2016年04月09日

金曜プレミアム「松本清張スペシャル かげろう絵図 大奥に暗躍する巨悪に立ち向かう女の密命は大奥粛正!愛する男のために命をかける!」(4月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレミアム「松本清張スペシャル かげろう絵図 大奥に暗躍する巨悪に立ち向かう女の密命は大奥粛正!愛する男のために命をかける!」(4月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

江戸時代後期、江戸城“大奥”の支配をもくろむ巨悪の腐敗に迫るため、毒々しくも華やかな大奥に身ひとつで潜入することとなったヒロイン、縫(ぬい)。お墨付きを巡る抗争、策略に満ちたし烈な争い。点と点がつながったその時、明かされる真実…。果たしてお世継ぎはどうなるのか!?  
養父を突然の死で失った縫(米倉涼子)。思いを寄せる従兄弟の島田新之助(山本耕史)は刀を捨て医学を学ぶという。後見人である脇坂安薫(竹中直人)に見送られ、2人は別々の道を歩むことに。  
5年後、十一代将軍・徳川家斉(津川雅彦)は晩年もなお実権を握っていた。側室・お美代の方(中村優子)の後ろ盾である中野石翁(國村隼)は次の将軍を定めるお墨付きを家斉に書かせるべく策を弄していた。  
一方、お登美と名乗って大奥へ潜入していた縫はお美代の方に気に入られ昇進。やがて縫は感応寺の僧侶たちと佐島(高畑淳子)ら中臈たちの密通を突き止める。縫が危険を顧みずに潜入捜査を引き受けたのは新之助のため。政権が正され、また侍として表舞台に出て欲しい…。現在の新之助は闇医者となって富本節の師匠・豊春(夏川結衣)という女性の元に身を寄せていた。  
ある日、家斉が倒れ、それを利用した中野石翁はお墨付きを手に入れる。そこには次期将軍は前田犬千代と記されていた。後継者争いはこれで決着がついてしまうのか!?縫、新之助、豊春、3人の恋の行方は…?
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

時は江戸時代後期、徳川家斉の治世。
武家の娘・縫は幼くして父親を失うこととなった。
縫の父が家斉の腹心にして時の権力者であった中野石翁に抵抗した為である。
父を亡くした縫は親しかった旗本・島田家に引き取られ、嫡男・新之助と共に育つことになった。
何時しか縫は新之助に恋心を抱くように。

それから十数年……だが、悲劇は止まらない。
島田家もまた石翁に反発し改易の憂き目にあったのである。

こうして、縫と新之助は反石翁の急先鋒・脇坂安薫のもとに身を寄せることとなった。
失意の新之助は医学を志し長崎へ。
残された縫は新之助の為に島田家復興を目指し、脇坂の指示のもと登美を名乗り大奥へと上がる。

大奥では家斉の正妻・寔子と愛妾・お美代の方の対立が激化していた。
このお美代の方こそ石翁派の重鎮であり、彼の力の一端だったのだ。
脇坂は大奥とお美代の方の腐敗を暴くことで石翁にダメージを与えようと目論んでいたのである。

さらに数年が経過した。
大奥内の争いはさらに激化していた。
お美代の方よりも若いお多喜の方が台頭していたのだ。
しかも、お多喜の方は懐妊していた。
まさに我が世の春である。
これに対し、寔子とお多喜の方は苦い想いを抱きつつも手を出せずに居た。

そんなある日、句会が催されることとなった。
意気揚々とお多喜の方が参加する中、1人の腰元が差し出した踏み台に足を滑らせ転倒し流産してしまう。
この事件により、お多喜の方は家斉の寵愛を失った。
再び、お美代の方が優勢となったのだ。

これには裏があった。
腰元が用意した踏み台に蝋燭が塗られていたのだ。
もちろん、腰元が仕組んだことである。
そして、この腰元こそ縫であった。
お美代の方の懐に飛び込むべく、その敵であるお多喜の方を葬ったのだ。

お美代の方は縫を褒めそやし自身の派閥に迎える。
縫が仕えることとなったのは佐島と並んでお美代の方を支える大奥中臈・菊川であった。

だが、菊川には大きな秘密があった。
実は石翁の腹心・奥村大膳と関係し懐妊していたのだ。

この事実を知るのは宿下がりの折に診立てを許した町医者・良庵のみ。
そして、この良庵こそ医者になった新之助だったのである。
江戸へ戻って来た新之助は脇坂と連絡を取りながら、富本節の師匠で恋人でもある豊春と2人で暮らしていたのだ。
脇坂からこの事実を知らされた縫はショックを受けながらも、新之助が戻ったことを喜ぶ。

そんな中、縫が家斉の眼に止まり夜のお役目を申し付けられてしまう。
新之助のことを想いながら従う縫であったが、直前に家斉が倒れて有耶無耶に。
なんと、家斉は卒中を患ってしまったのである。

