A.A.ミルンと言えば『クマのプーさん』の著者として有名ですが、そんなミルンが推理小説を手掛けていたことをご存知でしょうか?
それが『赤い館の秘密』!!
<『赤い館の秘密』あらすじ>
●芦辺拓氏推薦――「僕にとっての「名探偵」、それはアントニー・ギリンガム君です。」
●加納朋子氏推薦――「プーさんも赤い館も大好きです。」
《くまのプーさん》で夙に知られる英国の劇作家ミルンが書いた唯一の推理長編。それも、この1作でミルンの名が推理小説史上に残った名作である。暑い夏の昼さがり、赤い館を15年ぶりに訪れた兄が殺され、家の主人は姿を消してしまった。2人の素人探偵のかもしだす軽妙な風味と専門家はだしの巧妙なトリックは、通人の珍重するキャビアの味と評されるゆえんである。
(東京創元社公式HPより)
この『赤い館の秘密』、江戸川乱歩が『幻影城』刊行時に選んだベスト10にて8位に選ばれた作品だったりします。
ちなみに、金田一耕助は『赤い館の秘密』の探偵であるアントニー・ギリンガムをモデルにしたと言われています。
そして、クマとミステリと言えば『くまのパディントン』で知られるマイケル・ボンドもまたミステリを著しています。
それがグルメミステリーとして知られる『パンプルムース氏』シリーズ。
<『パンプルムース氏のおすすめ料理』あらすじ>
グルメ・ガイドブックの覆面調査員パンプルムース氏は、元パリ警視庁刑事。味にうるさい愛犬ポムフリットは、元警察犬。とあるホテル・レストランの味をチェックに訪れた珍コンビに出された皿には首が! 命と貞操まで狙われながらパ氏が挑む怪事件。『くまのパディントン』の作者が、大人たちに贈る超傑作グルメ・ミステリ!
(東京創元社公式HPより)
『パンプルムース氏』シリーズはユーモアミステリ。
『赤い館の秘密』、『パンプルムース氏』シリーズ共に興味をお持ちの方は是非、チェックを!!