2010年08月27日

「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第9話(8月5日分)ネタバレ批評(レビュー)

ガンガンONLINEにて連載中の「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第9話(8月5日分)ネタバレ批評(レビュー)です。

実は管理人は「湖岸の盲点」ゲーム版を知りません。
なので初「湖岸の盲点」になります。
既知の方にとって不要な情報や、変な情報を盛り込むかもしれませんが笑って許して下さいね。

登場人物一覧:

・小此木 鶯太郎(おこのぎ おうたろう)
男性。「湖岸の盲点」主人公。
捜査一課警部補。コミックでは若い古畑っぽい。

・芦国 暁人(あしくに あきひと)
男性。ペンション綾淵亭管理人。
加害者。
加々美湖をこよなく愛する人物、それゆえに殺人を犯すことに……。

・犬塚伊作(いぬづか いさく)
男性。犬塚リゾート開発社長。
被害者。

・宇山うらら(うやま うらら)
女性。魚田スポーツクラブインストラクター。
芦国に興味がある様子。本編にどう関わるのか?

1、2、3、4、5&6、7、8話はカテゴリかタグ「湖岸の盲点」よりどうぞ。
では、本編を……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(前回まで)
第1話:犬塚殺害計画の下準備を終えた芦国。
第2話:ついに計画を実行し、犬塚を殺害する―――。
第3話:そこへやって来た刑事・小此木鶯太郎、芦国と対峙する。
第4話:小此木VS芦国(1)
第5話:小此木VS芦国(2)
第6話:小此木VS芦国(3)
第7話:小此木VS芦国(4)
第8話:小此木VS芦国(5)

第9話「糸口」

重要そうな所だけ箇条書きで。

今回新規で出された情報はこちら。

@うららより「芦国は加々美湖を本気で愛しておりゴミを許さない人」情報。
A解剖結果「犬塚はでろでろに酔っ払っていた」。
B懐中電灯からは芦国の指紋のみ検出。
C犬塚の荷物から無くなっている物は無い。犬塚はペンションまで途中どこにも立ち寄っていない。
Dペンションと倉庫には誰も隠れていた形跡なし。

ここで、小此木の「そういうことでしたか」発言。

ペンションの鍵や傘、足跡、芦国の前後左右する言動の4つを除き、芦国が犯した6つのミスを指摘せよ!!―――解決編の10話に続く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ついに問題編が出揃いました!!
1話によれば指摘されるべき芦国のミスは6つ。
9話は全26ページ。広告2ページ含んでます。

攻略法としては、今回箇条書きにてまとめた事実を利用して6つのミスを指摘するべきかな〜〜〜と思っています。
そこで8話までにまとめた謎と今回提示された情報を重ねてミスの候補を考えてみました。

ここから、管理人の推理です!!

注意!!


◆確実にミスと思われるもの。

@加々美湖を愛し、少しのゴミも許さない芦国が車のガソリンを放置していたこと。(芦国がもっとも忌み嫌う筈)
今回(9話)でのうららとの会話により確定!!

A地図を失くした釣り人の足跡が残って居たにもかかわらず、時系列的にそれよりも後に起こった地図を拾った筈の芦国の足跡がない。
これは芦国が湖をカヌーで移動していたことを示す。

B場所を説明されていないのにもかかわらず、芦国は犬塚の足跡がどこにあったか案内できた(犯人しか知りえない情報)。

C犬塚が懐中電灯を使った筈(暗い倉庫からボートを出した)なのにペンション内に存在するすべての懐中電灯が揃っていたこと。
また懐中電灯に犬塚の指紋が残っていないこと。
(2話で芦国は加々美湖に懐中電灯が沈んだ設定にしていたが8話でその設定を失念してしまっている。本来は「あれ、一本懐中電灯が足りないなぁ」と惚けるべきだった。苦しいが仮に犬塚が使用後に返却したとするならば今度は指紋が出なければならない。いずれにしても状況と矛盾する)

これらに加え、もう2つほどはっきりしないが怪しいポイントを。

・犬塚の荷物について

“本来あるべき物が無い”または“本来無くなっておくべきものがある”のどちらかか。
考えられるのは“携帯があるが充電器がない”こと、あるいは“犬塚が常備薬を飲む際に使用した筈の水がない”ことが関係ある?
ミスに繋がりそう。

