2016年02月04日

「相棒season14」第14話「スポットライト」(2月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season14」第14話「スポットライト」(2月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season14」第14話「スポットライト」(2月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

<ネタバレあらすじ>

スポットライトの下、ステージの中央に立つマイクの前には2人の男性の姿があった。
その名は「でんすけ」。
「でん」の桑島伝(渋谷謙人)、「すけ」の原田コースケ(駒木根隆介)からなるコンビ芸人である。
2人はステージの上から多くの観衆へ向けて漫才を始める―――。

ある朝、都内の廃倉庫街にある駐車場で武田芳彦(木川淳一)が刺殺体で発見された。
捜査に乗り出した右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)は武田の遺体の出血量が刺された割には少ないことを気に掛ける。
すなわち、実際の犯行現場は別の場所のようだ。

さらに、右京は付近の壁に描かれた奇妙な円と棒からコンビ漫才を想起し聞き込みを開始。
すると、「でんすけ」の2人が現場付近を練習場としていたことを突き止める。

早速、劇場に「でんすけ」を訪ねた右京たち。
ところが、肝心の「でんすけ」は舞台に現れない。
代わりに現れたのはピンチヒッターの「リッパーズ」であった。

事情を探るべく舞台裏に潜り込んだ右京。
すると、伝が「リッパーズ」に「次はもっと早く連絡くださいよ。朝一から叩き起こされるのはキツイんで」と釘を刺されていた。
どうやら、今朝方に交代を依頼していたようだ。
それもその筈、伝の相方であるコースケが行方をくらましていたのだ。
残された伝に事情を尋ねようとする右京たちだが、これに1人の女性が猛反発する。
伝によれば「でんすけ」唯一のファンらしい。
どうも「でんすけ」はあまり売れていないようだ。

さらに女性は「でんすけ」の立ち位置にも言及する。
彼女によれば、伝の右に立てるのはコースケだけらしい。

続いて、右京たちは武田の妻・リオ(小林麻子)を訪ねる。
リオによれば武田とは数年前から別居状態、武田は愛人の谷志桜里(荻野友里)と同棲しているらしい。
その為に武田について詳しくは知らないとのことであった。
それを証明するように写真立てにはリオ1人の写真ばかり。
写真の中のリオは煌びやかな衣装に身を包み、親指と薬指でハサミを握りテープカットを行っていた。
しかも、手には派手なネイルが輝いていた。
ちなみに目の前のリオの手からはネイルが消えている。
流石に疎遠にしていたとは言え夫の死を受けて外したようだ。

そんな中、米沢(六角精児)が犯行現場を特定。
それは武田と志桜里が経営する温室であった。
しかも、その温室はコースケのアルバイト先である配送センターの得意先でもあったのだ。
さらに、凶器と思われるナイフも発見されコースケの指紋が検出されていた。

此処から伊丹たちは志桜里とコースケが共謀して武田を殺害したのでは……と仮説を立てる。

一方、犯行現場を訪れた右京は米沢から新情報を耳にする。
凶器のナイフを収めていたサックが温室の植木鉢の隙間から見つかったのだ。
どうやら、犯人は現場にあったナイフを使用したらしい。

これを聞いた右京は疑問を抱く。
温室が犯行現場ならば咄嗟の凶器としてはサックから抜く手間があるナイフより剪定用のハサミの方が早い筈だ。
ところが、犯人はナイフを選んでいる。
これはどうしてなのだろうか!?

さらに、コースケの指紋はサックから検出されずナイフのみであった。

右京たちは改めて話を聞くべく伝のバイト先へ。
すると、伝は「でんすけ」について語り出す。
「でんすけ」は11年前に結成されたコンビだが、未だに売れずに苦しんでいるらしい。
「売れない芸人は2分で結果を出さなければならないんですよ」と洩らす伝だが……。

そんな伝に対し、右京はある疑問をぶつける。
それは「リッパーズ」へのピンチヒッター依頼の件だ。
「リッパーズ」は「朝一からピンチヒッターを依頼された」と語っていた。
つまり、伝はコースケが事件に関わっていると判明する前の時点から、まるで舞台に来られないことを知っているかのようにピンチヒッターを用意していたことになる。
これに対し黙秘を貫く伝。

その夜、右京たちは伝を尾行することに。
すると、伝はファンの女性が勤務する夜間保育所へ足を運ぶ。
その奥にはコースケが匿われていたのだ。
伝を見るなり、彼の右こそが定位置のように駆け寄るコースケ。

