多くの涙と感動を与えてくれたオリンピックですが、その一方で思わぬドラマを生んでいたことをご存知でしょうか。
ドラマ……と言えば、メダル秘話とか?
とお思いの方は確かにそれもそうなんだけど、ちと違う。
此処でのドラマとはそれそのものを指しているのです。
そう……オリンピック視聴者が参加選手を目にしつつ作られたドラマ。
それが「霧のラージヒル殺人事件」!!
事の発端は、名コピーライターで知られる糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞(略称:ほぼ日)」。
その企画の1つ「観たぞ、ソチオリンピック」2014年2月19日の記事にて、あるコメントが寄せられたこと。
そのコメントでは「霧の中での競技の様子に殺人事件が起こりそう……」との不安を掻き立てられる台詞と共に「霧のラージヒル殺人事件」のタイトルとそのキャストが記載されていました。
「霧のラージヒル殺人事件」には名探偵、大富豪、大富豪の妻、長女、庭師、お手伝い、詩人、警部などが登場。
この配役がよもやのメンバーであることがポイントでした。
そう、選手の名前がキャスティングされていたのです。
ちなみに被害者は大富豪で、どうにも館物っぽい雰囲気。
これが閲覧者の心を鷲掴み!!
キャストにイマジネーションを刺激された各人がそれぞれのドラマを展開させるとの事態に発展しました。
これがそれぞれに面白い。
特に真犯人がよもやのあの人。
以降、あの人が登場するたびにツイッター上では「真犯人が出た!!」との書き込みが散見されるように……。
たぶん、知らない人は一体、何のことなんだと小首を傾げたと思うぞ。
恐るべし「霧のラージヒル殺人事件」!!
さてさて、こうなると気になったあなたは事の詳細をより知りたくなる筈。
とはいえ、キャストやその後の経緯について詳しくは、まとめ記事を出している方が居らっしゃるのでそちらをご覧頂きたい。
丁寧かつ非常に上手くまとめられていて、きっと参加者の熱気と臨場感が伝わって来る筈。
というわけで、興味をお持ちになられた方は、ネットからキーワード「霧のラージヒル殺人事件」を検索、検索ぅ(某アニメ調CM風に)!!
◆関連過去記事
・大沢在昌さん「新宿鮫」最新作は「ほぼ日刊1101新聞(ほぼ日)」にて連載!!