・小此木が倉庫の指紋について執拗に興味を抱いていた

この点も気になる。
ペンション内に別人が介入する余地がないことが芦国の工作を浮かび上がらせるとすると“本来、???であってはならないものが、???になっている”とかか。
こちらもミスに繋がりそう。

たぶん、これで6つのミスになるのかなぁ。
もうひとつ、ミスでは無さそうだが気になるポイントも。

◆解釈次第でミスともとれなくもない(かなり苦しい)ミス。
@でろでろに酔っ払い冷静な判断力を失っている筈の犬塚がライフジャケットを持ち出したこと。

普段の癖とも解釈可能。

Aでろでろに酔っ払った犬塚がライフジャケットを倉庫から持ち出したにも関わらず着ていなかった。(着ないのならば持ち出さない筈、実際1話では着用していた)

酔っていた為ともいえるが……
酔っていたのならば持ち出さない筈。
持ちだしたのならば普段の癖で身に付けた筈―――@と背反関係か?

確実にミスと云いきれるのは4箇所程度。
思ったより少ない……。
9月2日(木)の全話公開であと2箇所のミスを発見できるか挑戦だ!!

そして―――ついに、ついに問題編完結。
次々回(10月7日)からは解答編に突入します。
楽しみですね〜〜〜。

次回は9月2日(木)更新予定。問題編全話掲載です!!
皆さんも推理をお忘れなく!!

◆関連各サイト様はこちら(外部サイトに繋がります)。
・安楽椅子犯人さん公式HPです。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

・安楽椅子犯人さん公式ブログです。
http://d.hatena.ne.jp/anrakuisu_hannin/20100204/1265292895

・漫画「湖岸の盲点」が連載されているガンガンONLINEさんです。
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/

盲点と云えばこちらも盲点。「ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉」です!!
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2010年07月06日

「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第8話(7月1日分)ネタバレ批評(レビュー)

ガンガンONLINEにて連載中の「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第8話(7月1日分)ネタバレ批評(レビュー)です。

実は管理人は「湖岸の盲点」ゲーム版を知りません。
なので初「湖岸の盲点」になります。
既知の方にとって不要な情報や、変な情報を盛り込むかもしれませんが笑って許して下さいね。

登場人物一覧:

・小此木 鶯太郎(おこのぎ おうたろう)
男性。「湖岸の盲点」主人公。
捜査一課警部補。コミックでは若い古畑っぽい。

・芦国 暁人(あしくに あきひと)
男性。ペンション綾淵亭管理人。
加害者。
加々美湖をこよなく愛する人物、それゆえに殺人を犯すことに……。

・犬塚伊作(いぬづか いさく)
男性。犬塚リゾート開発社長。
被害者。

・宇山うらら(うやま うらら)
女性。魚田スポーツクラブインストラクター。
芦国に興味がある様子。本編にどう関わるのか?

1、2、3、4、5&6、7話はカテゴリかタグ「湖岸の盲点」よりどうぞ。
では、本編を……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(前回まで)
第1話:犬塚殺害計画の下準備を終えた芦国。
第2話:ついに計画を実行し、犬塚を殺害する―――。
第3話:そこへやって来た刑事・小此木鶯太郎、芦国と対峙する。
第4話:小此木VS芦国(1)
第5話:小此木VS芦国(2)
第6話:小此木VS芦国(3)
第7話:小此木VS芦国(4)

第8話「確信」

小此木とのやりとりを通じて疑心暗鬼に陥る芦国だったがそのまま事情聴取は終了。
一段落がつき安心していたところで、小此木から懐中電灯を貸して欲しいと頼まれる。
新たな罠かと警戒する芦国を尻目に平然とした様子の小此木は注文を付け加える。

「あるだけ懐中電灯が欲しい」と依頼された芦国。
小此木の意図を推測した結果、狙いは懐中電灯についたと思われる犬塚の指紋ではないかと考える。
それならば、何のことは無い。
犬塚が懐中電灯を使用した事実など存在しない以上渡しても問題ないと判断。
ペンションに存在した2本、すべての懐中電灯をそれと伝えた上で小此木に預ける。
その場を去る小此木。