あの夜、コースケは伝と別れた後に練習場で座り込んでいた。
すると、近くで何やら音がするではないか。
気になって駐車場を覗き込んでみると、何やら足に当たるものが。
拾い上げてみると血塗れのナイフであった。
さらに、奥には武田の遺体が転がっていた!!
驚くコースケの左肩に誰かが手を置く。
慌てたコースケはスマホを落としてその場を逃げ出したのだ。

逃げたコースケは伝の自宅へ駆け込んだ。
其処で伝から身を隠すように言い含められ、この隠れ家に潜んでいたのだ。
伝は「でんすけ」を売り出すべく、コースケを犯人に狙われた目撃者として話題作りするつもりだったのだ。

と、其処へ何者かの足音が迫る。
何者かは扉を開けるとそっと隠れ家の中へ入り込む。

「犯人だ、捕まえれば大手柄だ!!」
叫ぶ伝に促されコースケが飛び掛かった先に居たのは……志桜里であった。

こうして「でんすけ」の2人により志桜里が犯人として突き出された。
しかし、逮捕された志桜里は「何者かに呼び出されただけ」と主張する。

一方、右京はコースケの隠れ家を訪れ、扉の鍵が開いていたことに疑問を呈する。
招き入れた人物が居ると考える右京だが……。

今回の事件により「でんすけ」はスターダムへと駆け上がった。
舞台はもとよりテレビでも引っ張りだこだ。
テレビの中でも「でんすけ」はコースケが伝の右に立っている。
改めて、コンビにとっての立ち位置の重要性を知る右京。

その日の夜、「でんすけ」の2人はいつもの練習場に居た。
コースケは事件当日にある物を拾ったことを思い出した。
ところが、伝にそれを口止めされてしまう。

同じ頃、花の里では右京たちが幸子からある客についての話を聞いていた。
何でも、その客は爪を忘れたらしい。
「つめ!?」
驚く冠城だが、爪の正体は「ネイルチップ」であった。
これを聞いた右京は「お手柄です!!」と何かに気付く。

翌日、「でんすけ」の単独公演が行われていた。
その場で、コースケは伝の知らない新ネタを演じ始めた。
それはこの事件について触れたもので……。

同時刻、リオのもとを右京が訪れる。
右京は犯人がハサミではなくナイフを凶器に用いた理由について語り出す。
普通、ハサミは親指と人差し指か親指と中指で握るものだ。
しかし、写真の中でリオは親指と薬指でハサミを握っていた。
これは美容師に顕著な特徴である。
そして、美容師にとってハサミは商売道具。
犯人が枝切りナイフを凶器にした理由が此処に在る。
犯人にとってハサミが特別な道具だった為に用いることが出来なかったのだ。

右京はリオこそが犯人だと告発する。
さらに、リオと伝がコースケが落としたスマホで連絡を取り合い密かに共謀していたことも。

「証拠を見せてよ」
「ありません……ですが、それこそが証拠です」

リオの爪を指摘する右京。
その意味するところはネイルチップだ。
爪からは写真にあったネイルチップが全て消えていた。

右京はリオのネイルサロンを訪問し、彼女が事件の翌日にネイルチップを外したことを確認していた。
それは9枚であった。
残る1枚こそがリオと伝を繋いだのだ。

「単に落としただけ」と否定しようとするリオ。
だが、右京から「残された9枚から武田さんの血液反応が出るでしょう」と指摘されるや罪を認める。

武田との結婚前、リオは美容師のトップを目指していた。
しかし、その夢を捨ててでも武田との結婚を選んだのだ。
ところが、武田はリオを捨てて志桜里と再婚しようとしていた。
これに逆上したリオは武田を殺害してしまう。

リオは行きずりの犯行に偽装すべく倉庫街の駐車場に遺体を移した。
ところが、コースケが現れた。
リオは乱入者に驚きつつもコースケの左肩を叩いた、するとコースケはその場を逃げ出したのだ。
この際にネイルチップが外れ、コースケの肩に残されてしまったのである。

伝の自宅へ逃げ込んだコースケ。
その肩にネイルチップを見出した伝は犯人の遺留品だと気付いた。
そして、コースケのスマホ宛に脅迫の連絡を入れて来た。

当初、伝は金を要求した。
これに、リオはもっと良い物があると今回の方法を提案したのだ。

その頃、舞台上ではコースケが事件の真相をギャグで明かしていた。
だが、観客はこれが真相であることに気付く様子はない。
そんな中、全てを暴露された伝にコースケは止めとばかりに笑い泣きしながら叫ぶ。
「売れるんだったら何でもするよ!!」
コースケの言葉に逆上した伝は頭突きを入れて応じる。

