2016年03月17日

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」最終話(10話)「チーム解散!・最後の敵は最強の毒婦!」(3月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」最終話(10話)「チーム解散!・最後の敵は最強の毒婦!」(3月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

資産家の長井(久保晶)を殺したのは、娘だと言い張り、遺産の相続を主張していた優香(新妻聖子)とその弁護士・道重(山中聡)だと一課が断定した。DNA鑑定で実の娘だと証明された優香が容疑者のはずはないと雪乃(檀れい)は反発。しかも長井宅から持ち去られた金庫の中身も謎のままだ。警視庁上層部からの圧力を無視して“真実”を追おうとする渚(堀北真希)たちに加え、このままでは“ヒガンバナ”が解散させられると知った幸子(YOU)と凛(高梨臨)も、晴子(斉藤由貴)の捜査を続けることに。
捜査によって、晴子が家政婦として担当した資産家が10年間で複数人亡くなっていることが判明。渚と雪乃は、晴子と同じ姓で彼女の顧客だった「藤村」という名字の男性の遺族の元へ。その男性は結婚の約束をしていた晴子に全財産を譲るという遺言を遺して死亡していた。さらに雪乃の先輩刑事である神部も、晴子に騙され金を渡していたらしく…。
一方、海原(ダンカン)について調べていた謙人(DAIGO)は、渚の父・悟が所属していた警察署で20年前に行われていた裏金作りの首謀者が海原だったことを突き止めた。しかし、その事実が報道された直後に悟の事件が発生。裏金作りの件はマスコミからも世間からも忘れられ、現警視副総監をはじめとする関係者は“不問”に処されたらしい。しかも当時、裏金事件の処理に追われていたすみれ(大地真央)が判断を誤らなければ、悟は死なずに済んだのかもしれなかったのだ。
神藤(佐野史郎)の制止を振り切って“ヒガンバナ”と共に捜査を続ける決意を固めた北条(平山浩行)たちの協力もあり、徐々にヴェールがはがされていく晴子と海原の策略。渚たちは長井を殺した“犯人”とその背後にある真実を明らかにすることができるのか!?
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

捜査七課に所属する渚は高い共感能力を用いて被害者とシンクロすることが出来る刑事である。

そんな渚たちが今回担当した事件は「資産家・長井殺害事件」。
資産家で知られる長井宅に強盗が入り、手提げ金庫を奪うと長井を殺害し逃亡したのだ。
家政婦の晴子の証言により、犯人は長井の娘・優香と弁護士・道重の共犯だとされたが……。

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」9話「資産家殺害!犯人は家政婦か娘か?」(3月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ」メンバーはこれに反発。
真相を暴こうと動き出したところ、解体処分を言い渡されてしまった。

実は長井の事件の背後には晴子と、その協力者である海原が居たのである。
そして海原は警視副総監・久米や刑事部長・神藤たちの秘密を握っていた。
久米と神藤は20年前に海原が行った裏金事件を隠蔽していたのだ。
此の弱味の為に、久米や神藤たちが海原を庇ったのだ。
しかも、渚たちの上司であるすみれさえもこの仲間であった。

こうして最大のピンチを迎えた「ヒガンバナ」。
だが、渚たちは捜査を続けることに。

すると、晴子が10年の間に担当した資産家が次々と死亡していたことが判明。
被害者の1人・藤村の息子によれば、彼の父が晴子に騙され遺言状で彼女に遺産を残してしまったのだそうだ。
すべて、晴子の罠だったと言う。
しかも、雪乃の先輩である神部も晴子に騙されて貢がされていたのだ。

晴子の過去を調べたところ、晴子は天涯孤独の身の上。
男に騙され被害に遭い、其処から整形し逆に騙す側に回ったようだ。

さらに、晴子に海原が力を貸していることも明らかに。
当の海原が20年前の裏金事件の首謀者であることも分かる。
しかも、この事件が報道され始めた直後に渚の父・悟の殺害事件が発生し、世間は悟の死についての報道で一色になっていた。
渚は久米たちが海原の事件を隠蔽すべく、悟の死を利用したと憤る。

一方、長井の死について渚がシンクロしたところ全てが明らかに。
渚が訪ねたのは藤村である。

渚は長井宅に現れた強盗犯が手提げ金庫を奪っていたことに注目。
犯人の狙いが長井自身ではなく、晴子が長井を騙して大金を奪うことを阻止することにあったと指摘する。
つまり、犯人の狙いは手提げ金庫に収められた長井の遺言状だったのだ。

そう、強盗犯の正体は藤村であった。
藤村は長井に晴子の悪行を語り、手提げ金庫を持ち去ったのだ。

では、長井を殺したのは誰か?
これはそもそも長井の自殺であった。
長井は藤村から真相を聞かされ、彼女に遺産を残さないように自殺したのだ。

もはや、晴子と海原の犯罪は明らかだ。
だが、渚たちには彼らを取調べる権利がない。

困り果てた渚を見かねた謙人は「被害者たちに告訴して貰うのはどうか」と提案。
こうして、被害者の会が発足した。

この事態に狼狽した久米はすみれに記者会見を行わせる。
だが、すみれは記者会見の席で20年前の真相を暴露。

久米と神藤が失脚したことで、海原と晴子も逮捕される。
こうして事件は解決した。

とはいえ「ヒガンバナ」は解体された。
凛は東野と結婚した。
すみれは退職したが、今も元気である。
渚はと言えば謙人と良い仲になりそうだ―――エンド。

<感想>

「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル」が遂に連続ドラマ化!!
その名も「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」、その最終話(第10話)です。

てっきり、悟の死にもまだ謎があるかと思っていたのですがありませんでしたね。
悟の死はあくまで狩野の犯行だったワケか。

それにしても、長井の死と強盗犯の正体はサプライズでしたね。
晴子たちの犯行かと思いきや、逆に「晴子たちを妨害しようとする者」の犯行だったのは良かったです。
ただ、先週まで姿形も無かった藤村が犯人なのはなぁ……せめて神部の関係者とかの方がより良かったかも。

そして、東野と結ばれた凛。
ブーケが示すように渚もまた謙人と結ばれるのでしょうか。

ちなみに、檀れいさん演ずる雪乃が「神部さん」と口にしたときに「神戸さん」と空耳してしまったのは秘密です。
「神戸」と聞いて、檀れいさんのご主人である及川光博さん演ずる「神戸尊」が思い浮かぶのは「相棒」ファンの性でしょうか。

相棒season8 10話「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた、幻の茶器の謎 東京〜京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」(1月1日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

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【2016年1月】日本テレビ系「ヒガンバナ」が連続ドラマ化されるとのこと!!

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2016年03月11日

「スペシャリスト」9話(3月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「スペシャリスト」9話(3月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

宅間(草ナギ剛)の元妻・美也子(紺野まひる)までをも巻き込んだ、男女8人による「殺人トーナメント」。その背後に、以前から因縁のある“犯罪脚本家”佐神(上川隆也)の存在を察知した宅間は、その行方を追い始める。一方、殺人トーナメントにおける最初の事件の第一発見者である巡査・岸田が、毒殺され拳銃が盗まれる事件が発生!さらなる緊張が走る。そんな中、宅間の元に一通の招待状が。ついに宅間は佐神と対決することに!
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

新設された「総合事犯対応係(仮称)」。
メンバーには10年と10ヶ月に渡り冤罪で服役し犯罪に精通した宅間。
未だ対応係に慣れない様子の我妻。
個性的なメンバーのまとめ役・姉小路。
システムに強い松原。
元SPでイケメンの堀川。
そして、このメンバーを集めた滝道が居る。