小此木を改めて敵と認識した芦国は憎悪を向け悪しざまに罵るが、そこに当の小此木が戻って来る。
気まずい空気の中、芦国にお湯をわけて貰う小此木。

今度こそ本当にその場を立ち去った小此木は現場にいた鑑識課員と話を。
それによれば、小此木は犬塚の死亡を事故ではなく殺人と断定していること。
ペンションから湖までの足跡は偽造であると考えていることを明かし、協力を願う。

その際に足跡の偽装は完璧であり、そこから芦国の犯行を立証することは難しいこと。
偽装された足跡は桟橋の上とガソリンの上にのみ残っていたことも発覚。
犬塚がボートを出したと見られる倉庫内の指紋も扉付近の物は雨で流されているが庫内で残された物については最新の指紋はすべて犬塚の物であり不審な点は見当たらないことも判明。

そして―――ついに呼び出していたインストラクター・宇山うららと出会う―――9話に続く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1話によれば指摘されるべき芦国のミスは6つ。
8話は全28ページ。広告3ページ含んでます。

今回、芦国が大きなミスをやらかしましたね。
2話で自身があれだけ警戒していたにも関わらず、懐中電灯の件をミスしてしまいました。
やはり、小此木の人柄に振り回されたところが大きいのでしょうか……。

ここから、管理人の推理です!!

注意!!


続々出て来ているので一旦整理しましょう。ミスは以下の通り。
ちなみに作中で指摘済みのものについてはラインで消してます。

◆確実にミスと思われるもの。

@加々美湖を愛し、少しのゴミも許さない芦国が車のガソリンを放置していたこと。(芦国がもっとも忌み嫌う筈)
7話で小此木が口にしなかったが注目していたのでコレはアリ。

A酔っ払っている筈の犬塚が普段の足取りでカヌー置き場まで歩いていたこと。(芦国は普段の犬塚の足取りを真似たため)
6話にて指摘。8話でも指摘

B芦国が犯行後、ペンション帰宅時に内側から鍵をかけてしまったこと。(犬塚外出後に誰かが内側から鍵をかけたことになってしまう。これは、外に居る人物を締め出したことに他ならない。つまり、鍵をかけた人物は先に外に出た人物が帰宅しないことを知っていたことになる)
4話にて指摘

C地図を失くした釣り人の足跡が残って居たにもかかわらず、時系列的にそれよりも後に起こった地図を拾った筈の芦国の足跡がない。
芦国が湖をカヌーで移動していたことを示す。

D傘たての傘が2本あるということは、犬塚は雨中にもかかわらず傘をささず出かけたことになり不審。
4話で、綾淵亭滞在者は芦国、犬塚の2名と確定したため。
7話で芦国が傘をさしていなかったことがクローズアップされました。

E場所を説明されていないのにもかかわらず、芦国は犬塚の足跡がどこにあったか案内できた(犯人しか知りえない情報)。

F犬塚がカヌーに乗っていたことを芦国が知っていた。
ただし、これについては6話にて既に触れられており7話以降による。

7話にてあくまで芦国の推理によるものとして納得される。

追加G犬塚が懐中電灯を使った筈(暗い倉庫からボートを出した)なのにペンション内に存在するすべての懐中電灯が揃っていたこと。
また懐中電灯に犬塚の指紋が残っていないこと。
(2話で芦国は加々美湖に懐中電灯が沈んだ設定にしていたが8話でその設定を失念してしまっている。本来は「あれ、一本懐中電灯が足りないなぁ」と惚けるべきだった。苦しいが仮に犬塚が使用後に返却したとするならば今度は指紋が出なければならない。いずれにしても状況と矛盾する)

◆解釈次第でミスともとれなくもない(かなり苦しい)ミス。
@酔っ払い冷静な判断力を失っている筈の犬塚がライフジャケットを持ち出したこと。

普段の癖とも解釈可能。

A犬塚がライフジャケットを倉庫から持ち出したにも関わらず着ていなかった。(着ないのならば持ち出さない筈、実際1話では着用していた)

酔っていた為ともいえるが……
酔っていたのならば持ち出さない筈。
持ちだしたのならば普段の癖で身に付けた筈―――@と背反関係か?