「お前、あのネタどうやって考えた?」
楽屋にてコースケに尋ねる伝、そんな伝にコースケは顎で入口を指す。
其処には右京と冠城が立っていた。

「お前、ピンでやれ」
すべてが露見したことを察した伝はコースケに言い残す。
伝は犯人隠避の罪に問われるのだ。

其処に「でんすけ」コールが鳴り響く。
アンコールの声に誘われ舞台へ飛び出した2人。
「逮捕されることになりました」
「まだまだ暴れるぜ!!」
伝とコースケは何処までも芸人を貫く、その最期の時まで。

「あれだけやってあいつらが手に入れたのはチャンスだけです。なんで伝はコースケの為に破滅してまでチャンスを作ろうとしたんでしょうか」
冠城が疑問を口にする。これに対し右京がその想いを語り出す。

「でんすけ」の中で真に才覚に恵まれていたのはコースケであった。
伝はこれに早くから気付いており、コースケの足を引いていることを自覚していた。
しかし、それを認めることがどうしても出来なかった。
その内に、いつしかコースケへ負い目を抱くようになってしまった。
だからこそ、伝は身を滅ぼしてまでもコースケにチャンスを与えたのだ。

「無茶苦茶だからこそ笑えるのかもしれません。それにしても夢は残酷ですねぇ……見れば見るほど見た物を蝕む」
それは伝やリオに対する言葉である。
右京は静かに紅茶を口にするのであった―――14話了。

<感想>

シーズン14第14話。
脚本は宮村優子さん。

サブタイトルは「スポットライト」。
「スポットライト(栄光)の下で輝くのは一握りのみ」であることを示したエピソードでした。
しかも「スポットライトの下に立てたとしても何時まで立てるかも分からない」。
そんな厳しい世界を示した言葉で、まさに「夢(理想)」と「現実」を示したソレ。
そんな「夢」と「現実」が「コースケと伝のコンビ」や「武田とリオの夫婦」を通じて描かれました。

リオは美容師の夢を捨ててまで武田を選んだ。
続いて武田と共にやって行く夢を見たにも関わらず、その武田に裏切られた。
2度までも武田によって夢を捨てさせられたことになるワケです。

そして、伝。
伝はと言えば「でんすけとしてスポットライトを浴びる夢」を叶えようとしました。
とはいえ、此処こそが「武田とリオ夫婦」とは異なるのですが、この夢はコースケの夢でもありました。
「武田とリオ夫婦」の場合はリオだけの夢だったワケですが、「コースケと伝コンビ」にとっては共通の夢だったワケです。
此の点が2組の相違点となったのでしょう。
片や「リオは武田と殺すこと」となり、「伝はコースケにチャンスを残すこと」となりました。
2人の夢か、個人の夢かが分けたと言えそうです。

ちなみに、伝について作中ラストでは「コースケに負い目を感じていた伝が我が身を捨ててまでチャンスを作った」とされていましが、管理人の理解は些か異なりますね。
だとしたら「でんすけ」としてコースケと共に伝が舞台に上がる必要が無い。
やはり、伝もまた如何なる方法を以てしてもスポットライトを浴びたかったのでしょう。
たとえ、それが瞬時のことであったとしても。
それこそが「でんすけ」としてコースケの相方を務めた彼の矜持だった。

とはいえ、伝にはコースケに比べて劣っているとの自覚がある。
其処で「でんすけ」としてコースケと共に肩を並べてスポットライトを浴びる為にリオの申出に応じた。
コースケが実力ならば、伝はプロデュース力でコンビに貢献しようとしたワケです。
伝には手段を選ぶ余裕が無かったのでしょう、コースケとの差を埋めるには危急の手段でも縋るしかなかった。
これこそ「夢(理想)」と「現実」の非情さか。

これはある意味で右京さんとその相棒の姿に似ていますね。
右京さんの相棒足らんとして無理を犯せば身を滅ぼす。
まさに「ダークナイト」に繋がる心なのかもしれません。

そして、本作で3回ほど取り上げられていた「立ち位置」。
あれもまたプロの心を示している。
あれは「でんすけ」の2人のプロの心意気を示すと共に、同じくその心意気故にハサミを凶器に用いられなかったリオの心も示しているものか。

