2016年04月14日

水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織を壊滅せよ!決死のガサ入れ…死体の口に残された真珠!?組織犯罪対策課=ソタイと捜査一課が火花を散らす!」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織を壊滅せよ!決死のガサ入れ…死体の口に残された真珠!?組織犯罪対策課=ソタイと捜査一課が火花を散らす!」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

六本木署の組織犯罪対策課=ソタイの警部補・二本松進(遠藤憲一)は、危険ドラッグの密売組織を見つけ出し、上司・作田豊松(平泉成)の命令でドラッグ製造工場に突入。製造物が何か知らずに働いていたパート職員らは確保するも、組織を取り仕切っていた勝野豪(辞本直樹)には、あと少しのところで逃げられてしまう。そんな中、二本松と相棒の比屋根真里(とよた真帆)が署に戻り報告をしていると、勝野が仲間の運転で逃げた際に乗っていた車が乗り捨てられているとの一報が入る。二本松らが現場で車の点検を始めると、トランクには“半グレ”風の男の死体が…。危険ドラッグを二本松らソタイが追う一方で、殺人に関しては原恵(かたせ梨乃)警視ら警視庁捜査一課が担当することになる。

トランクから見つかった遺体は、元暴走族のサブリーダーで過去に数々の抗争事件を起こすも逮捕歴はゼロという吉岡勇哉(平田雄也)と判明。吉岡の遺体発見現場でこっそりとあるレシートを拾っていた二本松は、原警視には報告せず、勝野と吉岡が六本木の中華料理店に頻繁に出入りしていることを掴む。その店が何らかの形で事件に関与していると睨んだ二本松はさっそく店を訪れるが、オーナーからは有力な情報は得られない。一方、吉岡の遺体の口の中に真珠が1粒入っているのを確認していた恵は、死者の口に真珠を入れる風習のある中国系の人物が事件に絡んでいると推理していた。

防犯カメラの映像から、勝野の逃走車両を運転していた男・加藤忠雄(浅見小四郎)の居所が発覚。加藤は、工場で作った製品を六本木の事務所に車で運搬する役目を担う男だった。すぐに二本松と真里が加藤の元へ向かって家宅捜索当日のことを尋ねるが、勝野も加藤も、吉岡殺しには関与していないという。しかも吉岡の遺体を発見した時、勝野は「次は自分かもしれない」と怯えていたらしい。二本松と恵が、それぞれの捜査で各々の真相に迫ろうと奮闘する中、東京湾に浮かぶ勝野の遺体が見つかる…。

狐と狸の化かし合い!?
遠藤憲一VSかたせ梨乃!
警察内部での熾烈な駆け引きに勝つのはどっちだ!!
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

二本松進は六本木署の組織犯罪対策課・通称ソタイに所属している。
ソタイとは「凶悪・多様化する国際犯罪組織や暴力団が関与する事件を迅速に摘発する」為に設置された部署で強盗・暴行・架空請求などの犯罪を繰り返すグループ“半グレ”の撲滅が任務である。

そんなある日、二本松は相棒の比屋根真里と共に危険ドラッグ・フェアリーショット密売組織の摘発に参加。
其処は小さな工場となっており、パート職員らによってまるで正規商品のように管理・製造・出荷されていた。

現場を抑えた二本松はパートリーダーの田村幸子、パートの岡本和美、同じく深野仁美らを逮捕。
だが、工場の責任者と思われる勝野豪、吉岡勇哉、その運転手・加藤忠雄を逃がしてしまう。

数時間後、勝野たちが逃亡に用いた車が発見。
とはいえ、中身は空であった。
いや、正確には「生きた人間は乗っていなかった」とするべきであろう。
なんと、トランクには吉岡の他殺体が残されていたのである。

二本松が見たところ、吉岡は何者かに撲殺されたらしい。
さらに、二本松は落ちていた「鳳凰城」のレシートを拾う。

一方、殺人事件に発展したことから、捜査一課による捜査が開始。
管理官・原恵警視のもと捜査本部が立ち上げられた。

恵によれば、吉岡は狡猾な人物。
数々の事件の背後に居ることが知られながら、直接的な関与を避けることで逮捕されたことが無いのだそうだ。
例えば、5年前の抗争事件や3年前の中学生傷害事件への関与も囁かれていたと言う。

二本松は恵にレシートの件を伏せ、独自の捜査を開始。
ところが、恵もまた「吉岡の口から白真珠が検出された」との情報を二本松に伏せてしまう。

二本松は「鳳凰城」にて「龍明琳」なる料理店の名を聞き出すことに成功。
其処は呉永漢が経営する本格料理店、工夫を凝らした餃子で有名であった。

同じ頃、恵は柿ピーを口に運び閃きを求めていた。
実は、恵は煎餅を食べると事件の真相に近付くことが出来る特性の持ち主だったのだ。
柿ピーを食べた恵は凶器の形状から、現場付近に置かれていた消火器が用いられたと看破する。
つまり、吉岡は現場から逃亡後に殺害されたのではなく、現場で殺害され運ばれたのだ。
勝野たちが車で逃亡した時点で、既にトランクの中で遺体となっていたものと思われた。