そんな中、「殺人トーナメント事件」が発生。
参加者の1人・桂子を逮捕することに成功するが、ホテルに滞在していた美也子が何者かに毒を盛られ意識不明の状態に陥ってしまう。

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動揺を隠せない宅間に対し、姉小路は彼を支えねばと決意を新たにする。

矢先、美也子に盛られた毒が水差しから検出され、ボーイに扮した犯人が毒を仕込んだことが明らかに。
この毒だが「殺人トーナメント」における第一の被害者・菅とされる遺体から検出されたものと同じ毒のようだ。

「殺人トーナメント」の優勝者である桂子が逮捕された為に「管理者X」が自ら美也子に手を下したと考えた宅間。
つまり、「管理者X」=「佐神」が動き出したと語るが……。

宅間は「総合事犯対応係(仮称)」のメンバーに次の3つについて調べるよう指示を出す。

1.手を下したボーイの正体。
2.桂子と「管理者X」の関係。
3.「殺人トーナメント」の再調査。

まずは「手を下したボーイの正体」、コレに挑むのは松原と野方である。
美也子が宿泊していたホテルの防犯カメラ映像を調べるが、人物特定には至らない。
仕方なく美也子にメッセージを渡した人物について解析を開始する。

続いて「桂子と管理者Xの関係」、コレに挑むのは姉小路である。
逮捕された桂子によれば「身を守る為には他の参加者を抹殺せざるを得なかった」と主張。
さらに「管理者X」の正体は「頭の良い男性」とのことも面識は無いらしい。

そして「殺人トーナメントの再調査」、コレに挑むのは宅間と我妻である。
宅間たちは菅の毒殺について調べ始めることに。
ところが、菅の遺体の第一発見者とされる岸田巡査までもが毒殺されてしまった。
しかも、所持していた拳銃までもが奪われていたのである。
周囲を見回した宅間は不審な行動を取る男性を発見し追跡することに。

一方、美也子にメッセージを届けた男性を調べていた松原。
すると、野方に促された松原はロビーの隅に爆殺されたとする我妻の父・公昭を発見し仰天する。

同じ頃、宅間は追跡している相手がその公昭であることに気付いた。
だが、目前で逃げ切られてしまう。

姉小路たちと合流した宅間。
公昭の遺体がDNA鑑定もされていなかったことが判明。
我妻によれば、あくまで伯父である白川に全てを任せていたのだそうだ。

どうやら、10年前に公昭は奈津美の殺意を感じ取ると彼女を騙し爆殺されたように偽装したようだ(詳しくは3話参照)。
以来、生存を隠す必要があったらしい。

「スペシャリスト」3話(1月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

この事態に、宅間は公昭の写真を手に桂子に詰め寄る。
「殺人トーナメント参加者は我々メンバーなのではないか」尋ねる宅間。
ところが、桂子は「何でそいつ(公昭)みたいなエリートと同じ側なのよ」と嘲笑うばかり。

そんな中、宅間宛に佐神から招待状が届く。
これに応じようとする宅間、それを引き留めようとする姉小路。

そんな姉小路に宅間は244番について語り出す。

244番は殺人未遂で収監されたが冤罪であった。
家族とも引き裂かれた彼はただただ泣き続けたと言う。
だが、いつしか闘うことを決意したのである。
そう、244番=宅間だ。

宅間は「我々」との決着は避けられないと佐神のもとへ。

佐神は美術館で宅間を待っていた。
今回の事件について語り出す佐神。

「殺人トーナメント」は佐神のシナリオであった。
だが、佐神自身は没にしたもので、それを「我々」に利用されてしまったらしい。
つまり、今回の事件に佐神は関与していないようだ。

では、「我々」とは何か?