この事態に慌てたのは石翁一派だ。
彼らの権勢は家斉のもとに成り立っている。
庇護者である家斉を失えば彼らもタダでは済まない。
此処に石翁は家斉から後継者についてのお墨付きを得ようと目論む。
石翁は自身が影響力を奮える家斉の孫・前田犬千代を後継指名させようと考えたのである。
石翁の意を得た側近らにより、家斉はお墨付きを残すこととなった。

同じ頃、菊川は大膳との子供を産む為に石翁に助けを求める。
これに応じるかに見えた石翁であったが、大膳に命じ菊川を謀殺してしまった。
大膳自身も菊川を愛していなかったのだ。

このスキャンダルが致命傷になることを怖れた石翁は良庵殺害を命じる。
こうして新之助は石翁に捕らえられることに。

しかし、新之助は一枚上手であった。
密かに脱出すると、逆に石翁らがお墨付きを手に入れていることに気付き脇坂にこれを教える。
また、当事者となった新之助も脇坂に協力を約束する。

その頃、菊川付きから更なる出世を遂げていた縫は大奥内の噂から佐島が僧・日祥と深い仲であることを突き止めていた。
縫はこれを利用し石翁打倒に繋げようと目論む。

その数日後、殺害された菊川の遺体が発見された。
新之助と会うべく宿下がりしていた縫がこれを目撃し、新之助と共に豊春もこの事実を知ることに。

実は菊川は豊春の生き別れの妹であった。
復讐を誓った豊春も新之助たちの仲間に加わることに。
豊春はおこんを名乗り、石翁に女中として近付く。

一方、 縫を不測の事態が襲う。
なんと、情報を得るべく近付いた日祥に言い寄られてしまったのだ。
これを利用した縫は佐島の恋文を要求する。

同じ頃、豊春は石翁からお墨付きの隠し場所を教えられる。
深夜、密かに盗み出そうとする豊春だが全て石翁の罠であった。
豊春は石翁の右目を刺して逃げ出すことに。

しかし、追っ手となった大膳とその部下に囲まれてしまう。
だが、駆け付けた新之助により追っ手は全滅。
さらに、大膳自身は妹の仇として豊春に殺害されることとなった。

結果、お墨付きの入手に失敗した脇坂は縫側に期待を寄せる。

当の縫は日祥から佐島の恋文を手に入れることに成功。
しかし、佐島に日祥に近付いたことを知られてしまう。

数日後、江戸を去る豊春の姿があった。
新之助の立身出世を願った豊春は足手まといにならぬよう後を縫に託したのだ。

だが、当の縫はこれ以上ない窮地にあった。
嫉妬に駆られた佐島が縫を乗り物部屋に押し込め、数人がかりで襲っていたのである。
数刻後、静まり返った乗り物部屋から遺体が発見されることとなった……。

さらに数日後、事態は急変する。
容態が急変した家斉が此の世を去ったのだ。
こうなると重要視されるのはお墨付きである。
縫が命懸けで手に入れた佐島の恋文ももはや意味がなくなっていた。

この事態に、脇坂と共に反石翁派を率いる水野忠邦は焦りを募らせていた。
そんな水野に新之助がある献策を行う。
それには、縫が見聞きした大奥の内情が大きく関与していた。

翌日、石翁派が一斉にお役御免とされた。
なんと、お墨付きが偽物とされたのだ。
正妻である寔子が水野と手を結び、お墨付きを否定したのである。
これにより、お墨付きは効力を失ってしまった。
それどころか「偽のお墨付きにより権力を手にしようとした」と罪を問われたのである。

お美代の方も追われるように大奥を去ることとなった。
1年後、石翁は病死を遂げることとなる。

こうして水野忠邦が次なる時代を担うこととなった。
新之助も島田家復興を成し遂げた。
しかし、新之助の心には冷たい風が吹いていた。
其処には縫が居ないからである。
だが、新之助は1つだけ大きな思い違いをしていた。

ある日、新之助の前に1人の女性が現れる―――縫だ。

縫は生きていたのである。
乗り物部屋で死亡したのは佐島であった。
縫は死亡した演技でやり過ごすと脇坂に匿われていたのだ。

新之助は縫と共に新時代を生きることを誓う―――エンド。

<感想>

原作は松本清張先生『かげろう絵図』(文藝春秋社刊)。
原作『かげろう絵図』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『かげろう絵図』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

タイトル『かげろう絵図』の意味ですが「権勢も一時の幻に過ぎぬ」とのもの。
ドラマ版だと「石翁一派の権勢」に限定されていましたが、原作だと次の3つを対象としたものでした。

1.新之助たちの活躍以外のところで決着がついてしまったことの無為を示したもの。
2.あれほど隆盛を誇った石翁たちの権勢が幻のようにあっさりと潰えたこと。
3.同じく権勢を引き継いだ水野忠邦もまたあっさりとその座を追われることになったこと。

此の点、ドラマ版だと「勧善懲悪」のカラーを強めて、縫や新之助たちを活躍させる為に「敵役の石翁一派」にのみ適用された気がします。

それにしてもサプライズは縫の生存か。
これは本当に意外でした。
かなり大幅なアレンジだと言えそうです。

また、脇坂も生存することに。
つまり、主人公サイドの登場人物が誰1人として死亡していません。
これも「勧善懲悪」もののアレンジだったからこそかもしれません。

他にも大筋こそ原作からであるものの、人物が置き換えられていたシーンなどが多かったですね。
新之助と良庵を1つのキャラにまとめたり、石翁が片目を奪われる役になっていたり。

とはいえ、上下巻に渡る長編を上手く翻案していたように思います。

さて、次週(2016年4月15日)ですが、同じフジテレビ系にて『一年半待て』が放送予定。
こちらは長編である『かげろう絵図』とは逆に短編のドラマ化となっています。
果たしてどうアレンジされるのか、注目すべし!!