矢先、二本松は加藤忠雄の確保に成功する。
加藤によれば前夜に見かけたのが吉岡の最後だったそうで、逃亡中も姿を現さない吉岡に不審を抱いた勝野が携帯に連絡を入れたところトランクで死亡していたとの供述を引き出す。
まさに恵の推測通りであった。

しかも、吉岡の死を知った勝野は恐怖を覚えていたそうである。
どうやら、勝野と吉岡の背後には黒幕が居たのだが、これを裏切ろうとしていたようだ。
勝野は吉岡の死を黒幕による裏切りへの制裁と考えたようだ。

直後、当の勝野が死体で発見されてしまう。
暴行の痕跡も見受けられ、明らかな他殺であった。

さらに、勝野の胃の内容物が「龍明琳」の餃子と合致。
二本松は呉永漢こそが黒幕と考え、素行を調べ彼が鉄工所に出入りしていることを突き止める。

密かに鉄工所を調査したところ、勝野の血痕を発見。
此処が殺害現場であると確信する。

その頃、恵も同様の結論に至っていた。
一足先に逮捕に動こうとする恵だが、二本松の上司・作田豊松の説得により思い留まる。
過去、恵は作田の相棒であり命を助けられた恩義があったのだ。

こうして、二本松主導で鉄工所の捜査が行われ呉永漢やドクター清水らが逮捕された。
しかし、呉や清水らは「フェアリーショット製造」と「勝野殺害」については認めるが「吉岡殺害」については否認する。

逮捕されていたパートたちが不起訴となり釈放された。
これを見送る二本松はある1人に違和感を抱く。

数日後、和美が取調を受けていた。
3年前、吉岡は中学生傷害暴行事件を起こさせた。
被害者は意識不明の重傷を負い、以降入院先で眠り続けていた。
当時、自身に従わない中学生を吉岡が見せしめに暴行したのであったが、この被害者こそ和美の息子だったのだ。

しかも、和美は普段から白真珠のブレスレッドを身に着けていた。
ところが、吉岡死亡を境に和美の腕からブレスレッドが消えていたのである。
そして、吉岡の口からは白真珠が検出されている。

そう、吉岡殺害犯は和美だったのだ。

和美は息子の仇が吉岡であることを突き止め、これに近付くべく工場にパートとして潜入した。
そしてあの夜、吉岡に謝罪を要求したが拒否されてしまい逆上。
遂には、これを殺害してしまったのだ。

こうして和美は逮捕されることとなった。
これにより、和美は未だ眠り続ける息子と引き離されてしまうことに。
二本松たちは自身の行動が和美逮捕に繋がったことに複雑な想いを隠せない。

一方、呉の背後に女帝・黄なる黒幕の存在が明らかに。
呉の供述で黒幕に迫ることが出来ると思われていたが……。

「お前には家族がいることを忘れるな」
そう伝えられた呉。

その夜、呉永漢は自殺を遂げてしまうのであった。
未だ明かされない闇は限りなく深い―――エンド。

<感想>

新シリーズ「ソタイ 組織犯罪対策課」第2弾。
原作なし、オリジナル作品です。

では、ドラマの感想を。

前回に引き続き、今回もまさかの黒幕側が勝利者に。
そう言えば前回だと大河原を口封じした真の黒幕が居ましたが、今回の女帝とは別人なのだろうか。

そして、真面目に見えてもところどころにかなりネタを放り込んで来てました。
「恵の煎餅設定」に、まさかの「ドクター清水」などはその最たる物でしょう。

キャストとしては前回に引き続き二本松役の遠藤憲一さん、味があって良かったですね。
他にも真里を演ずるとよた真帆さんのアクションも良し。
今回も全体的にインパクトのある作品でした。

ちなみに「組織犯罪対策課」をテーマに取り上げる作品と言えば『アウトバーン』や本城雅人先生『ジーノ 渋谷署組織犯罪対策課刑事』などがありますね。
興味のある方はチェックすべし!!

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「組織犯罪対策課 八神瑛子シリーズ(アウトバーン、アウトクラッシュ、アウトサイダー)」(深町秋生著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

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<キャスト>

二本松進:遠藤憲一
比屋根真里:とよた真帆
作田豊松:平泉成
岡本和美:古村比呂
黒澤久志:岡田浩暉
深野仁美:中島ひろ子
清水義幸:吉見一豊
田村幸子:芦川よしみ
呉永漢:三浦誠己
原恵:かたせ梨乃
麗麗淡:Sharo
港刑事:斉藤悠
柏原聡:浪花ゆうじ
西岡善継:日向とめ吉
木田警部:本郷壮二郎 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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