Bカヌーが転覆していない。(無人のカヌーが上向きのまま漂流する描写あり)

犬塚が立ち上がり落ちたとすれば解釈可能。

C犬塚は外出時、自室に鍵をかけていなかった(芦国が鍵無しで室内を確認できた)。

もともと、このペンションの各個室に鍵が備え付けてあったかが不明。
判明すれば候補になりうる。

Dカヌーが1艘増えた?(1話時点では芦国のセリフにあるように3艘のみ残し片づけていた。12、14、17番のみ残していた筈が23番が存在している)

これまで本編とは関係ないミスと思っていましたが、7話にて23番こそが犬塚殺害に使用されたカヌーと判明しました。
宇山の証言次第ではミスに加わるのか?

確実にミスと云いきれるのは5箇所程度。
思ったより少ない……。
今後も矛盾点が出て来るのかに注目。

そして―――ついに、ついに宇山うららと対峙した小此木。
次回が気になりますね〜〜〜。

次回は8月5日(木)更新予定とのこと。

◆関連各サイト様はこちら(外部サイトに繋がります)。
・安楽椅子犯人さん公式HPです。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

・安楽椅子犯人さん公式ブログです。
http://d.hatena.ne.jp/anrakuisu_hannin/20100204/1265292895

・漫画「湖岸の盲点」が連載されているガンガンONLINEさんです。
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/

盲点と云えばこちらも盲点。「ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉」です!!
ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)



2010年06月10日

「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第7話(6月3日分)ネタバレ批評(レビュー)

ガンガンONLINEにて連載中の「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第7話(6月3日分)ネタバレ批評(レビュー)です。

実は管理人は「湖岸の盲点」ゲーム版を知りません。
なので初「湖岸の盲点」になります。
既知の方にとって不要な情報や、変な情報を盛り込むかもしれませんが笑って許して下さいね。

登場人物一覧:

・小此木 鶯太郎(おこのぎ おうたろう)
男性。「湖岸の盲点」主人公。
捜査一課警部補。コミックでは若い古畑っぽい。

・芦国 暁人(あしくに あきひと)
男性。ペンション綾淵亭管理人。
加害者。
加々美湖をこよなく愛する人物、それゆえに殺人を犯すことに……。

・犬塚伊作(いぬづか いさく)
男性。犬塚リゾート開発社長。
被害者。

・宇山うらら(うやま うらら)
女性。魚田スポーツクラブインストラクター。
芦国に興味がある様子。本編にどう関わるのか?

1、2、3、4、5&6話はカテゴリかタグ「湖岸の盲点」よりどうぞ。
では、本編を……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(前回まで)
第1話:犬塚殺害計画の下準備を終えた芦国。
第2話:ついに計画を実行し、犬塚を殺害する―――。
第3話:そこへやって来た刑事・小此木鶯太郎、芦国と対峙する。
第4話:小此木VS芦国(1)
第5話:小此木VS芦国(2)
第6話:小此木VS芦国(3)

第7話「疑惑」

前回のラストにて芦国が、知らない筈の犬塚の情報(カヌーに乗っていた)を口にしてしまった。
小此木の罠かと思われたが「そう推理したまでです」との芦国の一言で小此木はあっさり引き下がる。

小此木はカヌーをしまっている倉庫に興味を示す。
その途中、車から洩れたガソリンを発見する。
軽く説明する芦国に、やはりそのまま流す小此木。

倉庫の鍵を気にかける小此木だが、芦国は鍵が無くても盗まれないからと説明を重ねる。
次いで小此木は倉庫内に残されたであろう痕跡を探し始める。
同席した鑑識係によれば、カヌーを出したとされる犬塚の足跡は倉庫内に敷き詰められた玉砂利により採取不可能とのことだった。

小此木(以下オ)「電気はひいてないんですか?」
芦国(以下ア)「夜は滅多に使わないし、懐中電燈があれば充分ですよ」
オ「芦国さんが最後にここに入ったのは?」
ア「昨日の夕方ですね。スポーツクラブの子供たちが帰った後、パドルを片づけに入りましたね」
オ「その人たちの連絡先は?」
ア「宇山さんに聞いて下さい。魚田スポーツクラブのインストラクターです」
オ「(手筈を整える小此木)最後に入ったときと何か変わったものは?」
ア「さぁ、特には……そういえば、発見されたカヌーは赤の23番ですね」
オ「(目を見張る小此木)どうしてわかるんですか?」
ア「赤いカヌーは一艘だけ、ここにも桟橋にもなければ犬塚さんに使用されたのだとわかりますよ」
オ「なるほど……種を明かせば簡単な推理ですね」
ア「ああ、思い出しました。赤いカヌーは昨日の夕方には桟橋に繋がれていましたよ」
オ「ですが、倉庫の扉やガソリンの足跡から犬塚さんは一度は倉庫内にやって来ていると思いますが……」
ア「パドルやライフジャケットを取りに来たのでしょう。こうなるとカヌーを担いでいたと云う私の推理は誤りですね。(足跡が真っ直ぐだったのは)雨にうたれて酔いも醒めていたためでは?」
オ「(肩を落とし)そうかもしれませんね……」

一方、鑑識によれば倉庫の扉も置き石からも指紋は検出されなかった。おそらく雨に流されたのではないかと推測する鑑識係。
しばらく考え込む小此木だったが、慌てて犬塚の荷物を見せるよう芦国に依頼する。

犬塚の荷物は―――着替え、生活用品に常備薬、ノートパソコン、メモ帳とペン、携帯電話、お茶。
それが荷物のすべてだった。

「携帯電話やノートパソコンを調べなくていいんですか?自殺なら遺書があるかも……」
(なんで協力しているんだろう)
小此木の罠に気付きながらもついついそのペースに巻き込まれていく芦国。

小此木は犬塚の洗濯物を気にかけ始める。
洗濯物は無い筈と答える芦国を尻目に、風呂場が最近使用されたことに注目する小此木。
芦国が自分が使用したことを申告すると、今度は芦国の洗濯物に注目。
手で触れ濡れていたことを確認すると、そこから雨の中、芦国が傘もささずに外出していたことを指摘する。

焦った芦国は「濡れるのは慣れていますから……ただ、流石に寒くなっちゃってシャワーを……」と取り繕う。
「なら、仕方ありませんね」微笑みながら返答する小此木。
(しまった、何かミスでも?)
戸惑う芦国―――8話に続く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1話によれば指摘されるべき芦国のミスは6つ。
7話は全30ページ。広告1ページ含んでます。

う〜〜〜ん、続きました。
現在、焦らされ続けてちょっと辛くなってきてます。

まず、あと何話なのかが気になります。
少なくとも現在7話なので7ヶ月が経過したことになるわけですが、全何話の予定なんだろ。
正直、ラストが見えないまま半年以上引っ張られるのはきつい。

とりあえず解答編含んで1年(全12回)と予測してますがそれよりも短いのか長いのか、知りたいな〜〜〜。

それと、単行本化の予定はあるのかも気にかかります。
2、3気になる点が出て来ているのですが、過去話(3、4、5、6話)は既に閲覧できなくなっており該当シーンも確認出来ない……。
これだと分からないよ〜〜〜。
確認の為にも単行本があれば……。

で、もし単行本が出るのならば、ひょっとして問題編&解答編でそれぞれ単行本一冊ずつになるのかな?
それとも併せて一冊なのかな?
前者だといいけど後者だと全部が終わった後で推理する余地が無い。
これは辛い。
あと、連載ペースは単行本化の関係で話数とページ数を調整していると考えていいのかな?

どうなるにせよ、まだまだ焦らされることになりそうですね〜〜〜。
早く解答が知りたいよ〜〜〜。

さて7話ですが、今回は不満点も多いです。

まず、誤字があったこと。
これは管理人も人のことは言えませんが(笑)。
発見したのは7話26ページ3コマ目。

誤:(前略)この“階段”で傘が濡れていないことを思い出し(後略)
正:(前略)この“段階”で傘が濡れていないことを思い出し(後略)

前後から判断してコレですよね、たぶん。
次に前回の煽りにあった「すべてを狂わす強敵」が出て来なかったこと。これはてっきり誰か個人のことを指し示すものとばかり思っていたのですが違ったのでしょうか?
あの煽りは小此木のこととは違うだろうし……。

私見ですが、ちょっとコマ割りもペースも落ちているような気がするし……丁寧に伏線を張っていると考えればいいんだろうけど、この作品が好きなだけに惜しまれます。

ここから、管理人の推理です!!

注意!!


続々出て来ているので一旦整理しましょう。ミスは以下の通り。
ちなみに作中で指摘済みのものについてはラインで消してます。

◆確実にミスと思われるもの。

@加々美湖を愛し、少しのゴミも許さない芦国が車のガソリンを放置していたこと。(芦国がもっとも忌み嫌う筈)
7話で小此木が口にしなかったが注目していたのでコレはアリ。

A酔っ払っている筈の犬塚が普段の足取りでカヌー置き場まで歩いていたこと。(芦国は普段の犬塚の足取りを真似たため)
6話にて指摘。

B芦国が犯行後、ペンション帰宅時に内側から鍵をかけてしまったこと。(犬塚外出後に誰かが内側から鍵をかけたことになってしまう。これは、外に居る人物を締め出したことに他ならない。つまり、鍵をかけた人物は先に外に出た人物が帰宅しないことを知っていたことになる)
4話にて指摘

C地図を失くした釣り人の足跡が残って居たにもかかわらず、時系列的にそれよりも後に起こった地図を拾った筈の芦国の足跡がない。
芦国が湖をカヌーで移動していたことを示す。

D傘たての傘が2本あるということは、犬塚は雨中にもかかわらず傘をささず出かけたことになり不審。
4話で、綾淵亭滞在者は芦国、犬塚の2名と確定したため。
7話で芦国が傘をさしていなかったことがクローズアップされました。

E場所を説明されていないのにもかかわらず、芦国は犬塚の足跡がどこにあったか案内できた(犯人しか知りえない情報)。

F犬塚がカヌーに乗っていたことを芦国が知っていた。
ただし、これについては6話にて既に触れられており7話以降による。

7話にてあくまで芦国の推理によるものとして納得される。

◆解釈次第でミスともとれなくもない(かなり苦しい)ミス。
@酔っ払い冷静な判断力を失っている筈の犬塚がライフジャケットを持ち出したこと。

普段の癖とも解釈可能。

A犬塚がライフジャケットを倉庫から持ち出したにも関わらず着ていなかった。(着ないのならば持ち出さない筈、実際1話では着用していた)

酔っていた為ともいえるが……
酔っていたのならば持ち出さない筈。
持ちだしたのならば普段の癖で身に付けた筈―――@と背反関係か?

Bカヌーが転覆していない。(無人のカヌーが上向きのまま漂流する描写あり)

犬塚が立ち上がり落ちたとすれば解釈可能。

C犬塚は外出時、自室に鍵をかけていなかった(芦国が鍵無しで室内を確認できた)。

もともと、このペンションの各個室に鍵が備え付けてあったかが不明。
判明すれば候補になりうる。

Dカヌーが1艘増えた?(1話時点では芦国のセリフにあるように3艘のみ残し片づけていた。12、14、17番のみ残していた筈が23番が存在している)

これまで本編とは関係ないミスと思っていましたが、7話にて23番こそが犬塚殺害に使用されたカヌーと判明しました。
宇山の証言次第ではミスに加わるのか?

確実にミスと云いきれるのは4箇所程度。
思ったより少ない……。
今後も矛盾点が出て来るのかに注目。

次回は7月1日(木)更新予定とのこと。

◆関連各サイト様はこちら(外部サイトに繋がります)。
・安楽椅子犯人さん公式HPです。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

・安楽椅子犯人さん公式ブログです。
http://d.hatena.ne.jp/anrakuisu_hannin/20100204/1265292895

・漫画「湖岸の盲点」が連載されているガンガンONLINEさんです。
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/

盲点と云えばこちらも盲点。「ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉」です!!
ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)



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