とはいえ、てっきり「立ち位置」が伏線で「コースケが武田の遺体を発見した際に、犯人がその右ではなく左に自然に回ったのは相方の伝だから」に繋がるのかと思っていただけに意外でした。
此の点もサプライズでしたね。

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2016年01月28日

「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season14」第13話「伊丹刑事の失職」(1月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

<ネタバレあらすじ>

マンションの一室がある。
ベランダへと通じる窓は大きく開かれており、その先には屋内用のスリッパが並べて置かれていた。
そして、ベランダから身を乗り出した下には……1人の女性の墜死体が横たわっていたのである。

被害者は半年前まで旅行代理店「ラックスツアーズ」に勤務していた加納岬。
捜査に乗り出した伊丹(川原和久)は次の3点から自殺と結論付けた。

「ラックスツアーズ」社長である峰岸がメールで岬の遺書らしきものを受け取っていたこと。
玄関が内側から施錠されていたこと。
現場に争った形跡も無かったこと。

特に不審な点が無かったこともあって自殺と思われたのだが……。

1ヶ月後のことである。
『日刊プレス』に「実は殺人だった」とのスクープ記事が掲載されたのである。
犯人が手記を寄稿したのだ。
手記によれば、岬に復縁を迫ったものの拒否されたことから逆上し気付けば殺害したと言う。
さらに、其処には公表されていない筈の岬の遺書の内容が詳細に記されていたのだ。

これが事実ならば他殺を自殺と誤認したことになる。
伊丹は責任を問われることに。

同じ頃、事態を聞き付けた右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)も興味を持って調査に乗り出した。

マンション管理人の案内で現場を確認した右京たち。
冠城は室内に高級バッグを発見、退職していたにも関わらず岬の金回りが良いことに首を傾げる。
右京はベランダから壁伝いに逃走可能であると判断し手記が本物であると断定した。

一方、伊丹たちは手記を掲載した『日刊プレス』編集部へ。
編集長の柏田(野仲イサオ)や記者の今井(大場泰正)から事情を聴取していた。
柏田によれば、1週間前に手記を入手したらしい。
なんでも、出張から帰ったところ犯人から手記が届いていたのだそうだ。

其処へやって来た右京は柏田の言葉に矛盾を見出す。
ホワイトボードには柏田の出張は2週間前となっていたのだ。
だとすれば、手記入手も2週間前か、2週間前と1週間前の2回に渡り犯人から何かが届いたに違いない。

これに図星を突かれたのか柏田は態度を硬化。
伊丹が手記の提出を求めるがこれを冷たく拒否してしまう。
激怒した伊丹ははずみで柏田を突き飛ばしてしまうが……。

その翌日、『日刊プレス』には柏田が伊丹に暴行を受けたとの記事が掲載された。
2度に渡る不祥事の責任を取る形で伊丹は謹慎処分を受けてしまうことに。

だが、伊丹にはある秘策があった。
右京と冠城を頼ったのだ。
伊丹から依頼を受けた右京たちは本格的に捜査に乗り出した。

直後、右京は『日刊プレス』のある記事に目を留める。
右京が注目したのは「不動産求む」の広告だ。
KK不動産が出したとされる広告であるが、肝心の連絡先の記載が無かったのだ。
さらに、奇しくも柏田が出張から戻った時期と合致していた。
手記の前に手紙が届き、柏田が犯人と何らかの取引をしたとしたら……。

これを携えて右京たちは柏田に手記を提出するよう迫る。
犯人は手記買取の依頼を編集部に行ったに違いない。
それが柏田が出張から戻った直後に目にした手紙だったのだろう。
そして、柏田たちは例の広告で取引に応じることを報せた。
柏田たちは殺人犯に多額の原稿料を支払ったと露見することを怖れた為に手記提出を拒んだのだ。

だが、ここまで指摘されても柏田は手記提出を拒否することに。
がっくりと肩を落とす伊丹、其処へ記者の今井が接触して来た。
今井によればジャーナリストとして真実を知りたいので協力したと言う。
その代わり、手記を提供することと引き換えに真犯人について情報を欲しいようだ。

今井によれば金銭の受渡しはバイク便を介して行ったそうだ。
ところが、バイク便の担当者は受取証を発行していなかったことが判明。
右京はバイク便の担当者自体が犯人かその関係者と考える。
また、今井のデスクに置かれた修理済みのカメラに目を留める右京。

矢先、柏田から提供された手記の封筒から峰岸の指紋が検出された。
さらに峰岸の部屋から柏田たちが支払ったとされる大金が発見される。
こうして、岬殺害犯として峰岸が拘束されることに。

これに右京と冠城は違和感を抱く。
曲がりなりにも峰岸は旅行代理店の社長である。
社会的地位のある峰岸が自身の地位を危険に曝してまで手記を公表するだろうか。

右京たちは峰岸宅から押収した証拠品を調べ、取引先リストから驚くべき事実に行き当たる。
なんと、峰岸は詐欺被害者のリストを所持していたのだ。
いや、それにはまだ被害に遭っていない者も含まれていた。
つまり、詐欺ターゲットのリストだ。
どうやら、峰岸の旅行代理店はターゲットを見出す為の罠であり、その実態は詐欺グループだったようだ。

右京は、リスト中から2000万円もの被害に遭った大庭宮子に注目した。
大庭の息子によれば、電話で名義貸しの依頼を受けて応じたところ弁護士を名乗る男に「それは違法だ」と金を脅し取られてしまったのだそうだ。
これにショックを受けた宮子は自殺してしまったらしい。

さらに、宮子のもとには区役所の福祉課を名乗る女性が出入りしていた。
どうやら、資産情報を下調べしていたようだ。
右京が確認したところ、この女性こそ岬であった。

峰岸が詐欺を働いており、岬がグループのメンバーであると確信した伊丹。
問い詰められた峰岸は詐欺までは認めるが、その殺害は否定する。

その午後、伊丹は約束通り今井に峰岸についての情報を与えた。

翌朝、『日刊プレス』がこの件について記事にした。
其処には峰岸が岬を殺害したとされており、さらに峰岸が岬と駅前で詐欺報酬の受け渡しを行っていたなど詳細な内容が記されていた。
これを目にした右京はある人物に注目する。

一方、伊丹は『日刊プレス』に手記の原稿料を受け取りに来たバイク便の正体が大庭であると気付いた。
防犯カメラ映像に大庭が映っていたのだ。
大庭を追及する伊丹だが、その場に駆け付けた右京は「大庭は殺人犯ではない」と告げる。

右京たちは『日刊プレス』へと赴いた。
例の峰岸犯人説を掲載した記事は今井の手によるものであった。

右京が不審に思ったのはスクープ記事に詳細な詐欺報酬の受け渡し法までもが記載されていたことだ。
これは伊丹たちも知らない事実である。
では、今井は誰から聞いたのか?

右京は今井のデスクで見つけた修理済みカメラを調べてみた。
すると、カメラ内のデータから峰岸と岬の報酬受渡し現場の映像が見つかったのだ。
つまり、今井は岬殺害事件以前から詐欺事件を追っていたことになる。

しかも、データには殺害直前の岬の映像も収められていた。
今井は死の直前の岬と接触していたのである。

これに今井は真相を語り出した。

今井は詐欺被害者集会で大庭と出会い、宮子の死とその無念を訴えられた。
「ラックスツアーズ」に目を向けた今井は大庭に確認し岬が詐欺師の仲間であることを突き止めた。
今井は岬を尾行し、峰岸との報酬受渡し現場を収めることに成功した。
そして、遂にあの日に直接取材に漕ぎ着けた。
ところが、岬は証拠のカメラデータを破棄しようと暴れ出した。
咄嗟にベランダで掴み合いになり、バランスを崩した岬が転落死を遂げたのだ。
今井は自殺に偽装するとその場を逃げ出した。

その後、今井はすべてを大庭に告白した。
すると、大庭は今井を庇い、峰岸に罪を着せれば良いと提案した。
今井もこれに乗り、峰岸へ容疑を誘導するようスクープを連発したのであった。

偽バイク便担当者の正体は大庭である。
今井に罪を犯させてしまったことを悔いた大庭がバイク便の男に成り済まし柏田を騙したのであった。

「最初は正義感だったのかもしれません。だが、結果としてあなたは多くの人を騙したんですよッ!!」
真実を伝えるべき今井が虚報で多くの人々を騙すことになったと一喝する右京。

そして、右京は大庭へもその責任を問う。
大庭の復讐心が今井を殺害犯にしてしまったのだ、と。

その夜、花の里にて。
右京と冠城が訪れたところ先客が。
その正体は伊丹である。
何でも礼を伝えに来たらしい。
不器用な伊丹らしい行動にそっと頬を緩める右京であった―――13話了。

