跡!」(11月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜プレミアム 松本清張2夜連続SP球形の荒野・後編「昭和39年東京オリンピック開催日にすべての謎は明かされる!刑事も涙した戦争で引き裂かれた父娘の結末」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・サスペンス特別企画「砂の器〜松本清張の最高傑作遂に放送へ!秋田−東京−伊勢−出雲、日本縦断3000キロの殺人捜査!!操車場の死体とカメダの謎!?二人の刑事が追う宿命…」(9月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・サスペンス特別企画「砂の器〜松本清張の最高傑作遂に完結へ!日本縦断3000キロの捜査が暴く連続殺人の罠!?二人の刑事が見た父子永遠の旅!!天才作曲家の殺意…衝撃の結末」(9月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「松本清張3週連続スペシャル 張込み〜平凡な幸福を壊す殺人者!美しい人妻の秘められた過去!密会現場で刑事が最後に見た真実(3週連続松本清張特別企画“張込み” 強盗殺人犯追う刑事逃亡の果てに昔の女は家族を捨てるか?)」(11月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「松本清張3週連続スペシャル 鉢植を買う女〜愛したから殺した!?金に執着する女2人の戦い!死体が語る消えた3000万と花壇の謎(3週連続松本清張特別企画“鉢植を買う女” 愛する殺人…優雅な暮らしの金貸し女が愛欲に溺れたとき、不幸は始まった)」(11月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「松本清張企画最終章 聞かなかった場所〜謎に満ちた夫の急死!燃える山鹿灯籠が暴く愛人との密会…女性官僚が堕ちた獣道(3週連続松本清張特別企画“聞かなかった場所” 夫に愛人が?女性官僚が堕ちた罠…俳句に隠された密会の屋敷)」(11月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・松本清張没後20年特別企画『市長死す 死体になるまでの5日間に市長が見たものは何か?日記に隠された市長の意外な一面が驚くべき真実を浮かび上がらせる!たった一行の文章に秘められた誰も知らない12年前の出来事…53年ぶりに隠れた名作を映像化!』(4月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・松本清張没後20年特別企画「ドラマスペシャル 波の塔 汚職官僚連続殺人!!捜査検事に仕掛けられた女の罠!?“点と線”に続く大ベストセラーを完全映像化!東京〜京都〜富士、証言者を追う1000キロの旅衝撃の結末」(6月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・松本清張没後20年特別企画「危険な斜面 偶然再会した元恋人によって、眠っていた“出世欲”に目覚めてしまった男…しかし芽生えたのは殺意だった!普通の男から悪魔へ…このまま男は昇りつめるか転落するか?」(9月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 松本清張没後20年特別企画第3弾「疑惑 夫殺しの疑いをかけられた若き悪妻はシロかクロか?個性派女性弁護士が史上最強の悪女と闘う〜無実だったら覚えていろ!衝撃の真相とは」(11月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「松本清張没後20年特別企画 事故〜黒い画集〜 疑惑の事故が招く連続殺人!不倫密会の代償点と線を結ぶ捜査が暴く死体移動トリック」(12月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・テレビ朝日開局55周年記念 松本清張没後20年 2週連続ドラマスペシャル「十万分の一の偶然〜激突!事故か殺人か!?東名高速四重衝突!!一枚の写真が暴く赤い火の玉の謎…結婚目前に消えた娘〜父の追跡」(12月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「松本清張没後20年スペシャル『寒流』〜黒い画集より〜エリート行員の不倫の恋が上司の嫉妬を生み運命が転がる!一体誰が悪で誰が善なのか?幻の名作の意外な結末とは」(1月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・水曜ミステリー9「松本清張没後20年特別企画『留守宅の事件』〜証明より〜妻は何故殺されたか?密会と密告の罪深い闇 空白5日間の不在証明を追う刑事達の執念」(4月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル 三億円事件 戦後最大の未解決事件〜衝撃の推理初映像化!!消えた真犯人VS保険調査員!!最後の真実」(1月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル“黒い福音” 国際線スチュワーデス殺人事件!昭和最大の未解決事件に挑む定年刑事&若手エリート刑事!!真犯人は誰か!?衝撃の結末」(1月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「フジテレビ開局55周年記念特別番組 松本清張ドラマスペシャル 時間の習俗 点と線の名刑事コンビ登場!相模湖畔で消えた女と福岡の変死体を結ぶ謎1000キロの距離と時間を超えた難事件…鉄壁のアリバイを崩せるか?真実はカメラが知っている」(4月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『強き蟻』 3年後に夫は死ぬ!10億円の財産狙う美貌の妻に群がる4人の男 屋根裏の情事に隠した殺人トリックと欲望!最後に生き残るのは」(7月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張サスペンス 悪女の事件・第一夜 坂道の家〜魔性の女が招く連続殺人の罠!美しい理容師に全財産を奪われた初老の男!!嫉妬と憎しみの殺意…浴室の氷のトリック(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 坂道の家)」(12月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張ドラマSP『黒い画集−草−』 清張医療サスペンスの傑作!大病院の闇…不倫、失踪、医療ミス そして雨の夜に3件の連続殺人…白い巨塔に隠された驚愕の陰謀」(3月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス 影の地帯 大学教授失踪!?森に消える白い家・幻の黒髪の美女は敵か味方か…湖に捨てられた木箱の謎?蛍の里山に渦巻く悲しき欲と業」(7月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張特別企画 共犯者 夫を殺して!報酬は5000万円…整形手術で成功を手にした女社長が堕ちた罠!!福岡から東京へ…封印した過去から迫る謎の脅迫者!傑作清張サスペンス」(9月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第一夜 地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理 金沢の地方紙で連載している推理小説を、東京の女性から購読したいという依頼があったことを聞き、疑念を抱くことから始まる傑作ミステリー!」(3月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 黒い樹海 唯一の肉親である姉を事故で亡くした新聞記者・祥子。その事故に隠された姉の嘘と秘密とは…。松本清張の傑作が再び甦る!!」(3月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!
・【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!
【関連する記事】
- 月曜名作劇場「駅弁刑事・神保徳之助10 〜近江八幡人情編〜 人気シリーズ第10弾..
- 土曜ワイド劇場「再捜査刑事・片岡悠介9 死を呼ぶプロポーズ〜結婚詐欺連続殺人!美..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 刑事の勲章 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)..
- 土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 偽完全犯罪 美女作家のニセ者は二度死ぬ?血痕..
- 水曜ミステリー9「マザー・強行犯係の女〜傍聞き〜 伝えたい話を別人の会話から漏れ..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 陰の季節 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)」..
- 「科捜研の女 春スペシャル 謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が!犯人は…魔女!?..
- 土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(17) 香川うどん県こんぴら温泉 瀬戸内海の孤..
- 金曜プレミアム「松本清張スペシャル 一年半待て 密室夫殺人事件!正当防衛を訴える..
- 水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織..
- 月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30 月曜名作劇場第一弾は窓際シリーズ..
- 土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(17)医師&検事〜2つの顔を持つ女! イケメン..
- 土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル10 狙われた社長令嬢・誘拐犯が殺された!2..
- 「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公..
- 月曜ゴールデン「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ35 風のなかの櫻香 尼寺で..
- ドラマスペシャル「ストレンジャー バケモノが事件を暴く 永遠の時を生き続ける不老..
- 土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39 スキャンダルな乗客 舞台上の連..
- 金曜プレミアム「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車36 惻隠の誤算 放送開始24年目..
- 水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的2 猛毒ウィルスを密かに開発していた..
- ドラマスペシャル「山村美紗サスペンス 名探偵キャサリン 消えた相続人 シャーロッ..