米澤先生と言えば『氷菓(古典部シリーズ)』実写映画化の話題も記憶に新しいところ。
この実写映画化についての続報かとお思いになられるでしょうが然に非ず。
確かに、この情報も衝撃ですが今回はコレではありません。
・【噂】『氷菓(古典部シリーズ)』実写映画化が進行中!?撮影情報が次々と……!!
ちなみに、この情報を耳にしたファンは悉く歓喜の声を上げています。
もちろん管理人もその1人。
そんな情報がこちら。
なんと、米澤先生がご自身のツイッターにて「古典部シリーズ」と「小市民シリーズ」の最新作について言及されたのです。
それによると、どうやら共に2016年中の発表予定だそう。
まず「古典部シリーズ」。
こちらは既に発表済みの『連峰は晴れているか』『鏡には映らない』『長い休日』『いまさら翼といわれても』など4作を収録した連作短編集を11月に刊行予定とのこと。
つまり『ふたりの距離の概算』に続く、シリーズ最新刊となります。
・『鏡には映らない』(米澤穂信著、角川書店刊『野性時代』2012年8月号 vol.105掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『長い休日』(米澤穂信著、角川書店刊『小説野性時代 2013年11月号 vol.120』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『いまさら翼といわれても 後篇』(米澤穂信著、角川書店刊『小説野性時代 2016年2月号 vol.147』掲載)
そして「小市民シリーズ」。
こちらは短編『巴里マカロンの謎(仮題)』を12月発売予定の『ミステリーズ!』誌上に掲載予定とのこと。
情報によれば4部作を締め括る「冬期限定」には含まれないエピソードとなるようです。
つまり、11月に「古典部シリーズ」、12月に「小市民シリーズ」の最新作が書店の棚に並ぶことになりそうです。
ファン足る者、これを喜ばずして何を喜ぶのか!?
というワケで両者に注目すべし!!
◆米澤穂信先生関連過去記事
・「インシテミル」(文藝春秋社)ネタバレ書評(レビュー)
・「儚い羊たちの祝宴」(新潮社)ネタバレ書評(レビュー)
・「追想五断章」(集英社)ネタバレ書評(レビュー)
・「折れた竜骨」(東京創元社)ネタバレ書評(レビュー)
・『Do you love me ?』(『不思議の足跡』収録、米澤穂信著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『下津山縁起』(米澤穂信著、文藝春秋社刊『別冊 文芸春秋 2012年7月号』)ネタバレ書評(レビュー)
・『川越にやってください』(米澤穂信著、早川書房刊『ミステリマガジン700 国内篇』収録)ネタバレ書評(レビュー)
・『ほたるいかの思い出』(米澤穂信著、新潮社刊『小説新潮 2014年7月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『リカーシブル』(米澤穂信著、新潮社刊『小説新潮』連載)ネタバレ書評(レビュー)まとめ
・『リカーシブル リブート』(『Story Seller 2』収録、米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『満願』(米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【古典部シリーズ】
・「氷菓」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)
・「愚者のエンドロール」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)
・「クドリャフカの順番」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)
・「遠まわりする雛」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)
・「ふたりの距離の概算」(角川書店)ネタバレ書評(レビュー)
・『鏡には映らない』(米澤穂信著、角川書店刊『野性時代』2012年8月号 vol.105掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『長い休日』(米澤穂信著、角川書店刊『小説野性時代 2013年11月号 vol.120』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『いまさら翼といわれても 後篇』(米澤穂信著、角川書店刊『小説野性時代 2016年2月号 vol.147』掲載)
【小市民シリーズ】
・「夏期限定トロピカルパフェ事件」(東京創元社)ネタバレ書評(レビュー)
【S&Rシリーズ】
・『犬はどこだ』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【太刀洗シリーズ】
・『さよなら妖精』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『王とサーカス』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『真実の10メートル手前』(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【シモンズシリーズ】
・『913』(『小説すばる 2012年01月号』掲載、米澤穂信著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『ロックオンロッカー』(米澤穂信著、集英社刊『小説すばる 2013年8月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『金曜に彼は何をしたのか』(米澤穂信著、集英社刊『小説すばる 2014年11月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
【甦り課シリーズ】
・オール讀物増刊「オールスイリ」(文藝春秋社刊)を読んで(米澤穂信「軽い雨」&麻耶雄嵩「少年探偵団と神様」ネタバレ書評)
・『黒い網』(米澤穂信著、文藝春秋社刊『オール読物 2013年11月号』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
【その他】
・探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)本放送(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【関連する記事】
- 『ジャーロ』(光文社刊)に続き『メフィスト』(講談社刊)も完全デジタル化とのこと..
- 東川篤哉先生『館島』続編が『ミステリーズ!vol.76 APRIL 2016』(..
- ミステリコミック好きの方は注目せよ!!早川書房より『Comic M──早川書房創..
- 【急ぐべき!?】古典部シリーズ『いまさら翼といわれても 後篇』掲載の『小説野性時..
- 倉知淳先生新作中篇が『ミステリーズ!vol.75 FEBRUARY 2016』に..
- 【2016年1月】「古典部シリーズ」最新作『いまさら翼といわれても 後篇』が『小..
- 宮畑ミステリー大賞受賞作が出版決定!!そのタイトルは『縄文4000年の謎に挑む』..
- 『王とサーカス』と『真実の10メートル手前』を購入して、素敵なプレゼントに応募し..
- 【2015年12月】米澤穂信先生「ベルーフシリーズ」連作短編集『真実の10メート..
- 【第5弾】ハルチカシリーズ最新作『惑星カロン』は2015年9月30日発売予定との..
- 「スター・ウォーズ」の原作者はシェイクスピアだった!?『もし、シェイクスピアがス..
- 【夢の対決が実現!?】原書房さんより『人狼作家』が2015年10月発売予定とのこ..
- 24年ぶり、早川書房さんより新版『海外ミステリ・ハンドブック』が明日(2015年..
- 【謎のティザーサイト正体判明】新レーベル「講談社タイガ」が2015年10月20日..
- 【2015年7月】角川書店刊『小説屋sari-sari』がリニューアルとのこと!..
- 【発売日判明】米澤穂信先生『王とサーカス』(東京創元社刊)は2015年7月29日..
- ツナミノユウ先生『つまさきおとしと私』が2015年7月23日に遂にコミックス発売..
- 小林泰三先生『アリス殺し』(東京創元社刊)の姉妹編が登場!?その名は『クララ殺し..
- 東野圭吾先生『ラプラスの魔女』スピンオフが本編発売前に早くも登場!!『あの風に向..
- 【2015年4月発売】麻耶雄嵩先生「おじさんシリーズ」が遂に単行本に!!その名は..