2015年07月12日

【2015年】早川書房さんにて「ハヤカワ文庫 夏に読もうフェア」開催!!

早川書房さんにて「ハヤカワ文庫 夏に読もうフェア」が開催中です。
それに伴い5作品を対象に早川書房さんで読書感想文を募集しています。

「読書感想文」と聞くと夏の想い出が浮かんで来ますね。
課題図書と原稿用紙を前に「ああ、あと数文字が埋まらない」あるいは逆に「もっと字数が欲しい」など、字数制限に悩まされた方も多いのではないでしょうか?
あれがなかなかに難しい。

では、今回はと言うと……なんと驚異の140文字!!
そうなのです、ツイッターを用いての感想なのです。
これならイケるかも!!
参加方法は簡単、ハッシュタグ「#ハヤ夏」を付けて呟くだけ。

しかも、優秀作品は「あの人」が添削してくれるとのこと。
ん、あの人って誰!?

そんなあなたに説明を。
読書感想文の対象となるのは5作品、それぞれに添削者が決まっており各作品の優秀作品に選ばれれば添削を受けられるそうです。
対象作品とその添削者はそれぞれ次の通り。

1『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー 【添削者】森晶麿先生(作家)
2『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 【添削者】西田藍さん(アイドル)
3『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル 【添削者】鬼澤忍先生(翻訳者)
4『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー 【添削者】黒原敏行先生(翻訳者)
5『南極点のピアピア動画』野尻抱介 【添削者】野尻抱介先生(作家)

うおっ、森晶麿先生に野尻抱介先生の名が!!
特に野尻抱介先生はご自身の著書の読書感想文の添削をされることに。
これはファンにとっては大チャンスではないでしょうか!?

期間は2015年8月31日(月)までとのこと、詳しくは早川書房公式HPをチェック!!
さぁ、あなたもハッシュタグを添付して呟くべし。

「そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)」です!!
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)





キンドル版「そして誰もいなくなった ハヤカワ文庫―クリスティー文庫」です!!
そして誰もいなくなった ハヤカワ文庫―クリスティー文庫



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリイベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月05日

東京創元社さんにて、リンジー・フェイ『ゴッサムの神々』を3名にプレゼントする企画が実施中とのこと!!申込みは2015年7月7日まで!!

リンジー・フェイ著「ニューヨーク最初の警官シリーズ」2015年7月時点での最新刊『7は秘密』が東京創元社さんより2015年7月21日に発売されるそうです。

2015年7月時点での最新作『7は秘密』のあらすじはこちら。

<あらすじ>

1846年の真冬。ニューヨーク市警のティムは、黒人の血が混じった女性ルーシーから助けを求められる。妹と息子が悪辣な逃亡奴隷捕獲人に拉致されたのだ。彼女たちを助け出し兄の家に匿ったが、翌々日の朝、その家でルーシーの死体を発見する。唯一の肉親である兄に嫌疑がかかることを恐れたティムは死体を移動させ、犯人を追う。ニューヨーク市初の警官となった青年の奮闘を活写した警察小説! 解説=酒井貞道
(東京創元社公式HPより)


この発売に伴い東京創元社さんにてキャンペーンが実施中です。
シリーズの前作『ゴッサムの神々』を抽選で3名にプレゼントして貰えるとのこと。
そんな『ゴッサムの神々』のあらすじはこちら。

<あらすじ>

・上巻
1845年、ニューヨーク。火事で顔にやけどを負ったティムは、創設まもないNY市警察の警官になった。ある夜、彼は血まみれの少女とぶつかる。「彼、切り刻まれちゃう」と口走った彼女の言葉どおり、胴体を十字に切り裂かれた少年の死体が発見される。だがそれは、街を震撼させた大事件の始まりにすぎなかった……。不可解な謎と激動の時代を生き抜く人々を鮮烈に活写した傑作。

・下巻
血に濡れたネグリジェ姿で売春宿から逃げてきた10歳の少女、バード。馬車に乗った黒頭巾の男が子どもの遺体を街外れに埋めたらしいという彼女の証言によって、ティムは19もの子どもの遺体を発見してしまう。彼らの多くは、胴体を十字に切り裂かれていた……。宗派対立、アイルランド系移民排斥などを背景に、苦難に負けず「前に進みつづける」人間たちの勇姿を描いた雄篇。解説=日暮雅通
(東京創元社公式HPより)


このキャンペーン、申込み締切は2015年7月7日まで。
あなたと本作のこの出会い……七夕の彦星と織姫のような運命の出会いとなるか!?
興味のある方は東京創元社公式HPより応募せよ!!