『一年半待て』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)

<キャスト>

米倉涼子
山本耕史
夏川結衣
國村隼
竹中直人
津川雅彦
白石加代子
高畑淳子
木下ほうか
中村優子
富永沙織
木村祐一
宇梶剛士
金子昇
西田健
石橋保 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

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2016年04月03日

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル10 狙われた社長令嬢・誘拐犯が殺された!25年前の料亭女将殺人と接点が?遺体の爪に、半透明の謎の残留物?飛沫痕が犯人を暴く」(4月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル10 狙われた社長令嬢・誘拐犯が殺された!25年前の料亭女将殺人と接点が?遺体の爪に、半透明の謎の残留物?飛沫痕が犯人を暴く」(4月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

ある日、京都南署の鑑識係・円城寺りつ子(田中美里)は、困った様子で署の入り口に佇む男性に気づく。声をかけると、彼はカフェ経営者の今井亮太(河相我聞)と名乗り、アルバイトの女子大生・宇佐見衿香(仁村紗和)が2日前から無断欠勤しているため、警察に相談にやって来たと話す。 衿香の実家に電話したところ、父親らしき男性は「娘は旅行に出かけている」と応答したが、彼女がひとり暮らしをしているマンションの玄関ドアに血がついていたと、亮太は訴える。
本来、家族からの届け出がなければ捜査に乗り出すことはできないが、気になったりつ子は同僚の常盤康介(長谷川朝晴)と共に、衿香のマンションへ。しかし、検査の結果、ドアに付着していたのは血液ではないとわかる。
ひとまず事件性なしと判断したりつ子は、亮太のカフェを訪ねて現状を報告。だが、そこで彼の妻・ひかり(遠藤久美子)から意外な事実を聞く。実は25年前、ひかりの父は志賀鑑識主任(小林稔侍)によって誤認逮捕されたというのだ。志賀が捜査一課の刑事として最後に担当した殺人事件で、志賀は状況証拠のみでひかりの父を逮捕。自白に追い込もうとしたが、新たに見つかった証拠品から無実が判明したという。責任を感じた志賀は刑事の職を辞し、鑑識係として生きる道を選んだらしい。そして、事件は未解決のまま10年前、時効を迎えていた…。

そんな中、橋のたもとで身元不明の男性の変死体が発見される。顔面がひどく腫れあがっていたが、致命傷は頸部の刺創で、別の場所で殺され遺棄されたものと見られた。しかも遺体の下から衿香のスマートフォンが見つかり、りつ子たちは騒然。すぐに大山刑事(東幹久)が衿香の実家を訪ねたが、彼女の父で健康食品会社の社長である宇佐見武(石橋保)は、やはり娘は旅行中だと主張する。ところが、りつ子たちが携帯電話のメールを復元したところ、薄暗い室内に監禁された衿香の写真が見つかったのだ…!
玉木刑事課長(黒田福美)は、衿香が遺体の男らに誘拐されたものとにらみ、彼女を救うため早急に殺害現場を特定するよう指示。りつ子は最新式3Dプリンターを使って、刺創痕を元に凶器を復元。被害者がダーツの矢で刺殺されたことを突き止める。また、着衣にビリヤード用のチョークが付着していたことも発覚し、殺害場所がビリヤード場であることを明らかにするが…!?
はたして、りつ子は衿香の居場所を捜し当て、無事救出することができるのか…!?その矢先、殺された男は、志賀が刑事を辞めるきっかけとなった殺人事件の関係者・戸倉大介(佐伯新)と判明!一連の事件は25年前の迷宮入り事件とどう繋がっているのか、事件は混迷の度合いを深めていって…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

円城寺りつ子は京都南署の鑑識官。
上司である志賀主任と共に鑑識課員として様々な事件解決に貢献して来た。
そんなりつ子が手掛けることとなった新たな事件とは……。

ある日、りつ子はカフェ経営者・今井亮太から相談を受けた。
内容は今井が店で雇い入れているアルバイトの女子大生・宇佐見衿香のことだ。
何でも衿香が2日前から姿を消してしまったのだそうである。
気になった今井が宇佐見家へ確認したところ、父親である宇佐見武が出て来て「娘は旅行中だ」とにべもなく追い払われたと言う。
だが、今井は衿香のマンションのドアに血痕らしきものを目撃したと主張。
何かある筈なので調べて欲しいと訴える。

しかし、家族の届け出が無ければ捜査は出来ない。
りつ子はこれを断ろうとするのだが、今井を見た志賀の様子から依頼を引き受けることに。
今井も志賀も何やら動揺したのである。
りつ子は捜査を口実にその理由を突き止めようと考える。

その日の午後、衿香のマンションを調べたりつ子は血痕が食紅であることに気付く。
今井のカフェに結果を報告に訪れたりつ子は、彼の妻・ひかりを紹介され志賀との意外な因縁を教えられる。

25年前、ひかりの父・山口が当時刑事であった志賀に誤認逮捕されていたのだ。
その事件は料亭の女将・原田ひろ子が預かっていた裏金が奪われ、ひろ子が殺害されたとのもの。
この容疑者として山口が取調を受け、冤罪であったにも関わらず社会的に批判を浴び1年後に病死していた。
この件を後悔した志賀は刑事の職を辞し鑑識係に異動したのである。
言わば、ひかりにとって志賀は間接的に父を死に追いやった仇だったのである。

矢先、身元不明の男性死体が発見された。
どうやら激しく暴行されたらしく、顔が原型を留めないほどに殴打されていた。
りつ子は凶器の形状からビリヤードのキューで乱打し、ダーツで刺殺したと結論付ける。
かなり凶暴な犯行である。

ところが、この被害者の所持品から衿香のスマートフォンが発見される。
意外な接点が生じたことから、衿香の行方が重要視されるように。
父で健康食品会社の社長を務める宇佐見とその妻・幸恵に確認が行われるが、彼らは一様に黙秘を貫く。

何かが起こっていると察したりつ子。
スマートフォンのメールを復元したところ、衿香が何者かに誘拐されていたことが判明する。
どうやら、殺害された被害者が衿香を誘拐し宇佐見を脅迫していたようだ。

一方、殺害された被害者が戸倉大介と判明し事態は急展開。
戸倉こそ25年前に逃げる犯人を目撃したと語った人物だったのだ。

直後、宇佐見が動き出した。
どうやら何者かに呼び出されたようだ。
考えられるのは衿香誘拐犯である。
これを尾行した大山刑事らは、宇佐見が衿香を保護した現場を抑えることに成功する。
やはり、衿香は誘拐されていたのだ。

衿香の証言で戸倉が誘拐犯だと確定。
戸倉死後に宇佐見に連絡を入れた人物が居たことから誘拐犯には共犯が居ると思われた。

ところが、此処で新事実が発覚。
なんと、25年前の被疑者とされた指紋と宇佐見の指紋が合致したのだ。
どうやら、宇佐見こそがひろ子を殺害し裏金を奪った犯人だったようである。

同じ頃、有名リポーターの藤堂陽子のもとに鈴木駿なる男性が現れる。
駿は陽子に25年前の犯人が宇佐見であると訴えると取材して欲しいと依頼する。
特ダネの匂いを嗅ぎ付けた陽子は調査に乗り出した。

矢先、鈴木駿こそが25年前の被害者・原田ひろ子の息子であることが明らかに。
戸倉の共犯者ではないかと見方が広まる。

さらに、衿子宅の食紅が今井によるものであることも判明。
これについて今井は妻・ひかりと駿が密会しており、何かを企んでいるのではないかと心配した為に行ったことと弁明する。
実はひかりと駿は幼馴染だったのである。
だが、ひかりはこれを否定する。

数日後、陽子が謎の転落死を遂げた。
現場に立ち会ったりつ子は他殺と判断。
その遺体の爪からワセリン、遺体の胸元からまつ毛を発見する。
どうやら、犯人の遺留品のようだ。
其処から突き止められた犯人とは!?

DNA鑑定の結果、宇佐見の妻・幸恵の犯行であることが明らかになった。
幸恵は保湿剤としてワセリンを常用していたのだ。
さらに、押収された靴から陽子の血痕が検出されたことで幸恵は犯行を認めることに。

この事実を知らされた駿は「そんな馬鹿な……」と激しく動揺する。

すべては駿の復讐計画であった。
駿は戸倉を操って宇佐見を追い込み戸倉を殺害させる予定であった。
仇である宇佐見を抹殺すると共に、過去に正しい証言を行わなかった戸倉にも復讐するつもりだったのだ。

ところが、戸倉は宇佐見ではなく幸恵を呼び出し身代金を受け取っていた。
この際、戸倉に危機感を抱いた幸恵がこれを殺害してしまったのだ。

さらに、駿は陽子をも操り宇佐見を追い込ませた。
もちろん、宇佐見に陽子を殺害させる為だ。
実は、陽子は容疑者とされた山口だけではなく被害者であるひろ子をも貶めるような報道を重ねていた。
結果として戸倉、陽子、宇佐見へ復讐しようと計画していたのである。

ところが、実際は全て幸恵による犯行であったことで目論見が外れたのだ。

だが、事此処に居たり25年前の事件についてクローズアップされることとなり、宇佐見は取調を受けることとなった。
これに宇佐見は罪を認める。
25年前の事件は宇佐見の犯行であった。

しかし、駿もまた衿香誘拐事件の首謀者として逮捕された。
彼はひかりの為にも山口の無実を証明しようとしていたらしい。

りつ子はひかりに志賀が如何に過去を後悔しているかを訴える。
ひかりは志賀を許し、店に来て欲しいと告げるのであった―――エンド。

<感想>

「京都南署鑑識ファイル」シリーズ10作目。
前作が2015年6月20日の放送だったので、ほぼ10ヶ月ぶりの新作となりました。
前作のネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事リンクをどうぞ!!

さて、今回の感想は。

結果として駿の復讐はこれ以上ないほど成功していたように思えます。
確かに宇佐見は過去の罪では裁かれないが、彼の大切な家族はもはや元には戻らないでしょう。
宇佐見の業が家族に仇為したとも言えそうです。
その為に、衿香は両親ともに殺人者になってしまいました。
おそらくひかりを遥かに上回る好奇の視線を集め、陽子を遥かに上回る熱心な攻勢をかけられるに違いありません。
アルバイト先である今井とひかり、特に同じ境遇を味わったひかりがどう行動するか……気になるところではあります。

そして戸倉殺害。
ビリヤードのキューで殴り、ダーツで刺す、かなり凶暴な犯行でしたね。
それだけ衿香を守りたいとの幸恵の気持ちが強かったのでしょう。
これを考えると、その最も大切であった衿香を襲う苦難に幸恵は耐えられるのでしょうか。

一時期は誘拐が衿香の自作自演ではないかと疑っていたのですが、衿香は真面目な娘さんのようです。
だとすれば、宇佐見にとってこれ以上ない罰になってしまうのかもしれません。

それにしても、陽子とひかりが階段の上で密会しているシーン。
翌朝、陽子の死体が階段下で見つかるんだろうなぁ……と確信してしまいました。
そう言えば、最近は22時跨ぎではなく22時30分跨ぎで第二の犯行が起きることが多いですね。
例えば2016年3月28日に放送された「浅見光彦シリーズ35 風のなかの櫻香」。
物語の盛り上がりを狙っているのかなぁ……。
撮影時期を考慮すると以前から想定されていたに違いなく、もしかすると今後はこの形式が増えて来るのかもしれません。

月曜ゴールデン「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ35 風のなかの櫻香 尼寺で育った櫻香を苦しめる逃れられられない定めとは?女の園を揺るがす連続殺人事件の謎を光彦が解き明かす。歴史ロマン漂う古都・奈良と三重県・志摩を舞台にお届けする」(3月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

とはいえ、本作では幸恵逮捕から逆算して物証を集める為に起こった事件のような気もします(その為にギリギリで犯行発生)。
あれがなければ幸恵にまで辿り着けなかったでしょう。
これを考えれば、此の点でも駿の行動は目的を果たしていたことになりますね。

シリーズ次回にも期待です!!

◆関連過去記事
土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル 京グルメ殺人事件〜最後の晩餐の謎!!直径15.5ミリ…滴下血痕が語る真実!!」(7月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル 華道家元連続殺人!!美女は青いバラの浴槽に浮かぶ!?月下美人の花粉が語る死体移動の謎…(華道家元殺人事件)」(8月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル 狙われた映画女優〜連続殺人の罠!!圧迫痕花粉、掌紋…科学捜査が暴く真犯人の秘密」(11月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル 氷上の連続殺人!!足跡痕24.5センチの犯人が狙う復讐のターゲット!!現場物証なし…移動する死体」(6月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル 仕組まれた医療ミス殺人の謎!!身長差10cmの犯人の完全犯罪!?指紋、飛沫痕、足跡痕で暴く美人姉妹の空白の5年間!!」(6月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

円城寺りつ子:田中美里
志賀隆造:小林稔侍
大山恭一:東 幹久
玉木ケイ子:黒田福美
今井ひかり:遠藤久美子
鈴木 駿:海東 健
藤堂陽子:田中美奈子
今井亮太:河相我聞
常盤康介:長谷川朝晴
久坂竜子:茅島成美 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


「体験王 鑑識捜査編」です!!
体験王 鑑識捜査編



「指紋分析キット」です!!
指紋分析キット



キンドル版「鑑識女子の葉山さん 1巻」です!!
鑑識女子の葉山さん 1巻

2016年03月31日

「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公園で発生した医師連続殺人…。かつてコンビを組んだ変わり者刑事・大塚と須田が事件の謎を追う」(3月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

静岡県沼津市で、医療セミナーが開催され、「光栄医療」販売部係長の小池邦彦と部下の岡村隆明は、最新医療機器のプレゼンを行なっていた。懇親会では、セミナーに参加していた大学附属病院の外科医師・住田友好などに話しかけるが、ほどなくして住田は急用で東京に戻ると会場を後にする。ところが翌日、住田は中伊豆の温泉旅館で遺体となって発見されることに…。

現場に到着したのは、静岡県警捜査一課の大塚京介(村上弘明)。気になることがあるとまわりが見えなくなる変わり者で、新人刑事・田村美咲(剛力彩芽)も振り回されているひとりだ。しかし浴槽の遺体を見た大塚は、左手首に1pに満たない創傷を発見し、殺害による失血死と断言。橈骨(とうこつ)動脈を切断しゆっくりと死んでいく残酷な殺し方を見抜く。また住田の遺留品から、“青柳刃治(あおやぎじんじ)”なる人物からの「あなたの秘密を知っている」と書かれた脅迫状が見つかり、さらに調べを進めるべく、独断で大塚は美咲と共に東京へ向かう。

その頃、東京・深大寺の公園でも殺人事件が起きていた。現場に駆け付けた警視庁捜査一課の刑事・須田浩平(陣内孝則)もまた、「お前がいると現場が荒れる」と言われるような変わり者刑事。だが現場を見た途端、残虐な殺害方法を瞬時に推理する。しかも被害者は、住田と同じ静岡の医療セミナーに出席していた「香原病院」院長の香原順治郎だった――。

10年前に犯人が東京から静岡へ逃げた事件でコンビを組んだが、変わり者同士、揃って捜査からはずされたという大塚と須田。二つの残忍な事件に関連性があると踏んだ二人は、お互い情報交換し合いながら事件を追うことに。

“住田の趣味が俳句”という手がかりから捜査を進める大塚のもとに浮かび上がった“萩原和江”という女性。“青柳刃治”の正体を突き止めるべく捜査する須田。
点と点が繋がっていく中で明らかになっていく真実!そこには、医師と医療機器メーカーの荒廃した癒着と、意外な愛憎関係のもつれがあった…!
(公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

大塚京介は捜査一課の刑事である。
後輩の新人刑事・田村美咲とコンビを組んでいる。

そんな大塚たちが担当したのは、外科医師・住田友好殺害事件。
住田は温泉旅館の浴槽で左手首から血を抜かれて失血死していた。
おそらく最期まで意識があったに違いない、生きながらにして死を感じる残忍な殺害方法である。

捜査に乗り出した大塚たちは前日に住田が「光栄医療」販売部係長・小池邦彦やその部下・岡村隆明から最新医療機器についてプレゼンテーションを受けていたことを知る。
しかし、途中で急用を訴えて退席していたらしい。
住田の同僚医師・黒崎守によれば、住田を恨む人物は思いつかないとのことだが……。

大塚は住田の遺留品から「青柳刃治」による「あなたの秘密を知っている」との脅迫状を発見。
もしや、住田は青柳に脅迫されていたのか!?
大塚は美咲と共に住田の交流関係を調べ始めた。

一方、警視庁捜査一課刑事・須田浩平もまたある事件の捜査を行っていた。
被害者は「香原病院」の院長・香原順治郎、香原もまた住田と同じく小池たちと接触していた。
しかも、香原もまた失血死による殺害だったのである。

奇妙な共通点に導かれるように捜査を続ける大塚と須田は再会する。
2人は過去にも同じ事件を追っていた間柄だったのである。
こうして、互いに情報交換を約束する大塚たち。

矢先、住田が俳句を趣味としていたことが判明。
この俳句を通じて萩原和枝なる女性と交流していたことが明らかに。

萩原家を訪ねた大塚たち。
すると、和枝は70代の女性であった。
車椅子で生活する長男・雄一やその妻・美奈子と同居していると言う和枝によれば嫁姑で犬猿の仲だそうだ。

念の為、大塚が和枝のアリバイを確認したところ、友人宅で遊ぶとタクシーで自宅まで帰ったと言う。
この際、雨の中で美奈子が傘を差して待っていたことが気に喰わないと主張する和枝だが。

その言動に妙な違和感を抱いた大塚は和枝の友人やタクシー運転手にアリバイを確認する。
だが、そのアリバイは鉄壁であった。

その頃、須田は香原の愛人・藤田芳江の存在を突き止めていた。
芳江は2年ほど前まで香原病院に勤務していた看護師。
当時から香原と愛人関係にあったのだが、ある晩も逢瀬の為に急患を断っていたところを妻に見咎められクビにされたと言う。
芳江によれば何者かが香原と彼女について調べていたのだそうだが……。

矢先、大塚たちは住田のPCから彼こそが「青柳」であったことを知る。
つまり「住田が何者かに脅迫されていた」のではなく「住田が何者かを脅迫していた」のだ。
その内容から黒崎が脅迫されていたことに気付く大塚。
どうやら黒崎は小池からリベートを受け取っており、住田に脅されていたようだ。
当然、秘密を知られた小池にも住田殺害の動機が発生することになる。

同じ頃、芳江を調べていた何者かを追っていた須田は防犯カメラ映像から小池と赤い髪の女に行き当たる。

こうして、住田と香原の殺害に小池の存在が浮かび上がった。
小池に接触した大塚は赤い髪の女の正体について問い質す。
これに小池は関与を否定、赤い髪の女もお気に入りのデリヘル嬢・ユリーだと応じるが。

その翌日、大塚は雄一の車椅子が「光栄医療」の物であることに気付く。
つまり、萩原家と小池にも接点が見えて来たのだ。

さらに、雄一が香原病院に通院していたことも明らかに。
どうやら2年前の香原と芳江の不倫について調べていたらしく、急患を断ったことについても聞き出していた。
ちなみに、その急患は断られた為に死亡してしまったらしい。
この死亡した急患こそ和枝の次男・萩原修二であった。

須田はと言えばユリーと接触し、小池の供述が虚偽であったことを突き止めた。
追い詰められたことを知った小池は逃亡する。

此処までの情報を教え合う大塚と須田。
2年前、修二はバイクで轢き逃げされ救急車で搬送された。
ところが、住田と香原に治療を拒否されていたのだ。
結果、修二は死亡してしまったのである。

事情を聞くべく和枝宅を訪れた大塚たちは其処で小池の遺体を発見する。
代わりに雄一と美奈子が消えてしまった。
大塚は何があったか和枝に尋ねるが……和枝は何も語ろうとしない。

調べを続けた大塚たちは修二に恋人が居たことを突き止める。
さらに、住田が治療拒否どころか修二に対し投薬ミスを行っていたことが判明。

和枝には香原と住田を殺害する動機がある。
だが、和枝にはアリバイがあった。
此処で小池がクローズアップされる。
小池は共犯者である赤い髪の女と共に香原と住田を殺害したのだろう。

それにしても、赤い髪の女はどうして其処まで復讐に協力したのか?

此処で浮かぶのが修二の恋人だ。
当時、修二の恋人は妊娠していたと言う。
だが、直後に流産していた。
修二の恋人は香原病院まで救急車に同乗していたのだが、治療を拒否した香原に突き飛ばされ流産していた。

その恋人こそ美奈子だったのである。
赤い髪の女の正体は美奈子であった。

では「雨の中で美奈子が傘を差して和枝を待っていた」とのタクシー運転手の供述はどうか?
そもそもタクシー運転手は美奈子を知らない。
しかも、雨の中で相手は傘を差しており、運転手は車の窓越しである。
本人かどうかなど確認しようが無い。
おそらく、その美奈子は雄一の変装だったのだ。

本来ならば家族の証言はアリバイとして採用されない。
だが、嫁姑間で不仲とされていた為に鵜呑みにしてしまったのだ。
雄一との結婚は偽装だった。
そして、小池の殺害はアクシデントであり既に復讐を果たしたとすれば……。

矢先、和枝が動き出した。
向かった先は山間の湖畔、其処には雄一と美奈子が待っていた。

自殺しようとする和枝。
これに雄一と美奈子も同行すると訴える。

しかし、大塚たちが駆け付けてこれを止めた。

小池を殺害したのは雄一であった。
小池は大金と共に美奈子を連れて逃亡しようと目論んでいた。
これを拒否した美奈子に小池が激昂し襲いかかった。
美奈子を助けようとした雄一が殺害してしまったのである。
事態を知った和枝が2人を逃がしたのであった。

生きて罪を償うように訴える大塚。
しかし、和枝は「住田と香原は修二のことを全く覚えていなかった」ことを理由に反省する必要は無いと叫ぶ。
だが、大塚は修二が復讐を望んでいなかったと諭すのであった。

こうして、和枝たちは逮捕された。
事件を解決した大塚と須田は再会を約して別れることに―――エンド。

<感想>

原作は松本清張先生の長編『喪失の儀礼』(新潮社刊)。
原作『喪失の儀礼』については過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『喪失の儀礼』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマの感想を。

公式HPのあらすじだと「萩原和枝」ではなく「萩原和江」表記になっていましたが、今回は原作に沿って「和枝」表記で統一しています。

さて、ドラマ版は原作に比べると大筋こそ同じですが細部に変更点がありますね。
とはいえ、全体的に改良だと思われます。
今回はアレンジを加えた甲斐があったと感じています。

特に大きな差異は萩原一家関連か。
萩原一家の内面が窺えるようになっていたのは大きかった。
原作ではあくまで大塚たちの考察段階に留まっているので。

また、美奈子が修二の子供を妊娠していたことにより動機が補強されていたことは良かったと思います。

それと、修二の事故相手を曖昧にして萩原一家の復讐が身勝手なモノとの印象を抱かせないようにしていた点も特筆すべきでしょう。
原作では修二の死は轢き逃げであり、相手が分からなかったので恨みの矛先が住田と香原に向かったことになっています。

そう言えば、原作では住田と香原ともに受入拒否したことが恨まれる理由でしたが、ドラマ版では住田の医療ミスも加えられていました。
これも上記と同じく萩原一家の復讐に正当性を持たせる為か。
それに伴い、小池殺害も計画的な犯行から衝動的な犯行に変更されていました。

また、復讐を果たした萩原一家が自殺ではなく逮捕になっていた点も重要でしょう。
原作ではそれぞれがそれぞれに自殺してしまうことで復讐の虚無感を強調していましたが、ドラマ版は全体的にマイルドにされていたと言えそうです。
それが今回は良い方向に働いていた印象です。

ちなみにラストシーン、日中から始まって再現を挟んだ直後に真っ暗になってましたね。
夜まで待ったのかなぁ……夜間である必然性ないもんなぁ。
アレが些か気になりました。

さて、他にも松本清張先生原作ドラマの情報が!!
フジテレビ系で『かげろう絵図』が2016年4月8日に放送予定。
さらに、同じくフジテレビ系にて『一年半待て』が2016年4月15日放送予定。
注目すべし!!

『一年半待て』(松本清張著、新潮社刊『張込み』収録)ネタバレ書評(レビュー)

松本清張先生『かげろう絵図』がフジテレビ系「金曜プレミアム」にて2016年4月8日に放送予定とのこと!!

<キャスト>

村上弘明:大塚京介
剛力彩芽:田村美咲
陣内孝則:須田浩平 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


◆松本清張先生関連過去記事
【小説】
「霧の旗」(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「書道教授」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「球形の荒野」(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『寒流』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『市長死す』(松本清張著、光文社刊『青春の彷徨』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『熱い空気』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『波の塔 上下』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『危険な斜面』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『疑惑』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ批評(レビュー)

『十万分の一の偶然』(松本清張著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『事故』(松本清張著、文芸春秋社刊『事故―別冊黒い画集1』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『留守宅の事件』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『黒い福音』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『小説 3億円事件 「米国保険会社内調査報告書」』(松本清張著、新潮社刊『水の肌』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『密宗律仙教』(松本清張著、文藝春秋社刊『証明』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『時間の習俗』(松本清張著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『強き蟻』(松本清張著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『坂道の家』(松本清張著、新潮社刊『黒い画集』収録)ネタバレ書評(レビュー)

『草』(松本清張著、新潮社刊『松本清張傑作選 暗闇に嗤うドクター』収録)ネタバレ書評(レビュー)

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「テレビ朝日開局55周年記念 松本清張二夜連続ドラマスペシャル“黒い福音” 国際線スチュワーデス殺人事件!昭和最大の未解決事件に挑む定年刑事&若手エリート刑事!!真犯人は誰か!?衝撃の結末」(1月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「フジテレビ開局55周年記念特別番組 松本清張ドラマスペシャル 時間の習俗 点と線の名刑事コンビ登場!相模湖畔で消えた女と福岡の変死体を結ぶ謎1000キロの距離と時間を超えた難事件…鉄壁のアリバイを崩せるか?真実はカメラが知っている」(4月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『強き蟻』 3年後に夫は死ぬ!10億円の財産狙う美貌の妻に群がる4人の男 屋根裏の情事に隠した殺人トリックと欲望!最後に生き残るのは」(7月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第一夜 坂道の家〜魔性の女が招く連続殺人の罠!美しい理容師に全財産を奪われた初老の男!!嫉妬と憎しみの殺意…浴室の氷のトリック(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 坂道の家)」(12月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張サスペンス 悪女の事件・第二夜 霧の旗 無実の弟の弁護を断った弁護士に対する復讐を描く傑作サスペンス!殺人の汚名を着せられたまま獄中で死亡した弟への悲しみが、1人の女を悪女へと変貌させる!(松本清張二夜連続ドラマスペシャル 霧の旗)」(12月07日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張ドラマSP『黒い画集−草−』 清張医療サスペンスの傑作!大病院の闇…不倫、失踪、医療ミス そして雨の夜に3件の連続殺人…白い巨塔に隠された驚愕の陰謀」(3月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「月曜ゴールデン特別企画 松本清張サスペンス 影の地帯 大学教授失踪!?森に消える白い家・幻の黒髪の美女は敵か味方か…湖に捨てられた木箱の謎?蛍の里山に渦巻く悲しき欲と業」(7月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張特別企画 共犯者 夫を殺して!報酬は5000万円…整形手術で成功を手にした女社長が堕ちた罠!!福岡から東京へ…封印した過去から迫る謎の脅迫者!傑作清張サスペンス」(9月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第一夜 地方紙を買う女〜作家・杉本隆治の推理 金沢の地方紙で連載している推理小説を、東京の女性から購読したいという依頼があったことを聞き、疑念を抱くことから始まる傑作ミステリー!」(3月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「松本清張二夜連続ドラマスペシャル 第二夜 黒い樹海 唯一の肉親である姉を事故で亡くした新聞記者・祥子。その事故に隠された姉の嘘と秘密とは…。松本清張の傑作が再び甦る!!」(3月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
・『眼の壁』から出題がありました。
「ミステリーキューブ 名作ミステリーを凝縮▽華麗なトリックを見破り密室から脱出せよ!▽松本清張が仕掛けたわなに挑戦だ」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【特報】松本清張先生、未収録短編発見さる!!その名も『女に憑かれた男』!!

【2015年】松本清張先生『女に憑かれた男』に続く未収録短編作品見つかる!!その名は『渓流』とのこと!!

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