<感想>

シーズン14第13話。
脚本は金井寛さん。

サブタイトルは「伊丹刑事の失職」。

伊丹ピンチ!!な回でしたが、右京さんたちの活躍により事無きを得ましたね。

ちょっと大庭と今井の行動が気になるかな。

まず、大庭。
大庭としてはまさか今井が岬を殺害すると思わなかっただろうけど、それを知ってからがイロイロと不自然。
例えば、岬殺害を知り庇うだけなら分かるが、峰岸を殺人犯に仕立てる為に手記を公表するよう同意したのが分からない。
何しろ、峰岸の罪を問いたいならば岬の件は自殺としておいて普通に峰岸の詐欺を告発すれば良いワケだし。
その方が今井も安全、むしろ「岬が詐欺に関わってしまった良心の呵責に耐えかねて自殺した」で進めた方が今井を庇うことになる。

もしかすると、岬の件が自殺で処理されてしまえば今井が保身に走って峰岸を追及しないかもしれない点を危惧したのかなぁ。
だとすると、大庭がバイク便の担当者に変装したのも今井が引き返さないように念を押したとも考えられるか。
こう考えると……大庭がかなり怖い人になるなぁ。

それにしても、今井の立場からすると折角自殺に偽装成功していたのに他殺だと明かすことで「寝た子を起こす」ような真似をするものなのだろうか。
幾ら、大庭の後押しがあったとしても疑問だなぁ。
たとえ、其処に峰岸に罪を着せるとの目的があったとしてもそんなリスクを負わないだろうし。
峰岸の罪を問うのが目的なら峰岸の詐欺をスクープすれば良いような気がするしなぁ。
むしろ、動機は「スクープが目的だった」の方がスッキリした気もします。

そう言えば、右京さんの今井への叱責が「多くの人を騙したこと」だったのもなぁ……。
確かに虚報で多数を騙した点は罪だが、あくまで殺人について触れるべきだったような。
例えば「正しく罪は裁かれるべき」との観点から「確かに詐欺を働いた峰岸さんと岬さんの罪は重い。だからといって相手を殺してその罪を他人に着せて良いわけがありません!!」で良かった気がするけど。
あくまで、殺人ではなくジャーナリストとしての罪を問い質したことになるのだろうか。

大庭への叱責も「復讐心を持ったこと」よりも「今井さんを本当に救おうとするのなら、罪と向き合うべきだったんです!!」の方が良かったかもしれない。
何しろ、復讐心を持つこと自体は被害者としては自然だし、ただ、それを実行するかどうかが問題なワケで。
復讐心を持ったこと自体を責められてもなぁ……大庭には今井が岬を殺害することは予見出来ないし。

ちょっと、いろいろ気になりました。
うむむ「細かいことが気になるのが悪い癖(by右京)」なのかも。

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2016年01月20日

「相棒season14」第12話「陣川という名の犬(アンフォゲタブル)」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「相棒season14」第12話「陣川という名の犬」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

日本で100番目に早い(たぶん)、「相棒season14」第12話「陣川という名の犬」(1月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)。

<ネタバレあらすじ>

宵闇の中、連行される人影が1つ。
その正体は陣川(原田龍二)である。

数時間後、右京(水谷豊)と冠城(反町隆史)は陣川について大河内(神保悟志)から監察官聴取を受けていた。
「叶わなかった恋を思い出すと、噛み潰したコーヒー豆の味がする」と呟く右京。
「僕にも責任があるんで」と洩らす冠城。
2人は陣川と今回の事件について大河内に語り出した。

発端は2週間前のことである。

都内マンションで1人の女性が殺害された。
これは捜査関係者を驚愕させた。
なんと、5年前に4人の被害者を出した未解決事件と同じ犯行方法だったからである。
もしや、連続殺害犯が復活したのか!?

矢先、陣川が「特命係」へとやって来た。
てっきり、例の連続殺人犯の事件かと思いきや今日の陣川は一味違った。
なんと、冠城を目にするや彼に指南を求めたのである。

それもその筈、陣川は彼らしくまたも恋に落ちていた。
其処でプレイボーイ然とした冠城にある女性との仲を進める指南を受けようとしたのだ。

今回、陣川の意中の相手となったのはコーヒー店を経営する矢島さゆみ(黒川智花)。
2人の馴れ初めは、仕事で失敗した陣川が雨に濡れた階段を滑り落ちたところをさゆみに声をかけられたこと。
以来、陣川は足繁くさゆみの店へと通い続け距離を縮めて来た。
今の陣川はさゆみの「こんにちは」との何気ない挨拶ですら楽しみで仕方がないらしい。

そんなさゆみのコーヒー店には彼女の人柄を慕って多くの客が訪れているようだ。
今日も1人の男性客が店を訪れ、さゆみに「いらっしゃいませ」と迎え入れられていた。

その夜、「花の里」でも上機嫌な陣川は強かに酔ってしまう。
右京たちの手で自宅に送り届けられた陣川、彼の自宅に貼られた手配写真の数々に冠城は驚嘆する。
其処には指名手配犯として鹿沼雄太や生木拓らの写真が貼られていた。

さゆみとの結婚を考えていた陣川。
此処までは彼にとって幸せな日々だったのだ。
ところが、あの夜にその想いは脆くも崩れ去ることになる。

さゆみのコーヒーショップを訪れた陣川が其処にさゆみの遺体を発見したのだ。
さゆみはヒールの低いブーツを履き、何処かへ出かけようとしていたのか傍らには鞄が置かれていた。

捜査に当たった伊丹たちは犯行の手口から例の連続殺人犯によるものと断定。
犯人は女性の顔を殴りつけると殺害し、顔を切り刻むのだ。
5年前に4件、今回で3件、これで7件の犯行となる。
その7件目の被害者にさゆみがなってしまったのだ。

さゆみを失った陣川は姿を消してしまった。
右京は陣川が犯人に復讐するつもりだと推理し、その行方を追う。

さゆみの姉を訪ねた右京たち。
さゆみの姉によればさゆみがカメムシの匂いを嫌い殺虫剤を撒くべく業者に依頼したのだそうだ。
この際に、さゆみが害虫駆除業者作業員の1人に対し不快感を抱きクレームを入れていたらしいが……。

一方、伊丹たちは司法書士・喜多和行を容疑者として捜査していた。
さゆみ以外に第1の被害者・瀬山恵子、第2の被害者・中里薫との接点が見出されたのだ。

その頃、さゆみがクレームを入れた作業員について調べた右京たちは当の作業員が既に退職していることを突き止めていた。

矢先、喜多が連続殺人犯として逮捕された。
さゆみ殺害現場から喜多の指紋が発見されたことが決め手である。
ところが、伊丹はこれに疑問を呈していた。
喜多が余りにもあっさりと罪を認めたからである。
喜多は余命幾許も無いことが分かり、犯行を再開したと主張していた。

同時刻、陣川はさゆみの想い出を胸に犯人を追っていた。
彼にはある心当たりがあった。

一方、右京たちは害虫駆除業者について調べ、さゆみがクレームを入れた相手を特定する。
相手の画像を目にした冠城は見覚えがあることを思い出す。
冠城によれば「コーヒーの香りを嗅ぐと同じコーヒーを飲んだ時の記憶を思い出すことが出来る」らしい。
すると、さゆりのコーヒー店に同じ作業員を見たと言うのだ。
それを聞いた右京もまた作業員を何処かで目にしたと思い出す。
それは陣川の部屋に貼られていた手配写真の1つ、そう生木拓であった。
陣川は生木が犯人だと目星を付けて復讐しようとしているに違いない。

右京たちから生木についての情報を得た伊丹たちも捜査を開始。
生木の過去の女性関係を調べ、過去に交際していた宮沢明日香のもとへ。
生木は明日香を助けようとして殺人を犯してしまい逃亡生活を送っていたのだ。
ところが、明日香によれば最近になって誰かが彼女のもとへ匿名の金を届けているらしい。
それが生木のようだ。

その頃、陣川はと言えば一足早く生木のもとに辿り着いていた。
ナイフを抜き激しい抵抗を示す生木、これと揉み合うや逆にナイフを奪う陣川。
いざ刺そうと振りかぶるが……間一髪のところで右京たちが飛び込み阻止することに。

逮捕された生木はさゆり殺害を認めた。

生木は明日香の為に害虫駆除業者で働いていた。
ところが、さゆみのクレームで退職を余儀なくされたのだ。

さゆみに対し激しい憎悪を燃やしていたところ、コーヒーショップで当のさゆみを見かけてしまった。
咄嗟に来店したところ、さゆみは「いらっしゃいませ、香が深くて美味しいですよ」と微笑んだのだ。
生木はさゆみが全く自分を覚えていないことにさらに腹を立てた。

其処で閉店を待って店内へ忍び込むと、さゆみを殴りつけたのだ。
ところが、殴りつけられたさゆみは死亡してしまった。

では、どうして喜多はさゆみ殺害の罪を認めたのか?
生木の逮捕を知った喜多は全てを語り出した。

「犯罪と恋愛は似ている」と語り出す喜多。
あの夜、喜多はさゆみを殺害するつもりで現場へ向かった。
ところが、其処では生木が既にさゆみを殺害した後だったのだ。
これは喜多にとって運命の出会いであった。
生木に同じタイプの匂いを嗅いだ喜多は自身が余命幾許も無いことを考え、生木を助けようと決めたのだ。
喜多は人助けをしたかったと繰り返す。

喜多に庇われたことを知った生木は「殺人鬼しか庇ってくれないとはなぁ……」と呟くや、陣川に向かって「気持ちは良く分かる」と語る。
こうして、陣川は生木と共に連行されることとなった。

大河内へ全てを語り終えた右京たち。
未だ聴取に対して何も喋ろうとしない陣川のもとへ。

陣川はと言えば「殺意の有無が争点だ」と聞かされても「殺すつもりだった」と譲らない。

事件の夜、陣川はさゆみと待ち合わせをしていた。
前の晩に陣川はさゆみにプロポーズしており、その返事を貰う予定だったのだ。
OKならば公園を共に散歩する予定であった。
ところが、さゆみは帰らぬ人となってしまった。

「どうせ、駄目に決まってましたけどね」
多くの客に慕われるさゆみが自身に振り返る筈が無いと口にする陣川。

「元の君に戻るんです」
「戻ってどうするんですか、彼女を守れなかった……」
そんな陣川の様子に彼を励まそうとする右京だが、陣川の絶望は深く覆らない。

一夜明け、陣川は処罰を免れることとなった。
生木が訴えないと語っている為だ。
逆に生木逮捕のお手柄から警視総監賞を受けることにさえなるらしい。
だが、今の陣川にそれが何の救いになるのか……疑問を抱く右京であった。

その夕方、右京は陣川を連れてさゆみの店へと訪れた。
店主の居なくなった店で、静かにテーブルに座る陣川。

そんな陣川に、冠城はさゆみが彼をどう思っていたかについて語り出す。
さゆみは他の客に対しては「いらっしゃいませ」と応じていたが、陣川にだけは「こんにちは」と挨拶していた。
さゆみにとって陣川は特別だったのだ。

さらに、普段のさゆみはハイヒールを履いていた。
ところが、あの日に限ってさゆみはヒールの低いブーツに履き替えていた。
陣川と散歩する為だ、それがさゆみの答えだったのだ。

「そんなの妄想ですよ……」
なお、顔を伏せて認めようとしない陣川。
そんな陣川に右京と冠城は、さゆりが持って出ようとしていた鞄を取り出す。

その中身は「コーヒー・セレモニー」。
エチオピアの冠婚葬祭の道具でプロポーズの了承の際に用いるのだそうだ。
亡きさゆみに代わり「コーヒー・セレモニー」を用いる右京たち。

ふと、顔を上げた陣川。
其処には右京と冠城、そして笑顔のさゆみが居た―――12話了。

<感想>

シーズン14第12話。
脚本は真野勝成さん。

サブタイトルは「陣川という名の犬」。
ちなみに1月13日時点では「アンフォゲタブル」とのサブタイでした。
「アンフォゲタブル」の意味は「忘れられない、いつまでも記憶に残る」。
つまり、今回の事件は陣川君にとって忘れられない事件となりました。

これまでも被疑者を愛し続けた陣川君。
そんな陣川君が新たに愛した相手は被疑者ではなく被害者に。

しかも、さゆみは陣川君を受け入れようと決意していました。
何も無ければ、今度こそ陣川君に春が訪れていた筈。
それだけに陣川君にとって今回の事件は自身の無力を痛感させると共に大きな痛手となったことでしょう。

それにしても、陣川君の恋は何時も切ない結末に終わるなぁ……。
いや、むしろ陣川君は何かある相手に対しソレと意識せずに惹かれてしまうのかもしれない。
そう言えば、麻耶雄嵩先生の「メルカトル鮎シリーズ」のある短編でもありましたね。

また、生木は報われない愛に生きるとの点で「もう1人の陣川」と呼べるのかもしれません。
そして、さゆみが喜多と生木と殺人犯2人に狙われていたとの事実……。

そうそう、本作では「匂い」も大きなポイントでしたね。
「コーヒーの匂い」、「カメムシの匂い」、「殺人者の匂い」。
さゆみが生木に嗅ぎ取ったのは奇しくも「殺人者の匂い」だったのかもしれません。

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posted by 俺 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 相棒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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