「7は秘密 (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)」です!!
7は秘密 (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)





「ゴッサムの神々<上> (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)」です!!
ゴッサムの神々<上> (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)





キンドル版「ゴッサムの神々 上 ニューヨーク最初の警官 (創元推理文庫)」です!!
ゴッサムの神々 上 ニューヨーク最初の警官 (創元推理文庫)





「ゴッサムの神々<下> (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)」です!!
ゴッサムの神々<下> (ニューヨーク最初の警官) (創元推理文庫)





キンドル版「ゴッサムの神々 下 ニューヨーク最初の警官 (創元推理文庫)」です!!
ゴッサムの神々 下 ニューヨーク最初の警官 (創元推理文庫)



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリイベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月14日

2015年5月16日、公開セミナー「ミステリー×インターネット」が紀伊國屋書店札幌本店で開催とのこと!!

公開セミナー「ミステリー×インターネット」が紀伊國屋書店札幌本店で2015年5月16日(土)に開催されるそうです。

これは北海道情報大学さんによる「平成27年度公開講座」の第1弾。
「ミステリとインターネットの関係性」について「テクノロジーのミステリへの影響」などを含めて、諸岡卓真先生、谷口文威先生、大森滋樹先生が講演されるそうです。

諸岡卓真先生は北海道情報大学経営情報学部先端経営学科准教授。
ミステリ評論家として活躍されており、その著書『現代本格ミステリの研究「後期クイーン的問題」をめぐって』で「第11回本格ミステリ大賞」評論・研究部門ノミネート、「第64回日本推理作家協会賞」評論その他の部門候補に。また『日本探偵小説を読む 偏光と挑発のミステリ史』により「第14回本格ミステリ大賞」評論・研究部門ノミネートを果たされています。

谷口文威先生は北海道情報大学経営情報学部先端経営学科准教授。
情報工学を専門とされています。

大森滋樹先生は評論家として活躍される傍ら、大森葉音の筆名で『果てしなく流れる砂の歌』、『プランタンの優雅な退屈』などミステリ作家としても知られています。

これは講座の内容が気になる。
特にテーマが興味深い。

何と言っても、テクノロジーの発展はミステリの形を大きく変えて行きました。
古くは蓄音機や飛行機、新しくは携帯など。
それは世界を大きく広げる反面で、制約を課す結果にもなりました。

例えば携帯電話。
基地局がある限り何処からでも電話で繋がることが出来る反面で、陸の孤島での孤立感を弱めることに。
孤島で事件が発生したときに「何で携帯で助けを呼ばないの?」との疑問が生じ、これについてのエクスキューズを作者が用意する必要が生まれたワケです。
言わば、シチュエーションに説得力を持たせるにあたってのハードルが増えた。
これを違和感なく作中で説明しなければならないのは骨です。

そう言えば、近年のテクノロジーの発展は繋がりを深める方向に特化しているような印象があります。
中でもインターネットの登場はミステリの形を大きく変えました。
メールやSNSなどは人と人との繋がりに新たな側面を与えた上で、犯人と被害者の間に新たな繋がりやトリックを生み出すこととなりました。

そんなテクノロジーとミステリの関係については過去記事でも何度か取り上げていますね。

腕時計型モバイル端末が登場!!「スマートウォッチ」に注目せよ!!

科学技術とトリックの割り切れない関係―――Xacti DMX-CA100

このテクノロジーとミステリの関係について語られるとなれば……ミステリファンにとって興味は尽きない筈。
公開セミナー「ミステリー×インターネット」は紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデンにて2015年5月16日(土)15時から16時30分まで。
事前申込不要、参加無料とのことで興味のある方は要チェック!!

◆関連過去記事
第14回本格ミステリ大賞(小説部門、評論・研究部門)発表!!栄冠はどの作品!?

第11回本格ミステリ大賞(小説部門、評論・研究部門)発表!!栄冠はどの作品!?

第64回日本推理作家協会賞ノミネート発表される!!

「日本探偵小説を読む」です!!
日本探偵小説を読む





「現代本格ミステリの研究― 「後期クイーン的問題」をめぐって [北海道大学大学院文学研究科研究叢書17]」です!!
現代本格ミステリの研究― 「後期クイーン的問題」をめぐって [北海道大学大学院文学研究科研究叢書17]





「果てしなく流れる砂の歌」です!!
果てしなく流れる砂の歌



posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリイベント情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする