2013年12月31日

2014年(2013年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2014年度(2013年発売)ミステリ書籍各ランキング(「このミステリーがすごい!2014」、「2014本格ミステリ ベスト10」、「ミステリが読みたい2014年版」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」)をまとめてみました!!
ご購入の参考にどうぞ。
タイトルに内部リンクのあるものはネタバレ書評(レビュー)に繋がります。

◆「このミステリーがすごい!2014」(宝島社、2013年12月7日発売)

順位国内海外
ノックス・マシン11/22/63
教場遮断地区
ブラックライダー冬のフロスト
アリス殺しシスターズ・ブラザーズ
死神の浮力夜に生きる
リバーサイド・チルドレンポーカー・レッスン
リカーシブルイン・ザ・ブラッド
検察側の罪人終わりの感覚
星籠の海ゴーン・ガール
10ロスト・ケア&祈りの幕が下りる時緑衣の女


【関連過去記事】
【2013速報】「このミステリーがすごい!2014」発表!!

◆「本格ミステリ ベスト10 2014」(原書房、探偵小説研究会著 2013年12月2日発売)

順位国内海外
貴族探偵と女探偵列車に御用心
水族館の殺人百年祭の殺人
リバーサイド・チルドレンイン・ザ・ブラッド
ノックス・マシン跡形なく沈む
犯罪ホロスコープ2ポーカー・レッスン
アリス殺し&戯作・誕生殺人事件小鬼の市
なし人形パズル
コモリと子守ムーンズエンド荘の殺人
星籠の海サイモン・アークの事件簿4
10リカーシブル警官の騎士道


探偵小説研究会HPはこちら。(外部サイトに繋がります)

【関連過去記事】
【2013速報】「2014 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

◆「ミステリが読みたい2014年版」(早川書房、ミステリマガジン編集部編 2013年11月25日発売)

順位国内海外
ノックス・マシン遮断地区
64緑衣の女
ヨハネスブルクの天使たち冬のフロスト
教場夜に生きる
ロスト・ケアシスターズ・ブラザーズ
リバーサイド・チルドレンポーカー・レッスン
死神の浮力11/22/63
アリス殺しコリーニ事件
代官山コールドケース&わたしたちが少女と呼ばれていた頃終わりの感覚
10なしスケアクロウ


【関連過去記事】
【2013速報】『ミステリが読みたい!2014年版』発表!!

◆「週刊文春ミステリーベスト10 2013

順位国内海外
教場11/22/63
祈りの幕が下りる時緑衣の女
ノックス・マシン遮断地区
検察側の罪人コリーニ事件
死神の浮力ポーカー・レッスン
冷血冬のフロスト
リバーサイド・チルドレン夜に生きる
去年の冬、きみと別れイン・ザ・ブラッド
代官山コールドケースHHhHプラハ、1942年
10夢幻花シスターズ・ブラザーズ


【関連過去記事】
【2013速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2013」発表!!

◆「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」(講談社)

順位海外
冬のフロスト 東京創元社刊
スケアクロウ 講談社刊
ポーカー・レッスン 文藝春秋社刊
遮断地区 東京創元社刊
隠し絵の囚人 講談社
ゴーン・ガール 小学館刊
刑事たちの三日間 東京創元社刊
自白 新潮社刊
1922 文藝春秋社
10極夜 集英社刊


【関連過去記事】
【2013速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2013」発表!!

【総括】

まずは国内編。
2013年を制したのは……。

法月綸太郎先生『ノックス・マシン』(角川書店刊)。
「ミステリとSFの融合をテーマ」にした作品が『早ミス』と『このミス』の2冠を制覇しました!!

『ノックス・マシン』の最終的なスコアはこちら。
『早ミス』1位、『本ミス』4位、『文春』3位、『このミス』1位。

全ランキングにてベスト10皆勤を果たしており、そのどれもが5位以内であったことは注目すべき点でしょう。
それだけ評価の高い作品と言えそうです。

残る『本ミス』と『文春』を制したのはそれぞれ次の2作品。
『本ミス』が麻耶雄嵩先生先生『貴族探偵と女探偵』(集英社刊)。
『文春』が長岡弘樹先生『教場』(小学館刊)。

まず、麻耶雄嵩先生『貴族探偵と女探偵』(集英社刊)。
『本ミス』1位以外はベスト10対象外との極端な結果に……意外です。

麻耶雄嵩先生、2014年は『化石少女』を9月に刊行、『神様ゲーム』続編も刊行予定とか。
それぞれ、連載作品を1冊にまとめたものと思われます。

そう言えば、他にも木更津シリーズ『弦楽器、打楽器とチェレスタのための殺人』(2013年11月時点で5話まで連載中)や『おじさんシリーズ』(2013年11月時点で4話まで)も書籍化に期待出来そうかな。

ちなみに、『神様ゲーム』続編の最終話は過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『さよなら、神様』(麻耶雄嵩著、文藝春秋社刊『オール読物』2013年10月号掲載)ネタバレ書評(レビュー)

長岡弘樹先生『教場』(小学館刊)。
『早ミス』4位、『文春』1位、『このミス』2位。
ジャンル的な面から『本ミス』にてノミネートされませんでしたが、それを除けば皆勤。
しかも、いずれも5位以内と言うことで『ノックス・マシン』と並ぶ評価を得ているようです。

皆勤と言えば、『ノックス・マシン』同様に全ランキング皆勤を果たした作品がもう1作。

それが梓崎優先生『リバーサイド・チルドレン』(東京創元社刊)。
大きな話題となったデビュー作『叫びと祈り』で知られる著者の初長編。
『早ミス』6位、『本ミス』3位、『文春』7位、『このミス』6位。

これに『教場』同様に、3ランキングにてベスト10皆勤となる作品が2作。

伊坂幸太郎先生『死神の浮力』(文藝春秋社刊)。
『早ミス』7位、『文春』5位、『このミス』5位。

小林泰三先生『アリス殺し』(東京創元社刊)。
『早ミス』8位、『本ミス』6位、『このミス』4位。

特に『アリス殺し』は管理人イチオシの作品。
猟奇的な描写が人を選ぶかもしれませんが、これに抵抗が無ければ間違いなく2013年を代表する傑作の1つ。

これらをまとめると―――

まず、『ノックス・マシン』と『教場』の2強。

次に、万人に好まれ易い作品として『リバーサイド・チルドレン』。
逆に本格ファンとしては絶対にチェックしたい作品として『貴族探偵と女探偵』。

さらに、『リバーサイド・チルドレン』寄りの作品として『死神の浮力』。
貴族探偵と女探偵』に近い本格寄りの作品として『アリス殺し』がそれぞれ並ぶと言った状況でしょうか。

次に海外編。

スティーヴン・キング『11/22/63』(文藝春秋社刊)が2冠達成。
各ランキングの最終順位は『早ミス』7位、『文春』1位、『このミス』1位。
『早ミス』こそ異なる(2位と7位)ものの、ほぼ去年の『解錠師』(『文春』『このミス』2冠)と同じ流れか。
どうやら、怒涛の大本命と言えそう。
とりあえず迷ったら『11/22/63』を読むべきか!?

『早ミス』1位はミネット・ウォルターズ『遮断地区』。
『IN★POCKET』4位、『早ミス』1位、『文春』3位、『このミス』2位。
惜しくも2冠を逃したとの感が強いですね。
ランキングに上がれば5位以内ということで、広く支持を集めており『11/22/63』と比肩しうる存在か。

『本ミス』1位はエドマンド・クリスピン『列車に御用心』。
他のランキングでのランクインはなし。
奇しくも国内1位『貴族探偵と女探偵』と同じ状況に。

『IN★POCKET』1位はR・D・ウィングフィールド『冬のフロスト』(東京創元社刊)。
『IN★POCKET』1位、『早ミス』3位、『文春』6位、『このミス』3位。

管理人でさえ知っている超有名作「フロスト警部シリーズ」邦訳最新作。
著者であるウィングフィールドは2007年に没しており、死してなお読者を著作に走らせたことに。
『冬のフロスト』は1999年の作品と言うことで、実はもう1作長編が未翻訳。
こちらも上陸の暁には注目を集めそう。
他にも邦訳済みながら、まとめられていない短編が幾つかあるらしいのでこちらも気になるところ。
ちなみに、こちらも『遮断地区』同様に多くの支持を集めており、惜しくも2冠を逃したと言えそうか。

さらに、全ランキング皆勤達成作が1つ。
それが、ジェフリー・ディーヴァー『ポーカー・レッスン』(文藝春秋社刊)。
『IN★POCKET』3位、『早ミス』6位、『本ミス』5位、『文春』5位、『このミス』6位。

『ポーカー・レッスン』は有名作家ジェフリー・ディーヴァーによる短編集。
映画化もされた『ボーン・コレクター』で知られる「リンカーン・ライム」が活躍する作品も収録。
今年度海外作品唯一の皆勤達成!!

それと全5ランキング中で、4ランキングを達成した作品ですが……既に上がっている『遮断地区』と『冬のフロスト』の2作のみ。
やはり、2作ともバランスの良い作品と言えそう。

こう見ると、まずは『11/22/63』、『遮断地区』、『冬のフロスト』の3強。
続いて、万人に好まれ易い『ポーカー・レッスン』、本格ファンにオススメ『列車に御用心』か。

なんとなくですが、全体的な傾向が国内に近い気がしますね。

内容は異なりますが、『11/22/63』が『ノックス・マシン』的なポジション。
『遮断地区』『冬のフロスト』が『教場』的な位置で、『ポーカー・レッスン』が『リバーサイド・チルドレン』、『列車に御用心』が『貴族探偵と女探偵』に似た立場か。

全体でまとめると『ノックス・マシン』『教場』『貴族探偵対女探偵』『リバーサイド・チルドレン』『死神の浮力』『アリス殺し』『11/22/63』『遮断地区』『冬のフロスト』『ポーカー・レッスン』『列車に御用心』以上11作を読めば、2013年のミステリシーンは大筋で押さえられると言えそうです。

さて、此処からは2013年発売で上記以外の注目作品&2014年の注目作を!!

まずは、東野圭吾先生『祈りの幕が下りる時』(講談社刊)。
『文春』2位、『このミス』10位。

2013年12月における加賀シリーズ最新作。
ある事件を軸に親娘の愛情と加賀自身の家族愛を描きます。
加賀の母や登紀子も登場し、ファンは必読の作品です。

ちなみに、2014年1月にはTBS系列にてシリーズの1つ『眠りの森』がドラマ放送されるとのことでこちらも注目が集まります。

『眠りの森』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

この流れだと『麒麟の翼』に続き『祈りの幕が下りる時』が映画化されても不思議ではないが……。

次いで、米澤穂信先生『リカーシブル』(新潮社)。
『本ミス』10位、『このミス』7位。

『このミス』の「隠し玉」によれば「新潮社から発表されていた短編群が2014年に1冊の本になる予定」とのこと。

おそらく、『万灯』、『柘榴』、『関守』、『満願』、『一続きの音』が遂に短編集に収録されるようだ。注目!!

未収録短編が1冊の本に……と言えば、2013年には倉知淳先生の短編集が3年ぶりにお披露目されました。
その名は『シュークリーム・パニック Wクリーム』と『シュークリーム・パニック 生チョコレート』。
さらに、2014年には東京創元社さんより『こめぐら』と『なぎなた』も文庫化されるとのこと注目。

続いて、真梨幸子先生『よろず相談室』(講談社刊『小説現代』連載)。
「イヤミス」の女王による群像劇。
最新号(9話)にて遂に最終話を迎えました、驚愕の結末です。
おそらく2014年には1冊の本となる筈。

『<よろず相談室8> 占いは当たりますか?』(真梨幸子著、講談社刊『小説現代』連載)ネタバレ書評(レビュー)

『小説現代』と言えば、湊かなえ先生の新連載『リバース』も気になるところ。
そして、湊かなえ先生と言えば『白ゆき姫殺人事件』が映画化されるとのことでこちらも注目!!

湊かなえ先生原作『白ゆき姫殺人事件』(集英社刊)が映画化決定とのこと!!

そして、芦辺拓先生『明智小五郎対金田一耕助ふたたび』。
『明智小五郎対金田一耕介』はスペシャルドラマにもなりましたね。

「金田一耕助VS明智小五郎 犬神家の一族八つ墓村の金田一が名探偵明智と世紀の推理対決!切断された頭部 黒頭巾の男、黒焦げの焼死体…老舗薬問屋で続発する奇怪な連続殺人!予想を全て裏切る謎につぐ謎!驚愕の真相とは!?」(9月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

他にも、誉田哲也先生による姫川玲子シリーズ最新短編『お裾分け』が発表され、これによりシリーズの未収録短編が4作(『アンダーカヴァー』『女の敵』『インデックス』『お裾分け』)に。
書き下ろし短編か、もう1作短編か発表されれば短編集が出ても不思議ではないか。

貴志祐介先生「防犯探偵シリーズ」最新作『鏡の国の殺人』(角川書店刊『小説野性時代』掲載)も前中後篇で掲載。
このシリーズ最新作は2014年1月3日にドラマ版が放送です。

『鏡の国の殺人 中篇』(貴志祐介著、角川書店刊『小説野性時代 2014年1月号 vol.122』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

深水黎一郎先生「大癋見警部の事件簿シリーズ」も連載版が完結し、単行本化される可能性が高いか。
これまたなかなかに個性的で面白い作品なので注目したい。

『大癋見警部の事件簿 青森キリストの墓殺人事件』(深水黎一郎著、光文社刊『ジャーロ』掲載)ネタバレ書評(レビュー)

他にも期待の作品が出版されるとの情報がちらほら。
読者としては豊作の1年になるといいなぁ。

以上、2013年ミステリ総括でした。

◆関連過去記事
2013年(2012年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。


「このミステリーがすごい! 2014年版」です!!
このミステリーがすごい! 2014年版





「2014本格ミステリ・ベスト10」です!!
2014本格ミステリ・ベスト10





「ミステリマガジン 2014年 01月号 [雑誌]」です!!
ミステリマガジン 2014年 01月号 [雑誌]





ランキングが掲載された「IN★POCKET 2013年11月号」です!!
IN★POCKET 2013年11月号





「週刊文春傑作ミステリー・ベスト10―最強の300冊」です!!
週刊文春傑作ミステリー・ベスト10―最強の300冊





「東西ミステリーベスト100 (文春文庫)」です!!
東西ミステリーベスト100 (文春文庫)





posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月09日

【2013速報】「このミステリーがすごい!2014」発表!!

「このミステリーがすごい!2014」が発表されました!!

果たして気になる結果は?

◆「このミステリーがすごい!2014」(宝島社、2013年12月7日発売)

注意:各タイトルのリンクは「ネタバレ書評(レビュー)」に繋がっています。

順位国内海外
ノックス・マシン11/22/63
教場遮断地区
ブラックライダー冬のフロスト
アリス殺しシスターズ・ブラザーズ
死神の浮力夜に生きる
リバーサイド・チルドレンポーカー・レッスン
リカーシブルイン・ザ・ブラッド
検察側の罪人終わりの感覚
星籠の海ゴーン・ガール
10ロスト・ケア&祈りの幕が下りる時緑衣の女


やはり、噂は正しかった!!
国内編1位は『早ミス』に続き、法月綸太郎先生『ノックス・マシン』(角川書店刊)に!!

法月先生、おめでとうございます!!

これで『ノックス・マシン』は2冠達成!!
同時に『早ミス』1位、『このミス』1位、『文春』3位、『本ミス』4位ということでランキング皆勤も達成しました!!
どのランキングでも必ず5位以内という事実は大きい。

2位は長岡弘樹先生『教場』(小学館刊)。
『早ミス』4位、『文春』1位。
惜しくも2冠達成ならず。

3位は東山彰良先生『ブラックライダー』(新潮社刊)。
此処に来てこれまでのランキングではベスト10に名前の無かった作品が登場。
本作は地球の歴史が1度終わった世界で新たに始まる大活劇とのことで、なかなか気になる作品の様子。
こういった未読の良作を教えてくれる要素もあるから、年末ランキングからは目が離せないのです。

ちなみに、著者の東山先生は「第1回このミス大賞 銀賞・読者賞」を受賞した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』(宝島社刊)の作者。2009年には『路傍』(集英社刊)で第11回大藪春彦賞を受賞されています。
注目の作家さんの1人です。

4位は、小林泰三先生『アリス殺し』(東京創元社刊)。
管理人2013年度イチオシの作品です。
『早ミス』8位、『本ミス』6位。

5位には伊坂幸太郎先生『死神の浮力』(文藝春秋社刊)。
流石の底力。『文春』5位、『早ミス』7位。

そして6位には梓崎優先生『リバーサイド・チルドレン』(東京創元社刊)。
叫びと祈り』の作者による初の長編。
『文春』7位、『早ミス』6位、『本ミス』3位。
『ノックス・マシン』同様に皆勤達成!!

7位には米澤穂信先生『リカーシブル』(新潮社)。
『本ミス』10位。
ちなみに「隠し玉コーナー」によると同じ新潮社から発表されてきた短編群が2014年に1冊の本になる予定とか、注目!!

8位には雫井脩介先生『検察側の罪人』(文藝春秋社刊)。
『文春』4位。

9位に島田荘司先生『星籠の海』(講談社刊)。
『本ミス』9位。

10位は葉真中顕先生『ロスト・ケア』(光文社)と東野圭吾先生『祈りの幕が下りる時』(講談社刊)がランクイン!!

葉真中顕先生『ロスト・ケア』(光文社)は「第16回日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作。
葉真中先生はある有名サイトの管理人だったことが判明し、ニュースにもなりました。

第16回「日本ミステリー文学大賞新人賞」受賞作、葉真中顕先生『ロスト・ケア』が2013年2月15日発売!!

東野圭吾先生『祈りの幕が下りる時』(講談社刊)は加賀シリーズ最新作(2013年12月時点)。
ある事件を軸に親娘の愛情と加賀自身の家族愛を描く。
加賀の母や登紀子も登場し、ファンは必読の作品です。

ちなみに、2014年1月にはTBS系列にてシリーズの1つ『眠りの森』がドラマ放送されるとのことでこちらも注目が集まります。

『眠りの森』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

なお、「隠し玉コーナー」によれば、綾辻行人先生が『Another2』を構想中。

『Another』(綾辻行人著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

加納朋子先生が原作作品が映像化されるかもしれないとのことを述べられています。
こちらも目が離せません。

さて、海外。

1位はスティーヴン・キング『11/22/63』(文藝春秋社刊)。
これにより『文春』、『このミス』と2冠達成!!
『早ミス』でも7位となっています。
そう言えば、去年の『解錠師』もほぼ同様の流れで2冠を達成していました。

2位にはミネット・ウォルターズ『遮断地区』。
『IN★POCKET』4位、『早ミス』1位、『文春』3位。

惜しくも2冠は逃したものの、ベスト10ランクイン数やそのランキングを見れば安定した評価を得ていることが分かります。

3位にはR・D・ウィングフィールド『冬のフロスト』(東京創元社刊)。
『IN★POCKET』1位、『早ミス』3位、『文春』6位。

管理人でさえ知っている超有名作「フロスト警部シリーズ」邦訳最新作。
著者であるウィングフィールドは2007年に没しており、死してなお読者を著作に走らせたことに。
『冬のフロスト』は1999年の作品と言うことで、実はもう1作長編が未翻訳。
こちらも上陸の暁には注目を集めそう。
他にも邦訳済みながら、まとめられていない短編が幾つかあるらしいのでこちらも気になるところ。

注目は6位に入ったジェフリー・ディーヴァー『ポーカー・レッスン』(文藝春秋社刊)。
『IN★POCKET』3位、『早ミス』6位、『本ミス』5位、『文春』5位。
これにより今年度海外作品唯一の皆勤達成!!

そして、『本ミス』を除いた場合の皆勤達成作も2作誕生。
それが既に2位、3位として紹介されている『遮断地区』と『冬のフロスト』。

まとめると、海外では『11/22/63』、『遮断地区』、『冬のフロスト』、『ポーカー・レッスン』の4作が今年を代表する作品と言えそう。

これで2014年(2013年度発売作品)のランキングは終了しました。
『ミス通』では「2014年まとめ」としてランキング結果をまとめた記事を出す予定。
そちらも宜しくお願い致します。

以上、速報でした。

◆【2013速報】現在までのランキング
【2013速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2013」発表!!

【2013速報】「2014 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

【2013速報】『ミステリが読みたい!2014年版』発表!!

【2013速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2013」発表!!

◆関連過去記事
2013年(2012年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

【2012速報】「このミステリーがすごい!2013」発表!!

【2011速報】「このミステリーがすごい!2012」発表!!

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。


「このミステリーがすごい! 2014年版」です!!
このミステリーがすごい! 2014年版



posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月05日

【2013速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2013」発表!!

「週刊文春ミステリーベスト10 2013」が発表されました!!

◆「週刊文春ミステリーベスト10 2013

各タイトルのリンクは「ネタバレ書評(レビュー)」に繋がっています。

順位国内海外
教場11/22/63
祈りの幕が下りる時緑衣の女
ノックス・マシン遮断地区
検察側の罪人コリーニ事件
死神の浮力ポーカー・レッスン
冷血冬のフロスト
リバーサイド・チルドレン夜に生きる
去年の冬、きみと別れイン・ザ・ブラッド
代官山コールドケースHHhHプラハ、1942年
10夢幻花シスターズ・ブラザーズ


国内編1位は長岡弘樹先生『教場』(小学館刊)に。

長岡先生、おめでとうございます!!

『教場』は警察学校を舞台にした斬新なミステリーとして注目を集めている作品。
『早ミス』では4位でしたが、此処に来て遂に1位を奪取!!

そして『教場』の1位により2冠不在の展開に。
残る『このミス』で1位に輝くのは『ノックス・マシン』『貴族探偵対女探偵』『教場』―――あるいはまた別の作品なのか!?
俄然、注目が集まります。

2位には東野圭吾先生『祈りの幕が下りる時』(講談社刊)。
加賀シリーズの最新作が2位にランクイン。
ある事件を軸に親娘の愛情と加賀自身の家族愛を描く。
加賀の母や登紀子も登場し、ファンは必読の作品です。

ちなみに、2014年1月にはTBS系列にてシリーズの1つ『眠りの森』がドラマ放送されるとのことでこちらも注目が集まります。

『眠りの森』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『祈りの幕が下りる時』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

3位は法月綸太郎先生『ノックス・マシン』(角川書店)。
『早ミス』1位、『本ミス』4位とベスト10皆勤中。
安定した支持を得ています。

4位は雫井脩介先生の話題作『検察側の罪人』(文藝春秋社刊)。

5位には伊坂幸太郎先生『死神の浮力』(文藝春秋社刊)。『早ミス』7位。

6位には高村薫先生『冷血』。

7位は梓崎優先生『リバーサイド・チルドレン』(東京創元社刊)。
『早ミス』6位、『本ミス』3位と『ノックス・マシン』と並んでこちらもベスト10皆勤中。

『リバーサイド・チルドレン』(梓崎優著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

8位は中村文則先生『去年の冬、きみと別れ』。

9位は佐々木譲先生『代官山コールドケース』(文藝春秋社刊)。『早ミス』9位。

10位は東野圭吾先生『夢幻花』。
東野先生がもう1作ランクインです。

この時点で『アリス殺し』がベスト10皆勤から消えてしまいました。

『アリス殺し』(小林泰三著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

また、此処までのランキングで登場していない作品が目立ちます。
『祈りの幕が下りる時』『検察側の罪人』『冷血』『去年の冬、きみと別れ』『夢幻花』となんと5作品も新規にランクイン。
対象を「本格ミステリ」のみに限定する『本ミス』ではこのような事態が起こっても不思議ではありませんでしたが、まさか『文春』でこのようなことが起こるとは……なかなかに興味深いです。
全体的に「作品自体の仕掛け」よりも「心情」や「テーマ」に重きを置いた票となっている印象。

さて、今後の注目ポイントは次の3点。

1.残る『このミス』の栄冠はどの作品が奪取するのか?また、『ノックス・マシン』『貴族探偵対女探偵』『教場』2冠はあるのか?
2.『ノックス・マシン』『リバーサイド・チルドレン』がベスト10皆勤となるか?
3.皆勤ではないが2つのランキングで10位以内に入った『アリス殺し』『教場』『死神の浮力』『代官山コールドケース』が『このミス』10位以内に入って来るか?

果たして!?

そして、海外。

1位はスティーヴン・キング『11/22/63』(文藝春秋社刊)。
『早ミス』7位ながらも此処で1位に。

2位はアーナルデュル・インドリダソン『緑衣の女』。
『早ミス』2位。

3位はミネット・ウォルターズ『遮断地区』。
『IN★POCKET』4位、『早ミス』1位。

興味深かったのは此処に来てこれまでランキングに上がらなかった『HHhHプラハ、1942年』が9位に入ったことか。

では、残る『このミス』に向けての注目ポイント。

まず、それぞれのランキングで1位となっている『遮断地区』『冬のフロスト』『列車に御用心』『11/22/63』の2冠はあるのか?

さらに、『ポーカー・レッスン』(3位→6位→5位)が5位にランクインしたことで海外作品でのベスト10皆勤の可能性は継続。
果たして、『このミス』で皆勤達成なるか。
いずれにしても、『ポーカー・レッスン』はバランスの良い作品と呼んで差支え無さそうです。

一方、皆勤ではないものの『早ミス』『IN★POCKET』『本ミス』『文春ミステリーベスト10』のうち3つのランキングで10位以内に入った作品も多くの支持を集める作品と呼べるだろう。
対象となるのは、2冠がかかる『遮断地区』(8位→1位→3位)と同じく2冠がかかる『冬のフロスト』(1位→3位→6位)の2作品。
この2作が『このミス』で10位以内となるか。

全体的に票が割れている印象の2013年版(2014年)ランキング。
残る『このミス』の結果に注目です!!
以上、速報でした。

◆【2013速報】現在までのランキング
【2013速報】「2014 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

【2013速報】『ミステリが読みたい!2014年版』発表!!

【2013速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10 2013」発表!!

◆関連過去記事
2013年(2012年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2012年(2011年発売)ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

【2012速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2012」発表!!

【2011速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2011」発表!!

【速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2010」発表!!

「週刊文春傑作ミステリー・ベスト10―最強の300冊」です!!
週刊文春傑作ミステリー・ベスト10―最強の300冊





「東西ミステリーベスト100 (文春文庫)」です!!
東西ミステリーベスト100 (文春文庫)



posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。