2016年04月14日

水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織を壊滅せよ!決死のガサ入れ…死体の口に残された真珠!?組織犯罪対策課=ソタイと捜査一課が火花を散らす!」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織を壊滅せよ!決死のガサ入れ…死体の口に残された真珠!?組織犯罪対策課=ソタイと捜査一課が火花を散らす!」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

六本木署の組織犯罪対策課=ソタイの警部補・二本松進(遠藤憲一)は、危険ドラッグの密売組織を見つけ出し、上司・作田豊松(平泉成)の命令でドラッグ製造工場に突入。製造物が何か知らずに働いていたパート職員らは確保するも、組織を取り仕切っていた勝野豪(辞本直樹)には、あと少しのところで逃げられてしまう。そんな中、二本松と相棒の比屋根真里(とよた真帆)が署に戻り報告をしていると、勝野が仲間の運転で逃げた際に乗っていた車が乗り捨てられているとの一報が入る。二本松らが現場で車の点検を始めると、トランクには“半グレ”風の男の死体が…。危険ドラッグを二本松らソタイが追う一方で、殺人に関しては原恵(かたせ梨乃)警視ら警視庁捜査一課が担当することになる。

トランクから見つかった遺体は、元暴走族のサブリーダーで過去に数々の抗争事件を起こすも逮捕歴はゼロという吉岡勇哉(平田雄也)と判明。吉岡の遺体発見現場でこっそりとあるレシートを拾っていた二本松は、原警視には報告せず、勝野と吉岡が六本木の中華料理店に頻繁に出入りしていることを掴む。その店が何らかの形で事件に関与していると睨んだ二本松はさっそく店を訪れるが、オーナーからは有力な情報は得られない。一方、吉岡の遺体の口の中に真珠が1粒入っているのを確認していた恵は、死者の口に真珠を入れる風習のある中国系の人物が事件に絡んでいると推理していた。

防犯カメラの映像から、勝野の逃走車両を運転していた男・加藤忠雄(浅見小四郎)の居所が発覚。加藤は、工場で作った製品を六本木の事務所に車で運搬する役目を担う男だった。すぐに二本松と真里が加藤の元へ向かって家宅捜索当日のことを尋ねるが、勝野も加藤も、吉岡殺しには関与していないという。しかも吉岡の遺体を発見した時、勝野は「次は自分かもしれない」と怯えていたらしい。二本松と恵が、それぞれの捜査で各々の真相に迫ろうと奮闘する中、東京湾に浮かぶ勝野の遺体が見つかる…。

狐と狸の化かし合い!?
遠藤憲一VSかたせ梨乃!
警察内部での熾烈な駆け引きに勝つのはどっちだ!!
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

二本松進は六本木署の組織犯罪対策課・通称ソタイに所属している。
ソタイとは「凶悪・多様化する国際犯罪組織や暴力団が関与する事件を迅速に摘発する」為に設置された部署で強盗・暴行・架空請求などの犯罪を繰り返すグループ“半グレ”の撲滅が任務である。

そんなある日、二本松は相棒の比屋根真里と共に危険ドラッグ・フェアリーショット密売組織の摘発に参加。
其処は小さな工場となっており、パート職員らによってまるで正規商品のように管理・製造・出荷されていた。

現場を抑えた二本松はパートリーダーの田村幸子、パートの岡本和美、同じく深野仁美らを逮捕。
だが、工場の責任者と思われる勝野豪、吉岡勇哉、その運転手・加藤忠雄を逃がしてしまう。

数時間後、勝野たちが逃亡に用いた車が発見。
とはいえ、中身は空であった。
いや、正確には「生きた人間は乗っていなかった」とするべきであろう。
なんと、トランクには吉岡の他殺体が残されていたのである。

二本松が見たところ、吉岡は何者かに撲殺されたらしい。
さらに、二本松は落ちていた「鳳凰城」のレシートを拾う。

一方、殺人事件に発展したことから、捜査一課による捜査が開始。
管理官・原恵警視のもと捜査本部が立ち上げられた。

恵によれば、吉岡は狡猾な人物。
数々の事件の背後に居ることが知られながら、直接的な関与を避けることで逮捕されたことが無いのだそうだ。
例えば、5年前の抗争事件や3年前の中学生傷害事件への関与も囁かれていたと言う。

二本松は恵にレシートの件を伏せ、独自の捜査を開始。
ところが、恵もまた「吉岡の口から白真珠が検出された」との情報を二本松に伏せてしまう。

二本松は「鳳凰城」にて「龍明琳」なる料理店の名を聞き出すことに成功。
其処は呉永漢が経営する本格料理店、工夫を凝らした餃子で有名であった。

同じ頃、恵は柿ピーを口に運び閃きを求めていた。
実は、恵は煎餅を食べると事件の真相に近付くことが出来る特性の持ち主だったのだ。
柿ピーを食べた恵は凶器の形状から、現場付近に置かれていた消火器が用いられたと看破する。
つまり、吉岡は現場から逃亡後に殺害されたのではなく、現場で殺害され運ばれたのだ。
勝野たちが車で逃亡した時点で、既にトランクの中で遺体となっていたものと思われた。

矢先、二本松は加藤忠雄の確保に成功する。
加藤によれば前夜に見かけたのが吉岡の最後だったそうで、逃亡中も姿を現さない吉岡に不審を抱いた勝野が携帯に連絡を入れたところトランクで死亡していたとの供述を引き出す。
まさに恵の推測通りであった。

しかも、吉岡の死を知った勝野は恐怖を覚えていたそうである。
どうやら、勝野と吉岡の背後には黒幕が居たのだが、これを裏切ろうとしていたようだ。
勝野は吉岡の死を黒幕による裏切りへの制裁と考えたようだ。

直後、当の勝野が死体で発見されてしまう。
暴行の痕跡も見受けられ、明らかな他殺であった。

さらに、勝野の胃の内容物が「龍明琳」の餃子と合致。
二本松は呉永漢こそが黒幕と考え、素行を調べ彼が鉄工所に出入りしていることを突き止める。

密かに鉄工所を調査したところ、勝野の血痕を発見。
此処が殺害現場であると確信する。

その頃、恵も同様の結論に至っていた。
一足先に逮捕に動こうとする恵だが、二本松の上司・作田豊松の説得により思い留まる。
過去、恵は作田の相棒であり命を助けられた恩義があったのだ。

こうして、二本松主導で鉄工所の捜査が行われ呉永漢やドクター清水らが逮捕された。
しかし、呉や清水らは「フェアリーショット製造」と「勝野殺害」については認めるが「吉岡殺害」については否認する。

逮捕されていたパートたちが不起訴となり釈放された。
これを見送る二本松はある1人に違和感を抱く。

数日後、和美が取調を受けていた。
3年前、吉岡は中学生傷害暴行事件を起こさせた。
被害者は意識不明の重傷を負い、以降入院先で眠り続けていた。
当時、自身に従わない中学生を吉岡が見せしめに暴行したのであったが、この被害者こそ和美の息子だったのだ。

しかも、和美は普段から白真珠のブレスレッドを身に着けていた。
ところが、吉岡死亡を境に和美の腕からブレスレッドが消えていたのである。
そして、吉岡の口からは白真珠が検出されている。

そう、吉岡殺害犯は和美だったのだ。

和美は息子の仇が吉岡であることを突き止め、これに近付くべく工場にパートとして潜入した。
そしてあの夜、吉岡に謝罪を要求したが拒否されてしまい逆上。
遂には、これを殺害してしまったのだ。

こうして和美は逮捕されることとなった。
これにより、和美は未だ眠り続ける息子と引き離されてしまうことに。
二本松たちは自身の行動が和美逮捕に繋がったことに複雑な想いを隠せない。

一方、呉の背後に女帝・黄なる黒幕の存在が明らかに。
呉の供述で黒幕に迫ることが出来ると思われていたが……。

「お前には家族がいることを忘れるな」
そう伝えられた呉。

その夜、呉永漢は自殺を遂げてしまうのであった。
未だ明かされない闇は限りなく深い―――エンド。

<感想>

新シリーズ「ソタイ 組織犯罪対策課」第2弾。
原作なし、オリジナル作品です。

では、ドラマの感想を。

前回に引き続き、今回もまさかの黒幕側が勝利者に。
そう言えば前回だと大河原を口封じした真の黒幕が居ましたが、今回の女帝とは別人なのだろうか。

そして、真面目に見えてもところどころにかなりネタを放り込んで来てました。
「恵の煎餅設定」に、まさかの「ドクター清水」などはその最たる物でしょう。

キャストとしては前回に引き続き二本松役の遠藤憲一さん、味があって良かったですね。
他にも真里を演ずるとよた真帆さんのアクションも良し。
今回も全体的にインパクトのある作品でした。

ちなみに「組織犯罪対策課」をテーマに取り上げる作品と言えば『アウトバーン』や本城雅人先生『ジーノ 渋谷署組織犯罪対策課刑事』などがありますね。
興味のある方はチェックすべし!!

土曜プレミアム「アウトバーン〜マル暴の女刑事・八神瑛子〜米倉涼子主演最新作 大人気ミステリー小説ドラマ化!連続殺人犯VS手段選ばない美しき一匹狼!裏には哀しき過去…驚愕の黒幕は(〜組織犯罪対策課 八神瑛子〜)」(8月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「組織犯罪対策課 八神瑛子シリーズ(アウトバーン、アウトクラッシュ、アウトサイダー)」(深町秋生著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

◆関連過去記事
水曜ミステリー9「ソタイ 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! 大追跡…拳銃密売!緊迫のガサ入れ!死体の足首に五彩色の紐?犯罪都市“六本木”の治安を守る強面刑事」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

二本松進:遠藤憲一
比屋根真里:とよた真帆
作田豊松:平泉成
岡本和美:古村比呂
黒澤久志:岡田浩暉
深野仁美:中島ひろ子
清水義幸:吉見一豊
田村幸子:芦川よしみ
呉永漢:三浦誠己
原恵:かたせ梨乃
麗麗淡:Sharo
港刑事:斉藤悠
柏原聡:浪花ゆうじ
西岡善継:日向とめ吉
木田警部:本郷壮二郎 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


「ジーノ 渋谷署組織犯罪対策課刑事」です!!
ジーノ 渋谷署組織犯罪対策課刑事



キンドル版「[まとめ買い] 組織犯罪対策課 八神瑛子(幻冬舎文庫)」です!!
[まとめ買い] 組織犯罪対策課 八神瑛子(幻冬舎文庫)

2016年04月13日

月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30 月曜名作劇場第一弾は窓際シリーズ最新作!文科省から極秘文書を持ち出したのは親友の息子だった!そこに現れる謎の調査官。巨大競技場建設に隠された陰謀とは?!」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30 月曜名作劇場第一弾は窓際シリーズ最新作!文科省から極秘文書を持ち出したのは親友の息子だった!そこに現れる謎の調査官。巨大競技場建設に隠された陰謀とは?!」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

世田谷南税務署の窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれている。もともとは国税局の査察課長という要職にあったのだが、ある事件の捜査中に部下を死なせてしまい、その責任を問われてヒラの税務署員に大左遷されたのだった。しかし、太郎にはもうひとつの顔があった。難事件があれば命を受けて悪を懲らしめる、陰の税務調査官なのだ。
太郎の勤務する世田谷南税務署に東京国税局の特別監察官・木島華子(内山理名)が業務を監督しにやって来た。表向きは世田谷南税務署の徴収率が非常に悪いため、という理由だが実は上司の酒井(近藤芳正)の命で太郎を探るためだった。酒井によると、10日ほど前に巨大競技場建設に関する極秘文書を持ち出した文科省職員・庄田周作(土田卓)が不審な転落死をし、文書は行方不明のまま。その極秘文書には華子が不正を暴こうと追っている民自党の大物代議士・殿山一郎(渡辺哲)の不正の証拠が記載されているとみられ、殿山も必死に文書の行方を探しているという。酒井は、極秘文書は周作の父・克之(山本圭)の手に渡っているのでは、と言うのだ。太郎と克之は大学時代の同期。克之が太郎を頼る可能性は十分にあるのだ……。
ある日、太郎は警察から克之が怪我をしたという連絡を受ける。息子・周作から極秘文書の入ったUSBを受け取っていた克之は、その内容を見て殿山に殺されたのだと確信、一人復讐を誓っていた。迷惑をかけまいと太郎にも何も告げなかった克之だが殿山の魔の手は伸びており、その様子に不自然さを感じた太郎はかつての上司・森村(北村総一朗)に極秘文書について調べて欲しいと依頼する。その文書には、オリンピック開催に沸く東京で計画された巨大競技場建設にまつわる政治家の不正が隠されていた……。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

世田谷南税務署の窓辺太郎にはもう1つの顔があった。
元国税局査察部長・森村の密命を受けて悪を懲らしめる陰の税務調査官だったのだ。
しかし、この秘密を知る者は少ない……。

そんなある日、世田谷南税務署に東京国税局から特別監察官の木島華子がやって来た。
現局長の酒井初男の懐刀として知られる凄腕の来訪に戦々恐々する島崎たち。

此の予感は的中、華子は徴収率を改善させると宣言するや大ナタを振るい島崎や冬美を震え上がらせる。
しかし、華子の狙いは別にあった。

遡ること10日ほど前、文部科学省職員・庄田周作が不審死を遂げていたのである。
実は庄田はある不正を告発しようと資料を持ち出し、口封じに殺害された疑いがあったのである。

その不正とは、オリンピックに向けて建設が続けられる巨大競技場のこと。
この建設に代議士の殿山一郎が携わっており、周作が持ち出した資料は殿山、ヤマネコーポレーション、織部建設ら三者の不正を裏付ける証拠となるらしい。

ところが、危険を察した周作は資料を父である庄田克之に渡していたのだ。
窓辺と庄田は大学時代の同窓生、其処で窓辺を監視するべく華子が派遣されたのである。

その頃、窓辺はと言えば母・トメと暮らす実家について問題が発生し困り果てていた。
先代の地主が病死し、これを相続した中島から立ち退くよう要求されたのだ。
何とかしようと奔走する窓辺だが……。

そんな中、窓辺を訪ねて庄田がやって来た。
もちろん、周作の件について相談する為だ。
だが、いざ窓辺の姿を目にした庄田は何も言い出せなくなってしまう。

実は庄田は周作から渡された資料により殿山の不正を知ると同時に、周作が彼に口封じされたことにも気付いた。
其処で弔い合戦とばかりに周作と行動を共にしていたジャーナリストの神谷らに協力を依頼したのだがこれを拒否され孤立無援の状況であった。
だからこそ旧知の窓辺を頼ったのだが、今更ながら巻き込むことを怖れたのである。

窓辺と別れた庄田だが、直後に殿山の部下から襲撃を受け入院することに。
事此処に居たり、窓辺も庄田の様子に気付いた。
さらに華子から事態を聞き出した窓辺は元上司・森村に助けを求める。
森村の情報網に期待したのだ。

ところが、此の間に庄田が殺害されてしまった。
間違いなく殿山の仕業である。

死の直前、庄田から託された資料を手に入れた窓辺。
其処には殿山の目的が隠されていた。

殿山は競技場建設を名目に大規模な用地買収を敢行。
しかし、敢えて競技場の問題点を挙げることで規模を縮小させる。
これにより不必要となった用地を織部建設の高層マンション建設に充てることで利益を得ようと目論んだのだ。

さらに森村から殿山の背後に「鎌倉の老人」なる大物が控えていることを知らされる。
どうやら、影の黒幕は彼らしい。

一方、窓辺を監視する内に彼の人柄に感化されて行った華子は尊敬するように。
こうして、華子も協力し打倒・殿山へと動き出すのだが……。

殿山は強大であった。
酒井に圧力をかける一方で、華子を襲撃させたのだ。
刺された華子は入院することに。

これに窓辺は激怒。
酒井を説得し協力を要請しつつ、森村の力を借りて強制査察に乗り出す。

対抗するは殿山の部下たち。
だが、窓辺の一撃に次々と沈んで行く。
庄田から託された資料が奏功したこともあって、殿山は罪を問われることとなった。

数日後、鎌倉の老人は殿山の失脚を知り憤慨していた。
窓辺への敵意を露にする彼だが……。

当の窓辺家では立ち退きが不要となったことに胸を撫で下ろしていた。
窓辺が中島の相続について相談に乗り信頼を勝ち取った為である。

一方、華子は今回の事件を経て鹿児島へ異動することとなった。
奇しくも窓辺と似たような異動を経験することとなった華子はより窓辺に親近感を抱いたそうである―――エンド。

<感想>

「税務調査官 窓際太郎の事件簿」シリーズ30作目。
前回(第29回)は2015年7月20日の放送なので、ほぼ9ヶ月ぶりの新作です。
前回のネタバレ批評(レビュー)については過去記事リンクをどうぞ!!

では、ドラマの感想から。

移動しながらの視聴となりました。
飛び飛びではありますが大筋は把握出来ていると思います。

そんな中での感想となりますが、何と言っても今回は「鎌倉の老人」の存在が大きいですね。
初期の小山田のようにシリーズを繋げる悪役となるのでしょうか。
ちなみに「鎌倉の老人」、どうやら政界ではなく財界の要人のようにも思えますが……。
また「鎌倉の老人」と聞き、『スケバン刑事』の「信楽老」を思い出しました。

そして、今回も森村、薫、トメ、秋男らが登場しほぼフルレギュラー状態でした。
こうなると夏子が居ないのが惜しいなぁ……。

さて、「鎌倉の老人」の登場で余程のことが無い限りシリーズ次回は約束されたか。
これは次回も楽しみです!!

◆関連過去記事
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<キャスト>

窓辺太郎:小林稔侍
椿 薫:麻生祐未
島崎春男:渡辺いっけい
矢田秋男:出川哲朗
北島冬美:小林千晴
酒井初男:近藤芳正
森村真一郎:北村総一朗
窓辺トメ:野村昭子
木島華子:内山理名
庄田克之:山本 圭
殿山一郎:渡辺 哲
庄田周作:土田 卓
永沢幹夫:木原勝利
神谷 昇:稲荷卓央
老人:藤木 孝
鉄工所の社長:ビートきよし ほか
(公式HPより、敬称略)


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2016年04月10日

土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(17)医師&検事〜2つの顔を持つ女! イケメン医師は女医に殺される!?エレベーターが嫌いな女の瞬間移動トリック…超音波で風邪をひく密室の謎!」(4月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(17)医師&検事〜2つの顔を持つ女! イケメン医師は女医に殺される!?エレベーターが嫌いな女の瞬間移動トリック…超音波で風邪をひく密室の謎!」(4月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

東京地検の朝日奈耀子(眞野あずさ)は、医師免許を持つ異色の女検事。よき相棒である検察事務官・大山聡(内藤剛志)らとともに連日、多くの事件を担当している。
耀子の検事室に、外科医・長澤結衣(平愛梨)が殺人容疑で送致されてきた。結衣には、同じ総合病院で働いていた婚約者の外科医・片岡高史(比留間由哲)をビル屋上から突き落として殺害した容疑がかけられていた。目撃者によると、高史が転落した直後、ビル屋上に結衣の姿があり、その後、結衣はあわてて1階まで降りてきて、懸命に高史の救命処置をしていたという。
結衣は耀子の取り調べに対し、結婚延期について話し合うため、ビルの屋上に行ったことまでは認めたが、「到着したとき彼は屋上にはおらず、すでに転落した後だった」と主張。だが高史殺害については、否定も肯定もせずに、黙秘を貫く。また、事件現場に落ちていた“NAGASAWA”のネーム入り万年筆を耀子から見せられると、結衣は激しく動揺をみせた。

医師の仕事に情熱を傾けてきた結衣が、結婚延期を切り出されたからと言って、婚約者を殺害するとは思えない…。そう考えた耀子は、大山と捜査を開始。事件現場の防犯カメラを確認すると、結衣がビル屋上から1階に降りてきたとき、なぜか頭部を手で押さえ、足をふらつかせながら歩いていたことがわかった。結衣と高史が勤務していた病院の院長・小笠原毅(石丸謙二郎)によると、現場に落ちていた万年筆は、医師だった結衣の亡父・秀夫(新田純一)が使っていたものだった。だが耀子が秀夫の死について尋ねると、小笠原をはじめとした病院関係者は一様に口をつぐむ。
耀子の説得を受け、ようやく重い口を開いた結衣の母・紀子(前田美波里)によれば、秀夫は15年前、看護師の奥寺久美(中村綾)にセクハラをした疑いをかけられ、それを苦に服毒自殺を図ったという。

結衣の取り調べを再開した耀子は、呼びかけに応答しない結衣の様子に不審を覚え、精密検査を指示する。結衣は「医師免許を持っているだけの人に何がわかるんですか!」と、医師の道を捨てて検事になった耀子に反発するが、検査の結果、彼女が隠していた驚愕の“秘密”が明らかになって…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)

我らが朝日奈耀子は医師免許を持つ異色の女検事である。
検察事務官・大山聡と共に多くの事件の真相解明に日夜戦っている。

そんな耀子が今回担当した事件は片岡高史殺害事件。
片岡は総合病院で働く外科医で同僚の長澤結衣と婚約していた。
だが、ビルの屋上から何者かに突き落とされたのだ。

この被疑者とされたのが結衣であった。
目撃者によれば片岡の遺体を発見した直後にビルを見上げたところ屋上に結衣の姿を目撃したらしい。
さらに、現場付近から「NAGASAWA」とのネーム入り万年筆が発見されていた。

しかし、耀子は結衣のキャリアを目にし人を殺す人間では無いと判断する。
結衣の中に人の命を大切にする医師の心を見たのだ。
現に、結衣は目撃された直後にエレベーターで片岡のもとへ駆け付け救命措置を取っていたらしい。

また、結衣自身も犯行を否定する。

耀子は結衣の無実を立証するべく捜査を開始。
現場の防犯カメラ映像を目にした耀子はエレベーターから降りた結衣が眩暈に襲われていることに注目する。

一方、結衣たちが勤務していた病院の理事長・小笠原毅により、万年筆が結衣の亡き父・長澤秀夫の所持品と判明。
秀夫は小笠原と同期の医師でライバルだったらしい。

秀夫について調べ始めた耀子たちは秀夫の妻で結衣の母であり、地方で診療所を経営する紀子を訪れる。
結衣との仲はあまり芳しくないと語る紀子によれば、秀夫の死は自殺だったのだそうだ。
何でも、15年前に看護師・奥寺久美にセクハラした疑いをかけられた直後にマブカニウムで謎の中毒死を遂げたらしい。
だが、結衣は秀夫のセクハラ事件を信じず、真相を解明しようと小笠原のもとで働いていたようである。
例の万年筆は紀子が所持していたソレを結衣の夫になる片岡に贈った物であった。

其処へ日高真が訪ねて来た。
日高は古くからの長澤一家の知り合いだそうで、今も親しく出入りしているのだそうだ。

矢先、奥寺久美が数日前に死亡していたことが判明する。
しかも、片岡の患者であった。
立ち会った関係者によれば、片岡はその場にあった写真を目にして驚いていたのだそうだ。

その写真は15年前に小笠原と久美が密会していた物。
其処から小笠原が久美と共謀しライバルである長澤を罠に嵌めたことは容易に想像出来た。
どうやら、片岡も同様の発想に至ったらしく個人的に15年前の事件を調べていたようだ。
ところが、肝心の写真は何処に消えたのか不明であった。

並行して結衣の取調べを行う耀子は彼女の様子から突発性難聴を患っていることに気付く。
エレベーターから降りた直後に眩暈を覚えていたのはこの為だったのだ。

ある可能性に気付いた耀子は犯行現場の階段を調べて確証を得る。
階段の手すりには結衣の指紋がべったりと付着していた。
つまり、突発性難聴を患っていた結衣は眩暈を怖れて屋上へ向かう際に階段を用いたのだ。
結衣がビルに入った姿は防犯カメラ映像に残されていた。
其処から計算した結果、犯行時刻に屋上へ結衣が辿り着くことは不可能と確認されたのである。
おそらく、犯人が片岡殺害後に入替るように結衣が到着したと思われた。

こうして、結衣は釈放されることに。
耀子は小笠原に疑惑の目を向ける。

しかし、小笠原には行きつけのクラブに勤めるホステス・香織と衣料品店で買い物をしていたとアリバイを主張。
これを調べた耀子は香織のアリバイは確認出来たが小笠原のソレは確認出来ないことに気付く。
ショッピングをしていたのは香織だけだったのだ。

同じ頃、香織は小笠原と揉めていた。
発端は小笠原と久美が密会していた写真である。
写真は片岡の手を経て小笠原のもとにあったのだ。
それ目にした香織が小笠原に詰め寄ったのである。
香織にはある過去があった……。

その翌日、自宅に居た小笠原がマブカニウムで毒殺されてしまう。
現場では業務用の加湿器が稼働していた。

この容疑が結衣へと向かうことに。
小笠原の殺害当日、父の死の真相を探るべく結衣が訪問していたのである。

その数日後、小笠原宅の捜査に加わっていた面々が咳と高熱に悩まされる事態が発生。
調べたところ、業務用加湿器が原因となったレジオネラ症であることが分かる。

一方、マブカニウムの出処が判明。
これは紀子の診療所から盗まれた物であった。
結衣を疑う紀子は彼女を庇おうとする。

耀子は結衣を信じていることを明かし、真実を問い質す。
そんな耀子の態度に紀子も彼女を信頼、紀子も結衣も犯行に関与していないと訴える。
さらに、香織の写真を目にした紀子は15年前に出会ったことがあると述べる。
15年前、長澤の葬儀の席に香織が現れ「人殺し!!」と叫んでいたのだそうだ。

香織の過去を調べたところ、15年前に恋人を失っていたことが判明。
香織の恋人は病気を患っており、長澤が主治医として手術を行う予定であった。
ところが、長澤が自殺してしまったことで手術を受けられず急死してしまったのだ。
もしも、香織が長澤の死に小笠原が関わっていることを知れば……。

こうして香織の犯行が疑われるが、直後に香織の遺体が発見される。
小笠原と同じマブカニウムによる毒殺であった。

紀子でもなく結衣でもなくマブカニウムを手に入れる為に診療所に出入り出来るほど親しい人物こそが犯人に違いないと考えた耀子はある人物を呼び出す。

呼び出されたのは日高であった。
真犯人は日高だったのだ。
耀子は日高からレジオネラ症が検出されたことから、小笠原殺害現場に居たと指摘する。

日高は全てを語り出した。

15年前、長澤に押されていた小笠原は日高に愚痴を零した。
これを聞いた日高は報酬と引き換えに小笠原殺害を提案することに。
焦っていた小笠原はこれに乗った。

こうして、小笠原が久美と図り長澤を罠に嵌めた。
謂れの無い批判を受けた傷心の長澤を日高が慰めるふりをしてマブカニウムで毒殺したのだ。

ところが15年後に片岡が真相に気付いた。
其処で小笠原が香織をアリバイ証人にしてこれを抹殺した。

しかし、今度は香織が真相に気付き訴えようとし始めた。
困った小笠原は日高を頼ることに。
だが、日高は小笠原を口封じすることに決めた。

其処で小笠原には香織殺害を奨める一方で香織にも小笠原殺害を奨めたのだ。
日高は小笠原にマブカニウムを渡し香織の飲み物に混入するよう指示、香織には隙を見てコップを入替えるように指示をした。
香織が日高の言葉に従ったところ、小笠原は自身の盛ったマブカニウムで死亡してしまったである。

もちろん、香織殺害も日高の犯行だ。
香織は小笠原の死に怯えていた。
其処で日高が口封じを目論んだのだ。

これを聞いた耀子は「絶対に許さない!!」と叫ぶ。

翌日、結衣は小笠原が父の仇だと知り殺意を覚えてしまったことを恥じ、医師を辞めようと決意していた。
しかし、耀子に説得され思い留まる。
結衣は紀子の診療所で働くこととなった―――エンド。

<感想>

「検事・朝日奈耀子シリーズ」第17弾。
シリーズ前作などについては感想の後に過去記事がありますね、興味のある方はどうぞ!!

ちなみに「2つの顔を持つ検事」と聞いて思い出されるのは「バットマン」の「トゥーフェイス」だったります。

そんな本作、前回は鎌田の為のドラマとなっていましたが、今作は果たして!?

では、ドラマの感想を!!

残念と言うか当然と言うか鎌田は登場しませんでしたね。
実はほんのちょっとだけ再登場を期待していたのになぁ……。
そして、今回は鎌田ほどのインパクトはありませんでした。
ちょっと寂しい。

でもって、今回も前回と同じ感染症が決め手に用いられましたね。
とはいえ、前回が「人から人」だったのに対し、今回は「物から人」ではありました。
思わぬ感染により接点が生まれ犯行が露見する点などは米澤穂信先生『満願』(新潮社刊)収録のある短編を思い出すことに。

『満願』(米澤穂信著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

そして此処に主張しておきましょう。
「大事です、体調管理」と。

そうそう、今回の耀子の医師らしさを活かしたポイントは「突発性難聴」と「レジオネラ症」でした。
ただ、耀子の場合は検事よりも医療訴訟専門弁護士の方がその手腕を奮えなくもない気がするなぁ……。
医療に精通しているワケだから技能をより活かせそうだ。

ちなみに、マブカニウムは実在していません。
同じテレビ朝日系「最強のふたり」にも登場していましたが架空の薬品です。

そして、石丸謙二郎さんやっぱり声が良いなぁ……小笠原の偽遺書を読み上げるモノローグシーンは「世界の車窓から」を思い起こさせる時間でした。

それにしても、香織が犯人の方が意外だったなぁ……巡り巡って日高になっちゃったから結果として予想通りでした。
香織が容疑者として浮上した際には「えっ、嘘……」と思わず絶句するほどのサプライズだったのに。

これまたちなみに、結衣が無実とされた階段の指紋の件は事前に手すりに指紋を付けておいてエレベーターを使用すれば犯行可能な気がする。

いろいろ語りましたが、次回に期待です!!

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<キャスト>

朝日奈耀子:眞野あずさ
大山 聡:内藤剛志
宮崎礼子:大島さと子
長澤結衣:平 愛梨
長澤紀子:前田美波里
小笠原毅:石丸謙二郎
日高 真:大和田獏
北原香織:小沢真珠
片岡高史:比留間由哲
長澤秀夫:新田純一 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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