今から15年前に立ち上げられた勉強会が発端の組織だ。
凶悪かつ複雑化する犯罪やテロに対抗する為に複数機関からエリートを集めた勉強会だったと言う。
正式な呼び名はなく、何時しか参加者が口にする「我々」との名称が呼び名となった。

「我々」は「毒を以て毒を制す」との発想のもと犯罪抑止に犯罪者を用いることを考えた。
其処で武藤や桂子など犯罪者を集めたのである。
佐神もその1人であったが、格上だった為にアドバイザーとしての厚遇を得たのだそうである。

佐神により明らかになる「我々」の秘密。
これは姉小路たちにも動画配信されていた。
佐神によれば姉小路も我妻も既に当事者となっているらしい。

佐神の告白は続く。
やがて「我々」に集められた犯罪者たちは情報提供、潜入捜査、プロファイル、犯罪予測。犯罪解決に用いられることとなった。
いわば宅間のプロトタイプである。
これを直接担当していたのが公昭だ。

当初は上手く行ったかに見えたソレ。
だが、思わぬ結末を生んでしまう。

相手は海千山千の犯罪者たちであった。
いつしか手に負えなくなり、彼らは暴走し始めた。
気付けば、その全員が何処かに姿を消していたらしい。
しかも、手土産とばかりに彼らは「我々」メンバーのリストを持ち去っていた。
さらに悪いことに、彼らは「我々」から得た知識やノウハウを悪用し始めた。

困った「我々」は密かに彼らの排除を始めたのだ。
また、高倉も「我々」のメンバーだったようだ。
だが、高倉は「我々」の存在に批判的であり、コレを公開しようと動いていたらしい。

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ならば、武藤が宅間を罠に嵌めた(スペシャル3参照)のは何故か?

それは広報課時代に宅間が担当したコラムにあった。
宅間は其処で「面白い小説を読んだ」とその内容を紹介した。
それは「更生を期待出来ない犯罪者を犯罪抑止に用いる」とのまさに「我々」の理念となったもの。
この小説こそ美也子の大学時代の作品であった。
「我々」はこのコラムから着想を得て生まれたのである。

「我々」の主要メンバーの誰かが今回の黒幕だと明かす佐神。
彼が知る「我々」メンバーには白川仙太郎、我妻公昭などが居るそうだが……。

直後、沈黙していたチェスサイトが更新された。
次の標的はキングこと宅間である。
管理者Xは宅間を狙っているようだ。
佐神によれば「コスプレをしたり身分を変えたりが好きな人物」らしい。

さらに、佐神は自身を宅間のネガと表現。
「決して交わらない」と告げたかと思うと「もう一度、勝負したい」と述べる。
逆上し佐神に物を投げつける宅間だが、既に佐神は逃げ出した後であった。

佐神を追う宅間。
だが、何者かに狙撃を受けてしまう―――もちろん「管理者X」だ。

宅間を救うべく、現場へ向かう姉小路たち。
その車中にて新事実が明らかに。
菅と小池の写真がようやく入手出来たのだが、姉小路たちが知る小池こそ菅だったと言うのだ。
では、本物の小池は何処に消えたのか?

その頃、宅間は「管理者X」の隙を突き、拳銃を奪っていた。
そう、「管理者X」の正体は「小池智英」であった。

何故か、屋上へと逃げる小池に導かれる宅間。

小池によれば雇い主から宅間を殺害するように指示を受けたのだそうだ。
其処には「殺人トーナメント」のシナリオも添えられていたらしい。
其処で偽の菅の死体を用意し、本物の菅を小池に仕立てることで、自身を容疑圏外に逃したのだ。
菅も小池も写真が残されていないから出来るトリックであった。

だが、小池は菅を生かしておくつもりはなかった。
其処で桂子に殺害させたのである。
本来ならば、残った桂子を小池が殺害し勝者となる予定だったようだ。

岸田殺害は偽の菅を確認されており「菅ではない」と露見することを怖れた為だったらしい。

それにしても、小池は「我々」の理念的な創始者が美也子だとどうして知ったのか?
これを知らなければ美也子を狙うことは出来ない。

小池は彼の黒幕から教えられたと証言。
その黒幕は「警察関係者」だと思われるようだが。

全てを語った小池は勝ち誇ったように「我々から逃げる為に死を偽装した」と叫ぶ。
これに宅間は「1つ忘れてるよ」と冷静に告げる。

「1度死んだ人間なら殺しても罪にはならないよね」

銃を手に屋上の縁へと小池を追い込んで行く宅間。
後ずさりする小池はバランスを崩し……。

数分後、屋上へと駆け付けた姉小路たち。
だが、其処には宅間だけが立っていた。
小池は転落死を遂げていたのだ―――最終話(10話)へ続く。

<感想>

「スペシャリスト」の連続ドラマ版、その第9話です。

おおっ、前回の感想で予想したことが的中しているじゃないですか!!
これに関してはかなり嬉しかったりして。
とはいえ、大きなサプライズもありました。

何と言っても、「我々」最大の被害者である宅間こそが「我々」が最も追い求めた人材だったとは!!
これはサプライズでした。
その「我々」が生んだ宅間により「我々」が追い詰められることになるとは皮肉と言えそうです。
とはいえ、「我々」はかなり広範囲に及んでおり、既に水面下に隠れている様子。
これは次のシリーズがあれば残党とかの登場がありそうだなぁ。

また、高倉も元メンバーだったことが明らかに。
これについては宅間もボードに高倉と武藤を同じ箇所に貼っていたから既に知っていた様子。
高倉は元メンバーだからこそ宅間への贖罪として彼を救おうとしたんだな。

そして、公昭の生存。
もしかすると公昭は高倉と同じように後悔から「我々」に反発しこれと暗闘を繰り広げており、娘を巻き込まないように死を偽装していたのかもしれないな。
ただ、公昭生存により、3年前の奈津美の罪が消滅することになったのはどうなのだろう……。

さらに「殺人トーナメント」の主催者「小池」と参加者「桂子」。
この2人「こいけ」と「けいこ」でアナグラムになっていますね。
ちなみに、残った桂子を抹殺し優勝者となる筈だったとの小池の計画。
でも、毒殺の小池が撲殺の桂子に勝てたかは微妙だなぁ。
また、もし勝ったとすると桂子殺害犯が必要となるから、奇しくも桂子が逮捕された結末こそ小池にとっては良かったのではないか。

そんな小池の転落死ですが、あれは宅間が追い込んだからよりは小池自身が選んだもののようにも見えます。
もしかして、宅間を罠に嵌めたのか?
それとも、これは特に深い意味は無いのだろうか?

これまたちなみに「殺人トーナメント」と聞いて「探偵Xからの挑戦状!」を思い出したり。
懐かしいなぁ……今は「謎解きLIVE」もありますが「探偵Xからの挑戦状!」も復活して欲しい。

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そして、いよいよ宅間が「我々」の黒幕と対決する模様。
順当に考えれば白川こそが最も疑わしい。
だからこそ、公昭も姿を隠していたのだろうし。

だが、此処に来て急に野方が怪しく見えて来たような気が……。
8話でわざわざ本物の菅を取調室から逃がしているし。
小池の意図を知りつつ、利用したのかも。
今回も松原を通じて公昭生存に気付かせているし。
それでいて美術館へ向かうメンバー内には居ない。
まさに宅間と付かず離れずの存在であることを示しているようにも見えますが……。
もちろん、単に「我々」炙り出しを図る滝道の部下の可能性も捨てきれないが果たして!?
ただ、以前に日暮さんを疑ってしまい「スペシャリスト3」で「ごめんなさい」したことがあるだけに、これについては自信が無いなぁ……。

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でもって、佐神の存在感が良かったですね。
「平行線だ」のくだりでは「金田一少年の事件簿」の高遠を思い出しました。
まさに主人公のライバルに相応しい。

さぁ、次回は最終回。
宅間は、姉小路は、美也子は、どうなるのか!?
要注目です!!

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2016年03月10日

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」9話「資産家殺害!犯人は家政婦か娘か?」(3月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」9話「資産家殺害!犯人は家政婦か娘か?」(3月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

資産家の長井(久保晶)の家に強盗が入り、長井は死亡。彼の身の回りの世話を長年担当してきた家政婦の晴子(斉藤由貴)も怪我を負った。部屋から金庫が盗まれていたことから、天涯孤独だった長井の資産を狙う何者かによる犯行の線で捜査が進む中、長井の娘を名乗る女・優香(新妻聖子)が現れる。雪乃(檀れい)たちヒガンバナの面々は、遺産にしか興味のない“ゲス女”の優香と、いかにも胡散臭そうな弁護士の道重道重(山中聡)を疑うが、2人の捜査は一課が行うことに。
一方、謙人(DAIGO)は渚(堀北真希)の行きつけの定食屋でバイトしながら渚の父・悟が亡くなった20年前の事件について調査することを決意。取材を進めていく中で、神藤(佐野史郎)やすみれ(大地真央)、警視副総監の久米(寺泉憲)ら、悟の当時の同僚が事件に関わっているのではないかと疑っていた。
優香のDNA鑑定が進む中、晴子の証言で作られた似顔絵が道重に似ていたことから、一課の捜査は急展開。しかし、晴子が所属する人材派遣会社の社長で警察OBの海原(ダンカン)に会いに行った渚は、かつて父の同僚だった彼の中に渦巻いている“悪意”を敏感に感じ取る。
同じ頃、突然自殺した先輩刑事の死因についての調査を北条(平山浩行)に依頼していた雪乃は、妻を亡くした彼が借金をしてまで世話になっていた“家政婦”に貢いでいたことを知り、晴子への疑いを深めていた…。
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

捜査七課に所属する渚は高い共感能力を用いて被害者とシンクロすることが出来る刑事である。

そんな渚たちが今回担当した事件は「資産家・長井殺人事件」。
資産家で知られる長井宅に強盗が入り、手提げ金庫を奪うと長井を殺害し逃亡したのだ。
長井を介護していた家政婦の晴子によれば「犯人はマスクの男」だそうだが……。

現場を訪れた渚は「お前なんて家族じゃない!!」との声を拾う。

一方、雪乃は先輩である神部刑事が死亡したことを知る。
何でも自殺なのだそうだが……。

矢先、長井殺害事件に新展開が訪れる。
彼の娘を名乗る優香なる女性が現れたのだ。
長井は天涯孤独な身の上であり、優香の申し出が正しければ彼女が遺産の全てを相続することになる。
優香の弁護士・道重は「彼女こそ正当後継者」と訴えるが。

「ヒガンバナ」メンバーは遺産のことしか口にしない優香に猛反発。
その罪を暴いてやろうと、長井と優香のDNA鑑定に乗り出す。

その頃、謙人は20年前に起こった渚の父・来宮悟の死について再調査を行っていた。
狩野の犯行とされたソレだが、どうにも不審な点が多いことに気付いたのだ。
すると、当時に悟が勤務していた大森南署に神藤やすみれらが在籍していたことが判明。
さらに、警視副総監の久米までもが名を連ねていた。
いわば、事件関係者が悉く大出世を遂げていたのである。

晴子から何の感情も読み取れなかった渚は彼女を調べることに。
晴子が所属する人材派遣会社の社長・海原は人懐こい笑顔を浮かべる中年男性で元大森南署の警官であった。
神藤らとも親しく悟とも面識があったと語る彼に、渚は悪意を見て取ることに。

矢先、神部が家政婦として出入りしていた晴子に貢いでいたことが判明。
神部はこれを苦にして自殺したらしい。

さらに、晴子の証言により道重が強盗犯として連行される。
しかも、道重の共犯として優香までもが容疑の対象に。
一課が取調に乗り出し、捜査を外される「ヒガンバナ」であったが。

直後、DNA鑑定の結果から優香と長井が親娘であることが明らかとなる。
つまり、優香が長井を殺害する動機が存在しないのだ。

特別縁故者として晴子にも遺産相続の権利があることを知った渚は晴子への疑いを深める。
こうして、晴子と海原を調べ始めることに。
調べられていることに気付いた海原は何やら連絡を……。

翌日、神藤により「ヒガンバナ」メンバーへの監視が開始。
さらに、久米から「ヒガンバナ」廃止の提案書が提出されてしまう。
「ヒガンバナ」は解体の危機に曝されたのだ。

同じ頃、謙人は大森南署に裏金疑惑があったことを突き止めていた。
これには当時のすみれや海原が関与していたとのことだが―――最終話(10話)へ続く。

<感想>

「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル」が遂に連続ドラマ化!!
その名も「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」、その9話です。

ヒガンバナの前に最大の敵が立ち塞がることに。
それは「絶対悪女・晴子」と「20年前の事件の真相」であり「彼らの上層部」であった。

晴子は海原と共謀し、標的から金銭を奪っていたのでしょう。
この標的となったのが神部や長井だったのか。
だとすれば、他にも被害者は居そうだなぁ。

そして、だいぶ20年前の事件の真相が見えて来ましたね。
おそらく、当時の大森南署の署長であった久米や神藤が裏金工作を行っており、すみれや海原もこれに関与していた。
その事実を悟が突き止め、告発しようとしていた為に彼らにより殺害されたものか。
直接の実行犯は海原であり、だからこそ弱味を握られた久米は海原を保護せざるを得ないと言ったところか。
でもって、海原の犯行を謙人によるものと誤解した狩野が庇ったとかかな。

ただ、すみれはわざわざ「ヒガンバナ」メンバーに渚を加えているし、悟排除に対して罪の意識を持っている様子。
また、「ヒガンバナ」創設はすみれの悲願だった筈。
だからこそ神藤らに協力していたのに、これが廃止となれば裏切るだろうなぁ。

海原と晴子は久米らの庇護があるから手出し出来ない状態なので、この庇護が失われれば渚たちが逮捕出来る。
だとすれば、すみれが相討ち覚悟で20年前の真相を公開し久米と神藤を失脚させる流れになりそうかな。
これに謙人らも協力するといったところになりそうな予感。

ちなみに、檀れいさん演ずる雪乃が「神部さん」と口にしたときに「神戸さん」と空耳してしまったのは秘密です。
「神戸」と聞いて、檀れいさんのご主人である及川光博さん演ずる「神戸尊」が思い浮かぶのは「相棒」ファンの性でしょうか。

相棒season8 10話「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた、幻の茶器の謎 東京〜京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」(1月1日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

そう言えば、渚のシンクロ能力は事件解決よりも事件捜査に先入観を与えて混乱させることの方が多い(今回の「お前なんて家族じゃない」=「家族の犯行」とのミスリードとか)ような気がするなぁ。
ミスリードに繋げる為なのだろうけど違和感が残る……。

とはいえ、いよいよ次回は最終回。
次回も要注目です!!

◆関連過去記事
「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」1話「殺害現場に残る真実の声」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」2話「誘拐犯の謎の指令…!真の目的とは」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」3話(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」4話「愛の悲劇…女性科学者が謎の爆死!」(2月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」5話「嫉妬と羨望…天才バレリーナの悲劇」(2月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」6話「明かされる秘密!父を殺した男の謎」(2月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」7話「宿命の2人…明かされる衝撃の真実」(2月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課」8話「仲間が逮捕!?殺された暴行犯の謎」(3月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【2016年1月】日本テレビ系「ヒガンバナ」が連続ドラマ化されるとのこと!!

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